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dele ディーリー  本多孝好   



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2017年6月発行 KADOKAWA 304p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

『dele.LIFE』の仕事は、誰かが死んだときに始まる。死後、誰にも見られたくないデータを、その人に代わってデジタルデバイスから削除するーそれが、この会社の仕事だ。新入りの真柴祐太郎が足を使って裏を取り、所長の坂上圭司がデータを削除する。淡々と依頼を遂行する圭司のスタンスに対し、祐太郎はどこか疑問を感じていた。詐欺の証拠、異性の写真、隠し金ー。依頼人の秘密のファイルを覗いてしまった二人は、次々と事件に巻き込まれる。この世を去る者が消したかった“記録”と、遺された者が抱く“記憶”。秘められた謎と真相、そして込められた想いとは。“生”と“死”、“記憶”と“記録”をめぐる連作ミステリ。

【目次】(「BOOK」データベースより)
ファースト・ハグ/シークレット・ガーデン/ストーカー・ブルーズ/ドールズ・ドリーム/ロスト・メモリーズ

【感想】

   依頼人の死後、
   PCやスマホに残ったデータを遠隔操作で消す仕事をしている
   会社の社長ととただ一人の従業員。

   ふたりの若者のその仕事に対するスタンスは真逆で、
   それが依頼人の隠された真実を見つけ出していく。

   じんわりくる、なかなかいいお話。

   ふたりの若者が抱えているものが小出しにされていき、
   まだ全容は明らかにされていないので、
   続編あるかも。

   今時、こんな仕事は需要あるんだろうね。
   でも、こういうふうに依頼したこと以外に探られるのは
   ちょっとな~て思っちゃった。
   小説としては面白いけれど。

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Good old boys  本多孝好  ☆   


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2016年12月発行 集英社 336p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

弱小少年サッカーチームで頑張る子どもたち。仕事や家庭で悩みながらも、子どもを応援する父親たち。8組の父と子の、心ふるわす物語。

【目次】(「BOOK」データベースより)

ユキナリ/ユウマ/ヒロ/リキ/ショウ/ダイゴ/ハルカ/ソウタ

【感想】

   きゃー、よかった!

   弱小少年サッカーチームの8人の選手の
   父親たちを主人公にした連作短編集。

   同じチームだけど、
   いろんな子ども、いろんな父親、いろんな家族。

   各話それぞれいいんだけど、
   さらに最後の盛り上がりがとてもよくて、
   ほろり。

   ダイゴの章がいちばん好きだな。

君の隣に  本多孝好   



君の隣に

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2015年6月発行 講談社 335p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

横浜・伊勢佐木町で風俗店『ピーチドロップス』を営む大学生・早瀬俊。彼は進藤翼という少女と二人で暮らしていた。深い翳を宿す青年・早瀬と、非の打ち所がない少女・翼。店の常連客、翼の担任教師、老いた元警官など周囲の人物たちから、少しずつ早瀬と翼の秘密が明かされていくー。埋めることのできない「喪失」。「生と死」を描いてきた著者が投げかける新たな傑作!この物語の行く末は?驚嘆のミステリー!!

【感想】

   デリヘル店周辺のお話。

   デリヘル嬢や客など語り手を変えつつ話を進める。

   性や暴力がらみの描写が多く
   その辺はあんまり気分がよくなかったけれど、
   デリヘル店オーナーの抱える秘密の話なんだ、とわかってからは
   あちらからやこちらから
   徐々に迫っていくのが面白くて一気読み。

at Home 本多孝好




at Home

2010年10月発行 角川書店 276p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

そこは人がほんとうに帰るべき場所なのだろうか?ふぞろいで歪つな4つの家族とそこに生きる人々。涙と冷酷と波乱を存分にたたえたエンタテインメント小説。

【目次】(「BOOK」データベースより)

at Home/日曜日のヤドカリ/リバイバル/共犯者たち

感想

   離婚や死別や偽装家族など。
   普通の家族ではない場所に起こった事件。

   その事件が浮き彫りにした
   家族の絆。
   血の繋がりはなくとも
   その家族に流れるものは
   確かに温かい。

   心で繋がった家族。
   読み終えて心地よくなれる作品です。

   伊坂幸太郎さんの『重力ピエロ』の中のフレーズ。
   「最強の家族」を思い出しました。

WILL  本多孝好 「今日どんな本をよみましたか?(197358)」 

『MOMENT』から7年。18歳のときに両親を事故で亡くし、家業の葬儀屋を継いだ森野。29歳になった現在も、古株の竹井と新人の桑田、2人の従業員とともに、寂れた商店街の片隅で店を経営する。アメリカに住む幼馴染の神田とは、時折電話で話をする。かつて甘美な関係を築いた彼との今後については、彼女自身が結論を先送りにしたままだ。日々淡々と、社長としての務めを果たす森野のもとに、仕事で関わった「死者」を媒介にした、数々の不思議な話が持ち込まれてくるーー。
森野葬儀店に依頼された、高校の同級生・杏奈の父親の葬儀。その直後に安奈のもとに届いた“死者からのメッセージ”。一度家族のもとで執り行われた老人の葬儀を「自分を喪主にしてやり直して欲しい」と要求する女。十数年前に森野の両親が葬儀を行った男性の妻の元に通いつめる“夫の生まれ変わり”の少年ーー「死者」たちが語ろうとするものは何なのか? それぞれに潜む「真実」を、森野は探っていく…。


Will

2009年12月発行 集英社 322p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

言えたはずの言葉が胸の中に積もっている。聞けたはずの言葉をいつも虚空に探している。30万人の心に沁みた『MOMENT』から7年。ほんとうに大切なものは、いつも側にあると気づいた。待望の書き下ろし小説。

感想

   「MOMENT」の続編。
   死者をめぐる謎について 葬儀店を営む森野とその従業員が
   真実を探していくと言うお話。
   死者に対する敬意が気持ちよく すがすがしい気分で
   読み終えることが出来ました。

   森野と神田の関係は じれったくどうなるのかと思いましたが
   (森野はさばさばしているのに 自分のこととなると
    腰がひけちゃうんだね。)
   竹井さんのお節介に拍手。

   最後の最後に タイトル「WILL」の意味がわかったときには
   虚を衝かれ そして感動させてもらいました。 

MOMENT  本多孝好 「今日どんな本をよみましたか?(197358)」 


Moment

単行本版 2002年8月発行 集英社 317p
文庫本版 2005年9月発行 集英社 330p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

死ぬ前にひとつ願いが叶うとしたら…。病院でバイトをする大学生の「僕」。ある末期患者の願いを叶えた事から、彼の元には患者たちの最後の願いが寄せられるようになる。恋心、家族への愛、死に対する恐怖、そして癒えることのない深い悲しみ。願いに込められた命の真実に彼の心は揺れ動く。ひとは人生の終わりに誰を想い、何を願うのか。そこにある小さいけれど確かな希望―。静かに胸を打つ物語。

【目次】(「BOOK」データベースより)

FACE/WISH/FIREFLY/MOMENT

感想

   新作「WILL」を読む前に姉妹編のこちらを
   読んでみました。
   「WILL」の主人公・森野の幼なじみの
   神田=「僕」がこちらの主人公。

   死を間近にした人の願いをかなえてくれる「僕」。
   「僕」はなんとかして彼らの願いを実現させようと
   クールな態度を保ちつつも 誠意をもって奮闘してくれます。
   そこには 死に向かう人に対する畏敬の念がありました。
   
   「WILL」も楽しみです。

チェーン・ポイズン  本多孝好 ☆ 「今日どんな本をよみましたか?(197358)」 



2008年11月発行 講談社 332p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

誰にも求められず、愛されず、歯車以下の会社での日々。簡単に想像できる定年までの生活は、絶望的な未来そのものだった。死への憧れを募らせる孤独な女性にかけられた、謎の人物からのささやき。「本当に死ぬ気なら、1年待ちませんか?1年頑張ったご褒美を差し上げます」それは決して悪い取り引きではないように思われた―。新境地を開いた驚愕のミステリー。

感想

   1年後の死を追い求める元OLの女性と
   毒による連続自殺を追い求める週刊誌記者の男性の話が
   交互に語られます。

   ラスト・・・なるほど~そういうことだったのですね。
   元OLの姿と 記者が追い求める女性の姿に
   少々違和感があったのは・・・ということでしたか。

   元OLが 1年後の死を意識しながらも
   どんどんポジティブになっていくのが 
   これで自殺してしまったら もったいないなぁと思っていました。
   「あと1年生きてみよう」と区切ると
   今までと違う生き方が見えてくるのかもしれません。

正義のミカタ  本多孝好  ★ 



内容(「MARC」データベースより)
いじめられっ子の亮太は自分を変えようと「正義の味方研究部」に入部する。果たして亮太は変われるのか。いじめ、リストラ、格差。こんな社会で生きていかなきゃならない、将来が少し不安なあなたに贈る、書き下ろし青春小説。