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エスカルゴ兄弟  津原泰水   



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エスカルゴ兄弟 [ 津原 泰水 ]
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2016年8月発行 角川書店 320p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

出版社勤務の柳楽尚登(27)は、社命で足を運んだ吉祥寺の家族経営の立ち飲み屋が、自分の新しい職場だと知り愕然とする。しかも長男で“ぐるぐる”モチーフを偏愛する写真家・雨野秋彦(28)は、店の無謀なリニューアルを推し進めていた。彼の妹・梓の「上手く行くわけないじゃん」という嘲笑、看板娘・剛さんの「来ないで」という請願、そして三重の養殖場で味わう“本物のエスカルゴ”に、青年の律儀な思考は螺旋形を描く。心の支えは伊勢で出逢ったうどん屋の娘・桜だが、尚登の実家は宿敵、讃岐のうどん屋でー。

【感想】

   軽妙で面白かった!

   出版社で編集者だった尚登は突然首になり
   なぜかエスカルゴ料理店に
   料理人として勤めさせられる。

   その店に関わる人たちと
   わいわいしながらの顛末。

   仕事・家族・恋愛小説。

   エスカルゴだけでなく
   美味しそうなものがてんこ盛りでした。

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クロニクル・アラウンド・ザ・クロック  津原泰水   



クロニクル・アラウンド・ザ・クロック

クロニクル・アラウンド・ザ・クロック
著者:津原泰水
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2015年12月発行 河出書房新社 426p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

「次は誰が死ぬの?」自分がロックバンド“爛漫”に関わってしまったことを、後悔したことは一度もない。著者最高の青春犯罪小説。

【感想】

   ボーカルが薬物で死んだバンドと
   それに関わってしまった絶対音感の持ち主の少女、
   それぞれの変化。

   ボーカルの死の謎にまつわるミステリと
   少女の成長物語。
  
   切羽つまり、切ないのに
   明るさもあってひきこまれた。

   津原さんによるあとがきまで、
   読み応えずっしり。

たまさか人形堂それから  津原泰水   


たまさか人形堂それから

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著者:津原泰水
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2013年5月発行 文藝春秋 219p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

口紅を塗られたリカちゃん、髪が伸びる市松人形、伝説の作家が手掛けた昭和30年代のマネキンー素人同然の店主・澪、縫いぐるみの天才・冨永くん、わけあり熟練職人・師村さんーお店は本日も営業中!好評シリーズ第二弾。

【目次】(「BOOK」データベースより)

香山リカと申します/髪が伸びる/小田巻姫/ピロシキ日和/雲を越えて

【感想】

   人形の修理製造を請負う人形屋シリーズ第2弾。

   前作より雰囲気が明るくなったような。

   店主の澪、職人の師村さんと冨永くん、
   そして他店の束前さんが
   バランスも絶妙に
   様々な人形に向き合うのを楽しみました。

   みんなの会話がテンポよく面白いです。

   「人形の価値や役割を決めるのは持ち主」という言葉が
   キモでしょうか。

   私の持っていたリカちゃん人形は初代だったなあ、
   リカちゃんハウスを持って友達の家と行き来して遊んだなあ、
   なんてことも思い出しました。

11  津原泰水



業界を震撼させた『綺譚集』から7年、津原泰水が贈る、待望にして究極の作品集がついに刊行。著者ベスト短篇との声も上がっている「五色の舟」を筆頭に、「11」の異界の扉が開かれる。


11(eleven)

2011年6月発行 河出書房新社 267p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

最新書き下ろしを含む11編の作品集。

【目次】(「BOOK」データベースより)

五色の舟/延長コード/追ってくる少年/微笑面・改/琥珀みがき/キリノ/手/クラーケン/YYとその身幹/テルミン嬢/土の枕

感想 

   美しくて幻想的で怖い短編集。
   お好きな人はお好きだと思います・・・。
   

たまさか人形堂物語  津原泰水    



2009年1月発行 文藝春秋 221p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

祖母の形見の零細人形店を継ぐことになったOL澪。押しかけアルバイトの人形マニア、冨永くんと謎の職人、師村さんに助けられ、お店はそこそこの賑わいを見せていた。「諦めてしまっている人形も修理します」という広告に惹かれ、今日も傷ついた人形を抱えたお客がやってきて澪たちは東奔西走することに。チームワーク抜群の3人の活躍が始まる。

【目次】(「BOOK」データベースより)

毀す理由/恋は恋/村上迷想/最終公演/ガブ/スリーピング・ビューティ

感想

   上の紹介や かわいい表紙絵から
   もっとほのぼのしたお話かと思っていたら
   暗くて 理屈っぽいものでした。
   なんか 話の筋も わかりづらいし・・・。
   お店の3人も チームワーク抜群ではなく
   ぎくしゃくしているように思います。

ルピナス探偵団の憂愁  津原泰水 ☆    



2007年12月発行 東京創元社 246p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

高校時代から、「ルピナス探偵団」として様々な事件に遭遇してきた、三人の少女と少年一人。うち一人が二十五の若さで世を去った。そして彼女が死を前に造らせた、奇妙な小路の謎が残された…。第一話「百合の木陰」から時を遡り、卒業式を目前にして殺人が起きたルピナス学園で、彼らが受けた“祝福”を描く第四話「慈悲の花園」までを辿る。逆回しの時間が紡ぐ、少女たちの「探偵」物語。

【目次】(「BOOK」データベースより)

百合の木陰/犬には歓迎されざる/初めての密室/慈悲の花園

感想

   前作「ルピナス探偵団の当惑」で活躍した4人組のうちのひとり
   摩耶が25歳の若さで亡くなったところから
   お話が始まります。
   そこから話はさかのぼり 高校卒業式のエピソードで
   締めくくられました。
   それぞれの謎解きも面白いのですが
   (前作に比べて 破天荒・彩子の姉の活躍が少ないことや
    ほとんどの謎を 天才・祀島君が解いてしまい
    凡人・彩子の直観力の出番がないことが 残念)
   摩耶が亡くなることを知っていながら 摩耶の様子を読まされるので
   胸がつぶれる思いがしました。
   特に 最後の「永遠の友情の誓い」の場面での 
   「たとえ死が我らを分かつとも・・・・永遠の友情を固く誓い合う」という
   せりふが残酷でつらかったです。

ルピナス探偵団の当惑  津原泰水   



単行本版 2004年3月発行 原書房 310p
文庫本版 2007年6月発行 東京創元社 333p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

「そうだ、検視の結果なんだけど」と姉(警察官)は言い、「いい。聞きたくない。いま食べてるし」と私(女高生)はかえすのだが、「じゃあ聞かないで。勝手に喋るから」そうして事件に巻き込まれ(押しつけられ)てゆく私たち。どうして殺人を犯した直後に被害者の残したピザなんかを食べていったのだろうか、どうして血文字のダイイング・メッセージ(らしい)はわざわざ鏡文字になっていたのか、そしてどうして死体から腕だけを無理して盗んだのか―。才人津原泰水が本格ミステリーの粋を凝らした傑作。

【目次】(「BOOK」データベースより)

冷えたピザはいかが/ようこそ雪の館へ/大女優の右手

感想

   ルピナス学園に通う吾魚彩子(あうおさいこ)・
   祀島龍彦(しじまたつひこ)
   桐江泉・京野摩耶の4人組が 殺人事件を解決していきます。
   (実際に考えているのは ほとんどが祀島くんです)
   高校生の無責任で軽やかな会話と 
   本格謎解きの両方が楽しめました。
   ただ謎解きの説明が ちょっと回りくどい?説明過多?のような。