FC2ブログ

なぜ絵版師に頼まなかったのか  北森鴻  


なぜ絵版師に頼まなかったのか

2008年5月発行 光文社 242p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

変革の嵐が吹き荒れる、明治年間の帝都。帝國大学には多くの雇われ外国人が教師・研究者として赴任していた。エルウィン・フォン・ベルツ先生もその一人。並はずれた日本びいきで知られるベルツ先生とその弟子・葛城冬馬が、次々に出来する新時代の事件に挑む。

【目次】(「BOOK」データベースより)

なぜ絵版師に頼まなかったのか/九枚目は多すぎる/人形はなぜ生かされる/紅葉夢/執事たちの沈黙

感想

   一風変わった事件に取り組む 雇われ外国人たちと
   松山から出てきた葛城冬馬や
   仲間の喜三郎(本名)の活躍が描かれていました。

   明治初期の風俗や政治情勢が織り込まれているのが
   興味深かったです。

   出だしはおどおどしていた冬馬青年が 話がすすむにつれて
   立派に成長していくのが 知り合いの子の成長をみているようで
   ほほえましいですね。

   各短編のタイトルは有名なミステリーからとっているのですね。
   元の作品を「羊たちの沈黙」以外は 読んでいないのが残念でした。 

スポンサーサイト



香菜里屋を知っていますか  北森鴻 



2007年11月発行 講談社 194p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

お客さまが持ち込む謎と、その解決。それが当店の裏メニューです。マスターの工藤が作るちょっとした料理と、アルコール度数の異なる4種のビールが自慢のビア・バー香菜里屋が消えた…。人気「香菜里屋」シリーズ完結編。

感想

   工藤さんがお店を閉めるにいたる経過で1冊できています。
   最後は 北森作品のオールスターキャストで 工藤さんの退場の寂しさを
   紛らわせてくれているようでした。

蛍坂  北森鴻 



単行本版 2004年9月発行 講談社 205p
文庫本版 2007年9月発行 講談社 248p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

「この街で、オレを待ってくれる人はもう誰もいない」戦場カメラマンを目指すため、恋人・奈津実と別れた螢坂。16年ぶりに戻ってきた有坂祐二は、その近くのビアバー「香菜里屋」に立ち寄ったことで、奈津実の秘められた思いを知ることになる(表題作)。マスター・工藤が、客にまつわる謎を解き明かす第3弾。

感想

   マスターの工藤さんは超能力者ですか?
   

桜宵  北森鴻  ☆ 



単行本版 2003年4月発行 講談社 224p
文庫本版 2006年4月発行 講談社 283p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

一度たずねてみてください。わたしがあなたに贈る最後のプレゼントを用意しておきました―。そう綴られた亡き妻の手紙だけを頼りに、ビアバー“香菜里屋”にやってきた神崎。マスター・工藤が語った、妻がプレゼントに込めた意味とは…。客から持ちかけられた謎の数々を解明かす連作短編集の第2弾。

花の下にて春死なむ  北森鴻  ☆ 



単行本版 1998年11月発行 講談社 239p
文庫本版 2001年12月発行 講談社 280p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

年老いた俳人・片岡草魚が、自分の部屋でひっそりと死んだ。その窓辺に咲いた季節はずれの桜が、さらなる事件の真相を語る表題作をはじめ、気の利いたビアバー「香菜里屋」のマスター・工藤が、謎と人生の悲哀を解き明かす全六編の連作ミステリー。第52回日本推理作家協会賞短編および連作短編集部門受賞作。


感想

   「香菜里屋」シリーズ第1弾。
   ビールと料理がおいしそうです。
   

親不孝通りラプソディ  北森鴻  ☆ 




【内容情報】(「BOOK」データベースより)

一九八五年、博多の町を騒がすコンビ、鴨志田鉄樹(通称テッキ=俺)と根岸球太(通称キュータ=オレ)の二人。美人局に引っかかったキュータは、地元信金の裏金を奪う計画をテッキに持ちかける。キュータの友人が、警察の射撃訓練場で拾った弾丸を現場に残し、捜査の矛先を鈍らせる計画であった。無謀な計画をテッキに断られたキュータは、山沢組の下っ端で、組内で不始末をしでかした鈴木恭二(キョウジ)と組んで強盗を決行。首尾よく一億二千万円を手にするが、そこから歯車が狂い始めた。残された弾丸があぶり出す警察の裏事情、一連の計画の裏で糸を引く謎の人物、金を狙う山沢組、さらに脱北者グループも絡んで博多は危機のてんこ盛り。テッキとキュータに明日はあるのか―?1985年の博多を舞台に、危険と謎が絡み合うCRIME MYSTERY。

親不孝通りディテクティブ  北森鴻 




【内容情報】(「BOOK」データベースより)

タクシー強盗と、港の火事、そしてスーパーの警報騒ぎ、同時に起こった事件の意外な関連とは…。中洲の屋台でバーを営む鴨志田鉄樹と、結婚相談所の調査員・根岸球太。腐れ縁の通称「鴨ネギコンビ」が、どういうわけか、物騒な事件に関わっていく。博多を舞台に大暴れ!ハードボイルド・ストーリー。

感想

   「スッキリ感」がないのがちょっと・・・。
   でも 続編の「親不孝通りラプソイディ」を楽しむためには必須。
   「~ラプソディ」がとても面白かったので
   読んでおいてよかったです。