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こんなわたしで、ごめんなさい  平安寿子   



こんなわたしで、ごめんなさい

こんなわたしで、ごめんなさい
著者:平安寿子
価格:1,575円(税込、送料込)
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2013年7月発行 実業之日本社 269p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

欠点や弱点、悪い癖を自分から引きはがせずに、あがく女たちの悲喜こもごも。ユーモラスでシニカルな「平節」炸裂の短編集!名手の傑作コメディ7編!

【目次】(「BOOK」データベースより)

婚活の外へ/どうか小さな幸せを/イガイガにチョコがけするのも年の功/自然の法則に従って/じれったい美女/カワイイ・イズ・グレート!/こんなわたしで、ごめんなさい

【感想】

   ふふ。おかしかった。

   自分に自信を持てなかったり
   自分の境遇に不満があったりする7人の女性が
   考え方、見方をちょっと変えて前に進んでいく姿が
   コミカルに描かれています。

   「こんなわたしでごめんなさい」だったけど
   「こんなわたしがすてき」ってなっていく
   彼女らの姿に元気づけられました。

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しょうがない人  平安寿子    



「婦人公論」で好評を博した同名連載小説、待望の単行本化! パート兼業主婦・日向子(43)の周りいる人々ユーモラスに描く!


しょうがない人

2011年5月発行 中央公論新社 269p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

ネットショップ「スマイル・スマイル」のパート従業員・河埜日向子は、夫と中学生の娘がいる43歳の主婦。社長にして親友の渚左や、パート仲間と盛り上がる話題は、今まで出会った「しょうがない人」たち。-仕事、結婚、不倫、見栄、子育て、心の癒し、老後、財産などをめぐり、常連客や商売相手から、親戚、家族に至るまで、「私の事情」を盾に迫る人々を、著者ならではの軽妙なタッチとユーモア溢れる筆致で描く。

感想 

   主人公・43歳の主婦日向子のいらいら。
   人当たりがいいだけに
   自分勝手な友人や姑や顧客や娘や妹やダンナなどの
   勝手な言い分に言い返せないうつうつ。
   本当にみんな「しょうがない人」なんです。
   
   いろんな「あるある」を楽しみながら読みました。

   介護の問題や 子育ての問題など
   シリアスな内容を
   コミカルに描いていて
   暗くなっていないのが
   読んでいて気持ちよかったです

   ラストの日向子が痛快。拍手!

恋愛嫌い  平安寿子



2008年10月発行 集英社 264p

【内容情報】(楽天ブックスより)

感情に溺れられない性分が隠れたコンプレックス。これまで3人ほど付き合ったが記憶に残るのは相手への気持ちが色あせていく終盤ばかり。そんな29歳の喜世美は初体験の相手と10年ぶりに偶然再会する。「恋が苦手で…」
猫と同居し、週末は家で映画鑑賞。人付き合いが苦手で自分を開放できるのはブログの中だけという26歳の翔子は、ある時ブログのコメントを通じてある男性と会うことに…。「一人で生きちゃ、ダメですか」
生きるために働いて、気づけば勤続12年。結婚せずにずっと働いていると仕事に生きるキャリアウーマンだと思われるが本当は違う。「前向き」が性に合わない鈴枝35歳は、だからJーPOPの歌詞のような恋愛にも馴染めず、そんなつもりはないのに独り者だ。「前向き嫌い」

それぞれに“アンチ恋愛”道を行く3人の女性たちが、痛烈な女子の本音を繰り広げ、最後はちょっとほろっとする、痛いほどリアルでじんわり勇気をくれる連作短編

【目次】(「BOOK」データベースより)

恋が苦手で…/一人で生きちゃ、ダメですか/前向き嫌い/あきらめ上手/キャント・バイ・ミー・ラブ/相利共生、希望します/恋より愛を

感想

   テンポ良く読めました。
   恋愛嫌いな三人の言い分も良くわかります~。
   恋愛・・・もう縁遠くなってだいぶたちますが
   めんどくさいですものねぇ。
   女一人でも楽しくやっていける時代だから
   結婚できない男の子がどんどん 増えているようで
   ちょっと心配かも。

   

こっちへお入り  平安寿子   



2008年3月発行 祥伝社 291p

【内容情報】(出版社HPより)

落語好きにも、そうでないあなたにも。
笑いあり、涙ありの素人体当たり落語寄席、開演!
この私が、やれるのか。
人を笑わせられるのか?
吉田江利、三十三歳。独身OL。落語に挑戦しちゃいます。

知れば知るほど、落語が描く人間の物語は深く、怖く、温かい。わたしたちを取り巻く状況は常に厳(きび)しいものですが、落語頭があれば乗り切れると、わたしは信じているのです。
(著者あとがきより)

ギャグ? このわたしが、ギャグをやる?
やれるのか。人を笑わせられるのか。オヤジギャグで人をうんざりさせるアホ上司とは大違いの、ちゃんとした笑いをとれるのか。
寿限無(じゅげむ)、寿限無、五劫(ごこう)のすりきれ。
誰にも聞かれないよう台本の上にかがみこみ、江利は小声で繰り返した。(本文より)

感想

   落語の入門書のようでした。

風に顔をあげて  平安寿子 



2007年12月発行 角川書店

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

25歳フリーターは自由?それともヤバイ?ゲイの弟とか、自称ボクサーの彼とか、子離れできない母とか、他人の心配しているフリして、本当は、自分のことが一番心配だった。『グッドラックららばい』以来初の書き下ろし長編。

感想

   いっぱい いい言葉がちりばめられています。
   例えば こんな風な・・・
   「幹は風実を慰めているのではない。ただ、理解したのだ。
    それだけで、すっと気が楽になった。
    荷物を半分持ってもらったみたいに。」 (本文117ページ)

   「どうしようもなく行き詰ったら、あそこに帰っていけばいい。
    そう思える場所があればこそ、勇気を出して前に進めるのだ。」
    (本文134ページ)