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メビウス・ファクトリー  三崎亜記   



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メビウス・ファクトリー [ 三崎 亜記 ]
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2016年8月発行 集英社 304p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

「この工場で奉仕するために必要なことは、愛情と使命感を持つことだ」ブラック企業を辞め、妻子を連れて地元へUターン就職したアルト。町は巨大工場を中心にシステム化されており、住民は誇りを持って働いている。しかしそこで何が作られているか、実は誰も知らないー。アルトたちも徐々に工場の「秘密」に気づきはじめ…。

【感想】

   頑張って最後まで読んだけど、
   あんまり良さがわからなかった。

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ニセモノの妻  三崎亜記   



ニセモノの妻

ニセモノの妻
著者:三崎亜記
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2016年4月発行 新潮社 250p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

もしかして、私、ニセモノなんじゃない?ある日、六年間連れ添った妻はこう告白し、ホンモノ捜しの奇妙な日々が始まったー。けれどいったい、僕は誰を愛してきたのだろう?奇想の町の名手が切り拓く、愛おしき新境地。非日常に巻き込まれた夫婦の、可笑しくてホロリと切ない四つの物語。

【目次】(「BOOK」データベースより)

終の筈の住処/ニセモノの妻/坂/断層

【感想】

   それぞれ、夫婦が不思議な現象に直面し、
   互いの絆を再確認する話。

   その不思議な現象っていうのが、
   誰も住んでいないマンション、
   ホンモノになりかわるニセモノの出現する街、
   狂信的な坂愛好者、
   突然人が消えちゃう断層。

   どれも少し怖くて、少しおかしい。

ターミナルタウン  三崎亜記   



まったく新しい「町興し」小説、ここに誕生。

ターミナルタウンとして鉄道とともに発展してきた町、静原町。
しかしあるとき、乗り換え路線の廃止により、
ほとんどすべての列車が、この町を通過することになったーー。

鉄道に忠誠を誓った町が、鉄道を失ったとき。そこには何が残るのか。
凋落したこの町に、人を呼び戻すことはできるのか。
さまざまな人の思惑が交錯する、誰も見たことのない「町興し」小説。

ターミナルタウン

ターミナルタウン
著者:三崎亜記
価格:1,785円(税5%込、送料込)
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2014年1月発行 文藝春秋 453p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

「影」を失った男。闇を浴びて育つ「隧道」。見えないけれど「ある」ことにされているタワー。五百人以上を乗せて、姿を消した「下り451列車」。町興しを手掛ける「接続会社」の思惑。様々な問題を抱え込んだまま、静原町に大きなうねりがやってくる。誰よりも緻密に「架空」を描く著者による、待望の長編小説!!

【感想】

   今日も面白い本を読みました!

   ターミナル駅から通過駅へと格下げとなり
   寂れた町を再活性化させる話なんですが、
   そこは三崎さん、
   影のない人物とか隧道士とか実体のない列車とかが
   存在する独特の世界で、
   でも登場人物は真摯であったり狡猾であったり
   ごく普通の人たちが生き生きと活躍して、
   そのミックス具合が面白く、
   またお話の先行きもワクワクドキドキとさせてもらい、
   比較的厚い本なんですけれど(453ページ)
   ひきこまれて一気に読みました。

玉磨き  三崎亜記   



なんのために、その仕事を続けているのか。
三崎亜紀の想像力が拓く、新境地にして真骨頂。

ルポライターとして働いてきた「私」は、20年の節目を迎え、請け負い仕事をこなす中で「見逃してしまったこと」「過ぎ去ってしまったもの」を、あらためて取材して回った。細々と継承された伝統工芸、埋もれようとしている技術、忘れ去られようとしている出来事……。消え去るものと受け継がれてゆくものがある。それを記録して残すことに意味があるのだろうかーー? あり得るかもしれない現実と地続きの不条理から、現在の私たちの姿がくっきりと浮かび上がる。人の人生に意味はあるのか? 意味を失ったのは、世界か、あなたか? 架空のルポルタージュという形を得てさらに大きく飛躍した、三崎亜記の想像力が拓く、新境地にして真骨頂。新たなる傑作です!

玉磨き

玉磨き
著者:三崎亜記
価格:1,575円(税込、送料込)
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2013年2月発行 幻冬舎 239p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

集落に伝わる伝統産業「玉磨き」の唯一の担い手である高橋家。通勤用観覧車の企画設計から設置運行までを請け負う只見通観株式会社。「古川姓」の人間の優秀さに牽引されているとされた、古川世代ブーム。不安や不調を呼び起こす「ガミ」を捕える「ガミ追い」の現場。ひたすら一人で部品だけを作り続け、完成形を見ることのない分業体制。水底に沈んだ町で、たった一人、商店街組合を守り続ける男。いつか失われ、忘れられる存在の「わたし」たち。それでも、それぞれの、ささやかな人生の日々は続く。失われるために記録される6つの仕事、6つの人生。

【目次】(「BOOK」データベースより)

玉磨き/只見通観株式会社/古川世代/ガミ追い/分業/新坂町商店街組合

【感想】

   6つの仕事を訪ね歩くルポルタージュの形をとっている。
   その仕事が架空のもの。

   ひたすら玉を磨き続けたり、
   通勤用観覧車を設置運行したり…など。

   なくてもいいものだけど
   それを確かにやりとげている人々が存在する、
   その可笑しさ美しさ尊さを語りかけてくる一冊でした。

   語られている仕事・事象は架空のものなんだけれど、
   現実の何かが指し示され、
   現実を皮肉ってるようでもありました。

   カバーや本の中にはさみこまれた
   木彫刻作品(西浦裕太さん作)の写真が
   小説の世界観にぴったりです。

となり町戦争  三崎亜記   



となり町戦争

となり町戦争
著者:三崎亜記
価格:500円(税込、送料込)
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2006年12月発行 集英社文庫 272p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

ある日、突然にとなり町との戦争がはじまった。だが、銃声も聞こえず、目に見える流血もなく、人々は平穏な日常を送っていた。それでも、町の広報紙に発表される戦死者数は静かに増え続ける。そんな戦争に現実感を抱けずにいた「僕」に、町役場から一通の任命書が届いた…。見えない戦争を描き、第17回小説すばる新人賞を受賞した傑作。文庫版だけの特別書き下ろしサイドストーリーを収録。

【感想】

   不思議で不気味なお話でした。

   こんな風に「戦争」って
   するりと日常に入り込んでくるのかもしれない。

   そうして、目に見えないところで
   人が死んでいくのかもしれない。

   そして、戦争に実感を持てないまま
   巻き込まれていく主人公は
   私自身なのかもしれません。

逆回りのお散歩  三崎亜記   



インターネット上ではじまる、不条理な「戦争」

デモ、炎上、ステルスマーケティング─市町村合併を巡って、市役所VS反対派の静かなゲリラ戦がはじまった。現代の「見えない戦争」を寓話的に描く、ヒット作『となり町戦争』に続く系譜の最新作。

逆回りのお散歩

逆回りのお散歩
著者:三崎亜記
価格:1,470円(税込、送料込)
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2012年11月発行 集英社 220p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

確かに起こったはずなのに、その「デモ」は無かったことにされた。炎上、ステマ、電突、ネット右翼ー「見えない戦争」を巡る新たな問題作。

【目次】(「BOOK」データベースより)

逆回りのお散歩/戦争研修

【感想】

   表題作は自治体統合をめぐる
   反対派・推進派それぞれの暗躍についてのお話。

   ネットや教育、マスコミ等を使った世論操作が
   今の日本の状況と似ていて怖く、
   でもひきこまれて読みました。

   情報があふれている今、
   何が真実なのか どうするのが正しいのか、
   判断するのって本当に難しい。

   もう一編入っていた短編「戦争研修」は
   『となり町戦争』の前日譚だそうですが、
   私、『となり町戦争』を読んでおりませんで、
   ちょっと??でした。

   『となり町戦争』も読まなきゃね。

決起!コロヨシ!!2  三崎亜記 


奇想青春小説、待望の第二シーズン開幕!!
藤代樹は「掃除」の全国大会で第三位の成績を修め、高校三年生で掃除部の主将となった。入部希望者も殺到して順風満帆かと思われたのだが、偲と寺西顧問が樹の前から姿を消してしまい……。奇想青春小説第二弾登場!

決起!

決起!
著者:三崎亜記
価格:1,785円(税込、送料込)
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2012年1月発行 角川書店 513p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

藤代樹はスポーツ「掃除」の全国大会で第三位の成績を収め、高校三年生で掃除部の主将となった。マイナー競技であった「掃除」への注目度が上がり、入部希望者も殺到。順風満帆な一年が始まるかと思われたのだが、校長の差し金で部費が半減、部室も奪われる。さらに、思いを寄せる高倉偲と指導者・寺西顧問が樹の前から姿を消してしまう…。前代未聞の奇想青春小説、第二弾。

【感想】

   前作から2年ぶりの続編。
   人間関係とか忘れていたけれど、
   読み始めたらそんなこと関係なくすぐ物語に入り込めました!

   「掃除」の歴史や政治的な意味。
   樹がすすむ「掃除」の道。
   周りの人物との濃密な関係。
   華麗な映像が目に浮かびます。

   面白かったです!
   アニメ化したら絶対面白いと思う。

コロヨシ!  三崎亜記

競技は「掃除」!向かうは「国家」!?200X年、掃除は日本固有のスポーツとして連綿と続きつつも、何らかの理由により統制下におかれていた--どこにもない「王道」しかも「熱血」! 奇才三崎亜記が真っ向勝負で挑む、新世代のスポーツ小説!!


コロヨシ!!

2010年2月発行 角川書店 470p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

20XX年、掃除は日本固有のスポーツとして連綿と続きつつも、何らかの理由により統制下に置かれていた。高校で掃除部に所属する樹は、誰もが認める才能を持ちながらも、どこか冷めた態度で淡々と掃除を続けている。しかし謎の美少女・偲の登場により、そんな彼に大きな転機が訪れ─一級世界構築士三崎亜記がおくる奇想青春小説。

感想

   「コロヨシ!」とは「頃良し!」。
   スポーツ「掃除」の開始の掛け声。
   人工の塵芥を 長物とよばれる箒のような道具を使って
   自由自在に扱う様を競うスポーツ「掃除」。

   小さい頃から「掃除」に親しんできた樹が
   自身の「掃除」を見つけ出そうとする顛末が
   描かれている「スポ根小説」なのですが
   その舞台が近未来・・・ということで
   なんだか わけわからなさにあふれていました。

   そもそも 「掃除」というスポーツの形を
   頭に描くことからして 難しかったですし
   そのうえに「居留区」やら「国家の管理」やら「直轄校」やら
   国の統治形態も独特のものがあって理解しようとするだけで大変。

   でも そのわけわからなさがあっても
   樹をはじめとする高校生や 
   顧問の先生や両親など 大人たち
   個性的な面々の活躍にひっぱられて
   最後まで 楽しく読めました。

刻まれない明日  三崎亜記    


刻まれない明日

2009年7月発行 祥伝社 363p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

「開発保留地区」─それは十年前、3095人の人間が消え去った場所。街は今でも彼らがいるかのように日々を営んでいる。あの感動から3年─“失われた時”が息づく街を舞台に描く待望の長編。

感想

   「失われた町」と続いているのでしょうか。
   そちらは未読なのですが この作品だけでも
   「ある災難のあった街で それぞれの生き方を探す人々」
   の物語として 存分に楽しめました。

   硬質で透明で美しい印象のお話でした。
   近いうちに「失われた町」も読んでみようと思います。

鼓笛隊の襲来  三崎亜記    



2008年3月発行 光文社 205p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

戦後最大規模の鼓笛隊が襲い来る夜を、義母とすごすことになった園子の一家。避難もせず、防音スタジオも持たないが、果たして無事にのりきることができるのか―(「鼓笛隊の襲来」)。眩いほどに不安定で鮮やかな世界をみせつける、三崎マジック全9編。『となり町戦争』の著者、1年4ヶ月ぶり待望の新刊。

感想

   奇妙な味わいの短編集です。
   背筋がすーっと寒くなるような・・・。
   少し 星新一に似ている気もします。