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水の都 黄金の国  三木笙子   



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水の都 黄金の国 [ 三木笙子 ]
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2016年7月発行 講談社 229p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

時は明治。日本語講師としてイタリアに赴任した誠次郎は、下宿先の料理店で働く美青年・ルカとともに、迷宮都市で起きる様々な怪事件にかかわることになってー?温かくてせつないミステリー。

【目次】(「BOOK」データベースより)

黄金の国/水の都の怪人/錬金術師の夢/新地動説/エピローグ

【感想】

   明治時代、ヴェネツィアの地で
   日本語講師として働く誠次郎は、
   下宿先の美青年ルカとともに、
   ヴェネツィアの地に起きる怪事件を解決していく。

   時代や場所を変えても、
   美青年二人が事件を解決していく、っていう
   三木さんの作品ならではの美味しい味わい。

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怪盗の伴走者  三木笙子   



怪盗の伴走者

怪盗の伴走者
著者:三木笙子
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2015年4月発行 東京創元社 251p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

高広と礼は、怪盗ロータスが起こした一連の窃盗事件の主任検事となっていた安西と再会する。ちょうどその折、ロータスが盗みに失敗したとの一報が舞い込んだ。稀代の怪盗らしからぬ椿事を訝しむ高広は、この件を調べ始める。実は、安西は今ロータスと敵対する立場にあるが、かつて何物にも囚われぬ自由な魂に惹かれ、並んで駆けた時代があった。決別した二人が再び相まみえたとき、検事の選択はー大怪盗の思惑が高広と礼を巻き込み帝都を騒がせる“帝都探偵絵図”シリーズ第四弾。

【目次】(「BOOK」データベースより)

伴走者/反魂蝶/怪盗の伴走者

【感想】

   今回は高広と礼ではなく、
   怪盗ロータスと検事安西の結びつきがメイン。

   共に走り続ける友を得るために
   ロータスのとった行動やその心情が、
   なんとも胸に迫ります。

クラーク巴里探偵録  三木笙子   



クラーク巴里探偵録

クラーク巴里探偵録
著者:三木笙子
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2014年2月発行 幻冬舎文庫 345p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

ヨーロッパを巡業中の曲芸一座で、敏腕の番頭として名高い孝介と料理上手の新入り・晴彦。裕福な贔屓客から頼まれ、ストーカー退治や盗難事件の解決など厄介事の始末に奔走する日々を送っていた。華やかなパリで生きる人々の心の謎を解き明かすうちに、二人は危険な計画に巻きこまれていく。人の温もりと儚さがラストを彩る連作短編ミステリ。

【目次】(「BOOK」データベースより)

幽霊屋敷/凱旋門と松と鯉/オペラ座の怪人/東方の護符

【感想】

   20世紀初頭、
   巴里巡業中の曲芸一座の
   番頭・孝介と新入り・晴彦が
   贔屓客から持ち込まれた厄介事を解決。

   しかし二人には隠された秘密があり…っていうお話。

   今回も雰囲気よし!
   男の友情よし!

   謎は人を欺いたり信じたり、で
   なんだかせつないです。

決壊石奇譚 百年の記憶  三木笙子   



決壊石奇譚

決壊石奇譚
著者:三木笙子
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2013年5月発行 講談社 284p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

同級生の大地に誘われて地学部に入部した、高校一年生の徹。鉱石の話になると途端に饒舌になる彼と過ごすうちに、徹は大地が持つ不思議な「力」を知ることに。特定の石に触れると、前の所有者の記憶を読むことができるのだ。大地は、同じ力の持ち主である祖父・伝から記憶を受け継ぎ、昔、祖父が親友と交わした、当てのない約束を守り続けていた。話を聞いた徹は、大地を約束から解放したいと願い、ある決意をするー。水晶、瑪瑙、琥珀、翡翠…、鉱物が照らし出す真実とは。

【感想】

   鉱石の記憶が読める少年と
   転校してきた少年。

   二人が親しくなり鉱石に導かれた先にあるものは…。

   いやあ、いいじゃないですか!

   鉱石の記憶という設定にぞくぞくするし、
   少年の友情にぞくぞくするし、
   次第に明らかになる過去の約束にぞくぞくするし!

   登場人物の思いのまっすぐさに
   胸打たれます。

竜の雨降る探偵社  三木笙子   

戦後間もない昭和の新宿。珈琲店の二階に住むその美しい青年は、雨の日だけ探偵業を開く。周囲で起こる怪事件を鮮やかに解くミステリ。

竜の雨降る探偵社

竜の雨降る探偵社
著者:三木笙子
価格:1,680円(税込、送料込)
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2013年2月発行 PHP研究所 276p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

昭和30年代の新宿、珈琲店の二階に住む美しき青年・水上櫂が開いたその探偵社は、「雨の日だけ営業する」そう噂されていたー。櫂のもとに、大家で幼馴染の和田慎吾が「最近、自分の店子の会社で、郵便物の間違いが多くて、応対する受付の女性が困っている」と訪れる。慎吾が櫂に相談した三日後、その女性は失踪して…(表題作)。友人の死を悼む女性の真意を見抜く「沈澄池のほとり」、破格の条件が用意された学生カメラマン採用試験の謎に迫る「好条件の求人」など四作品を収録した連作短篇集。

【目次】(「BOOK」データベースより)

竜の雨降る探偵社/沈澄池のほとり/好条件の求人/月下の氷湖

【感想】

   昭和30年代の新宿で
   探偵事務所を開く美青年・櫂と
   その大家の慎吾は幼馴染。

   もちこまれる3つの日常の謎と
   慎吾自身が抱える謎を解く。

   謎解きの面白さもさることながら、
   二人の醸し出すなんだか罪を隠し持つような雰囲気に
   どきどき。

   最後に櫂と慎吾を巡る秘密が明らかになるのだけど、
   ああー、なんか感動。
   いいなぁ、こういうの。

   同じ三木笙子さんの
   『帝都探偵絵図』シリーズとのリンクもあり
   嬉しかったです。

金木犀二十四区  三木笙子   



和花屋&山伏コンビが挑む懐かしい街の不思議な謎
金木犀の御神木が見守り、都心にあって古く懐かしい家並みが残る街。ここで和花屋を営む秋と山伏の岳史は、隕石が引き起こす奇妙な現象に次々と巻き込まれて……!? 異色コンビが解き明かす不思議事件簿!

金木犀二十四区

金木犀二十四区
著者:三木笙子
価格:1,680円(税込、送料込)
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2012年8月発行 角川書店 265p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

樹齢千二百年の金木犀が見守る昔懐かしい街。そこで起こる怪異とはー?かつての大君が愛した花の都の端にひっそりと存在する一帯、“金木犀二十四区”。ここで祖母の初と和花屋を営む秋のもとに山伏・岳史と天文台職員・敦志がやってきた。街に異変をもたらす隕石を回収しにきたという岳史たちに秋は半信半疑ながら協力しはじめる。だがその矢先「森林化」という怪現象が起こり、脅威が街を襲い始める…。

【感想】

   すごく雰囲気が好み。
   
   東京に似た「首都」にある
   「金木犀二十四区」という地域。
   昔ながらの町並みに花があふれている。

   そこに起きた隕石と天狗と森林化騒動。
   花屋の秋と山伏の岳史と天文台職員の敦志が
   問題解決に乗り出す。

   ファンタジーとミステリーの融合。

   もとが携帯サイトに連載されていた小説だからか
   さらさらっと読みやすい。
   設定が素敵なので
   もうちょっとどろどろっとしていてもよかったかな~と思ったり、
   主人公たちの親とのつながりが
   意外と現実的な感じだったので突き抜けて欲しかった気も。

   でも続編が出たら読みたいです。


   

人形遣いの影盗み  三木笙子




人形遣いの影盗み

2011年2月発行 東京創元社 246p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

代議士夫人の影が盗まれた!?にわかには信じがたい事件の調査を義母より依頼され、しぶしぶ乗り出すことになった高広。芝居好きが高じて邸内に個人劇場まで建ててしまうほどの好事家の屋敷で、その事件は起きていた。ありえない事件、ワヤンと呼ばれる幻惑的な影絵芝居、そして怪盗ロータスの気配…。なぜ、どうやって影は消されたのか─(表題作)。心優しき雑誌記者と美貌の天才絵師。ふたりの青年の日常を描いた掌編二編を含め、明治の世に生きる人々の姿を人情味豊かに描いた五編収録の作品集。好評“帝都探偵絵図”シリーズ第三弾。

【目次】(「BOOK」データベースより)

びいどろ池の月/恐怖の下宿屋/永遠の休暇/妙なる調べ奏でよ/人形遣いの影盗み

感想 

   『人魚は空に還る』『世界記憶コンクール』に
   続く“帝都探偵絵図”シリーズ第三弾。
   雑誌記者・里見高広と 美貌の天才絵師・有村礼のコンビの
   かけあいも絶好調に 
   5つの事件を解決していきます。

   第2作では高広と礼のコンビの活躍が少なかったのだけれど
   こちらでは 二人が前面に出てきていて大満足。
   「腰の低いホームズ」と「高飛車なワトソン」の組み合わせが
   絶妙でした。

   掌編の『恐怖の下宿屋』がほのぼのしていて印象的。
   『永遠の休暇』は兄弟のお互いを思いあう気持ちが
   せつないな。
   でもそんなことが本当に可能なのかな。
   華族様って凄いんだ、と 改めて認識。
   『人形遣いの影盗み』はふたりのライバル・怪盗ロータスも
   登場して 華やかな雰囲気。

   まだまだ二人の活躍を楽しみにしています。

世界記憶コンクール  三木笙子    


世界記憶コンクール

2009年12月発行 東京創元社 227p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

ある日萬朝報に載った『記憶に自信ある者求む』という求人広告。昔から見たものを瞬時に覚えてしまう力に長けた博一は、義父の勧めもあってその募集に応じ、見事採用となった。高い日給を受け取りながら、大学教授から記憶力の訓練を受けていた博一だが、あるときを境に急に教授と連絡が取れなくなり不安を覚える。そこで友人である高広に相談を持ちかけたところ、『赤髪連盟』に酷似したこの出来事に、礼が興味を示し─(表題作)。心優しき雑誌記者と美貌の天才絵師。ふたりの青年の出会いをはじめ、明治の世に生きる若者の姿を、人情味豊かに描いた四編を収録した短編集。好評“帝都探偵絵図”シリーズ第二弾。

【目次】(「BOOK」データベースより)

世界記憶コンクール/氷のような女/黄金の日々/生人形の涙

感想

   昨日読んだ「人魚は空に還る」の続編です。
   明治期の帝都・東京を舞台にした 
   人情溢れる探偵話。

   雑誌記者・高広と画家・礼のコンビが気に入っていたのですけれど
   今作では あまり礼が出てこなくて残念です。
   「腰の低いホームズと高飛車なワトソン」の活躍で
   事件を解決していくスタンスを貫いて欲しいな。

   あんまりみんながみんな探偵になっても・・・と
   思うのですけれど。

   でも しみじみとした味わいは健在。
   これからも続編が出るのが楽しみなシリーズです。
   
   

人魚は空に還る  三木笙子   


人魚は空に還る

2008年8月発行 東京創元社 231p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

「しずくは観覧車に乗りたい」富豪の夫人に売られてゆくことが決まり、最後の願いを口にした見世物小屋の人魚は、観覧車の客車から泡となって消えた。水神の怒りに触れて浅草は水中に沈んだのか。いや、地上という水底から人魚がその身を縛るもののない空へと還っていったのか―(表題作)。心優しき雑誌記者と超絶美形の天才絵師、ふたりの青年が贈る帝都探偵物語。明治の世に生きるふたりの青年の交流をあたたかに描いた、新鋭の人情味あふれるデビュー作品集。

【目次】(「BOOK」データベースより)

点灯人/真珠生成/人魚は空に還る/怪盗ロータス

感想

   明治の時代の二人の青年が活躍する人情探偵物語。
   とても 楽しく読みました。
   
   主人公の一人は雑誌記者 一人は画家。
   その画家というのが 美人画で名高く しかも本人も超美形。
   そして性格は 高飛車。
   このふたりが「腰の低いホームズと高飛車なワトソン」として
   活躍するのですが
   犯罪自体は大掛かりなものではなく 日常のはなしに
   ちょっとした謎があるという程度のもの。
   それよりも 事件の周辺にある人情話に焦点が当てられていて
   しみじみとした味わいです。

   明治の東京という独特の雰囲気も
   よい舞台となっていると思いました。
   続編「世界記憶コンクール」もあるので
   読むのが楽しみです。