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物件探偵  乾くるみ   



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物件探偵 [ 乾 くるみ ]
価格:1512円(税込、送料無料) (2017/3/28時点)




2017年2月発行 新潮社 272p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

利回り12%の老朽マンション!?ひとりでに録画がスタートする怪現象アパート?新幹線の座席が残置された部屋??間取り図には、あなたの知らない究極の謎が潜んでいる。大家さんも間取りウォッチャーも大興奮の本気で役立つリアル不動産ミステリ!

【目次】(「BOOK」データベースより)

田町9分1DKの謎/小岩20分一棟売りアパートの謎/浅草橋5分ワンルームの謎/北千住3分1Kアパートの謎/表参道5分1Kの謎/池袋5分1DKの謎

【感想】

   不動産の売買・賃貸にまつわる
   詐欺・不審な状況を
   宅地建物取引主任者・不動尊子が
   説明し解決に導いてくれる6話。

   いや~
   不動産取引って複雑なんだね。

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北乃杜高校探偵部  乾くるみ   



北乃杜高校探偵部

北乃杜高校探偵部
著者:乾くるみ
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【内容情報】(「BOOK」データベースより)

「せうえうか」漢字にすれば「逍瑶歌」。京都府宇治市にある名門・北乃杜高校で校歌や応援歌のほかに歌い継がれてきた歌だ。生徒に親しまれ愛されているその歌詞が、実は書き変えられているという。いつ、誰が、どんな理由で?北乃杜高校探偵部の5人が辿りつく、胸を打つ真実とは?傑作短編「“せうえうか”の秘密」ほか、楽しくてやがて切ない青春本格ミステリー連作4編を収録!

【目次】(「BOOK」データベースより)

“せうえうか”の秘密/記録された殺人の予告/牛に願いを/贈る言葉

スリープ  乾くるみ


スリープ

2010年7月発行 角川春樹事務所 323p 

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

目覚めると、そこは30年後の世界だった。『イニシエーション・ラブ』『リピート』に続き、今度は未来へ…6年ぶりの長篇書き下ろし。

感想

   高いIQと可憐な容姿をもって
   中学生テレビレポーターとして活躍していた
   羽鳥亜里沙が人体冷凍施設での取材を最後に
   突然消えてから30年。
   彼女は そのときの姿のまま再び登場。

   かつてのレポーター仲間だった戸松鋭二に保護され
   同じく仲間だった鷲尾まりんに追いかけられる
   彼女のとまどいと順応。

   30年後の近未来の世界の様子が興味深く
   かつて 中学生だった彼女たちの
   ほのかな恋愛模様も盛り込まれて せつなく 
   さらに ラストでは驚きの真相が
   用意されていて びっくりしました。  

   作家さんの想像力に乾杯です。

セカンド・ラブ  乾くるみ  

1983年元旦、僕は春香と出会う。僕たちは幸せだった。春香とそっくりな女・美奈子が現れるまでは。衝撃の恋愛ミステリー再び。


セカンド・ラブ

2010年9月発行 文藝春秋 285p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

『イニシエーション・ラブ』の衝撃、ふたたび。1983年元旦、僕は春香と出会う。僕たちは幸せだった。春香とそっくりな女・美奈子が現れるまでは。良家の令嬢・春香と、パブで働く経験豊富な美奈子。うりふたつだが性格や生い立ちが違う二人。美奈子の正体は春香じゃないのか?そして、ほんとに僕が好きなのはどっちなんだろう。

感想

   とてもびっくりした『イニシエーション・ラブ』とくらべると
   ちょっと衝撃が少なかったかな。

   内容は『イニシエーション・ラブ』と『セカンド・ラブ』とは
   まったく関係ありませんでした。

   あんまり書くと これから読まれる方の興をそいでしまうので
   むずかしいですね。
   ただ 私には彼女がなぜそのようなことをしたのか、が
   わからないとだけ。 

蒼林堂古書店へようこそ 乾くるみ  


蒼林堂古書店へようこそ

2010年5月発行 徳間文庫 349p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

書評家の林雅賀が店長の蒼林堂古書店は、ミステリファンのパラダイス。バツイチの大村龍雄、高校生の柴田五葉、小学校教師の茅原しのぶ─いつもの面々が日曜になるとこの店にやってきて、ささやかな謎解きを楽しんでいく。かたわらには珈琲と猫、至福の十四か月が過ぎたとき…。乾くるみがかつてなく優しい筆致で描くピュアハート・ミステリ。

感想

   日曜の午後に 古書店に集まる仲間が繰り広げる
   「日常の謎」に対する推理合戦。
   いやいや こんな午後が過ごせたら楽しいでしょうね。
   でも自分はとても推理には参加できず 
   コーヒーカップを抱えて 
   横から見ているだけになりそうですけれど。
   
   14の章からできているのですけれど
   それぞれの章の後に 古書店店長が各話のテーマに
   関連したミステリを紹介するという趣向です。
   それが凄い量で また魅力的な本ばかり。
   (これくらい読まないと
    推理合戦には参加できないのでしょうか><)
  
   本編とミステリ案内の どちらも面白く
   1冊で2度美味しい本でした。
   表紙の写真は 内容をうまく表していない気がするので
   ちょっと残念かな。

リピート  乾くるみ  


リピート

単行本版 2004年10月発行 文藝春秋 344p(2段組)
文庫本版 2007年11月発行 文藝春秋 523p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

もし、現在の記憶を持ったまま十ヵ月前の自分に戻れるとしたら?この夢のような「リピート」に誘われ、疑いつつも人生のやり直しに臨んだ十人の男女。ところが彼らは一人、また一人と不審な死を遂げて…。あの『イニシエーション・ラブ』の鬼才が、『リプレイ』+『そして誰もいなくなった』に挑んだ仰天の傑作。

感想

   「現在の記憶を持ったまま過去の自分に戻れる」
   私の理想です。
   もどるなら 小学生の頃に。
   でも本書では戻れるのは たった十ヶ月前。
   しかも 戻った先では なるべく運命を変えるような行動は
   起こさないようにという注意書き付き。

   戻ってみると 一緒に戻った仲間たちが
   一人ひとり死んでいくという不審な状況。
   主人公の大学生は 真相を探り始めますが
   意外な事実にたどりつきました。
   ・・・びっくりですよ。そういうお話だったんですね。
   いやですね、こんなリピートは。

   真相が気になり ぐいぐいと緊張感を持って読めたのですが
   主人公や 出てくる女性たちのキャラクターに
   共感できなかったのと 
   最後の最後にがっかりしたかなぁ。   

六つの手掛り  乾くるみ  


六つの手掛り

2009年4月発行 双葉社 286p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

雪野原に立つ民家で、初めて会った者同士が一夜を過ごし、翌朝、死体発見(『六つの玉』)。姪に話して聞かせる、十五年前の「大学生・卒業研究チーム」爆死事件の真相(『五つのプレゼント』)。大学の補講中、マジック好きな外国人教授が死んだ、ESPカード殺人事件(『四枚のカード』)。中味を間違えた手紙と残された留守電が、エリート会社員殺害の真相を暴く(『三通の手紙』)。特注の掛軸は、凝ったイタズラが大好きな、地方の名士がが殺された謎を知っている(『二枚舌の掛軸』)。決定的な証拠がありありとそこに存在した、ベテラン作家邸殺人事件(『一巻の終わり』)。見た目は「太ったチャップリン」!?林茶父が、今日もどこかで事件解決。

【目次】(「BOOK」データベースより)

六つの玉/五つのプレゼント/四枚のカード/三通の手紙/二枚舌の掛軸/一巻の終わり

感想

   「イニシエーション・ラブ」でびっくりさせられたので
   読んでみましたが 「イニシエーション・ラブ」のような
   騙しを期待していたので ちょっと物足りなかったです。

   それぞれ 小道具をうまく使った
   小粋なミステリーだったんですけれど
   思っていたのとは 違ったということです。
   
   林茶父(はやし・さぶ)という 元マジシャンの中年男性が
   行き会った事件を推理していきます。
   各章のタイトルや 表紙絵も凝っていて にやりとさせられました。

イニシエーション・ラブ  乾くるみ ★  



単行本版 2004年4月発行 原書房 263p
文庫本版 2007年4月発行 文藝春秋 271p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

大学四年の僕(たっくん)が彼女(マユ)に出会ったのは代打出場の合コンの席。やがてふたりはつき合うようになり、夏休み、クリスマス、学生時代最後の年をともに過ごした。マユのために東京の大企業を蹴って地元静岡の会社に就職したたっくん。ところがいきなり東京勤務を命じられてしまう。週末だけの長距離恋愛になってしまい、いつしかふたりに隙間が生じていって…。

感想

   びっくりした~。
   
   ネタバレになるので 具体的にどうこうと書けないのが残念ですが・・・

   若い男女のよくある「イニシエーション(=通過儀礼)・ラブ」のお話かと
   思いつつも 途中違和感を持って読んでいたのですが
   ラスト2行でオチがついて 「え、え、どういうこと?」と
   思い パラパラと読み直してみると
   「なるほど~」と納得しました。

   文庫版の内容情報に
   「最後から二行目(絶対に先に読まないで!)で、
    本書は全く違った物語に変貌する。
    「必ず二回読みたくなる」と絶賛された傑作ミステリー。」とあるのに
   納得。

   いろいろ ネット上には まとめサイトもあって
   読後には そちらも楽しませてもらいました。

   歌野晶午さんの「葉桜の季節に君を想うということ」に
   似た感じだと思いました。