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ヘダップ!  三羽省吾   



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ヘダップ! [ 三羽 省吾 ]
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2016年11月発行 新潮社 352p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

桐山勇、18歳。かなりの天狗。J1のチームに加入が内定していたが、「ある噂」のために、突然の取消。仕方なく、JFL所属の武山FCへ、腰掛けのつもりで入ることにした。父と姉を残し、向かった新天地、そこで天狗の鼻はぽきりと折れる。汗と涙と泥にまみれ成長する勇を、好きにならずにいられない!生きるエナジーとなる、ザ・青春小説金字塔。
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傍らの人  三羽省吾   



ラグビーに青春を捧げていた津村。ある理由でラグビーとは決別。住み込みの仕事をしながら「現場」に出る毎日は、あえて「居場所」を作らない日々でもあった。コップ酒、酔っ払いたちの喧嘩、一期一会の仲間、酒の肴の噂話……。変わらない日常で出会った鳶の若者、ノブにお節介をやきながら、津村は、本当は自分が「誰か」に言ってほしかった一言を、伝えようとする・・・(『ヨンパチ』)
帳尻をあわせたはずの過去が押し寄せてくる、忘れていた青春の記憶が今の自分を責める、置き去りにしていた夢がまだ目の前に横たわる、美化していたあの頃の自分に向き合うなど。今を生きるすべての人たちが一度は体験したことがある『本当は誤摩化しておきたいけど、誤摩化せない自分自身の全て』を静かに受け止め、次の一歩を踏み出すきっかけを探る6つのストーリー。
すべてを読み終えた後に、すべての物語が繋がり、自分たちの傍にいる、そしていたはずの「大切な誰か」の存在を実感する温かい連作小説です。

傍らの人

傍らの人
著者:三羽省吾
価格:1,470円(税込、送料込)
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2012年9月発行 幻冬舎 237p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

青春の傍観者だった。何時でもどこでも脇役だった。それでも、傍には「誰か」がいてくれた。どこにでもいる「わたしたち」の物語。

【目次】(「BOOK」データベースより)
ヨンパチ/褌トランス/キリン/俺、もうオナニーだけでいいや。/鉄の手/R.S.V.P.Boss.

【感想】

   男同士の色々な交流を描いた連作短編集。
   反発したり共感したり同情したり憧れたり。
   様々な感情の揺れ動きが丁寧に描かれ、
   へぇと興味深く
   また面白かったです。

   人物で微かに繋がっているのも楽しい。

   「ヨンパチ」「鉄の手」「R.S.V.P.Boss」が好き。
   下ネタ満載の「俺、もうオナニーだけでいいや。」は
   彼らの言いたいことはわかるのだけれど
   ちょっと苦手。

Junk  三羽省吾 



俺には悪癖がある。癖と呼ぶにはあまりにも危険な行為のそれは、実は街中の至る所で行われている。掏摸。
犯罪行為と向き合う男の姿を描く「指」。
ひょんなことから刑務所前の飯屋を切り盛りすることになる俺。味が評判を呼び人気店になる。だが、それを苦々しい思いでみる者がいた。その者の思惑とは…「飯」。
中篇2編収録。小悪党たちの生態を描く。


JUNK

2011年11月発行 双葉社 269p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

都内某刑務所前。つぶれかけた粗末な飯屋がある。そこの手伝いて、刑務所を見張り、ある男が出所したら知らせてくれと頼まれた俺。ヤバさを感じながらもおいしい条件に承諾したが、案の定、面倒なことになっていく…。善人ではない。かといって悪人でもない。強かだけど時に脆い。そんなわたしたちを見つめ、見守ってくれる傑作小説集。「指」「飯」の2編を収録。

感想 

   「指」と「飯」の二編。

   掏摸師や詐欺師や鍵師など小悪党が出てくる話。
   面白かった。

   「飯」の方がわかりやすくて痛快で好み。
   一膳飯屋に雇われた青年が不本意ながら
   お店を盛り立て
   オーナー家族の秘密に関わっていくのが可笑しかった。

   紙が更半紙風なのが内容にぴったりだと思いました。


路地裏ビルヂング  三羽省吾   

変な店子揃いの辻堂ビルヂングの人々に訪れる、ささやかで大切な変化を軽快に描く連作短篇集。仕事や人生に迷ったときに是非!


路地裏ビルヂング

2010年7月発行 文藝春秋 351p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

毎日すれ違うけど名前も知らないふしぎな距離感。同じおんぼろビルで働く人々のそんな関係から生まれる、日常のドラマを描く6篇の雑居小説。

【目次】(「BOOK」データベースより)

道祖神/紙飛行機/サナギマン/空回り/風穴/居残りコースケ

感想

   デザイン事務所・健康食品&グッズ販売会社・不動産会社・
   学習塾・無認可保育園・多国籍料理食堂
   が入ったおんぼろビルで繰り広げられる
   どたばた人情劇。

   お話の最初の頃は お互いに知らないもの同士だったのが
   それぞれのどたばたを経て
   次第に顔見知りとなり 最後には1階の食堂で
   飲み会を開くようになりました。

   いろんな人情がつまっているおんぼろビルです。
   読み終えてほのぼのしました。

   無認可保育園が舞台の「紙飛行機」が一番よかったな。
   「サナギマン」と「風穴」もなかなか。

   最初の「道祖神」の主人公だった
   健康食品&グッズ販売会社の新人・加藤が
   2編目以降 がらりとキャラクターが変わっていて
   びっくり。違和感ありありでした。

   著者の名前の読みは「みつばしょうご」です。

タチコギ  三羽省吾  

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2008年7月発行 幻冬舎 382p

【内容情報】(出版社HPより)

いじめも貧乏もケンカもスゴかった。初恋や友情や青春なんて言葉も知らなかった30年前の夏。あの頃も子供たちは泣いていた。けれど、いっぱい笑ってた。笑いと深い感動をくれる本格青春小説!

感想

   祖母の死で 故郷をおとずれた柿崎伸朗が 少年時代の思い出を
   たどるというお話。
   現在の話と少年時代の話を 交互にすすめていきます。
   現在は10歳の息子の不登校を抱えて うつうつとし
   30年前は鉱山をめぐる 大人社会のいざこざに
   子供たちはまきこまれ傷つきながらも やんちゃの限りを尽くします。
   昔の話も からっとした子供らしい話ではなく
   暗いトーンの話なんですけれど
   きれいごとで終わらなくて それも良かったと思います。 

  

公園で逢いましょう  三羽省吾 ☆   



2008年10月発行 祥伝社 249p

【内容情報】(出版社HPより)

――赦(ゆる)してあげられなくてゴメンね。
『ひょうたん公園』に集う人々は
あの頃に還(かえ)っていく
今、大注目の著者が
人生の岐路(きろ)を描いた傑作

感想

   「ひょうたん公園」に集まる人々の過去を描く
   連作短編集です。
   ある短編では単なる登場人物に過ぎない人について
   別の短編で過去が語られ 一見普通の人やどうしようもない人や
   良く出来た人にも 昔いろいろあったんだなぁと
   思わせてくれました。
   現実でも そういうものなんでしょうけれどね。