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室町無頼  垣根涼介   



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室町無頼 [ 垣根 涼介 ]
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2016年8月発行 新潮社 536p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

ならず者の頭目・骨皮道賢は幕府に食い込み、洛中の治安維持を任されていたが、密かに土倉を襲撃する。浮浪の首魁・蓮田兵衛は、土倉で生き残った小僧に兵法者への道を歩ませ、各地で民百姓を糾合した。肝胆相照らし、似通った野望を抱くふたり。その名を歴史に刻む企てが、奔り出していた。動乱の都を駆ける三人の男と京洛一の女。超絶クールな熱き肖像。

【感想】
 
   室町時代、応仁の乱前夜、
   乱れきった京の町で
   一揆の首謀者となる蓮田兵衛と
   市中警護を任された骨皮道賢という
   ふたりの魅力的な在野の人物と、
   その間に現れた棒術使いの若者・才蔵の
   汗と血がたっぷりの勢いあふれるお話。

   エンタメ色が強くて面白かった!

   お寺の塔の高さを説明するときに
   いきなり京都タワーを引き合いにだすところなど、
   全体的に司馬作品っぽいって思った。

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光秀の定理  垣根涼介   



光秀の定理

光秀の定理
著者:垣根涼介
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2013年8月発行 角川書店 409p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

永禄3(1560)年、京の街角で三人の男が出会った。食い詰めた兵法者・新九郎。辻博打を生業とする謎の坊主・愚息。そして十兵衛…名家の出ながら落魄し、その再起を図ろうとする明智光秀その人であった。この小さな出逢いが、その後の歴史の大きな流れを形作ってゆく。光秀はなぜ織田信長に破格の待遇で取り立てられ、瞬く間に軍団随一の武将となり得たのか。彼の青春と光芒を高らかなリズムで刻み、乱世の本質を鮮やかに焙り出す新感覚の歴史小説!!

【感想】

   光秀と僧侶・愚息と兵法者・新九郎の友情。
   確率を利用した城攻め。
   光秀と信長の同じところと違うところ。
   そして本能寺の変の真の意味。

   すっきりしていて、面白かった!

   こういう生き方をした僧侶と兵法者が
   ほんとうにいてたら嬉しい。

   光秀がとても良い人に描かれていて
   嬉しい。

   しかし細川藤孝はほんとうに
   煮ても焼いても食えぬやつよのー。
   乱世の中を生き残ることだけのありまする。

   確率が戦に使われたのは一度だけだったのだろうか。
   というかお椀のほうはわかるんだけど、
   それがなぜ城攻めに応用できたのか、
   実はあまり理解できてないんですが(笑)。

迷子の王様 君たちに明日はない5  垣根涼介   



迷子の王様

迷子の王様
著者:垣根涼介
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2014年5月発行 新潮社 232p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

一時代を築いた優良企業にも、容赦なく不況が襲いかかる。リストラ請負人・村上真介のターゲットは、大手家電メーカー、老舗化粧品ブランド、地域密着型の書店チェーン…そして、ついには真介自身!?逆境の中でこそ見えてくる仕事の価値、働く意味を問い、絶大な支持を得る人気シリーズ、堂々完結。

【目次】(「BOOK」データベースより)
トーキョー・イーストサイド/迷子の王様/さざなみの王国/オン・ザ・ビーチ

【感想】

   シリーズ第5弾にしてついに完結。

   今回は美容部員、家電メーカー技術者、書店員と
   あと一人がリストラ対象。

   登場人物が
   働き方ひいては生き方について
   語ったり考えたりする内容に
   強く納得。

   それにしても終わっちゃうんだなあ。
   寂しいなあ。

   書店員の章で本について書かれていることが素敵で
   なんだかすごく共感できた。

   垣根さんがふだんから考えておいでのことなのかな。

狛犬ジョンの軌跡  垣根涼介   



狛犬ジョンの軌跡

狛犬ジョンの軌跡
著者:垣根涼介
価格:1,470円(税込、送料込)
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2012年12月発行 光文社 361p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

太刀川要は、深夜、山のなかをドライブ中に黒い大きな犬をはねてしまう。あわてて犬のもとにかけよると、車との接触でできたとは思えない大きな切り傷からの出血で、半死半生の状態だった。動物病院での治療の甲斐あって黒犬は助かったのだが、ペットたちが激しく怯えて困っている、と獣医から連絡が入るー。こいつはいったい何者なんだ?あんな時間にあんな場所で、いったい何をしていたのか?奇妙な共同生活を始めた要と黒犬を待ち受ける現実とはー。

【感想】

   建築士の太刀川が深夜、車ではねてしまった大型犬と
   はじめた生活。
   その世話をしたり、過去を調べたりしているうちに
   不思議な事実が見えてくる…。

   面白かったけど、わー、ワンコ好きにはたまらんお話。
   なんかせつないぞ。

   太刀川がなんだか言い訳がましくて気になる。
   でも、親身になって犬の世話をしてくれるから
   まぁ許してやろう(笑)。

   お弁当屋の少女は必要だった?

   犬目線で語られる部分が特に好きです。

勝ち逃げの女王 君たちに明日はない4  垣根涼介 


どんなに時代が悪くても、仕事のデキる奴はいる・・・リストラ請負人・村上真介が、サラリーマンの甘えをぶった斬る! 大ヒット痛快お仕事小説第四弾。

勝ち逃げの女王

勝ち逃げの女王
著者:垣根涼介
価格:1,575円(税込、送料込)
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2012年5月発行 新潮社 261p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

団塊の世代からバブル謳歌組、はたまたロスジェネ世代までリストラ請負人・村上真介が、サラリーマンの迷いをぶった斬る!イヤでもヤル気がわいてくる、痛快お仕事小説。

【感想】

   「君たちに明日はない」シリーズの第4弾。
   
   今回も村上とリストラ対象・非対象者との面談を
   楽しませてもらいました。
   面談の結果の彼女彼らの決断に納得。
   これからも素敵な人生を送ってくれることでしょう。

   あちこちにうんうん、とうなずけるフレーズあり。

人生教習所  垣根涼介



人生の落ちこぼれ人間たちが、目にした新聞広告「人間再生セミナー 小笠原塾」とは!? 世界遺産を舞台に繰り広げる清々しい小説


人生教習所

2011年9月発行 中央公論新社 458p
 
【内容情報】(「BOOK」データベースより)

ひきこもりの休学中東大生、南米へ逃亡していた元ヤクザ、何をやってもダメな女性フリーライターなどー人生に落ちこぼれた人間たちが目にした「人間再生セミナー 小笠原塾」の募集広告。錚々たる団体・企業が後援し、最終合格者には100%就職斡旋。一体、主催者の目的は何なのか?遙かなる小笠原諸島で、彼らを待ち受けていたのは、自分たちが知らなかった日本と世界、そして美しい自然。今、彼らの中の「なにか」が変わりはじめた…。清々しい読後感へと誘う物語。

感想 

   小笠原で開かれた「人間再生セミナー」に参加した4人の人物。
   それぞれ屈託を抱えて生きていたのが、
   小笠原の自然・住人・歴史に触れて、
   また、グループ活動を通じて新たな自分を見つけていく。

   人物の変化の様子がいい感じ。
   小笠原の歴史や自然などあれこれが興味深いです。

   わりと淡々とお話がすすんでいきます。
   もう少し 紆余曲折、波瀾万丈な感じだと
   もっと面白くなったような気がします。

月は怒らない  垣根涼介 



梶原33歳●仕事は多重債務者の借財の整理。謄本の代理人申請のために訪れた市役所の戸籍係の女を一目見た瞬間、声を失った。弘樹20歳●バーで女がチンピラに絡まれて目の前で転んだ。助け起こした瞬間、女の顔に釘付けになった。和田34歳●勤務先の交番の前の市役所に自転車で通う女。既婚者のくせに俺はいつもその女を探している--。化粧もしない。服も地味。美人でもないその女・恭子に3人の男たちは、どうしようもなく魅かれていく。一方恭子は男たちの求愛を受け、3人と付き合い始める。接点のない3人だが、それぞれに思う、恭子は不思議な女だ。決してモノを欲しがらない。故郷や家族のことは話さない。会っている時間以外のことは未知。でも魅かれる。理由は何だ、いったいこの女の過去には何があるのか……。3人の男たちの視点を通して、恭子というなぞの女の正体が焙り出されていく。人と人との繋がりの意味を問う著者渾身の挑戦作


月は怒らない

2011年6月発行 集英社 340p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

多重債務者の借財の整理が生業。仕事で訪れた市役所でこの女を一目見た瞬間、声を失った-。バーで女がチンピラに絡まれて目の前で転んだ。助け起こした瞬間、女の顔に釘付けになった-。勤務先の交番の前の市役所に自転車で通う女。結婚しているくせに私はいつもその女を探している-。誰にも期待しない。夢なんて持ってない。だから生きるのラクだった。そんな女になぜか惹かれていく、3人のロクデナシたち。垣根ワールドの新境地。

感想 

   ある女性になぜか魅かれた三人の男性。
   その男性たちを 拒否するわけでもなく
   ある一線までは親しくすることを許したその女性。

   風変わりな一人の女性と三人の男性の
   愛情関係。
   なんだか禅問答のような
   物語。

   彼女はどうしてそのような関係を結ぶのか。
   彼らはどうして彼女に魅かれるのか。
   じんわり、じんわりと
   しみこんできました。

   難しいけど 深いなぁ、という感じ。
   派手なお話ではないけれど
   タイトルにある月のような
   静かな印象の一冊でした。
   
   

張り込み姫  君たちに明日はない3  垣根涼介 


張り込み姫

2010年1月発行 新潮社 297p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

今回のターゲットは、英会話学校、旅行会社、自動車業界、そして出版社─。仕事の意味を、働く理由を、迷うあなたに問いかける、リストラ請負人・村上真介、次はあなたの会社へ。
【目次】(「BOOK」データベースより)

ビューティフル・ドリーマー/やどかりの人生/みんなの力/張り込み姫

感想

   相変わらず村上真介はかっこいい。
   外見だけじゃなく 
   人の心を上手に読んで するりと懐に入り込む
   人懐っこさと 
   はっきり言うべきところははっきり言う 男前な感じが
   たまりません。
   
   (ほら!「細身の優男」って書いてあるじゃない。
    坂口憲二くんは確かに好青年だけど がっちりしすぎだってば)

   リストラされる側に リストラされても人生は終わりじゃないという事を
   いろいろな側面から 教えてくれる。
   昨今 不況の折 リストラされる人も多いでしょうが
   こんなふうに前向きに次の仕事にすすめると
   いいのですけれど・・・。

ワイルド・ソウル  垣根涼介 ★  


ワイルド・ソウル

2003年8月発行 幻冬舎 525p(2段組)

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

1961年、衛藤一家はアマゾンの大地に降り立った。夢の楽園と信じて疑わなかったブラジルへの移住―しかし、それは想像を絶する地獄の始まりだった。逃げ出す場もないジャングルで獣に等しい生活を強いられ、ある者は病に息絶え、ある者は逃散して野垂れ死に…。それがすべて日本政府の愚政―戦後の食糧難を回避する“棄民政策”によるものだと知った時、すでに衛藤の人生は閉ざされていた。それから四十数年後―日本国への報復を胸に、3人の男が東京にいた。未開の入植地で生を受けたケイと松尾、衛藤同様にブラジルを彷徨った山本。報道記者の貴子をも巻き込んだ用意周到な計画の下、覚醒した怒りは300発の弾丸と化し、政府を追いつめようとするが…。それぞれの過去にケリをつけ、嵌められた枠組みを打破するために、颯爽と走り出した男女の姿を圧倒的なスケールと筆致で描く傑作長篇小説。

感想

   アマゾンでの悲惨な状況が痛々しいです。
   それだけに 政府にその過ちの責任を問う4人の男たちの
   怒りと戦いが 小気味よく読めました。
   
   最初から最後まで スピードをもって語られるのにひきつけられ
   ノーテンキなケイに にやりとさせられ
   復讐の行方に はらはらさせられ
   ラストには・・・・。

   ものすごく長いのですが 考えさせられ
   それでいて楽しませてくれる 力のこもった作品でした。


借金取りの王子  垣根涼介 ★ 




2007年9月 発行

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

デキる女ほど、なぜ辞めたがる??リストラ請負人・村上真介の悩みは今日も深い。デパート、生保、金融、ホテル…次の標的は、あなたかも!?恋と仕事の傑作エンタテインメント、ますますパワーアップ。

【目次】(「BOOK」データベースより)

二億円の女/女難の相/借金取りの王子/山里の娘/人にやさしく

感想

   前作は「君たちに明日はない」です。