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そして、バトンは渡された  瀬尾まいこ   



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そして、バトンは渡された [ 瀬尾 まいこ ]
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2018年2月発行 文藝春秋 376p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

血の繋がらない親の間をリレーされ、四回も名字が変わった森宮優子、十七歳。だが、彼女はいつも愛されていた。身近な人が愛おしくなる、著者会心の感動作。

【感想】

   タイトルを見てまた駅伝の話?と思ったけれど違った(笑)。

   血の繋がらない親の間をリレーされた 
   女子高生優子のお話。

   母二人に父三人ってすごくこじれそうだけど、
   そんなことなくて、
   それぞれからその人らしい愛情を注がれて育った
   女の子のしあわせなお話。

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君が夏を走らせる  瀬尾まいこ   



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君が夏を走らせる [ 瀬尾 まいこ ]
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2017年7月発行 新潮社 288p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

小さな手。でたらめな歌。喜ぶ顔。増えていく言葉。まっしぐらに走ってくる姿。夏はまだ残っているというのに、それらをすべて手放さないといけないのだ。寂しい、悲しい。そういう言葉はピンとこないけど、体の、生活の、心の、ど真ん中にあったものを、するっと持っていかれるような心地。金髪ピアスの俺が1歳の女の子の面倒をみるなんて!?16歳の少年の思いがけない夏。青春小説の傑作が誕生!

【感想】

   先輩の奥さんが切迫早産で入院し、その留守の間の日中、
   1歳9ヶ月の娘の世話を頼まれた16歳男子とその娘との
   ひと夏の話。

   最初、いや~そんな設定ないわ~て思ったけれど、
   女の子はかわいいし、
   男子は頑張るし(まじ有能)、
   ほのぼの楽しかった。

   幼い女の子がひと夏の間に見違えるほど成長するのはもちろんのこと、
   男子ももやもやしていた日々から抜け出すきっかけを得て
   成長していくのがたくましく、
   とてもとても嬉しく思った。

   男の子は
   『あと少し、もう少し』に出てた元不良少年の大田君です。
   なつかしい!

春、戻る  瀬尾まいこ   



結婚を控えたある日、私の前に兄と名乗る青年が現れた。明らかに年下の「お兄さん」は、私の結婚にあれこれ口出しを始めて…。人生で一番大切なことを教えてくれる、ハートフルウェディング・ストーリー。

春、戻る

春、戻る
著者:瀬尾まいこ
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2014年2月発行 集英社 195p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

正体不明、明らかに年下。なのに「お兄ちゃん」!?結婚を控えた私の前に現れた謎の青年。その正体と目的は?人生で一番大切なことを教えてくれる、ウェディング・ストーリー。

【感想】
 

   かわいらしく温かい本~。

   結婚を控えた36歳のさくらのもとに
   突然現れた兄を名乗る24歳の青年。

   さくらの戸惑いにはおかまいなしに
   しきりに婚家やさくらのアパートにやってきては
   いろいろ世話を焼きたがる。

   ふふ。

   おにいさんっておっかしいでしょ!
   それをすんなり受け入れる婚家の人たちも!

   読み進めると謎は解けて。
   大切な人たち、思い出を思い出して。
   「おにいさん」が「お兄さん」になって。

   「思い描いたように生きなくたっていい。
    自分が幸せだと感じられることが一番なんだから。」という
   言葉をかみしめて。

   ラストシーン、
   ウサギを使った手品が成功しますように。

   出てくる人たちがみな、
   おおらかで好ましかったです。

   食べ物がどれも(除く:鰆のパイ包みw)おいしそうでした~。

あと少し、もう少し  瀬尾まいこ  ☆   



あと少し、もう少し

あと少し、もう少し
著者:瀬尾まいこ
価格:1,575円(税込、送料込)
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2012年10月発行 新潮社 278p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

あの手に襷を繋いで、ゴールまであと少し!誰かのために走ることで、つかめるものがあるー。寄せ集めのメンバーと頼りない先生の元で、最後の駅伝に挑む中学生の夏を描くみずみずしい傑作青春小説。

【感想】

   中学校駅伝チームを組んだ寄せ集め6人のお話。
   それぞれ抱えているものがあり紆余曲折を経ながら、
   練習を重ねていくうちに迎えた駅伝当日。

   なんかもうね、みんなかわいいわ!
   そして、ガンバレって思って読んでいたのに
   いつの間にか立派に成長していたよ。

   6人は引っ込み思案な子、ヤンキー、
   何でも引き受ける調子のいい子、「一人」を気取ってる子、
   可愛い後輩、そして駅伝に一番思い入れがある子。

   それぞれの一人称で語られる話が繋がれて一つの話に。
   これこそ駅伝!
   うまい構成!
   いろんな視点で6人を見られてよかった。

   それに顧問の上原先生がとてもいい先生だった。
   一般的な「いい先生」じゃないと思うけれど
   ツボを押さえているというか
   根っこがきちんとしているんだと思う。
   本の中ではお笑い担当でもあり、
   先生のおかげで話が進む場面もあり(というか多く)、
   うん、いい先生でした。

僕らのごはんは明日で待ってる  瀬尾まいこ ☆ 



一人でだって生きてはいける。でも、あなたとだったらもっと楽しい!
瀬尾まいこの魅力を凝縮した、傑作長編恋愛小説!

葉山イエス。
イエスはあだ名。何に対しても心が広い、キリストのような奴だから。でも実際は、人に対して無関心だっただけ。趣味(?)は黄昏と自分探し。上村小春。
唐揚は苦手だけど、ケンタッキーは好き。ポカリ派。自分をしっかり持っていて、決めた事は覆さない。でも、おばあちゃんの言葉は日本国憲法より重い。
流されるがままの男子と、頑なまでに我が道を進む女子。ちっともイマドキでもなければ情熱的でもない高校生の二人は、体育祭の競技“米袋ジャンプ”がきっかけで付き合う事になった。大学に行っても、“恋愛”と言って良いのか分からない淡々とした関係を続ける二人だが、一つだけ自信を持って言えることがある。それは、互いを必用としている事。
でも人生は、いつも思わぬ方向に進んで行き……。
笑って、泣いて、じんわり温かい。読者の心に春を届ける、著者の魅力がぎゅっと詰まった優しい恋の物語。


僕らのごはんは明日で待ってる

2012年4月発行 幻冬舎 217p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

体育祭の競技“米袋ジャンプ”をきっかけに付き合うことになった葉山と上村。大学に行っても淡々とした関係の二人だが、一つだけ信じられることがあった。それは、互いが互いを必要としていること。でも人生は、いつも思わぬ方向に進んでいき…。読んだあと、必ず笑顔になれる、著者の魅力がぎゅっと詰まった優しい恋の物語。

感想 

   瀬尾さんの新刊!

   高3の体育祭の“米袋ジャンプ”を契機に
   付き合いだした葉山と上村。

   二人は素気なくてべたべたしていないのだけど、
   お互いが大切で
   お互いを信頼していて
   お互いを必要としているのが
   素敵。

   こういう恋愛が好きだなぁ。   

   二人が二人で歩む姿に
   ほのぼの(少しひやひや)しながら
   楽しく読みました。


おしまいのデート  瀬尾まいこ  ★   



いろんな形の「デート」、あります。

祖父と孫、元不良と老教師、特に仲良くもない同じクラスの男子同士、協力して一緒に公園で犬を飼うOLと男子学生。何気ないのに温かい人と人のつながりを軽やかに描く、5編収録の作品集。


おしまいのデート

2011年1月発行 集英社 189p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

この世はいろんな“デート”で溢れてる。待ち合わせが生み出すワクワクする気持ち、楽しいひととき、別れる時のちょっとした切なさ。

【目次】(「BOOK」データベースより)

おしまいのデート/ランクアップ丼/ファーストラブ/ドッグシェア/デートまでの道のり

感想

   前作『僕の明日を照らして』は
   児童虐待の取り扱い方がう~~んだったのですが
   やっぱり瀬尾さんの作品では
   ほわほわしているこういう雰囲気の方が好きです。

   孫とおじいちゃん、高校の教師と男子高校生、男子高校生同士、
   バツイチOLと学生、保育園教師と園児の保護者。

   といったちょっと変わった組み合わせのカップルの
   それぞれのデート。
   
   いわゆる恋人同士の「デート」ではない
   おかしみと哀しさのあるデート。
   でも二人の間に流れるものはやっぱり温かい。

   高校教師(男性)と男子高校生のデートの
   「ランクアップ丼」は 読み終えて少しつらいのだけれど
   こういう師弟関係には憧れます。
   男子高校生同士のデートを描いた「ファーストラブ」が
   コミカル。
   「ドッグシェア」のカップルの今後の展開が気になりました。

   日常にある幸せを掬い上げて見せてくれる
   瀬尾さんの短編集でした。
   

僕の明日を照らして  瀬尾まいこ    

中学2年の隼太に新しい父が出来る。優ちゃんと一緒の夜は恐くない、はずだったが。キレて自分を殴る父を、それでも失いたくない隼太が逞しく成長する姿を描く。



2010年2月発行 筑摩書房 237p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

やさしいことと、やさしくすることは、違う。優ちゃんは、ときどきキレて、僕を殴る。でも僕は優ちゃんを失いたくないんだ。隼太の闘いの日々が始まる。

感想

   う~~ん。
   瀬尾まいこさんは 私の大好きな作家さん。
   でも この作品は どうしても好きになれない。

   義父による虐待を受け入れる中学生の男の子。
   義父ができるまでの一人の夜が怖かったからということで
   我慢するのが 痛々しい。
   義父も虐待の後は 後悔し反省するのだけれど
   ここまで 中学生の隼太に頼るな、と思う。

   どちらも外面がよくて 弱みを他人に見せられない、
   お互いに相手の優しさに甘えているという事なんだろうけど
   なんだかなぁ。



   

戸村飯店青春100連発  瀬尾まいこ  ★ 



2008年3月発行 理論社 321p

【内容情報】(出版社HPより)

大阪の下町にある中華料理店・戸村飯店の二人の息子は、性格も見た目もまるで正反対。東京、大阪と離れてくらす兄弟が再会をきっかけに人生を見つめ直していく。一番大切なことは近すぎて見えないもの。単純でバカでかっこわるいけどかっこいい男子の姿を見事に描いた、瀬尾まいこ・渾身の一作。

感想

   正反対な外見・性格を持つ1歳違いの兄弟の
   18・19歳の1年間を 兄・弟それぞれが語っていきます。
   私は お兄ちゃんのほうが好きかなぁ。
   それぞれ まっすぐに成長していって欲しいと応援したくなりました。

ありがとう、さようなら  瀬尾まいこ  ★ 




【内容情報】(「BOOK」データベースより)

「僕は先生のことを愛しています。今度のテストで100点取るので結婚してください」
辞めてやるって思うことも時々あるけれど、せんせいの毎日はそれ以上の感動がいっぱい。
小説家・瀬尾まいこがデビュー直後から3年半にわたって書き綴ったエッセイ集。

感想

   1話がそれぞれ3ページ強しかなく さらっと読めます。
   瀬尾さんの「中学生大好き!」が伝わってきて
   先生職を楽しんでらっしゃるのがよくわかります。
   登場する中学生たちが みんな凄くて かわいくて 素晴らしい子達です。
   各話の締めくくりが なんか力が抜けてしまっているところも
   ほのぼのします。(いかにも 関西人らしい締めだと思います。)

見えない誰かと  瀬尾まいこ  ★ 



内容(「BOOK」データベースより)
「以前の私は人見知りが激しく、他人と打ち解けるのに、とても時間がかかった。社会に出てからも、わざわざ親しくもない人と一緒に何かするくらいなら、一人でいたいというつまらない人間だった。でも、…」誰かとつながる。それは幸せなことだ…待望の初エッセイ。