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凶犬の眼  柚月裕子   



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凶犬の眼 [ 柚月裕子 ]
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2018年3月発行 KADOKAWA 336p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

所轄署から田舎の駐在所に異動となった日岡秀一は、穏やかな毎日に虚しさを感じていた。そんななか、懇意のヤクザから建設会社の社長だと紹介された男が、敵対する組長を暗殺して指名手配中の国光寛郎だと確信する。彼の身柄を拘束すれば、刑事として現場に戻れるかもしれない。日岡が目論むなか、国光は自分が手配犯であることを認め「もう少し時間がほしい」と直訴した。男気あふれる国光と接するにつれて、日岡のなかに思いもよらない考えが浮かんでいく…。警察VSヤクザの意地と誇りを賭けた、狂熱の物語。日本推理作家協会賞『孤狼の血』シリーズ最新刊!

【感想】

   『弧狼の血』の続編。

   警察官が赴任中の広島の山奥の集落で
   指名手配中のヤクザと知り合い、どのような行動をとっていくか…。

   狼に育てられた犬がどうなるか、というお話。

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慈雨  柚月裕子   



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2016年10月発行 集英社 336p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

警察官を定年退職した神場智則は、妻の香代子とお遍路の旅に出た。42年の警察官人生を振り返る旅の途中で、神場は幼女殺害事件の発生を知り、動揺する。16年前、自らも捜査に加わり、犯人逮捕に至った事件に酷似していたのだ。神場の心に深い傷と悔恨を残した、あの事件にー。元警察官が真実を追う、慟哭のミステリー。

【感想】

   刑事を退職した男性が
   妻と四国八十八箇所巡りをしながら
   過去を思い出したり
   現在起こった事件を気にしたり
   過去の事件との類似性に気がついて捜査中の現役刑事と連絡をとったり。

   刑事としてより人として生きるっていう考え方がいい。

   妻の香代子さんがとっても立派。
   わたしはこんなに偉そうにしゃべる人間とはいっしょにはいられないな。

盤上の向日葵  柚月裕子   



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2017年8月発行 中央公論新社 563p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

埼玉県天木山山中で発見された白骨死体。遺留品である初代菊水月作の名駒を頼りに、叩き上げの刑事・石破と、かつてプロ棋士を志していた新米刑事・佐野のコンビが捜査を開始した。それから四か月、二人は厳冬の山形県天童市に降り立つ。向かう先は、将棋界のみならず、日本中から注目を浴びる竜昇戦の会場だ。世紀の対局の先に待っていた、壮絶な結末とはー!?

【感想】

   山中から発見された白骨死体が抱いていた
   将棋の名駒。

   その駒から手がかりを探す刑事コンビの捜査パートと、
   最近頭角を表した若手棋士の
   厳しい生い立ちや将棋との関わりを描くパート。

   二つのパートがだんだん近づいていく
   緊迫感ある重厚なお話。

   ページ数は多いけれど一気に読めます。

   最後はそうなのか。そうなのかな~?
   哀しすぎる。

合理的にあり得ない  柚月裕子   



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合理的にあり得ない 上水流涼子の解明 [ 柚月 裕子 ]
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2017年2月発行 講談社 258p

【内容情報】(出版社より)

「殺し」と「傷害」以外、
引き受けます。

美貌の元弁護士が、あり得ない依頼に知略をめぐらす鮮烈ミステリー!

不祥事で弁護士資格を剥奪された上水流涼子は、
IQ140 の貴山をアシスタントに、探偵エージェンシーを運営。
「未来が見える」という人物に経営判断を委ねる二代目社長、
賭け将棋で必勝を期すヤクザ……。
明晰な頭脳と美貌を武器に、怪人物がらみの
「あり得ない」依頼を解決に導くのだがーー。

【目次】(「BOOK」データベースより)

確率的にあり得ない/合理的にあり得ない/戦術的にあり得ない/心情的にあり得ない/心理的にあり得ない

【感想】

   美貌の元弁護士・探偵凉子が
   IQ140の青年・貴山をアシスタントにして
   依頼人のあり得ない依頼を解決に導く。

   5つの話。
   切れ味鋭いけれど柚月さんにしては軽い。
   視点がひとつじゃなくて変化があってよかった。

   凉子より貴山のほうが活躍してる印象。
   副題が「上水流凉子の解明」なんだけどね。

あしたの君へ  柚月裕子   



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あしたの君へ [ 柚月裕子 ]
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2016年7月発行 文藝春秋 244p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

家庭裁判所調査官の仕事は、少年事件や離婚問題の背景を調査し、解決に導くこと。見習いの家裁調査官補は、先輩から、親しみを込めて「カンポちゃん」と呼ばれる。「カンポちゃん」の望月大地は、少年少女との面接、事件の調査、離婚調停の立ち会いと、実際に案件を担当するが、思い通りにいかずに自信を失うことばかり。それでも日々、葛藤を繰り返しながら、一人前の家裁調査官を目指すー

【目次】(「BOOK」データベースより)

背負う者(一七歳 友里)/抱かれる者(一六歳 潤)/縋がる者(二十三歳 理沙)/責める者(三十五歳 可南子)/迷う者(十歳 悠真)

【感想】

   修習中の家裁調査官補となった大地が、
   少年事件や離婚問題の背景を、
   悩みを抱えている人たちに寄り添いながら調査し
   解決に導く短編集。

   真実は表からだけでは見えないんだなあとつくづく思う。

   一つ一つの案件を通して
   大地が成長していく面からも楽しめた。

孤狼の血  柚月裕子   



孤狼の血

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2015年8月発行 KADOKAWA  411p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

昭和六十三年、広島。所轄署の捜査二課に配属された新人の日岡は、ヤクザとの癒着を噂される刑事・大上のもとで、暴力団系列の金融会社社員が失踪した事件の捜査を担当することになった。飢えた狼のごとく強引に違法行為を繰り返す大上のやり方に戸惑いながらも、日岡は仁義なき極道の男たちに挑んでいく。やがて失踪事件をきっかけに暴力団同士の抗争が勃発。衝突を食い止めるため、大上が思いも寄らない大胆な秘策を打ち出すが…。正義とは何か、信じられるのは誰か。日岡は本当の試練に立ち向かっていくー。

【感想】

   違法捜査をする刑事と
   彼についた若手刑事が
   暴力団抗争の真っ只中にとびこんで…。

   登場人物が多くて
   しょっちゅう事件が起こるのでややこしくて
   読むのに時間がかかったよ…。

   「卓抜したリアリティ」と帯に書いてあるけれど、
   そうなのか…。

   知らない世界をみせてもらいました。

   読み終えた今、タイトルの意味がわかった。
   すごくいいタイトルだと思う。

朽ちないサクラ  柚月裕子   



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2015年2月発行 徳間書店 315p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

米崎県警平井中央署生活安全課が被害届の受理を引き延ばし、慰安旅行に出かけた末に、ストーカー殺人を未然に防げなかったと、新聞にスクープされた。県警広報広聴課で働いて4年、森口泉は、嫌な予感が頭から離れない。親友の新聞記者、千佳が漏らしたのか?「お願い、信じて」そして、千佳は殺された。大藪春彦賞作家、異色の警察小説。

【感想】

   警察の不祥事のスクープと
   殺人事件が絡んだ警察小説。

   警察広報事務の若い女性が謎解きを担当。

   かっちりとしたミステリーで
   読み応えありました。

   ラストはそうかそうきましたか。
   まさにタイトルどおりな落としどころ。
   これは続編を狙っているのかな。

   ただ、
   同じ人物を地の文で
   苗字で書くのか、下の名前で書くのかは
   統一してほしかった。

   特にひどかったのが同じ段落の3行の間に、
   苗字、「彼女」、下の名前、って出てきたところ。
   くらくらしたよ。

パレートの誤算  柚月裕子   



パレートの誤算

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2014年10月発行 祥伝社 337p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

ケースワーカーはなぜ殺されたのか。優秀な先輩の素顔を追って、女性ワーカーが生活保護の闇を炙り出す!受給者、ケースワーカー、役人…それぞれの思惑が交錯する渾身の社会派サスペンス!

【感想】

   生活保護のケースワーカーである山川が
   火災現場から他殺体で見つかり
    彼が手がけていた仕事を引き継いだ聡美は
   これまで見えてなかった疑惑に直面していく…
   っていう、生活保護の不正受給にまつわるミステリー。

   少し前に見た深キョンのドラマを思い出しました。

検事の死命  柚月裕子   



検事の死命

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2013年9月発行 宝島社 338p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

郵便物紛失事件の謎に迫る佐方が、手紙に託された老夫婦の心を救う(「心を掬う」)、感涙必至!佐方の父の謎の核心が明かされる「本懐を知る」完結編(「業をおろす」)、大物国会議員、地検トップまで敵に回して、検事の矜持を押し通す(「死命を賭ける」-『死命』刑事部編)、検察側・弁護側ー双方が絶対に負けられない裁判の、火蓋が切られた(「死命を決する」-『死命』公判部編)。骨太の人間ドラマと巧緻なミステリーが融合した佐方貞人シリーズ。刑事部から公判部へ、検事・佐方の新たなる助走が、いま始まる!

【目次】(「BOOK」データベースより)

心を掬う/業をおろす/死命を賭けるー「死命」刑事部編/死命を決するー「死命」公判部編

【感想】

   佐方検事シリーズ。
   4つの短編(後ろ二つはつながっている)が入っています。

   一つ目のは以前アンソロジー(しあわせなミステリーで読んでた。
   佐方の執念を感じる。

   二つ目のはちょっとよくわからない。
   前のを忘れてるからか…。

   後ろ二つは痴漢事件をめぐる
   佐方の姿勢、手腕にしびれる。

   こんなに検事としての仕事に真摯に取り組んでいる佐方が
   いつかは検事をやめるんだよね…(『最後の証人』)。
   そこに至るに何があったのだろうか、
   非常に気になる。

   しかしある超重要な証拠品についての記述で
   人名間違いがあった!
   読んでいてびっくりした。
   第1刷・331p・5行目冒頭。
   今は直ってるのだろうか。

検事の本懐  柚月裕子 



12万部突破の法廷ミステリー『最後の証人』著者、最新作! 出所したばかりの累犯者が起こした窃盗事件の真実を抉る「罪を押す」。県警上層部に渦巻く嫉妬が、連続放火事件の真相を歪める「樹を見る」。同級生を襲った現役警官による卑劣な恐喝事件に、真っ向から対峙する「恩を返す」。東京地検特捜部を舞台に、法と信義の狭間でもがく「拳を握る」。横領弁護士の汚名をきてまで、約束を守り抜いて死んだ男の真情を描く「本懐を知る」。検事・佐方貞人の姿を描く、『このミス』大賞作家による傑作検察ミステリー連作集です。


検事の本懐

2011年11月発行 宝島社 376p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

県警上層部に渦巻く男の嫉妬が、連続放火事件に隠された真相を歪める(『樹を見る』)。出所したばかりの累犯者が起した窃盗事件の、裏に隠された真実を抉る(『罪を押す』)。同級生を襲った現役警官による卑劣な恐喝事件に、真っ向から対峙する(『恩を返す』)。東京地検特捜部を舞台に“検察の正義”と“己の信義”の狭間でもがく(『拳を握る』)。横領弁護士の汚名をきてまで、恩義を守り抜いて死んだ男の真情を描く(『本懐を知る』)。骨太の人間ドラマと巧緻なミステリー的興趣が、見事に融合した極上の連作集。

【目次】(「BOOK」データベースより)

樹を見る/罪を押す/恩を返す/拳を握る/本懐を知る

【感想】 

   「条件やデータだけで事件を見ず、
    事件を起こす人間を見る」

   検事・佐方の捜査方法・解決方法が
   心にすとんと落ちてくる。

   彼が携わった四つの事件と
   彼の父親に関する一つの物語。

   重みのある読後感に満足です。
   シリーズ化していってほしい。

   前作『最後の証人』は
   佐方がその後、弁護士に転身して手掛けた裁判の物語。
   こちらの方がばりばりのミステリーでしたが、
   これも面白かったです。
   弁護士になっても事件に対する佐方の姿勢は健在でした。


最後の証人