稽古とプラリネ  伊藤朱里   



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稽古とプラリネ [ 伊藤 朱里 ]
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2017年3月発行 筑摩書房 224p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

南景以子、29歳、不器用。女性のお稽古事を取材するフリーライター。彼氏(交際10年)と別れたばかり。迷える彼女にもたらされる、親友の突然の転機。人生のヒントはお稽古事教室にある。太宰治賞受賞の新鋭が描く、オンナの友情、そのリアル。

【感想】

   29歳のフリーライターが雑誌記事を書くために
   様々なお稽古事を体験し、
   そこで出会った女性たちとの交流や、
   大学時代からの友人との付き合いについてのお話。

   いろんな考え方や生き方をする人がいるって気づく、
   きれいごとじゃないリアルな感じ。

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今だけのあの子  芦沢央   



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今だけのあの子 [ 芦沢央 ]
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2017年4月発行 創元推理文庫 302p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

新婦とは一番の親友だと思っていたのに。大学の同じグループの女子で、どうして私だけ結婚式に招かれないの…(「届かない招待状」)。環境が変わると友人関係も変化する。「あの子は私の友達?」心の裡にふと芽生えた嫉妬や違和感が積み重なり、友情は不信感へと変わった。「女の友情」に潜む秘密が明かされたとき、驚くべき真相と人間の素顔が浮かぶ、傑作ミステリ短篇集全五篇。

【目次】(「BOOK」データベースより)

届かない招待状/帰らない理由/答えない子ども/願わない少女/正しくない言葉

【感想】

   誤解や思い込みからひびがはいった女の友情。

   どうして自分にだけ結婚式の招待状が届かないのか。
   どうして親友を部屋に閉じ込めたのか。
   など5編。

   不穏な雰囲気のその真相に瞠目する。

   切れ味鋭いミステリと
   女性の心理描写の両面から楽しめました。

   5編で登場人物がちょっとずつつながっています。

百年の散歩  多和田葉子   



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百年の散歩 [ 多和田 葉子 ]
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2017年3月発行 新潮社 256p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

都市は官能の遊園地、革命の練習舞台、孤独を食べるレストラン、言葉の作業場。世界中から人々が集まるベルリンの街に、経済の運河に流され、さまよい生きる人たちの物語が、かつて戦火に焼かれ国境に分断された土地の記憶が、立ちあがる。「カント通り」「カール・マルクス通り」他、かつて国境に分断され、いまや世界中の人々が行き交うベルリンに実在する10の通りからなる連作長編。

【目次】(「BOOK」データベースより)

カント通り/カール・マルクス通り/マルティン・ルター通り/レネー・シンテニス広場/ローザ・ルクセンブルク通り/プーシキン並木通り/リヒャルト・ワーグナー通り/コルヴィッツ通り/トゥホルスキー通り/マヤコフスキーリング

【感想】

   「わたし」は「あの人」を待ちながら、或いは思いながら、
   ベルリンの10の道や広場を散歩する。

   その場所の名前の由来となった人物、
   そこで出会った人やものから
   縦横無尽に連想を広げていく、
   とてもとても自由な(言葉遊びも含めて)連作長編。

   そんな中、ときどき顔をのぞかせる、
   ベルリンのこの100年の歴史や
   現在の世界情勢についての
   「わたし」の思いに胸を突かれる。

錯覚の科学  クリストファー・チャプリス、ダニエル・シモンズ   



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錯覚の科学 [ クリストファー・F.シャブリス ]
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2014年8月発行 文春文庫 445p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

「えひめ丸」を沈没させた潜水艦の艦長は、なぜ“見た”はずの船を見落したのか。ヒラリーはなぜありもしない戦場体験を語ったのか。-日常の錯覚が引き起す、記憶のウソや認知の歪みをハーバードの俊才が科学実験で徹底検証。サブリミナル効果、モーツァルト効果の陥穽まで暴いた脳科学の通説を覆す衝撃の書!

【目次】(「BOOK」データベースより)

実験1 えひめ丸はなぜ沈没したのか?-注意の錯覚/実験2 捏造された「ヒラリーの戦場体験」-記憶の錯覚/実験3 冤罪証言はこうして作られたー自信の錯覚/実験4 リーマンショックを招いた投資家の誤算ー知識の錯覚/実験5 俗説、デマゴーグ、そして陰謀論ー原因の錯覚/実験6 自己啓発、サブリミナル効果のウソー可能性の錯覚

【感想】

   人間の注意力、記憶、自信、知識、原因、可能性の
   錯覚がもたらした豊富な実例をあげて、
   それらに依存することの危険性を伝える一冊。

   錯覚のもたらす影響力の大きさが怖くなる。

   2017年本屋大賞超発掘本。

家と庭  畑野智美   



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家と庭 [ 畑野 智美 ]
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2017年2月発行 KADOKAWA 288p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

中山望は、桜やバラやひまわりなど四季折々の花が咲く庭のある家で、母と姉と妹と暮らしている。大学を卒業して2年以上が経つけれど、就職する気にならないまま、マンガ喫茶でアルバイトをする日々だ。ある日、上の姉が娘を連れて帰ってきて、女5人との生活が始まる。家族や幼なじみ、バイト仲間と過ごす時間は、“何も望まない”望を変えていくー。海の底のようなバー、神出鬼没の烏天狗、工事がつづく駅。抜け出せなくなる町で暮らす人々の、色鮮やかで愛すべき日常。

【感想】

   下北沢の裕福な家の息子である25歳・望。

   母と姉二人・妹一人で暮らすけれど、
   その他にも親しく付き合う人は多くいて。

   居心地のいい家や地域の中で、
   望が行動し考えたこと。

   多少の波風や衝突はあっても、
   あくまでもゆるゆるとした空気感が心地よかったな~。

ビニール傘  岸政彦   



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ビニール傘 [ 岸 政彦 ]
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2017年1月発行 新潮社 128p

【内容情報】(出版社より)

共鳴する街の声ーー。気鋭の社会学者による、初の小説集! 侘しさ、人恋しさ、明日をも知れぬ不安感。大阪の片隅で暮らす、若く貧しい?俺?と?私?(「ビニール傘」)。誰にでも脳のなかに小さな部屋があって、なにかつらいことがあるとそこに閉じこもる。巨大な喪失を抱えた男の痛切な心象風景(「背中の月」)。絶望と向き合い、それでも生きようとする人に静かに寄り添う、二つの物語。

【目次】(「BOOK」データベースより)

ビニール傘/背中の月

【感想】

   表題作と「背中の月」の二篇収録。

   どちらも、ひらひら、ひらひらと、
   ちょうど今の桜が散っているように、
   寂しさが舞い降りてきた。

   大阪の人、暮らし。

   よくあるにぎやかな大阪ではなく、
   そのかげにあるうらぶれた、けれど切実な。

まひるまの星  吉永南央   



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まひるまの星 紅雲町珈琲屋こよみ [ 吉永 南央 ]
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2017年1月発行 文藝春秋 240p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

コーヒー豆と和食器の店「小蔵屋」の敷地に、山車蔵を移転する話が持ち上がった。祭りの音が響く真夏の紅雲町で、草は町全体に関わるある重大な事実に気づくー日常の奥に覗く闇にドキリとする、シリーズ第5弾。

【目次】(「BOOK」データベースより)

母の着物/探しもの/冷や麦/夏祭り/まひるまの星

【感想】

   年寄りなのにそれを忘れて、
   厄介事があると自らお節介を買って出て
   体調をくずしちゃったり
   人から恨まれたりする、
   コーヒー豆と和食器のお店のお草さんシリーズ第5弾。

   今回は亡き母の
   親友だったのに晩年には疎遠になってしまった女性の秘密に迫ります。

   しかし、相変わらず文章が読みにくいです。

やめるときも、すこやかなるときも  窪美澄   



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やめるときも、すこやかなるときも [ 窪 美澄 ]
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2017年3月発行 集英社 368p

【内容情報】(出版社より)

大切な人の死を忘れられない男と、恋の仕方を知らない女。欠けた心を抱えたふたりが少しずつお互いを知り、日常の中で歩み寄っていく道のりを描く。他者と生きることの温かみに触れる長編小説。

【感想】

   大切な人の死を忘れられず、
   毎年その死の時期に声の出なくなる壱晴と、
   父親が暴力をふるい経済的に困窮する実家を支え
   恋の仕方を知らない桜子。

   ふたりの不器用な恋のお話。

   これから先もふたりにずっと幸せでいて欲しいと思う。

蘇我の娘の古事記  周防柳   



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蘇我の娘の古事記(ふることぶみ) [ 周防柳 ]
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2017年2月発行 角川春樹事務所 418p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

許されぬ恋、王位継承の争い…激動の時代をみずみずしく描く、書き下ろし長篇小説!

【感想】

   「古事記の語り部は蘇我入鹿の遺児だった」という
   大胆な前提のもと、
   彼女や彼女をはぐくんだ一族が
   大化の改新・壬申の乱のもとたどる運命と
   古事記にどのような思いを込めたのかを描いた古代ロマン。

ジャッジメント  小林由香   



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ジャッジメント [ 小林由香 ]
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2016年6月発行 双葉社 267p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

大切な人を殺された者は言う。「復讐してやりたい」と。凶悪な事件が起きると人は言う。「同じ目にあわせてやりたい」と。犯罪が増加する一方の日本で、新しい法律が生まれた。目には目を歯には歯をー。この法律は果たして被害者とその家族を救えるのだろうか!?第33回小説推理新人賞受賞。大型新人が世に問う、衝撃のデビュー作!!

【感想】

   凶悪事件の犯人に対して遺族が、
   被害者と同じ目に合わせることのできる
   法律「復讐法」のある社会での5つのお話。

   短期間の懲役や不起訴になったら
   それは受け入れがたいけれど、
   復讐するのもつらいものなんだなと思った。

   表紙が『告白』に似ているよ。