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どんまい  重松清   



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どんまい [ 重松 清 ]
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2018年10月発行 講談社 482p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

“ちぐさ台団地の星”と呼ばれたかつての甲子園球児、要介護の親を田舎に抱えるキャプテン、謎多き老人・カントク、そして夫に“捨てられた”洋子と娘の香織ー草野球チームを通して交錯する「ふつうの人々」の人生を鮮やかに描ききった傑作長編小説。

【感想】

   草野球チームの活動の様子とメンバーの、いろんな人生。
   離婚、夢の挫折、親の介護、いじめ、などなど。
   
   そして広島カープ。

   さすが重松さん、読みやすい。

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一人っ子同盟  重松清   



一人っ子同盟

一人っ子同盟
著者:重松清
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2014年9月発行 新潮社 349p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

一人っ子がめずらしかった「昭和」のあの頃。きょうだいのいないぼくたちは、小学六年生の春、小さな同盟を結んだー。昭和40年代の団地を舞台に描く「子供の情景」。ぼくとあいつの、さびしさと奇跡の物語。

【感想】

   団地に住んでいた一人っ子の
   ノブとハム子を中心に描かれる
   昭和40年代の子供、家族の情景。

   とても懐かしい。

   子供だからといって天真爛漫なわけじゃない。
   いろいろ考えてるんだ。
   でも自分ではなんともしようがない。
   それでもなんとかしようともがいている…って
   考えると
   なんだかせつなく、
   でも がんばれがんばれって思えてくる。

   子供を取り巻く状況が
   今よりのんびりしていて、
   その点ではいい時代だったな~って思いました。

空より高く  重松清   



空より高く

空より高く
著者:重松清
価格:1,575円(税5%込、送料込)
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2012年9月発行 中央公論新社 299p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

僕らは廃校が決まった東玉川高校最後の生徒。平凡な高校生として、それなりに楽しくやっていたのに、赴任してきた熱血中年非常勤講師・ジン先生のせいで調子がくるった。通学路で出会ったピエロさんの大道芸に魅せられた僕は、ジン先生の持ち込んだ迷惑な「ウイルス」に感染して…。思わぬところから転がり込んだ「セーシュン」、そして明らかになる、ジン先生のートンタマ一期生の、過去。

【感想】

   爽やかな青春もの!
   よいですねえ~。

   廃校になることが決まっている高校の
   最後の生徒たちである高3の
   ネタロー、ヒコザ、ドカ。

   のんべんだらりと過ごしていたところにやってきた
   中年教師・ジン先生の
   「レッツ・ビギン!」ウィルスにやられて動き出す日々!

星のかけら  重松清   



星のかけら

星のかけら
著者:重松清
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2013年6月発行 新潮文庫 234p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

それを持っていれば、どんなにキツいことがあっても耐えられるというお守り「星のかけら」。ウワサでは誰かが亡くなった交通事故現場に落ちているらしい。いじめにあっている小学六年生のユウキは、星のかけらを探しにいった夜、不思議な女の子、フミちゃんに出会うー。生きるって、死ぬって、一体どういうこと?命の意味に触れ、少しずつおとなに近づいていく少年たちの物語。

【感想】

   いじめにあっている小学6年生のユウキは
   それを手に入れるとどんなきついことでも
   耐えられるという噂のある「星のかけら」を探し、
   友人たちや出会った人から「生きる」という意味を学んでいく…。

   雑誌「小学六年生」に掲載されていた小説。

   「生きてるって、なんか、すごいことだと思うわけ」
   「『死ぬ」っていうのは、…『生きられなくなっちゃう』ってことなの」など
   いい言葉が多いけど、
   ユウキが親に相談してくれないのは寂しいし、
   いじめっ子にも理由があって…という話の運びは
   子供向けに書かれた本としては、いやだな。

赤ヘル1975  重松清  ☆   



赤ヘル1975

赤ヘル1975
著者:重松清
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2013年11月発行 講談社 507p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

1975年、広島カープ初優勝の年。三年連続最下位だったカープは、開幕十試合を終えて四勝六敗。まだ誰も奇跡のはじまりに気づいていない頃、やんちゃな野球少年のヤスと新聞記者志望のユキオは、東京から引っ越してきた“転校のベテラン”マナブと出会った。マナブは周囲となじもうとするが、広島は、これまでのどの街とも違っていたー。

【感想】

   やー。
   さすが重松さん!

   あざといほどに感動させてくれるぢゃあないですか。
   まいりました。涙涙。

   カープが初優勝した1975年、
   広島で中1だったマナブ・ヤス・ユキオが体験し感じたこと。

   カープの話に原爆・戦争の話も絡めつつ、
   3人の友情・成長を描きます。

   カープのこと、
   原爆と戦争のこと。
   あちこちのシーンで、ぼうぜん、としました。

   読んでいる間、
   転校生のマナブに自分がなった気分。

   実際の広島の雰囲気もこんなんなのかな。
   あつい、あついです。

   いいなあ、カープとカープファンは。
   こんな小説を書いてもらえて(笑)。

ファミレス  重松清   



料理は「優しさ」なんだ。夫婦、親子、家族、友人……人と人をつなぐのは「正しさ」ではない。誰かの「おいしい顔」を見たくって、かける手間と時間、流した汗と涙なんだーー「震災後の物語」、一年ぶりの長篇小説!

ファミレス

ファミレス
著者:重松清
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2013年7月発行 日本経済新聞出版社 386p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

妻と別居中の雑誌編集長・一博と、息子がいる妻と再婚した惣菜屋の康文は幼なじみ。料理を通して友人となった中学教師の陽平は子ども2人が家を巣立ち“新婚”に。3・11から1年後のGWを控え、ともに50歳前後で、まさに人生の折り返し地点を迎えたオヤジ3人組を待っていた運命とは?夫婦、親子、友人…人と人とのつながりを、メシをつくって食べることを通して、コメディータッチで描き出した最新長篇。

【感想】

   料理が趣味・仕事のアラフィフの男性3人。

   東日本大震災から1年たったGWに
   「家族」を見つめ直す事態に直面し、
   料理・食事の力で
   それぞれの新しい「家族像」を手に入れる。

   …って感動ものなんだろうけれど、
   すみません私にはどうしても
   女性陣が身勝手な気がして楽しめなかったです。

   たくさんでてくる
   料理や家族についての言葉は
   とっても良かったんですけれど。

   (小手先料理、最高!) 

   主人公と同じくらいの年齢・境遇の
   男性の方が読まれたら
   また別の感想を持たれるのではないかなと思います。

峠うどん物語  重松清   

市営斎場の前に建つ、一軒のうどん屋、『峠うどん』。
暖簾をくぐるのは、命の旅立ちを見届けたひとたちーー。

峠うどん物語(上)

峠うどん物語(上)
著者:重松清
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峠うどん物語(下)

峠うどん物語(下)
著者:重松清
価格:1,575円(税込、送料込)
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2011年8月発行 講談社 上巻265p 下巻243p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)
中学二年生のよっちゃんは、祖父母が営むうどん屋『峠うどん』を手伝っていた。『峠うどん』のお手伝いが、わたしは好きだ。どこが。どんなふうに。自分でも知りたいから、こんなに必死に、汗だくになってバス停まで走っているのだ。おじいちゃん、おばあちゃん、お父さん、お母さん。そして『峠うどん』の暖簾をくぐるたくさんの人たちが教えてくれる、命についてのことー。

五十年前の大水害の翌日、若いうどん職人が路上でふるまったうどんは、まずくて、おいしくて、希望の味がした。空襲から、まだ十数年しかたっていないのに。一面の焼け野原からせっかくみんなでがんばって復興したのに、今度は一面の海になってしまって、やり直し…。それでも、ひとびとはくじけなかった。いま一生懸命に生きているひとたちを、あたたかく、そして力強く包み込むー。極上の物語は、静かに最終章を迎える。いま届けたい希望の物語。

【感想】

   市営斎場の前にあるうどん店を営む
   祖父母のところで手伝いをする中学生のよっちゃん。

   人の死や人と人の付き合いについて
   いろいろ学びながら成長。

   彼女とともに私も改めて考えさせられることが
   多々ありました。

   重松さんらしく人情と教訓に富んだ物語です。

   上巻の第二章で、同窓会から帰ってきたお母さんの服装が
   「帰ってきたときはセーター」→「服を着替える」→
   「同窓会姿から帰ってきたブラウス姿のまま叱る」っていうのが
   ??でした。

   私が持っているのは第一刷なんだけど今は直っているのかな。

ポニーテール  重松清 



これはすべて、仲直りの物語ーー小学四年生のフミと六年生のマキ。両親の再婚で「新米きょうだい」になった二人の少女が家族になるまでを綴る感動長編。


ポニーテール

2011年7月発行 新潮社 302p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

マキとフミは、できたてホヤホヤの「新米きょうだい」二人の心は、近づいたり離れたり、すれ違ったり衝突したり…こんなふうにして、わたしたちは少しずつ家族になっていく。母を亡くした小学四年生のフミ。親の離婚で苗字も学校も変えなくてはならなかった六年生のマキ。それぞれの父母が再婚して「家族」となった二人の少女が過ごした始まりの日々を、やさしく見つめる姉妹小説の決定版。

感想 

   小学校4年のフミとお父さん。
   小学校6年のマキとお母さん。
   新しく家族になった4人の物語。

   フミはいい子でマキに憧れているけれど
   マキは不器用でなかなかやさしくなれない。

   そんなフミとマキととお父さんとお母さんが
   季節を重ねて互いの距離を縮めていく。

   甘えたいのに遠慮してしまう気持ちとか
   やさしくしたいのについつい邪険にしてしまうとか
   引っ越す前の学校を懐かしんでいい格好したい気持ちとか
   細やかに描かれていて
   ものすごくこちらに伝わってきました。

   安心の重松クオリティ。

   途中から とある人物の語りが挿入されて
   最初の方にそれがなかっただけに
   ?となりました。

   

さすらい猫ノアの伝説  重松清    


さすらい猫ノアの伝説

2010年8月発行 講談社 230p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

黒猫が、首に風呂敷包みを巻きつけて、教室にやってきた。「こんにちは」と、ビー玉みたいにまんまるな目で見つめてる…。

感想

   ジャンルは児童書。

   担任の先生が怪我で入院してしまった5年1組は
   臨時の先生を迎えて
   落ち着かない雰囲気となっていました。

   そんな中 やってきた黒猫。
   しょっていた風呂敷の中には手紙が。
   黒猫は名前がノアであること、
   いろんな小学校のクラスを渡り歩いていること、
   そして
   「あなたたちのクラスが忘れてしまった大切なことを
    思いださせてくれる」
   ということ、などが書かれていました。

   最初にノアを見つけた健太と凛々と亮平は
   ノアが指し示すヒントにしたがって
   クラスがいい方向に向かうよう
   頑張っていきます。

   ノアはあくまでもヒントをくれるだけ。
   実際に行動するのは健太たち3人、というのが
   児童書っぽくていいですね。

   重松さんの慣れたお話運びと 平易な文章。
   杉田比呂美さんのイラストもあり
   とても読みやすい1冊でした。

   個人的には うちの家族のふたりとワンコと同じ名前の
   登場人物がいたので(一人は字が違うけれど)
   不思議な親近感をもってしまいました。

あすなろ三三七拍子  重松清  ☆   


あすなろ三三七拍子

2010年3月発行 毎日新聞社 422p(2段組)

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

合言葉は、押忍。フツーのオヤジが、ヘタレな大学の応援団長にマジ社命で出向!?ヤバい学ラン姿が、限りなく愛しい。爆笑、ウルウル、熱い勇気がはじけ翔ぶ、応援小説。

感想

   45歳のオヤジ・大介が社長命令で応援団長になっちゃった。
   うるさ型の関西出身OBや
   1年生部員の健太・翔・沙耶
   チアリーダー部長や吹奏部部長
   オヤジを敵対視する女性教授や
   ライバル校・ケイガクの応援団団長・副団長などに
   囲まれ もまれ 鍛えられ・・・
   フツーのオヤジが どう変わっていくかというお話。

   なんてありえない設定でしょう。
   45歳の普通のサラリーマンが 応援団存続のためだけに
   大学に社会人入学して 応援団活動をするなんて。
   
   でも
   今までの人生とのギャップにとまどい
   失敗することばかりの大介の
   必死な姿に 笑わさせられ ほろりとさせられ
   大介や応援団を応援していたのに いつのまにか
   反対にこちらが応援してもらったような
   温かい気持ちとなりました。

   最近「死」を扱ってきた重松さんの
   ひさびさの明るいお話です。
   ちょっと長かったけれど(422ページで2段組ですよ!)
   とっても元気をもらえる作品でした。