FC2ブログ

どこかでベートーヴェン  中山七里   



どこかでベートーヴェン [ 中山七里 ]
価格:1598円(税込、送料無料)




2016年5月発行 宝島社 332p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

ニュースでかつての級友・岬洋介の名を聞いた鷹村亮は、高校時代に起きた殺人事件のことを思い出す。岐阜県立加茂北高校音楽科の面々は、九月に行われる発表会に向け、夏休みも校内での練習に励んでいた。しかし、豪雨によって土砂崩れが発生し、一同は校内に閉じ込められてしまう。そんななか、校舎を抜け出したクラスの問題児・岩倉が何者かに殺害された。警察に疑いをかけられた岬は、素人探偵さながら、自らの嫌疑を晴らすため独自に調査を開始する。

【感想】

   あの岬先生の高校時代のお話。

   同級生の殺害事件や、
   それにより変化する、岬に対する生徒たちの様子。

   圧倒的なピアノの腕を持つ岬に対しての
   その態度がいやもうなんともはや。

   ミステリーというより
   岬先生の若い頃が知れてラッキー、っていう感じ。

スポンサーサイト



恩讐の鎮魂曲  中山七里   



恩讐の鎮魂曲

恩讐の鎮魂曲
著者:中山七里
価格:1,728円(税込、送料込)
楽天ブックスで詳細を見る



2016年3月発行 講談社 296p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

韓国船が沈没し、251名が亡くなった。その事故で、女性から救命胴衣を奪った日本人男性が暴行罪で裁判となったが、刑法の「緊急避難」が適用され無罪となった。一方、医療少年院時代の恩師・稲見が殺人容疑で逮捕されたため、御子柴は弁護人に名乗り出る。稲見は本当に殺人を犯したのか?『贖罪の奏鳴曲』シリーズ最新作!!圧倒的迫力のリーガル・サスペンス!

【感想】

   御子柴弁護士シリーズ第三弾。

   前作で過去が明らかにされた御子柴が
   それを逆手にとって、
   恩師が起こした傷害致死事件の弁護をすすめる。

   殺人を犯しても許されるのか。
   贖罪とは。

   帯で言うほどのどんでん返しではない。
   そして最近の社会事件を盛り込んでます。

ハーメルンの誘拐魔  中山七里   



ハーメルンの誘拐魔

ハーメルンの誘拐魔
著者:中山七里
価格:1,728円(税込、送料込)
楽天ブックスで詳細を見る



2016年1月発行 角川書店 309p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

病院からの帰り道、母親が目を離した隙に15歳の少女・香苗が消えた。現場には中世の伝承「ハーメルンの笛吹き男」の絵葉書が残されていた。警視庁捜査一課の犬養隼人が捜査に乗り出し、香苗が子宮頚がんワクチン接種の副作用によって記憶障害に陥っていたことが判明する。数日後、今度は女子高生・亜美が下校途中に行方不明になり、彼女の携帯電話と共に「笛吹き男」の絵葉書が発見された。亜美の父親は子宮頚がんワクチン勧奨団体の会長だった。ワクチンに関わる被害者と加害者家族がそれぞれ行方不明に。犯人像とその狙いが掴めないなか、さらに第三の事件が発生。ワクチン被害を国に訴えるために集まった少女5人が、マイクロバスごと消えてしまったのだ。その直後、捜査本部に届いた「笛吹き男」からの声明は、一人10億、合計70億円の身代金の要求だった…。

【感想】

   犬養シリーズ。

   子宮頸がんワクチンの副反応に苦しむ少女が誘拐され、
   その後も同じ犯人によると見られる誘拐事件が続く。

   「どんでん返しの帝王」って呼ばれているそうだけど
   早い段階で犯人や真相の予想ついちゃったよ。

   中山さん、最近、社会問題を絡めたお話が多いね。

闘う君の唄を  中山七里   



闘う君の唄を

闘う君の唄を
著者:中山七里
価格:1,620円(税込、送料込)
楽天ブックスで詳細を見る



2015年10月発行 朝日新聞出版 297p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

新任幼稚園教諭として埼玉県秩父郡神室町の「神室幼稚園」に赴任した喜多嶋凛は、モンスターペアレントたちの要求を果敢に退け、自らの理想とする教育のあり方の実践に務める。当初は、抵抗されるも、徐々にその熱意が伝わり、周囲の信頼も得られていくのだが…。健気なニューヒロイン、誕生!

【感想】

   新任幼稚園教諭として
   年少組の担任になった凛の奮闘と
   隠されていた真実を描くミステリー。

   凛の奮闘に胸がすきます。

   モンペアとのやりとりがいかにも今風だけど、
   子どもたちや園の様子がありえなくない?
   って感じでもありました。

   たぶんほとんどの人が真相の予想がつくと思います。

総理にされた男  中山七里   



総理にされた男

総理にされた男
著者:中山七里
価格:1,728円(税込、送料込)
楽天ブックスで詳細を見る



2015年8月発行 NHK出版 341p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

総理の“替え玉”にされた売れない舞台役者が国民の怒りと願いを代弁する。圧巻の予測不能な展開!読み終えた後の爽快感は必至!人気作家・中山七里が政治の世界をわかりやすく、感動的に描いた、ポリティカル・エンターテインメント小説!

【感想】

   総理が病に倒れ、
   急遽総理の影武者として呼ばれた
   売れない俳優・加納の奮闘と
   政治の世界の実情。

   小説の形をした
   中山さんの政治に対する主義主張の表明かな。

   『月光のスティグマ』とのリンクあり。

   前政権の批判とか、
   確かにそうなんだろうけれど、
   小説の中で読むのは楽しくない。

ヒポクラテスの誓い  中山七里   



ヒポクラテスの誓い

ヒポクラテスの誓い
著者:中山七里
価格:1,728円(税込、送料込)
楽天ブックスで詳細を見る



2015年5月発行 祥伝社 336p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

栂野真琴は浦和医大の研修医。単位不足のため、法医学教室に入ることになった。真琴を出迎えたのは法医学の権威・光崎藤次郎教授と「死体好き」な外国人准教授キャシー。傲岸不遜な光崎だが、解剖の腕と死因を突き止めることにかけては超一流。光崎の信念に触れた真琴は次第に法医学にのめりこんでいく。彼が関心を抱く遺体には敗血症や気管支炎、肺炎といった既往症が必ずあった。「管轄内で既往症のある遺体が出たら教えろ」という。なぜ光崎はそこにこだわるのかー。解剖医の矜持と新人研修医の情熱が、隠された真実を導き出すー

【感想】

   これまでの中山作品に登場したことのある
   監察医・光崎のところに配属された
   研修医・真琴が主人公。
   おなじみの古手川刑事が脇役。

   光崎の指示により
   事件性のない遺体を解剖し続けて
   見つけられた真実とは。

   情景さえ想像しなければ(笑)、
   とても面白かった。

   これで真琴もレギュラー入りかな。

   最近の「アポロンの~」や「月光の~」や「嗤う~」が
   あんまり好みじゃなかったけれど、
   こっちの路線は好き。

嗤う淑女  中山七里   



嗤う淑女

嗤う淑女
著者:中山七里
価格:1,728円(税込、送料込)
楽天ブックスで詳細を見る



2015年2月発行 実業之日本社 351p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

“稀代の悪女”蒲生美智留。天賦の美貌と巧みな話術で、人々の人生を狂わせる!!美智留の罠に徹夜確実!?ノンストップ・ダークヒロイン・ミステリー。

【目次】(「BOOK」データベースより)

野々宮恭子/鷺沼紗代/野々宮弘樹/古巻佳恵/蒲生美智留

【感想】

   美貌と話術を武器に
   周りの人をあやつっていく
   蒲生美智留の犯罪を描いたミステリー。

   すらすらと読めて、
   最後の最後まで楽しみました。
   さすが中山さんの名人芸。

   こういう女性、
   どうぞ小説の中だけで生きていてください、って
   思わざるをえません。

月光のスティグマ  中山七里   



月光のスティグマ

月光のスティグマ
著者:中山七里
価格:1,728円(税込、送料込)
楽天ブックスで詳細を見る



2014年12月発行 新潮社 287p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

この傷痕にかけて、俺が一生護る。あの夜、誓いを立てた幼なじみは、時を経て謎多き美女へと羽化して現われた。特捜部検事となった淳平と、疑惑の政治家の私設秘書を務める優衣。追い追われる立場に置かれつつも、愛欲に溺れゆくふたり。だがある日を境に、淳平に暗い疑念が膨らんでいく。優衣、おまえは本当は誰なんだ?阪神淡路大震災と東日本大震災。ふたつの悲劇に翻弄された孤児の命運を描く、究極の恋愛サスペンス!

【感想】

   「初めて挑んだ究極の恋愛サスペンス」で、
   阪神淡路大震災と東日本大震災を絡めた本。

   なんかね、
   いつもの中山さんを期待して読むと
   肩透かしじゃないかな。

テミスの剣  中山七里   



テミスの剣

テミスの剣
著者:中山七里
価格:1,890円(税込、送料込)
楽天ブックスで詳細を見る



2014年10月発行 文藝春秋 364p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

昭和五十九年、台風の夜。埼玉県浦和市で不動産会社経営の夫婦が殺された。浦和署の若手刑事・渡瀬は、ベテラン刑事の鳴海とコンビを組み、楠木青年への苛烈な聴取の結果、犯行の自白を得るが、楠木は、裁判で供述を一転。しかし、死刑が確定し、楠木は獄中で自殺してしまう。事件から五年後の平成元年の冬。管内で発生した窃盗事件をきっかけに、渡瀬は、昭和五十九年の強盗殺人の真犯人が他にいる可能性に気づく。渡瀬は、警察内部の激しい妨害と戦いながら、過去の事件を洗い直していくが…。中山ファンにはおなじみの渡瀬警部が「刑事の鬼」になるまでの前日譚。『どんでん返しの帝王』の異名をとる中山七里が、満を持して「司法制度」と「冤罪」という、大きなテーマに挑む。

【感想】

   中山作品でおなじみ渡瀬刑事が
   若き日に関与した冤罪事件から学び、
   正義を追い求める刑事へと
   変容した姿を描く。

   身内であるはずの警察などと闘って
   彼が見せてくれた、
   過去の、そして新たに起こった事件の
   真相にただただ驚く。

   スピーディーな展開で一気読み!

アポロンの嘲笑  中山七里   



アポロンの嘲笑

アポロンの嘲笑
著者:中山七里
価格:1,728円(税込、送料込)
楽天ブックスで詳細を見る



2014年9月発行 集英社 341p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

“管内に殺人事件発生”の報が飛び込んできたのは、東日本大震災から五日目のことだった。被害者は原発作業員の金城純一。被疑者の加瀬邦彦は口論の末、純一を刺したのだという。福島県石川警察署刑事課の仁科係長は邦彦の移送を担うが、余震が起きた混乱に乗じて逃げられてしまう。彼には、命を懸けても守り抜きたいものがあったー。

【感想】

   東日本大震災から五日後、
   福島で起きた殺人事件の犯人が
   護送中に逃走。
   福島第一原発をめざす。

   その厳しい道中と
   刑事が明らかにした真実。

   これは小説なのか、
   それとも中山さんの政治的主張なのか。

   原発周りの実態が
   ここに書かれているようなことであれば、
   ほんとうに怖いです。