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一鬼夜行 鬼の嫁取り  小松エメル   






2018年7月発行 ポプラ文庫ピュアフル 348p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

永遠の命を授ける謎の妖怪アマビエが、再び江戸に出没したー古道具屋「荻の屋」の主・喜蔵と妖怪相談処を営む小春は、河童の棟梁・弥々子の頼みで、アマビエの鱗を探すことに。その帰り道、喜蔵は想いを寄せる綾子が、見知らぬ男といる場に出くわし動揺する。それぞれの想いが交錯する中、喜蔵と小春は大きな決断を下すことにー。明治人情妖怪譚シリーズ第二部、感動と感涙の完結編!

【感想】

   シリーズ第二部完結!
   「鬼」が「嫁取り」!
   めでたし、めでたし!

   そして、そこに行き着くまでの人間と妖たちの、
   ここまでのいきさつをふまえた、
   息もつかせぬ攻防や心の交流が圧巻。

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梟の月  小松エメル   



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2018年4月発行 KADOKAWA 256p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

過去の記憶を喪い、妖怪たちの住む世界で目覚めた人間の姿の私は、いつしか彼らと暮らすことになった。妖怪たちに乞われ、文字を教える「先生」となったが、彼らに教える日々は、時に退屈で、時に充実していた。だが、私が一体何者で、なぜこの世界に来たのか、誰も知るものはいなかった。いつも私の傍から離れないアオバズクは、なにか知っているのだろうか。ある日、烏帽子を被った一つ目の妖怪が私の前に現れ、二つ目の月に触れれば、元の世界に戻れるというのだが…。衝撃のラストが誘う切ない涙。注目の気鋭による長篇小説。

【感想】

   記憶を失った「私」は妖怪の世で
   アオバズクとともに暮らしている。

   味方なのか敵なのか判然としない
   多くの妖怪たちとのやりとりへのどきどきと、
   「私」が失ってしまった過去はどんなのだったのかへのどきどき。

   謎がうずまく切ない読み心地でひきこまれました。

一鬼夜行 鬼姫と流れる星々  小松エメル   






2017年11月発行 ポプラ文庫ピュアフル 314p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

妖怪をも恐れさせる閻魔顔の若商人・喜蔵の営む古道具屋「荻の屋」で、小鬼の小春が妖怪相談処を開いてから早ふた月。近ごろよく家をあける妹の深雪が恋をしているらしいと聞き、喜蔵は気が気ではない。そこに現れたのは、小春の宿敵で、深雪とある「契約」を交わした裏山の天狗だった。天下一の天狗を決める争いに巻き込まれた荻の屋の面々の運命や、いかに?大人気の明治人情妖怪譚!

【感想】

   シリーズもすでに第9弾。

   怪力を得た深雪が参加した
   天下一の天狗を決める大会。

   そこでの勝負の行方、天狗同士の愛憎、
   そして深雪を心配する喜蔵と小春。

   手に汗握る展開で
   ページを繰る手が止まりませんでした!

   そしてラストで明かされる深雪の思い!
   あああーー!

   喜蔵、小春、深雪が意地張らず
   素直になれる日がくることを願ってやみません。

   次回作は2018年刊行、第二部感動の完結編とのこと。
   今から楽しみです。

総司の夢  小松エメル   



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2016年9月発行 講談社 386p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

新選組一番隊隊長・沖田総司。江戸の一道場の塾頭だった若者は、時代の急流の中で、幕末随一の剣士となっていく。最強の男ー「鬼」は誰なのか。芹沢鴨、土方歳三、近藤勇…。何故、俺は人を斬るのかー自らに問いながら、沖田は鬼の正体を探そうとする。仲間と語らい、笑い、涙し、人を斬る。注目女流作家が満を持して放つ、幕末最強の剣士・沖田総司の真実。

【感想】

   明るく、屈託なく人を斬っていたかのような
   イメージのある沖田総司。

   けれどその内側にはこんな鬼がいたのか、
   と思わせてくれる
    新たな総司像がここにありました。

   多くの新選組隊士たちと交わりながら
   駆け抜けた血まみれの日々。

   今は総司がただただ愛おしいです。

一鬼夜行 鬼の福招き  小松エメル   



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鬼の福招き [ 小松エメル ]
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2016年6月発行 ポプラ文庫ピュアフル 315p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

とある事情で大妖怪としての力を失い、強面の若商人・喜蔵が営む古道具屋「荻の屋」に居ついた小鬼の小春。いつまでたっても怠惰を極める居候に喜蔵の怒りが頂点に達した時、小春が掲げた「妖怪相談処」の看板を見て妖怪たちが訪ねてきた。主人の奇行を心配する忠鳥の依頼や切ない恋愛沙汰の解決などに奔走する二人だが、相談処の繁盛ぶりには思わぬ理由がー。累計25万部突破の明治人情妖怪譚シリーズ、第二部開幕!

【感想】

   第二部スタート! 

   小春が「妖怪相談処」を開業しちゃって、
   次々やってくる妖怪の相談がせつなかったり、
   それへの対応に感心したり、
   それにより深まる喜蔵と小春の絆にぐっときたり。

   不穏な要素もちらちらして
   これからも楽しみ。

一鬼夜行 鬼が笑う  小松エメル   



鬼が笑う

鬼が笑う
著者:小松エメル
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2014年10月発行 ポプラ文庫ピュアフル 315p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

閻魔顔の若商人・喜蔵の許を、記録本屋の高市が訪ねてきた。旅先で小鬼の小春と会ったという。小春と猫股の長者の戦いが迫っていることに心乱れた喜蔵は、妖怪が行き来する「もののけ道」に足を踏み入れ、意外な場所に辿りついてしまう。混乱する喜蔵に手を差し伸べたのは、決して会えるはずのない人物だったー。過去の点は線へと繋がり、物語は心揺さぶるクライマックスへ。大人気明治人情妖怪譚シリーズ第一部、感動の完結編!

【感想】

   シリーズ第一部、堂々の完結!

   小春と猫股の長者との争いに決着がつき、
   喜蔵と思わぬ人物が出会いお互いを救い、
   喜蔵と周りのみんなが
   あたたかな関係を築けたこと、
   そして何よりも
   喜蔵と小春が素直に笑っていることが
   うれしくて涙。

夢の燈影  小松エメル  ☆   



夢の燈影

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2014年9月発行 講談社 253p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

日本の夜明け前ー幕末維新を駆け抜け、散っていった「新選組」。その人斬りに、志はあったのか。有名幹部の華々しい活躍の陰で、語られることのなかった無名隊士の人生もまた、あった。新しい世代の書き手による、近藤でも土方でも沖田でもない、新選組の物語。

井上源三郎……「おれはここにいていいのか」と自問する齢の離れた幹部。
蟻通勘吾……入隊を勧めた従兄は失踪し、「死番」が続く日々。
近藤周平……美しい顔をもつ局長の養子。
酒井兵庫……粛正された隊士の死を見守る寄越人。
山崎丞……敵も味方も監視し続ける監察方。
中島登……明治になっても、獄で隊士の絵を描き続ける男。

【目次】(「BOOK」データベースより)

信心/夢告げ/流れ木/寄越人/家路/姿絵

【感想】

   新選組の有名幹部の陰にいた
   無名隊士たちを主人公とした一冊。

   血なまぐさいはずの新選組にあった
   別の一面が、
   静かに繊細に描かれていてしみいります。

   無名隊士、有名幹部、
   それぞれの夢、葛藤がせつない。

   新選組小説の
   新たな傑作となるのではないでしょうか。

   主人公にされているのは
   井上源三郎、蟻通勘吾、近藤周平、
   洒井兵庫、山崎烝、中島登。

   わりと有名な人もいますが、
   主流ではない、ということなのでしょう。

   読んでいると大河ドラマ「新選組!」の面々が動きました。
   (懐かしい) 

   タイトルは『ゆめのほかげ』と読みます。

宿命ー蘭学塾幻幽堂青春記  小松エメル   



宿命

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著者:小松エメル
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2014年2月発行 ハルキ文庫 248p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

文久三年八月ー玄遊堂の面々は、壬生浪士組が主催する相撲興行を観るために壬生寺境内へ。そこで水野八重太は、二度と会いたくないと思っていた男の姿を目にする。故郷・武州多摩の天然理心流道場でこっぴどく叩きのめされた苦い思い出のある、沖田という名の天才剣士だ。彼と目が合った瞬間駆けだした水野を、沖田が追ってくる。逃げる水野は、壬生浪士組の筆頭局長・芹沢にぶつかってしまい、新たな因縁が生まれるが…。幕末の京を舞台に、蘭学塾生たちの青春と歴史が交錯する、新感覚の時代小説シリーズ第三弾!!

【感想】

   幕末京都の蘭学塾を舞台にしたシリーズ第三弾。

   主人公水野は
   塾の面々と更に深く付き合うようになり、
   ついに泉や占い女の謎も判明。

   そして新選組(特に沖田)との関わりもできる。

   青年の成長と不思議な世界が面白くて
   今後がさらに楽しみ。

一鬼夜行 鬼の祝言  小松エメル   



鬼の祝言

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著者:小松エメル
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2013年11月発行 ポプラ文庫ピュアフル 331p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

閻魔顔の若商人・喜蔵が営む古道具屋「荻の屋」に、見合い話が持ち込まれた。相手は両親を亡くしたばかりの由緒ある家の跡継ぎ。この縁談、果たして妹の深雪のためになるのか。思い悩む最中、喜蔵はなぜか妖怪たちに襲われる。危機を救ってくれたのは鬼の小春だったが、どうも様子がおかしくてー。喜蔵の初恋も明らかに?ますます目が離せない明治人情妖怪譚シリーズ第五弾!

【感想】

   シリーズ第五弾はとってもロマンチック!
   そしてせつない…。

   古道具屋に縁談が持ち込まれた話、
   縁談相手の先祖の結婚とそれから続く呪いの話。
   
   賑やかにそしておどろおどろしく妖怪が蠢くなか、
   見え隠れする真実の心。

   うーんよかった!

   もちろん小春ちゃんも大活躍。

   小春の偽物?も登場したり、
   多聞と通じ合うものがあったり、
   猫又の長者との闘いに備えて強くなったり。

   お話が終わるといつもの通り行っちゃうんだけど
   (これはお決まりだからネタバレではないよね?)
   わたしも言いましょう。

   またな!

約束 蘭学塾玄幽堂青春記  小松エメル   



約束

約束
著者:小松エメル
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2013年6月発行 ハルキ文庫 299p

【内容紹介】

文久三年三月―――上洛する将軍一行を一目見んと集う野次馬の中に、玄遊堂の面々もいた。佐幕意識の強い武州多摩から半年前に京へ来た水野八重太は、背丈の低さゆえ人垣に阻まれ、苛立ちを隠せない。そんな状況を同塾の変人たちにからかわれ激高する水野の気持ちを逆なでするように、同い年ながら反りが合わない秋貞司朗が、一言もなく姿を消す。水野は対抗心から、秋貞のことが気になって仕方がないのだ。元々謎めいている秋貞だが、この十日ほどはとみに動きが怪しいという。ある日偶然、裏長屋で秋貞の姿を目にした水野は・・・・・・。風雲急を告げる幕末の京を若き蘭学塾生が駆ける、大好評シリーズ第二弾! !

【感想】

   幕末の京都、蘭学塾に集う若者たちの青春。
   シリーズ第二弾。

   辻斬りの現場に立ち上る赤黒い影。
   そこに立つ学友。
   真実を一人探ろうとする八重太。

   えっえっ何が起きているの?とどきどきしながら、
   八重太が次第に仲間と絆を深める姿に感動。

   八重太のひたむきな思いと不器用な行動が
   かっこよくて。
   蘭学塾の仲間たちもそれぞれ
   個性的でみんなよいやつだ!
   そして玄遊先生もいいところを見せちゃって!

   今回の真実は悲しくてせつなかったけれど、
   明るい希望が見え、
   謎も残り、
   これからますます楽しみです。