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わたしの本棚  中江有里   



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わたしの本棚 [ 中江有里 ]
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2017年11月発行 PHP研究所 183p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

自分を成長させてくれた、たいせつな二十四冊。カズオ・イシグロ、北村薫、スティーヴン・キング…わたしの本棚はまさに“人生の写真アルバム”。女優、コメンテーター、作家として活躍する著者の読書エッセイ。

【目次】(「BOOK」データベースより)

第1章 小さき心へ(家のない子/甘える勇気/釘の必要性 ほか)/第2章 未知の世界へ(レッスンとオーディションの日々/不安の居場所/三つの世界 ほか)/第3章 私が私であること(初めての感情/右足を出す/答えのない問い ほか)

【感想】

   中江さんが小さい頃から今に至るまで、
   人生のつらいとき、たいへんなときなどに
   支えてくれた本、その状況と似ている本を
   24冊紹介するブックガイド、
   だけど
   中江さんのこれまでや考え方を知ることもできる一冊。

   人生に真剣に向き会う人は
   本にも真剣に向き会っているんだなあと頭が下がる。

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「旅ことば」の旅  中西進   



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2017年8月発行 ウエッジ 197p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

旅に関連する88の言葉から、日本人にとっての「たび」の意味が見えてくる。

【目次】(「BOOK」データベースより)

第1章 旅の誘い/第2章 旅する人びと/第3章 旅の路/第4章 旅の乗り物/第5章 旅をつなぐ駅/第6章 旅愁

【感想】

   88の旅に関する言葉をめぐるエッセイ。

   古くは古事記・万葉集から現代までの
   様々な文学での使用例を引き解釈を加えたり、
   自身の思い出をひもといたり。

   多彩・縦横無尽で、これぞ教養という印象。
   読むことで私にもそれが身についた?
   うん、気のせい(笑)

   けれど、こんなにひとつひとつの言葉には
   それの本来の意味や歴史があるんだなあと知れてよかった。
   少しは私の中に残るものがあると思いたい。

   ちょっと難しい文章や、その結論に
   ん?と思うところもあったけれど、
   それもまた読書の楽しみ。

野尻抱影 星は周る  野尻抱影   



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2015年12月発行 平凡社 217p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

夜空の美しさを伝えつづけた「星の文人」、その眼差し。

【目次】(「BOOK」データベースより)

第1部(星を覗くもの/小望遠鏡漫語/桜新町 ほか)/第2部(春の星空/黄道の行方/昇る獅子座 ほか)/第3部(星は周る/登山と星/山の端の星 ほか)

【感想】

   先日読んだ『光の犬』の登場人物のひとりが
   天文台勤務だったな~ということでこの本を。

   「星の文人」と呼ばれた著者の、
   星に対する知識や愛や親しみを、
   詩的にそしてユーモラスに、
   時には時勢への怒りをにじませながら綴ったエッセイ。

   今の大阪の街中ではもう天の川は見えないし、
   空は狭いし、
   わたしの目では一等星二等星くらいしか見えないけれど、
   小さい頃田舎の祖父母宅で見た見事な星空を思い出して、
   綴られている多くの星のまたたく星空の様子を想像しました。

影裏  沼田真佑   



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2017年7月発行 文藝春秋 96p

【内容情報】(出版社より)

第157回芥川賞受賞作。

大きな崩壊を前に、目に映るものは何か。

北緯39度。会社の出向で移り住んだ岩手の地で、
ただひとり心を許したのが、同僚の日浅だった。
ともに釣りをした日々に募る追憶と寂しさ。
いつしか疎遠になった男のもう一つの顔に、
「あの日」以後、触れることになるのだが……。

樹々と川の彩りの中に、崩壊の予兆と人知れぬ思いを繊細に描き出す。

【感想】

   主人公と日浅という男性との交流のお話。

   すごくすごく、注意深く読むことを求められる読書だった。

   そして、それが心地いい。

   淡々と語られるなかに、
   とても大きなものが隠されているように感じさせられた。
   それが何かはわからないけれど。

中西悟堂 フクロウと雷  中西悟堂   



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2017年4月発行 平凡社 224p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

自然に対して見る目を持つことは気高い事業であるー。“日本野鳥の会”創立者、慈愛あふれる鳥と自然の文学。

【目次】(「BOOK」データベースより)

フクロウと雷/三光鳥/雲雀の歌/カイツブリの観察ー鳥への入信の動機となったカイツブリとコチドリ/富士探鳥行/ブラインド/星鴉の巣を探って/回想の杜鵑/葭五位の放飼/自然没入者の断想


【感想】

   日本野鳥の会の創始者の随筆集。

   鳥への愛情あふれる視線、
   鳥のことを詳しく知り記録するための過酷な(無茶ともいうw)観察方法、
   自然全般に対する敬意あふれる態度、等々。

   格調高い、
   でもユーモアもある文章。

   何にせよ、極めるには
   これくらいしないといけないのかもしれないのだろうかと、
   圧倒される。

   そして、
   描かれる鳥の生態の賢さ、愛らしさに胸をうたれた。

   中西さんも鳥もすごいなあ。
   奇しくも今日から愛鳥週間。

東大VS京大 入試文芸頂上決戦  永江朗   



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2017年1月発行 原書房 304p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

戦後教育がはじまった年から2016年春までの、東大と京大の国語入試問題。どんな文芸作品が選ばれるのか?大学のカラーは出るのか?どちらの問題がおもしろいか?国語と世相の関係をさぐる文芸エッセイ。

最後の秘境 東京藝大  二宮敦人   



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2016年9月発行 新潮社 288p

【内容情報】(出版社より)

入試倍率は東大の3倍! 卒業後は行方不明多数!! 「芸術界の東大」の型破りな日常。才能勝負の難関入試を突破した天才たちは、やはり只者ではなかった。口笛で合格した世界チャンプがいるかと思えば、ブラジャーを仮面に、ハートのニップレス姿で究極の美を追究する者あり。お隣の上野動物園からペンギンを釣り上げたという伝説の猛者は実在するのか? 「芸術家の卵」たちの楽園に潜入した前人未到の探検記。

【目次】(「BOOK」データベースより)

不思議の国に密入国/才能だけでは入れない/好きと嫌い/天才たちの頭の中/時間は平等に流れない/音楽で一番大事なこと/大仏、ピアス、自由の女神/楽器の一部になる/人生が作品になる/先端と本質/古典は生きている/「ダメ人間製造大学」?/「藝祭」は爆発だ!/美と音の化学反応

【感想】

   妻が東京藝大生である著者が妻の日常に仰天して、
   じゃあ、他の藝大性は?ということで
   多くの藝大生にインタビューした一冊。

   面白かった!
   そして深い。

   世の中にはこんな世界があって
   こんな人たちがいるんだ。

    知らないことたくさんあるなあ。
   素敵。

   けど、こういうのを読むと
   素晴らしいなあ、て思うけど、
   同時にわたしってなんてしょうもない人間なんだろう、って思うなあ。

   あーー!

公方様のお通り抜け  西山ガラシャ   



公方様のお通り抜け

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著者:西山ガラシャ
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2016年2月発行 日本経済新聞出版社 238p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

寛政四年夏。日本橋から二里西にある戸塚村の外村甚平は、近くの尾張徳川家・戸山下屋敷に御用聞きとして出入りする大百姓。屋敷は敷地面積十三万坪のうちほとんどが庭園。荒れているが、巨大な池に「箱根山」と呼ばれる山、神社仏閣まである。半年後に将軍・徳川家斉が御成になり、この庭を通り抜けるため、屋敷奉行は甚平に、将軍を喜ばせる仕掛けを考えてくれと持ちかける。不思議な滝、怪しい洞窟、お化け屋敷のような町屋。村人を束ね、悪戦苦闘の末、飄逸味あるアトラクションが次々とできあがり、さて、将軍の御成当日ー第7回日経小説大賞受賞。

【感想】

   尾張藩の戸山下屋敷に
   将軍が御成になることとなり、
   その準備に右往左往する出入り大百姓と屋敷奉行。

   二人の苦労のさまを笑って読める軽いお話。

   同じ戸山下屋敷を舞台にした
   犬飼六岐さんの『蛻』を思い出しました。

初恋  中原みすず   



初恋

初恋
著者:中原みすず
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2002年2月発行 リトル・モア 171p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

愛に見放されていた高校時代、みすずが安らげるのは、新宿の薄暗いジャズ喫茶だけだった。そこには仲間たちがいる。亮、テツ、タケシ、ヤス、ユカ。そして彼らと少し距離をおく、岸という東大生。ある日、みすずは岸に計画を打ち明けられる。権力に、頭脳で勝負したいというのだー。三億円事件には少女の命がけの想いが刻み込まれていた。世紀を超えて読み継がれる、恋愛小説。

【感想】

   宮崎あおい主演の同名映画の原作。

   とつとつとした少女の行動が
   胸に響きます。

院内カフェ  中島たい子   



院内カフェ

院内カフェ
著者:中島たい子
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2015年7月発行 朝日新聞出版 

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

受診するほど病気じゃない。入院するほど病んでない。けれど、どこか不安な私たちは、あのカフェで、病院の傍らにいることで、癒されている。過去にあそこで「何かが良くなった」経験があるからだ。『漢方小説』から10年。新たな舞台は総合病院のカフェ。ふた組の中年夫婦のこころと身体と病をえがく、カフェの醸し出す温かさが流れる長編小説。

【感想】

   総合病院内にあるカフェ。
   そこで働く人やそこにやってくる人のお話。

   ほっこりしたお話かと読み出したら
   意外と病気や介護のことががっつり書かれていて
   わりと重め。

   でもそこはかとなくユーモラスが漂い、
   その按配が心地いい。

   いろいろ考えさせられました。