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ご機嫌な彼女たち  石井睦美  ☆   



ご機嫌な彼女たち

ご機嫌な彼女たち
著者:石井睦美
価格:1,836円(税込、送料込)
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2016年2月発行 角川書店 280p

【内容情報】(出版社より)

離婚に傷つき娘と暮らす寧、年下の恋人のいる万起子、娘が口を利かない美香。夫を癌で亡くした崇子の料理屋には、今日もバツイチ女性が集まる。結婚、出産、離婚、自立、人生の転機に必要なものを探りながらーー

【感想】

   年代の違う四人のシングル女性。
   シングルになった理由はそれぞれ。
   子供がいるのはそのうち三人。

   そんな四人が
   ちょっと違うと思ったりしながらも
   お互いをわかりあっていったり、
   自分の生きる道や子供との関わり方を決めていったりする様子が
   とてもよかった。

   どの場面も
   日々の生活に根ざしているのもいい感じ。

   脇役ですが、
   主人公の一人が働いているスーパーの
   三上さんという登場人物も魅力的でした。

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都会のアリス  石井睦美・作 植田真・画   



都会のアリス

都会のアリス
著者:石井睦美
価格:1,470円(税込、送料込)
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2013年9月発行 岩崎書店 157p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

商社勤めで海外出張の多い母、父は家で芝居の稽古ばかり、わたしは、「おうちの人」と、将来の相談をしたいのにー大人たちの生き方を見つめながら、13歳の少女が人生の選択にむきあう姿を名作『不思議の国のアリス』に重ねてあざやかに描いた応援譚!すべての女の子に贈るリリカル・ファンタジー。

【感想】

   かわいい!かわいい!

   中2女子が主人公のファンタジックな童話。

   彼女は自分を
   「不思議の国のアリス」のアリスになぞらえて
   現実(それほど大変な状況ではない)に
   立ち向かうんだけど、
   ぽわんぽわんと夢見る感じがかわいいの!

   実際の中2女子はもっと大人びていて、
   もっと大変なのよ、っていう
   野暮は言いっこなし! 

   こういう物語世界もいいですよねえ。
   ぽわんぽわん。

   植田さんの表紙、挿画も美しくて、
   繊細で透明感ある感じが
   お話にぴったりだと思いました。

愛しいひとにさよならを言う  石井睦美   



愛しいひとにさよならを言う

愛しいひとにさよならを言う
著者:石井睦美
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2013年2月発行 角川春樹事務所 243p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

生まれたときから父親はいない。絵画修復家の母と、近所に住む母の年上の友人・ユキさんに育てられた。幼い日のわたしは、わたしたち三人が家族だと知っていた。家族という言葉は知らなかったのに。わたしは愛に飢えることもなく、三人のしあわせな日々がいつまでも続くと信じて疑わなかった。あの日がくるまではー。十八歳の少女が辿ってきた様々な出会いと別れを描く、切なくも瑞々しく心ふるえる書き下ろし長篇。

【感想】

   読み終えてタイトルをかみしめる。

   祖母と仲が悪かった母と娘。
   その二人に手を差し伸べてくれたユキさんとチチ。

   お別れが来ても
   貰った「大丈夫」と笑顔は
   母と娘のなかで二人を支えるのだろうな。

   静かに光に向かって立ち上がる物語。

皿と紙ひこうき  石井睦美  


皿と紙ひこうき

2010年6月発行 講談社 223p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

陶芸家の小さな集落で育った高校1年生、由香。東京から来た、かっこいいけど無口な転校生と、心は通うのか─。

感想

   ジャンルは児童書。
   大分県日田市の 親戚しか住んでいない陶芸の山里で暮らす
   高校1年生の由香。

   家族や友人や先輩との交流を通じて
   地元で暮らすということ、東京に出て行くということ、
   を考えていきます。

   そんな毎日に とつぜん東京からやってきた
   かっこいい転校生の男子・卓也。

   同級生と打ち解けようとしない彼が気になる日々の中で
   起こった学校の小動物が殺害されるという事件。
   そして由香の祖母の入院。

   由香の気持ちのゆれ動きはもちろんのこと
   大分の田舎の風や光や音の様子が
   美しい言葉で紡がれている作品でした。      


兄妹パズル  石井睦美  


兄妹パズル

2010年5月発行 ポプラ社 209p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

県立高校2年、テニス部所属。ボーイフレンド、なし。兄ふたりの五人家族、末っ子。そんな松本亜実の平穏な日常に、ある日事件が起こる。仲の良い下の兄貴「ジュン兄」が、突然いなくなってしまったのだ。四日目、はがきが届いた。「思うところあってしばらく家を出ます潤一」。

感想

   表紙絵がかわいくて一目ぼれ。(表紙絵は片山若子さん)
   内容もかわいいです。
   
   ものすごく仲良くて健全な家庭から 家出した下の兄貴。
   その原因がわからないまま過ごす 残された家族。

   ぴったりはまっていたように見えたパズルが
   「ジュン兄」というピースが欠けただけで
   ばらばらになっていきます。

   そのパズルは再び完成するのか、というのが
   本書のテーマで 実はかなりヘビーな話なのですが
   主人公の女子高生・亜実ちゃんと家族の様子が
   ユーモアを持って軽く書かれているので  
   さらりと読みきれました。 
   

キャベツ  石井睦美  ★ 



2007年10月発行 講談社

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

ぼくの恋は、キャベツから始まった。家族のために今日もご飯のしたくをするお兄ちゃん。掃除機をかけて洗濯をするお兄ちゃん。そのお兄ちゃんが妹の友達に恋をした―命短し恋せよ男子。

感想

   こんなお兄ちゃんがいたらいいのにな~。
   今日の晩御飯は ロールキャベツにしよう♪