FC2ブログ

空白の桶狭間  加藤廣  



2009年3月発行 新潮社 278p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

不可能を可能にしたのは誰か。不都合な事実を書き換えたのは誰か。今川義元の不気味な触手が尾張へ伸びる!相互不信と玉砕主義が蔓延する織田家中。剛毅に振る舞う主君でさえも、その内実は判断停止。恃みはもはや、秀吉の血統が受け継ぐ秘密のみ。秀吉一世一代の密約を容れ、“影の人々”が今川軍団を死地へ誘う。そして奇跡の勝利を手にした後、信長が捏造した“史実”とは─。眼力無双の歴史ミステリー、ここに誕生。

感想
  
   ふんふん、なるほど~。
   秀吉が「山の民」出身という設定で 桶狭間の戦いを
   再構築した歴史小説。
   どうしても 司馬遼太郎作品と頭の中で比べてしまうのだけれども
   テンポ良い文体とあいまって おもしろく読めました。

スポンサーサイト



謎手本忠臣蔵  加藤廣  





2008年10月発行 新潮社 上巻389p 下巻325p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

浅野の殿は、幕府に殉じて果てたのだ―。浅野内匠頭が最期まで秘匿した事実は、幕閣・柳沢吉保を震撼させた―。朝幕の紛争・喪われた密書の行方…日本人は三百年間騙されていた!『信長の棺』を凌駕する、壮大な歴史ミステリー。

吉良を消すのだ―赤穂の浪士たちを使ってな。逸る家臣、沸き立つ世論、焦る将軍、不気味な朝廷、深謀を巡らす大石内蔵助…。熾烈極まる情報戦を、幕閣は生き延びることができるのか?元禄赤穂事件の真相を解き明かす、衝撃の歴史長篇。

感想

   そんなに大層にいうほどの「真相」があるわけではありません。
   というか その「真相」は中心にはおかれず
   討ち入り決行までの 大石内蔵助や浪士たちのの奮闘が
   主に描かれているので そちらに心を奪われ
   「真相」はどうでもよくなってしまいました。

   普通の時代小説として 面白かったと思いますけどね。
   大石内蔵助が 凄く有能で 討ち入りまで緻密に策を練っていくのに
   感心させられ
   柳沢吉保や徳川綱吉が 悪人ではなく良識あるように
   描かれているところが新鮮でした。
   
   はるか昔に見た 大河ドラマの「元禄太平記」や「峠の群像」を
   思い出しました。

明智左馬助の恋  加藤廣 




内容(「BOOK」データベースより)

武士の本懐を貫いた義父・光秀と潔く爽やかに散った男が、命を賭して生涯守り抜いたものとは…。『信長の棺』『秀吉の枷』に次ぐ一挙書き下ろし750枚。「本能寺」三部作完結!真実は敗者の側にある。


信長の棺  加藤廣 



出版社 / 著者からの内容紹介
本能寺の変後、信長はどこへ消えたか――。日本史最大の謎に挑んだ本格歴史ミステリー。光秀謀反にちらつく秀吉の陰謀。阿弥陀寺の僧侶が握る秘密の鍵。そして、主人公・太田牛一が最後につかんだ驚愕の事実とは。


2作目「秀吉の枷」とネタは同じなんですね。

秀吉の枷 加藤廣  ★ 



内容(「BOOK」データベースより)
「本能寺の変」の後、遠く離れた地から電光石火で京に戻り、謀反人・明智光秀の首を取る。この「中国大返し」に太閤伝説最大の謎が潜む。信長の跡目争いに羽柴秀吉を突き動かした、ある使命とは。そして本能寺に隠された秘密とは。史実の行間をスリリングに読み解く本格歴史ミステリー。