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ヘビメタ中年!  荒木源   



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ヘビメタ中年! [ 荒木 源 ]
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2016年11月発行 小学館文庫 304p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

梅が岡高校時代にヘヴィメタルバンド・ブラッククローを組んでいたメンバー四人は、三十余年の時を経てバンドを再結成する。当時と比べて、みな外見に変化はあるものの、ヘビメタを愛する気持ちにまったく変わりはないのだ。今は市民病院の医者であるボーカルの江並は、ある日、手術予定の患者・山口から手術を拒まれる。聞けば、ライブハウスで完全ヘビメタ仕様で絶叫する彼のライブ映像を目にしたようだ。代わりに近隣の病院で手術を受けるという山口だったが、その担当医を調べていくうちに、江並はあることに気づく。話は思わぬところまで波及していくー。

【感想】

   ヘビメタのアマチュアバンドを組んでる、
   高校の同級生だった40代の男性4人が主人公の連作短編集。

   中年ならではの悲哀はそれぞれあるけれど、
   音楽が好きな気持ちは誰にも負けなくて
   いいこといっぱいあるぞ!という、
   前向きで面白く楽しいお話。

   『オケ老人!』とのコラボがあったのもうれしかったです。

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大脱走  荒木源   



大脱走

大脱走
著者:荒木源
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2015年11月発行 小学館 286p

【内容情報】(出版社より)

ブラック企業に超絶マイペース新人が入社!

中堅より少し落ちるレベルの女子大を卒業した片桐いずみは、就活で大苦戦し、ようやく「スペシャルライフ」という名の住宅リフォーム会社に内定した。しかし、入社早々、理不尽に怒鳴りまくるとんでもない部長・大木田の姿を目にして空気が一変してしまう。
それから、3年。なんとか社内でのポジションを辛うじてキープしながら反則スレス飛び込み営業を続けていたある日、ついに新人の部下が付くが、これがとんでもないやる気のなくマイペースな男だったのだ。だが、物語は、思わぬ方向に舵を切り始める。

【感想】

   ブラックリフォーム会社に勤める女性が
   ブラックな営業に疲れ果てた頃、
   新たに入社した型破りな新人に振り回され…
   っていうお話。

   これってコメディなのかな。

   ブラックな会社の描写がしんどかった。

   このへんでも回ってくる営業マンがいるけれど
   大変なんだろうなあ。

探検隊の栄光  荒木源   



「ちょんまげぷりん」作者が熱く描く冒険譚

80年代。効果音や独特の節回しのナレーションなど、サービス精神に満ちた過剰な演出で秘境の地を探検する人気テレビ番組シリーズの撮影クルーたちは、幻の大蛇・ヤーガを求めて亜熱帯の地を彷徨っていた。
もちろん、架空のかたちでしか存在しないヤーガを「登場」させるべく、洞窟にて準備をしていたクルーの一人が、空になった薬莢などを発見。ほどなく、彼の地で現政府の打倒を試みるゲリラたちにより、クルーはあっけなく囚われの身となる。
しかし、彼らがやっていることを朧気ながら理解したゲリラたちは、お互い「バカバカしいまでに死にものぐるい」で片や番組作り、片や政府打倒に臨んでいることに気付き、共感を覚えて歩み寄りを見せる。そして、ゲリラたちの協力により、撮影は再開されるが、反対勢力の現政府軍の狡猾な罠が待ち構えていた・・・。

探検隊の栄光

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著者:荒木源
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2012年10月発行 小学館 206p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

時は80年代。伝説の大蛇ヤーガを探し、密林を彷徨うテレビ番組クルーが、ゲリラに遭遇した…。スリル!笑い!男のロマン!に満ちた目眩く冒険譚。

【感想】

   80年代、探検番組を東南アジアのジャングルで撮影していた
   テレビクルーは反政府ゲリラと遭遇。
   人質の身となるも…というお話。

   いやいや日本人の勤勉さ・技術力の高さというのは
   どこにいても発揮されるわけで、
   そのばかばかしいほどのまじめさに爆笑。

   でもゲリラの話等、綺麗で面白いだけでは終わらない、
   深みや苦さがあり印象的でした。

   そういうところもきっちり書いてあるので、
   ばかばかしいところと現実の厳しいところとのコントラストが
   物悲しい感じさえします。

   それだけに登場人物のその後の話が読めてよかったです。


ちょんまげぷりん2  荒木源


ちょんまげぷりん(2)

2010年8月発行 小学館文庫 253p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

木島安兵衛が江戸に帰って八年が過ぎ、遊佐友也は十四歳になっていた。コンビニエンス・ストアで万引きをした後、家に帰らず逃げ続けていた友也だったが、深夜、巨大な水たまり状の穴の中に吸い込まれ、百八十年前の江戸時代にタイム・スリップしてしまう。ちょうど、この世界では、安兵衛が菓子屋を営んでいるはず─。そう思って、安兵衛を探し続ける友也だったが、菓子屋「時翔庵」はつぶれており、安兵衛もなぜか消息を絶っていた。失意の底にいる友也だったが、追い打ちをかけるように周囲の人たちから、くせ者として追われる身となるが─。

感想

   『ちょんまげぷりん』(単行本では『不思議の国の安兵衛』)では
   江戸時代のお侍・安兵衛が現代の東京にやってきましたが
   続編のこちらでは 安兵衛の現代での居候先の少年・友也が
   江戸時代にタイムスリップしてしまいます。

   とんとんとん・・・とお話がすすみ
   あっという間に終わっちゃいました。
   もう少し 読んでいたかったな。

ふしぎの国の安兵衛  荒木源  


ふしぎの国の安兵衛

単行本版 2006年9月発行 小学館 238p
文庫本版 2010年2月発行 小学館 281p(『ちょんまげぷりん』と改題)

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

母ひとり子ひとりの家庭に、ある日、謎のちょんまげ姿の男があらわれた。名は、木島安兵衛。聞けば、180年前の世界からやってきたお侍だという。男は家事に目覚め、お菓子づくりに励み、気がつけばテレビの人気者になっていた―。炊事、洗濯、掃除に、子育て、すべて完璧。こんな男、一家に一人ぜひほしい!?理想のモテ男はお侍でした。まったく新しいスーパー主夫エンタテインメント。

感想

   以前読んだ『オケ老人!』が面白かった荒木源さんの作品です。
   これも面白かったです!

   母子家庭で 仕事に子育てに家事に疲れていた
   遊佐ひろ子が 出会ったのは
   江戸時代からタイムスリップしてきたと主張する
   木島安兵衛というちょんまげ・和服姿のお侍。
   
   行く先のない安兵衛を 居候させてあげたひろ子。
   その恩義にこたえるため 家事や育児を引き受けた安兵衛。
   当初はうまくいっていた同居生活が
   安兵衛がお菓子作りの才能を発揮するにつれて
   次第にぎゃくしゃくとしてきて・・・という お話。

   シングルマザーの苦労・葛藤や
   夫婦の家事分担や
   仕事に対する取り組み方や
   ふだんの礼儀作法などを
   安兵衛と話し合うことで 
   新たな視点で考え始める ひろ子の姿も好ましく

   何より 安兵衛の 本人はまじめなのに 
   結果としてユーモラスとなる言動が可笑しく
   楽しく読めました。

   最後は なかなかきれいなオチだと思います。

   最近文庫化されて 『ちょんまげぷりん』と改題され
   表紙絵も 『のぼうの城』路線に変わっちゃいました。
   単行本版の表紙絵のほうが 雰囲気にあってるのではないかな、と
   残念。

   
   
   今度 錦戸亮くん主演で映画化されるそうで・・・。
   これもちょっと安兵衛のイメージとは違うかなぁ。

オケ老人!  荒木源 ☆  



2008年10月発行 小学館 349p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

平均年齢世界最高齢(?)の梅が岡交響楽団が贈る、笑い、涙、サスペンスありの世界にひとつの交響曲。

感想

   音楽が趣味の気の弱い男性中学教師が とあるコンサートを聴いて
   勘違いで梅が丘交響楽団に入ったのですが
   そこは老人ばかりの交響楽団でした。
   いろいろな事情から 梅が丘交響楽団を指導するようになり
   すったもんだありながらも 感動のコンサートへとつながります。
 
   ほのぼのしているけれども みんなの頑張りが熱いです。
   老人たちやそれを取り巻くキャラクターがよかったです。

   梅が丘交響楽団をめぐる話の合間に ロシアのスパイらしきお話が
   挿入されるのですが それが違和感があって
   邪魔と言うか 
   一風変わっていて良かったと言うか
   緊迫感があってよかったと言うか 微妙なところでした。