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南下せよと彼女は言う  有吉玉青   



欧州を舞台に綴られる旅の叙情あふれる物語

南下せよと彼女は言う

南下せよと彼女は言う
著者:有吉玉青
価格:1,575円(税込、送料込)
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2012年7月発行 小学館 252p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

情趣溢れる街並み、思わず息をひそめて見た美術館の絵画、ふとした出会い、大切なひととの思い出、自分を見つめ直した夜…。旅の情緒と、旅先の人間模様が、心温まる描写とともに美しく繰り広げられる七編の物語。

【目次】(「BOOK」データベースより)

アムステルダムたち/橋、燃える/秋の休暇/添乗員のクリスマス/ピアッツァにようこそ/南へ…!/永遠の一日

【感想】

   オランダ・スイス・パリ・ドイツチェコオーストリア・
   ヴェネツィア・スペイン・ハワイを旅する
   7組の人々のそれぞれのお話。

   どちらかというと風景・名所の描写の方に
   重きが置かれている印象。

   人間模様の方はちょっと物足りなかったです。

   でもヨーロッパの美しい風景が目に浮かび、
   自分も行きたくなりました。

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美しき一日の終わり  有吉玉青 ★ 

ただ一日の逢瀬を想い、長い歳月を生き抜いてきた男女。異母姉弟の二人が、秘めてきた気持ちを初めて明かす。至極の恋愛小説。


美しき一日の終わり

2012年4月発行 講談社 349p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

ある日、父が家に連れてきた少年は秋雨と名乗り、美妙より七つ年下の異母弟であった。それから五十余年、互いへの思いを心の奥底に秘め、それぞれの人生を歩んだ二人は、取り壊しの決まった、古い家で再会する。ともに暮らした幼い日々をなつかしみながら、長い歳月を慈しむように来し方を語り始めた。生涯のすべてを一日に込めて、至高の愛の姿を描く恋愛長編小説の新境地。

【感想】 

   読み終えて溜息。
   なんて美しくてせつない恋愛小説なんでしょう。

   とある秋の一日、
   70歳の美妙は昔の家で義弟・秋雨と会う。

   昭和・平成の世の変遷とともに
   静かに語られる二人の出会いからの日々。

   二人の想いの行く末は。
   不道徳といえばそうかもしれないけれど、
   それはもう出会うべき二人だったとしか
   言えない物語を堪能しました。

車掌さんの恋  有吉玉青


車掌さんの恋

単行本版 2004年9月発行 講談社 261p
文庫本版 2008年4月発行 講談社 253p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

いつの間にか乗務員室に入り込んできた女子高生に惹かれる車掌さん、思わず破いた中吊り広告でほほ笑むアイドルが取り持つ少年たちの友情、ボックス・シートでは居心地が悪い秘めた恋の二人、両親の不仲に心を痛めた優等生は改札で呼び止められて…みんながいつも乗っている電車に詰まった5篇の物語。

【目次】(「BOOK」データベースより)

車掌さんの恋/中吊り泥棒/ボックス・シート/きせる姫/あみだなの上

感想

   電車に乗る人々の ふと動く心を
   繊細に きめ細かく 美しい文章で 描いた作品。
   どこか懐かしい香りがします。

   不倫もの2編は ちょっと・・・だけど
   中吊り広告を盗む少年たちと 
   優等生であることに倦んだ女子高生の話には
   少し昔を思い出しました。   

   

ティッシュペーパー・ボーイ  有吉玉青 ★  



2007年2月発行 新潮社 217p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

赤い帽子に白いつなぎ、行きずりの彼が手渡してくれたのは―恋の奇跡を信じたくなる5つの偶然の物語。

【目次】(「BOOK」データベースより)

グッド・ラック/ビーツって何?/レオン/恋が花盛り/ボーイを探せ!

感想

   街で配られるティッシュによって人生が変わった人々のお話。
   「ビーツって何?」だけが ほろ苦く変わってしまいましたが
   それ以外は好転して ハッピーエンドとなり 好印象。

恋するフェルメール  有吉玉青 




【内容情報】(「BOOK」データベースより)

絵は見るものというより見に行くもの。「合奏」が盗まれた直後のボストンから始まった、全作品を訪ね歩く、世界各地への心躍る旅。

感想

   私も いつかは きっと・・・