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春や春  森谷明子  ☆   



春や春

春や春
著者:森谷明子
価格:1,728円(税込、送料込)
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2015年5月発行 光文社 345p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

須崎茜は私立藤ヶ丘女子高校に通う俳句好きの女の子。ある日、俳句に否定的な国語教師と授業で対立したことをきっかけに、俳句の趣味を理解してくれるトーコという友人ができる。2人は「俳句甲子園」を目指して俳句同好会を設立するが、出場に必要な人数は5人。メンバーを集めるため、茜とトーコは校内を駆け回る。俳句経験者の茜、切れ者のトーコ、書道有段者の真名、音感の鋭い理香、口達者な夏樹、情緒豊かな瑞穂…初めはばらばらだった6人の個性が“俳句バトル”で輝きを増す!少女たちの友情と成長がまばゆい、圧倒的青春小説!!

【感想】

   俳句甲子園をめざして頑張る
   女子高生6人のお話。

   それぞれ個性があって、
   見守り助ける大人たちがいて、
   読んでいて楽しかった! 

   俳句甲子園の様子は
   ニュースで見たことがあるけれど、
   俳句を詠むだけでなく
   相手の句を「鑑賞」しないといけないとは知らなかった。

   「甲子園」というからには勝負があって、
   勝つための戦略があって、
   そのことも楽しかったけど、
   本の中にたくさん出てくる俳句が
   どれもいいなあ。

   十七音で世界を描くって、すごい。

   これしかない、という表現を見つけるため
   一生懸命考える女子高生たちが
   とってもまぶしかったです。

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花野に眠る 秋葉図書館の四季  森谷明子   


少年しか知らない絵本? 幻の卵料理? 秘めたる恋の落とし物? そして白骨死体?! のどかな図書館の新人司書は、今日も謎解きに奮闘中! 大好評図書館ミステリ第2弾。

花野に眠る

花野に眠る
著者:森谷明子
価格:1,836円(税込、送料込)
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2014年11月発行 東京創元社 299p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

れんげ野原のまんなかにある秋葉図書館は、いつでものんびりのどか。新人司書の文子の仕事ぶりも、どうにか板についてきた。そんななか、図書館のお向かいの日向山から突然、白骨死体が…。誰が、どうして、こんなところに埋められていたのか?文子は、図書館の利用者が持ち込む、ふとした謎を解決しつつ、頼もしい先輩司書たちの助けを借りて、事件の真相究明に挑むがー。本を愛してやまない人の心をくすぐる、やさしい図書館ミステリ!

【目次】(「BOOK」データベースより)

穀雨/芒種/小暑/白露/寒露

【感想】

   シリーズ第2弾。

   前作は図書館の中での日常の謎系だったけれど、
   今作はそれに加えて
   地区の住人の家の敷地内から出てきた白骨死体について、
   司書たちが推理します。

   前作と同じく
   図書館業務や司書さんの仕事ぶりが
   たいへん興味深いです。

   そして、中で登場する様々な本を
   読み比べたくなりました。

   こうやって一つの本から他の本へと
   世界が広がるってイイネ!

れんげ野原のまんなかで  森谷明子



のどかな図書館を訪れる人たちのささやかな謎。新人司書・文子が博覧強記な先輩司書の助けを借りて、謎解きに挑戦する! 本好きに捧げるやさしいミステリ。


れんげ野原のまんなかで

単行本版 2005年2月発行 東京創元社 253p
文庫本版 2011年9月発行 東京創元社 317p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

新人司書の文子がこの春から配属されたのは、のんびりのどかな秋葉図書館。ススキ野原のど真中という立地のせいか利用者もまばら、暇なことこのうえない。しかし、この図書館を訪れる人々は、ささやかな謎を投げかけてゆく。季節のうつろいを感じつつ、頼もしい先輩司書の助けを借りて、それらの謎を解こうとする文子だが…。すべての本好き、図書館好きに捧げるやさしいミステリ。

【目次】(「BOOK」データベースより)

霜降ー花薄/冬至ー銀杏黄葉/立春ー雛支度/二月尽ー名残の雪/清明ーれんげ野原

感想 

   利用者の少ない閑散とした図書館で起こる
   5つの日常の謎を 司書3人が解いていくミステリー。
   
   謎解きには本が使われて、知らない本が多かったので
   ほぉーと思いながら読みました。
   図書館の業務や司書さんの仕事ぶりも
   とても興味深い。
   司書さんの博学ぶりにはかなりびびりますけれど(笑)。

   謎解きはわりとわかりやすいかなぁ。
   結構、謎解きのキーがぽんっとみえみえで
   置かれていると思いました。

   恋愛話はいらなかったかも。
   地主の秋庭氏がいい味出しています。  

緑ヶ丘小学校大運動会  森谷明子 「今日どんな本をよみましたか?(197362)」 



運動会の朝、マサルは学校で薬のパッケージを見つける。殺人の証拠だと考え、それを隠しておくことに。一方、父親はドラッグが出回っていることを嗅ぎつける。プログラムが進行するにつれ、明らかになる大人の思惑と、膨らんでゆく子供たちの想像。そして意外な真実! 運動会の一日を舞台にした技巧冴え渡る長編ミステリー。



2011年7月発行 双葉社 320p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

「おれは、先輩の味方になりたい」今日はマサルにとって小学校最後の運動会。好きな子と同じ委員になったし、リレーの選手にも選ばれた。だけど優勝杯の中に薬の空シートを見つけたことから、運動会の色合いが一変する。そのシートは「殺人の証拠」かもしれないのだ。しかも犯人は、憧れのあの先輩だなんて。「このままには、絶対しない」マサルの父親・真樹夫は、子どもたちの間でドラッグが出回っているという情報を耳にする。携帯には差出人不明のいわくありげなメールが送られてきた。昨夜は、ある子どもの母親が死んだ。小学校で今、いったい何が起きているのかー。真樹夫は真相を探り始める。運動会の校庭で繰り広げられる小学生の「推理」と大人の「思惑」。プログラムの進行とともに、ふたつは交わり、そして意想外の真実へとたどりつく。運動会の一日はミステリーの最高の舞台。

感想 

   来賓室に置かれていた優勝カップの中に
   血圧をさげる薬をみつけた
   石田家の息子・マサル。

   子供たちの間に妙な薬が出回っているという
   噂を耳にした
   石田家の父・真樹夫。

   運動会の一日に
   小学校を舞台にして
   息子と父が それぞれ「薬」について
   友人や知り合いの力を借りながら
   調べまわる。

   いろいろな親子の隠された姿が明らかになる中
   「薬」の真実に息子と父は
   たどりつけるのでしょうか。

   運動会のいろんな競技や いろんな委員の
   様子もにぎやかなお話。
   「運動会」という非日常のシチュエーションが
   上手に謎解きと組み合わさり
   子供たちの若干暴走気味の行動に
   はらはらしながらも
   わくわくと楽しく読みました。