森のノート   洒井駒子  



[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

森のノート (単行本) [ 酒井 駒子 ]
価格:2268円(税込、送料無料) (2017/9/25時点)




2017年9月発行 筑摩書房 160p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)
  
小さなトンネルの向こう側の森は、秘密のような、よその世界のような感じがする。静謐な絵と驚きに満ちた言葉が、ともに響きあう珠玉の1冊。

【目次】(「BOOK」データベースより)

子犬/糸蜻蛉/足跡/枝/鳴き声/サッシャ/ハナアブ/絵本/カラスアゲハ/鳥たち〔ほか〕

【感想】

   洒井さんのカラーイラスト(ほとんど子どもが描かれている)と
   暮らしの中で紡がれた短いエッセイのセットが36。

   イラストを息をつめて見つめて、
   ページをめくり、
   エッセイを読んでほお~と溜息をついたり、ひっと息を呑んだり。

   静かで美しく奥深い一冊。

スポンサーサイト

くらべる値段  おかべたかし   



[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

くらべる値段 [ おかべたかし ]
価格:1404円(税込、送料無料) (2017/9/25時点)




2017年8月発行 東京書籍

【内容情報】(出版社より)

大好評「目でみる」シリーズ最新刊!シリーズ既刊書はテレビ、ラジオで大反響。おかげさまでシリーズ累計10万部に迫る勢い!!
今回くらべるのは「モノの値段」。誰もが不思議な「一見、同じモノなのに値段が全然違う!」その謎を大追跡!その答えが写真で一目瞭然。

人形たちの白昼夢  千早茜   



[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

人形たちの白昼夢 [ 千早茜 ]
価格:1512円(税込、送料無料) (2017/9/25時点)




2017年8月発行 PHP研究所 233p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

嘘をつけない男と嘘しか口にしない女が出会った時、物語は動き出すー。『魚神』『男ともだち』の著者が贈る、リアルと幻想が交錯する12のショートストーリー。

【目次】(「BOOK」データベースより)

コットンパール/プッタネスカ/スヴニール/リューズ/ビースト/モノクローム/アイズ/ワンフォーミー・ワンフォーユー/マンダリン/ロゼット/モンデンキント/ブラックドレス

【感想】

   人形と青いリボンを共通モチーフとする掌編12篇。

   幻想的で不穏で美しくて。

   どちらかというと残酷、哀しいものが多かったけれど、
   その世界にひきこまれる。

   千早さんが好きなものを楽しんで(もちろん精魂込めて)
   書かれたのではないかなと思った。

   「モンデンキント」だけ
   角川文庫の『本をめぐる物語 小説よ、永遠に』で既読。
   とてもいいお話なんだけど、これだけ毛色が違って、
   どうしていっしょにこの本に入れたんだろう。

空に咲く恋  福田和代   



[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

空に咲く恋 [ 福田 和代 ]
価格:1782円(税込、送料無料) (2017/9/25時点)




2017年7月発行 文藝春秋 296p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

女性に触れると呼吸困難に陥る重度の女性アレルギー(おばあちゃん世代なら大丈夫)の三輪由紀。実家の花火屋を継げというプレッシャーから逃れるため放浪の旅に出た。ある日、由紀は交通事故に遭遇。そこで出会ったのは、清倉花火店の跡取り娘清倉ぼたん。なぜかぼたんに対してだけは女性アレルギーが出ず、親近感を抱く。二人の距離は徐々に縮まるが、何と彼女に対してもアレルギーが発症してしまう。おまけにぼたんにアプローチするライバルも出現。さらにせっかく帰った実家では、家出に激怒していた父親に邪魔者扱いされる始末…。由紀は花火師として独り立ちできるのか?恋のゆくえは?

【感想】

   イケメンだけど女性アレルギーの青年が、
   回り道をしながらも家業の花火師に携わるようになり、
   同じ花火師仲間の女性に惚れてしまい、
   さあどうなる。

   「誰しも、自分の道を、自分で引き受けるしかないのだ」 

   ちょっと情けないところもある青年の成長物語。

   途中に何枚かイラストがはさまれているのが、ぎょっとした。
   小説を読むのに邪魔なのに、どうしてそういうことするかなあ。

東京カウガール  小路幸也   



[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

東京カウガール [ 小路幸也 ]
価格:1728円(税込、送料無料) (2017/9/25時点)




2017年6月発行 PHP研究所 377p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

その夜、カメラマン志望の大学生・木下英志は夜景を撮っていた。人気のない公園で鈍い音を聞きつけカメラを向けると、そこには一人の女性がいた。彼女は屈強な男たちを叩きのめすと、車椅子の老人を伴い車へと消えた…。後日、改めて画像を見た英志は気づく。-似ている。横顔が、あの子に。カメラが捉えた不可解な事件に隠された哀しい過去とは?

【感想】

   大学生・英志は偶然、夜の公園で
   若い女性が複数の男性たちを叩きのめすのを目撃する。

   そこからするすると進む、
   若い二人と彼らの親族たちの一大事。

   暴力描写あるけれど、
   小路作品だから大丈夫。

   ラブシーンあるけれど、
   小路作品だから大丈夫。

   笑

真ん中の子どもたち  温又柔   



[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

真ん中の子どもたち [ 温 又柔 ]
価格:1404円(税込、送料無料) (2017/9/25時点)




2017年7月発行 集英社 168p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

台湾人の母と日本人の父の間に生まれ、日本で育った琴子、同じく台湾人・日本人のハーフである嘉玲、両親とも中国人で日本で生まれ育った舜哉。上海の語学学校で出会った3人は悩みながら友情を深めていく。日本、台湾、中国という三つの国の間で、自らのアイデンティティを探し求める若者たちの姿を描く青春小説。

【感想】

   両親のどちらか、或いは両方が台湾人、中国人で、
   日本で育った3人の若者が
   上海で中国語を学び、
   自己の立ち位置を、言葉を通じて認識していく。

   「言語と個人の関係は、もっと自由なはずなんだよ」の言葉が輝いていた。
 
   ただ、作者の言いたいことはわかるけれど、
   小説としてはあんまり胸に響いてこなかったな。

本日も教官なり  小野寺史宜   



[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

本日も教官なり [ 小野寺 史宜 ]
価格:1620円(税込、送料無料) (2017/9/25時点)




2017年9月発行 KADOKAWA 296p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

豊士の教習車には今日もさまざまな人が乗り込む。カレシに飲酒運転をさせまいと教習所に通う佳世。就職先で免許が必要な大学四年の七八。孫娘の幼稚園送迎のため69歳で免許取得を目指すしの。彼ら教習生に対し紳士的に接することを心掛ける豊士。だが、それどころではなかった。17歳の娘が妊娠したというのだ。若い男女の教習生は、ついつい娘とその相手に見えてしまう。加えて現カノジョ・万由とは徐々に疎遠に。元妻・美鈴との再会がそれを加速させる!?どうなる、ロック中年・豊士!!

【感想】
 
   バツイチ(妻の方に高校生の娘あり)・ロック好き・40代自動車教習所教官。

   娘が妊娠したという連絡をもらってからの9ヶ月。

   抜けてるところもあるけれど、
   元家族や教習生たちに対していいこと言ったり思ったりするんだなあ。

   会話が軽妙で楽しかった。

   ロックのバンド名や曲名がたくさん出てくるので、
   わかる人が読んだら、さらに面白いと思います。

よるのばけもの  住野よる   



[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

よるのばけもの [ 住野よる ]
価格:1512円(税込、送料無料) (2017/9/18時点)




2016年12月発行 双葉社 

【内容情報】(出版社より)

夜になると、僕は化け物になる。寝ていても座っていても立っていても、それは深夜に突然やってくる。ある日、化け物になった僕は、忘れ物をとりに夜の学校へと忍びこんだ。誰もいない、と思っていた夜の教室。だけどそこには、なぜかクラスメイトの矢野さつきがいてーー。ベストセラー『君の膵臓をたべたい』『また、同じ夢を見ていた』に続く、住野よる待望の最新作!!

この世の春 上・下  宮部みゆき  ☆   



[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

この世の春 上 [ 宮部 みゆき ]
価格:1728円(税込、送料無料) (2017/9/18時点)




[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

この世の春 下 [ 宮部 みゆき ]
価格:1728円(税込、送料無料) (2017/9/18時点)




2017年8月発行 新潮社 上・400p 下・400p

【内容情報】(出版社より)

小説史に類を見ない、息を呑む大仕掛け。そこまでやるか、ミヤベ魔術! それは亡者たちの声? それとも心の扉が軋む音? 正体不明の悪意が怪しい囁きと化して、かけがえのない人々を蝕み始めていた。目鼻を持たぬ仮面に怯え続ける青年は、恐怖の果てにひとりの少年をつくった。悪が幾重にも憑依した一族の救世主に、この少年はなりうるのかーー。21世紀最強のサイコ&ミステリー、ここに降臨!

【感想】

   は~、よかった~~。
   大満足。

   江戸時代、小さな藩で起こった
   藩主押込に影響を受けた人々。

   彼らの献身的な働き、
   前藩主自身の意志により、
   次第に明らかにされるその真実。

   哀しく穢らわしいのに、
   明るさ温かさがあって、
   これぞ宮部さんの時代小説。

   ちょっと都合よすぎる人物がいる、とか、
   そこまで成し遂げる動機かな、とか、
   装丁・帯・内容紹介はこの小説を正しく表していないだろう、とかは
   思ったけど。

   この表紙と内容紹介で危うくスルーするところだった。
   読めてよかった。
   教えてくれた友人に感謝。

夏の祈りは  須賀しのぶ  ☆   



[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

夏の祈りは (新潮文庫) [ 須賀 しのぶ ]
価格:561円(税込、送料無料) (2017/9/18時点)




2017年7月発行 新潮文庫 277p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

文武両道の県立北園高校にとって、甲子園への道は遠かった。格下の相手に負けた主将香山が立ち尽くした昭和最後の夏。その十年後は、エース葛巻と豪腕宝迫を擁して戦った。女子マネの仕事ぶりが光った年もあった。そして今年、期待されていないハズレ世代がグラウンドに立つ。果たして長年の悲願は叶うのか。先輩から後輩へ託されてきた夢と、それぞれの夏を鮮やかに切り取る青春小説の傑作。

【目次】(「BOOK」データベースより)

敗れた君に届いたもの/二人のエース/マネージャー/ハズレ/悲願

【感想】

   埼玉県の文武両道公立高の野球部が
   悲願の夏の甲子園初出場を目指す姿を
   10年毎4世代にわたって描く。

   それぞれの世代の個性があり、
   受け継がれていくものもあり。

   構成の妙もあって、すごくぐっときた。
   とてもよかった。

   須賀さんの野球小説は絶品だなあ。