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杏奈は春待岬に  梶尾真治   



杏奈は春待岬に

杏奈は春待岬に
著者:梶尾真治
価格:1,836円(税込、送料込)
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2016年3月発行 新潮社 268p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

「春待岬」に建つ洋館。そこに住む少女に、ぼくは一目惚れした。でも、そのときは知らなかった。会えるのが、桜の咲いている間だけだなんて。もちろん、歳をとるのがぼくだけで、彼女が永遠に、少女であり続けることもー“時の檻”に囚われた彼女を、なんとしても救い出す!そのためには、“クロノス”をー気がつけば、愛する人よりも大人になっている。そんなとき、あなたは、どうしますか?そして“ぼく”の選択を、どう思いますか?
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猫の惑星  梶尾真治   



猫の惑星

猫の惑星
著者:梶尾真治
価格:1,620円(税込、送料込)
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2015年10月発行 PHP研究所 270p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

思春期を迎える前の子供だけが、超能力を持つことができる近未来。集められた幼い子供たちは、秘密組織「シテン」の中で、それぞれの能力を研ぎ澄ます訓練を受けながら、「ホンテン」から命じられた数々のミッションに派遣されていた。その中の少年の一人イクオは、自分と会話できる猫ウリと出会い、組織が隠し持つ恐ろしい秘密を聞かされる。この世界のどこかにいる「猫の王」に会いたいと言うウリとともに、イクオは脱走を決意するが…。

アラミタマ奇譚  梶尾真治   



アラミタマ奇譚

アラミタマ奇譚
著者:梶尾真治
価格:1,680円(税込、送料込)
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2012年7月発行 祥伝社 280p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

羽田発熊本行の旅客機が阿蘇外輪山に墜落したー。それは不思議な事故だった。乗客乗員62名が消失し、ただ一人生還した男は記憶の大半を失っていたのだ。同乗していた恋人を捜すため、収容先の病院を脱け出した男を見知らぬ土地で待っていたのは、世にも奇妙な体験の数々だった。阿蘇を代々護ってきた人たちの存在、いにしえから語り継がれる鬼伝説の謎、そして人外の魔物の跳梁。やがて、強大な敵が牙をむき、未曽有の危機が迫る。火の国熊本の異界で闘う男の運命は!?カジシン・ワールドの魅力全開ファンタジー。

【感想】

   熊本行きの飛行機が墜落。
   恋人と搭乗していた知彦が一人生き残る。

   阿蘇山の伝説や噴火、パワースポットに
   壮大なファンタジーをまとわせた物語。

   どんどん広がるお話が面白かったです。

   知彦がなかなか「目覚め」ないところが
   じれったかったけれど、
   読者に歩調を合わせてくれていたのかな。

   阿蘇山は高校の修学旅行で行ったっきりです。
   もう一度行ってみたいなぁ。
   特に米塚ってところを見てみたくなりました。

ダブルトーン  梶尾真治  ☆ 



ダブルトーン

ダブルトーン
著者:梶尾真治
価格:1,575円(税込、送料込)
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2012年5月発行 平凡社 268p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

私の記憶の中のあなたは誰?ユミという同じ名前を持つ二人の女性が、互いの記憶を共有している不思議に気づいた時から、衝撃的な愛のドラマが始まった…。タイムトラベル・ロマンスを超えるラブ・サスペンスの新境地。

【感想】

   お互いの記憶を共有する「ユミ」という二人の女性。
   その記憶の混じり具合は
   当初は薄かったのに次第に濃く混然一体となってくる。

   それは二人に何を訴えようとしているのか。
   サスペンス風味。

   真相は何なのか最後までどきどきしながら読みました。
   読み終えて満足です!


壱里島奇譚  梶尾真治 ☆  


壱里島奇譚

2010年9月発行 祥伝社 332p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

現代の科学では解明できない謎の商品“おもしろたわし”を調査してほしい─。商社マン・宮口翔一は常務からの特命を受けて、生産地の天草諸島の壱里島へ飛んだ。しかし、その小さな島は強力なパワースポットと化し、奇妙な現象が次々と起こっていた。翔一は知り合ったオカルトライター・機敷埜風天とともに“問題の地”信柄浦岳を目指すが…。西の涯ての伝説の地で何が起こったのか?感動と驚愕の癒し&奇跡系ファンタジー。

感想

   心が温かくなる現代のお伽噺。
   
   人情と自然と美味しいものならたくさんある
   天草の小さな島の守り神が
   島の衰退を防ぐために
   宮口翔一という人物に白羽の矢をたてて
   島へ呼び寄せたことから始まる
   奇跡の物語。

   島の人たちはあけっぴろげで
   度が過ぎるくらい親切で
   あっという間に翔一は
   島復興の中心人物にまつりあげられていきます。

   島復興へ至るあれこれは豪快で
   細かいことは気にしないのが
   熊本気質?

   島の人たちは温かくておかしくて
   島の料理とお酒は美味しくて
   行くと元気なれる奇跡の島。
   そんな島が本当にあるのなら
   私もいってみたいな。

   最後 翔一のもとに訪れた女性は
   神様からの 頑張った翔一へのご褒美なのでしょうね。
   よかったね、翔一。

ボクハ・ココニ・イマス 消失刑   梶尾真治  ★ 


ボクハ・ココニ・イマス

2010年2月発行 光文社 327p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

実刑判決を受けた浅見克則は「懲役刑」と「消失刑」のどちらかを選べ、と言われる。消失刑だったら、ある程度の自由が与えられ、刑期をどのように過ごしてもかまわないらしい。いったい、どんな刑罰なのか?究極の孤独。僕は、いないも同然だった。それでも、彼女を救いたかった。

感想

   先が気になって ぐんぐん読み進めていったのですが
   最後に不意打ちされて ほろほろ泣いてしまいました。
   茨木月季さんが紹介されていたのを拝見して
   読みました。
   とてもスピード感があって どきどきして 
   それでいて せつなくて 哀しくて
   ラストでは やられましたわ。

   克則は 正当防衛で相手に危害を加え
   有罪判決を受けてしまいます。そして
   1年間の懲役刑が宣告されたのですが
   その代わりに 「消失刑」というものを選ぶことができると
   教えられます。
   そこで 8ヶ月の「消失刑」を選んだ克則。
   そこに待っていたのは とてつもない孤独な日々。
   
   首にはめられた輪のせいで
   克則は他人からは見えなくなってしまいます。
   さらに 他人と交わることは禁止されていて
   無理にしようとすると その首輪が縮まり
   呼吸ができなくなるんですね。
   なので 一人で生きていくしかないのですが 
   たびたび 人助けをしなければならない場面に遭遇してしまう。
   首輪の制約をなんとか かいくぐりながら
   知恵を絞って人助けをしようとする克則の奮闘に
   はらはらさせられました。

   8ヶ月たてば首輪ははずれるのですが・・・という
   お話で ここから先はネタバレになるので
   自粛。
   設定とか展開とかに つっこみどころがあるとは思いますが
   孤独をひしひしと感じ 他人との関わりを熱望しながら
   ひとりで生きていく克則がせつなくて 
   とても印象に残る作品でした。
   
   

おもいでエマノン  梶尾真治  



2000年9月発行 徳間書店 350p 

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

異国風の彫りの深い顔立ち。すんなりと伸びきった肢体。ジーンズにナップ・サック。ながい髪、おおきな瞳、そしてわずかなそばかす―。彼女はエマノン、ぼくが出会った不思議な少女。彼女は言った、「私は地球に生命が発生してから現在までのことを総て記憶しているのよ」と。彼女の口から紡ぎだされる、母から娘へと伝えられたさまざまな『地球』のおもいでたち。表題作から、初収録の最新作までをおさめたピュアSF連作。「この作品の絵は、他の人に渡したくなかった」という鶴田謙二がイラストを担当。

感想

   「詩羽のいる街」の帯で乙一さんが言及されていたので
   読んでみました。
   こちらのヒロインは 超常能力を持っていて あちらこちらに
   フラッと現れて そこであった人々に強い印象を残していきました。
   ある意味 詩羽と逆の設定でしょうか。
   
   今年コミック化されたようです。
   原作の挿絵を書かれた鶴田謙二さんの作品です。

   

穂足のチカラ  梶尾真治  



2008年9月発行 新潮社 546p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

うだつの上がらない父、パチンコ依存症の母、引きこもりで高校に行っていない長男etc.―。冴えないことこの上ない海野一家だが、唯一の救いは、愛らしい三歳児・穂足の存在だった。その穂足が大怪我で入院した時から、家族の大逆転が始まった。奇蹟としか思えない出来事の数々には、どうやら穂足が関係しているようなのだが…。

感想

   う~ん、どうなんでしょう。
   これで みんな本当に幸せになるのかな。
   穂足に いつまでも負担のかかるような結末ではなく
   すっきりとした最後にしてほしかったかも。