黒い結婚 白い結婚   



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黒い結婚 白い結婚 [ 中島 京子 ]
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2017年3月発行 講談社 320p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

7人が競作!男と女の不思議なかたち。墓場か、楽園か。

【目次】(「BOOK」データベースより)

水際の金魚(窪美澄)/かっぱーん(深沢潮)/愛の結晶(木原音瀬)/家猫(中島京子)/シュークリーム(瀧羽麻子)/ダーリンは女装家(森美樹)/いつか、二人で。(成田名璃子)

【感想】

   7人の作家さんによる結婚に関するアンソロジー。
   「黒い結婚」を書いた方が4人、
   「白い結婚」を書いた方が3人。

   カバーに「墓場か、楽園か」て書いてあるように
   皆が幸せな結婚が出来ればいいけれど
   そうもいかないよね。

   「ダーリンは女装家」がいちばん好み。

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神さまたちのいた街で  早見和真   



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神さまたちのいた街で [ 早見和真 ]
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2017年4月発行 幻冬舎 298p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

父が交通事故に巻き込まれたことをきっかけに、父と母は違う神さまを信じはじめ、ぼくの家族には“当たり前”がなくなった。ぼくは担任の先生に助けを求めたが、どうやら先生にも自分の正義があるらしい。大人たちが信じられなくなったいま、ぼくの「正しい」の基準は、親友の龍之介だけ。妹のミッコを守ることでなんとか心のバランスを取りながら、ぼくは自分の武器を探すことにした。いつか、後悔だらけの大人にならないためにー。『ぼくたちの家族』から6年。次の家族のストーリー。あの頃の“痛み”がよみがえる成長の物語。

【感想】

   小5の「ぼく」の父親が交通事故にあって仕事を失い
   新興宗教にのめりこみ、
   母親も生活の苦しさから
   別の新興宗教にのめりこみ、
   「ぼく」とその妹は苦しい日々を送るようになる。

   小5がつらい思いをして私までつらい。

   小5なのに「ぼく」も友人も有能すぎでしょう。

かがみの孤城  辻村深月   



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かがみの孤城 (一般書) [ 辻村 深月 ]
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2017年5月発行 ポプラ社 558p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

どこにも行けず部屋に閉じこもっていたこころの目の前で、ある日突然、鏡が光り始めた。輝く鏡をくぐり抜けた先の世界には、似た境遇の7人が集められていた。9時から17時まで。時間厳守のその城で、胸に秘めた願いを叶えるため、7人は隠された鍵を探すー

【感想】

   7人の不登校中学生が
   鏡の中を通って孤城に集められ、
   あるルールのもと一年間過ごす。

   だんだん近づくお互いの距離。
   現実を変えようとする思いと行動。

   辻村さんから学校で生き辛さを抱える子へのエールが感じられ、
   胸がアツくなる。

   最後がとてもよかった。

   最初の方はファンタジー設定が
   ちょっと宮部みゆきさんっぽいかな~と思ってたんだけれど、
   後半のたたみかけはやっぱり辻村さんでした。

   よかった!

まぬけなこよみ  津村記久子   



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まぬけなこよみ [ 津村 記久子 ]
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2017年4月発行 平凡社 304p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

骨正月、猫の恋、祇園祭、渡り鳥、おでん…芥川賞作家がめぐる一年、七十二候。四季のことばから生まれた脱力系歳時記エッセイ。

【目次】(「BOOK」データベースより)

新年(初詣はめでたくつめたい/かるたの宇宙 ほか)/冬から春へ(厄除け後のゆるゆる/高校は筆談の彼方に ほか)/春から夏へ(自転車の頃/寿司とカーネーション ほか)/夏から秋へ(ガラス戸越しの稲妻/土日ダイヤお盆クラブ ほか)/秋から冬へ(膝掛けを持った渡り鳥/ライフワーク千歳飴 ほか)

【感想】

   七十二候にちなんだエッセイ。

   津村さんのこだわりや好きなものに対する熱い想いが、
   飄々とした力の抜けた文章で綴られていて、
   とてもとてもおかしい。

   もののたとえが独特で、くすくす笑う。

   小さな頃の思い出がふんだんに語られているのも
   うれしかった。

ペットショップボーイズ  竹吉優輔   



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ペットショップボーイズ [ 竹吉優輔 ]
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2016年9月発行 光文社

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

ホームセンター「ユアセルフ」内のペットショップでアルバイトをしている大学生・学人。同期バイトで動物マニアの幸多や、ふたりの教育係で社員の柏木とともに、日々楽しく働いている。ある日、店の常連である小学生・瑠璃の元気がないことに気づいた学人と幸多。瑠璃の笑顔を引き出すために、事務所でお休み中のルリコンゴウインコ、ルリちゃんを売り場にこっそり連れ出す。同じ名前を持つルリちゃんのことを、瑠璃はとても可愛がっていたのだ。しかしルリちゃんは、瑠璃の目の前でとんでもない言葉を言い放ちー。動物愛にあふれる連作コージーミステリ。

【目次】(「BOOK」データベースより)

ペットショップボーイズ&リトルレディ/ペットショップボーイズ&ナーバスキャットウーマン/ペットショップボーイズ&フォックス・イン・レイニーデイ/ペットショップボーイズ&アンフィビアンラブ/ペットショップボーイズ&サモエド・スマイルズ/ペットショップボーイズ&ロンリネス・アニマル

【感想】

   ホームセンター内のペットショップで働く若者3人が、
   お店で起こるトラブル、日常の謎、
   そして自身の問題に向き会う、
   ほのぼのとしたお話。

   みんないい人だし、
   動物たちもかわいいし、
   嫌な気持ちにならない。

ラブ・ミー・テンダー 東京バンドワゴン  小路幸也   






2017年4月発行 集英社 296p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

若き日の堀田我南人はコンサート帰りに、ある女子高校生と出会った。名は秋実。彼女はアイドルとして活躍する親友・桐子の窮地を救うため、ひそかに東京に来たという。話を聞いた我南人と、古書店“東京バンドワゴン”の一同は、彼女のために一肌脱ぐが、思いもよらぬ大騒動に発展し…?下町の大家族が店に舞い込む謎を解決する人気シリーズ、番外長編!

【感想】

   シリーズ第12弾はスピンオフ長編!

   我南人と秋実さんの馴れ初めのお話。

   いやあ、
   偶然と運命とつながりと、
   大々的な仕掛けで、
   楽しませてもらいました。

   あの我南人の
   「LOVEだねぇ」の始まりが知れるとは。
   しあわせ。

午前三時のサヨナラ・ゲーム  深水黎一郎   



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午前三時のサヨナラ・ゲーム (一般書) [ 深水 黎一郎 ]
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2017年4月発行 ポプラ社 270p

【内容紹介】

人生の中でふと湧き上がる、「野球」の記憶から切り出した9つの物語は、「人間」の人生そのもの。「何かに夢中になる」というのは人の性であり、業であり。それらを鋭くエンタメにまとめこんだ、感動、爆笑、号泣必至の万華鏡のような球情小説! 本格ミステリの名手・深水黎一郎の新境地をご堪能あれ。
作品それぞれに仕掛けられた深水マジックも必読の傑作連作短編集。

【目次】(「BOOK」データベースより)

午前三時のサヨナラ・ゲーム/野球嫌い/ゆく河の流れは絶えずして、しかも/もうひとつの10・8/もうひとつの10・19/生涯徒爾一野球観戦居士/言い訳だらけのスタジアム/ジェイムス・ジョイスを読んだ元中継ぎエース/地球連邦大学紀要No.一二八三八

【感想】

   プロ野球に関する短編九篇。
   (野球のイニングにかけてあるんだね!)

   プロ野球が好きすぎてヘンな行動に走る人たちや、
   反対に全然わからなくて頓珍漢な発言をする人や、
   プロ野球選手の話など。

遠縁の女  青山文平   



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遠縁の女 [ 青山 文平 ]
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2017年4月発行 文藝春秋 272p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

『機織る武家』血の繋がらない三人が身を寄せ合う、二十俵二人扶持の武家一家。生活のため、後妻の縫は機織りを再開する。『沼尻新田』新田開発を持ちかけられ当惑する三十二歳当主。実地検分に訪れた現地のクロマツ林で、美しい女に出会う。『遠縁の女』寛政の世、浮世離れした剣の修行に出た武家。五年ぶりに帰国した彼を待っていたのは、女の仕掛ける謎ー。直木賞受賞作「つまをめとらば」に続く清冽な世界。傑作武家小説集。

【目次】(「BOOK」データベースより)

機織る武家/沼尻新田/遠縁の女

【感想】

   弱小藩の武家の人たちを描く中編三篇。

   それぞれ、決して恵まれてはいない状況の中、
   機織、新田開発、剣の修行に打ち込む
   主人公の姿や思いの、
   力強さがまっすぐ伝わるのが素晴らしいのに加えて、
   そこに込められた趣向がうれしい。

   「沼尻新田」がいちばん好み。

暗黒グリム童話集   



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暗黒グリム童話集 [ 多和田 葉子 ]
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2017年3月発行 講談社 202p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

6人の人気作家と人気画家による夢の競演!怖くて美しい、大人のための新・グリム童話集。

【目次】(「BOOK」データベースより)

手なし娘協会(村田喜代子/酒井駒子)/あめふらし(長野まゆみ/田中健太郎)/BBPP(松浦寿輝/及川賢治)/ヘンゼルとグレーテル(多和田葉子/牧野千穂)/ラプンツェル(千早茜/宇野亞喜良)/赤ずきん(穂村弘/ささめやゆき)

【感想】

   6人の作家さん×6人の画家さん=
   怖くて残酷でシニカルで美しくて息をのむグリム童話6編。

   作家さんによってオリジナルを加えられ
   新たな見方を提示するグリム童話が、
   画家さんの絵によって
   さらにその世界が広げられ深められた、
   なんとも贅沢な一冊。

諦めない女  桂望実  ★   



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諦めない女 [ 桂望実 ]
価格:1728円(税込、送料無料) (2017/5/17時点)




2017年4月発行 光文社

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

小学生になったばかりの沙恵は、学校帰りに母京子の勤務先に寄り一緒に帰宅する。スーパーに入った京子は、入口のベンチで待っていたはずの沙恵が、忽然と姿を消し狂乱する。そして数年が経ち、離婚した京子は今日もひとり、わが子の帰りを待ちながら、情報を集めてビラを撒く。失われた時間、果たせなかった親子の絆を求めて…。

【感想】

   うわーうわー、面白かった!

   6歳の時にスーパーの駐車場から忽然と消えた娘、
   その行方を必死に諦めることなく探す母親。

   その事件の関係人物に取材を続けるライターが
   次第に見せてくれる真実が、
   私の予想をはるかに超えたところにあって、
   すっごい面白かった!

   ストーリーが面白かっただけでなく、
   母が子どもを思う気持ち・行動についても、
   いろいろ考えさせれた。

   この本の場合は極端な状況なんだけど、
   程度の差はあれ、
   実際にあることなのかも。