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天子蒙塵 第四巻  浅田次郎   



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天子蒙塵 第四巻 [ 浅田 次郎 ]
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2018年9月発行 講談社 306p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

満洲でラストエンペラー・溥儀が皇帝に復位しようとしている。そんななか、新京憲兵隊将校が女をさらって脱走する事件が発生。欧州から帰還した張学良は、上海に襲い来る刺客たちを返り討ちにしていた。一方、日本では東亜連盟を構想する石原莞爾が関東軍内で存在感を増しつつあり、日中戦争突入を前に、日本と中国の思惑が複雑に絡み合う。満洲に生きる道を見いだそうとする正太と修の運命は。長い漂泊の末、二人の天子は再び歴史の表舞台へと飛び出してゆく。

【感想】

   『蒼穹の昴』シリーズ第五部完結巻。
   だけど話は終わらなさそう。

   主人公に据えられた溥儀と張学良よりも
   李春雲と梁文秀がでてくる場面のほうに心惹かれるのは
   『蒼穹の昴』が素晴らしすぎたからか。

   しかし彼らが出ていても史実が厳しすぎて心ふさがる。

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天子蒙塵 第三巻  浅田次郎   



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天子蒙塵 第三巻 [ 浅田 次郎 ]
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2018年6月発行 講談社 320p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

運命に導かれ、それぞれの楽土を目指せ。満洲の怪人・甘粕正彦、男装の麗人・川島芳子、欧州に現れた吉田茂。昭和史最大の事件「日中戦争」前夜、大陸に野望を抱き、夢を掴もうとする者たちが動き出す。そして、希望の光をまとい、かつての英雄が中原のかなたに探し求めた男がついに現れた。その名はー。

【感想】

   9月に出る第四巻で完結とのこと。
   さて、ここまで登場してきた人物たちは
   どんな結末へと至るのか。

   しかし、『蒼穹の昴』は名作だったとつくづく思う。

天子蒙塵 第二巻  浅田次郎   



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天子蒙塵 第二巻 [ 浅田 次郎 ]
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2016年12月発行 講談社 322p

【内容情報】(出版社より)

張作霖爆殺事件から3年、息子・張学良は無抵抗将軍となり、清朝最後の皇帝・溥儀は玉座を追われたなか、満洲の野に放たれた猛獣と化した関東軍に一人反抗を続ける男・馬占山。
馬は同じ張作霖側近であった張景恵の説得を受け一度は日本に従うが──。
一方、満洲国建国を急ぐ日本と大陸の動静に目を光らせる国際連盟の狭間で、溥儀は深い孤独に沈み込んでいた。
ついに日本の軍部もその存在を知るところとなった天命の具体「龍玉」は今、誰の手に──。
『蒼穹の昴』シリーズ第五部、第二巻は日中の思惑が激突する満洲を舞台に、義と信に生きる男たちがしのぎを削る。

【感想】

   溥儀が満洲に移った1931年からその翌年まで。

   前作はほぼ妃ひとりの語りだったけど、
   こちらはいろいろな人物の視点から語られる。

   複雑な国際情勢、
   中国・日本それぞれの思惑や国内の勢力争い。

   ああ、こうやって満洲は出来上がっていったのか。

   馬占山や文秀、春雷、武藤など
   魅力的な人物は多かったけれど、
   やっぱり春児がいちばんだった。

   第三巻につづく。

天子蒙塵 第一巻  浅田次郎   



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天子蒙塵 第一巻 [ 浅田 次郎 ]
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2016年10月発行 講談社 338p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

清朝最後の皇帝・溥儀は、紫禁城を追われながらも、王朝再興を夢見ていた。イギリス亡命を望む正妃と、史上初めて中華皇帝との離婚に挑んだ側妃とともに、溥儀は日本の庇護下におかれ、北京から天津へ。そして、父・張作霖の力を継いだ張学良は失意のままヨーロッパへ。二人の天子は塵をかぶって逃げ惑う。ラストエンペラー・溥儀と二人の女。時代の波に呑み込まれた男女の悲劇と壮大な歴史の転換点を描く。

【感想】

   「蒼穹の昴」シリーズ第5部の第一巻。

   ラストエンペラー・溥儀が紫禁城を出て、
   さらに北京から天津へと移る様子を、
   天津時代の末に離婚した妃やその妹の口から語る。

   タイトルの「天子」は溥儀と張学良のことになるのかな。
   梁文秀と春児にまた会えたのがうれしい。

   張学良が主人公となる第二巻は12月7日に発売らしい。

   映画「ラストエンペラー」を思い出した。
   というか、あの映画を観ていないと、
   わたしにはわかりづらかったと思う。
   中国近現代史はたいへんだ。

   しかし、このシリーズは
   最初の「蒼穹の昴」がいちばんいいな。
   あれを読んだ時はほんとうにのめりこんだ。


獅子吼  浅田次郎   



獅子吼

獅子吼
著者:浅田次郎
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2016年1月発行 文藝春秋 285p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

時代と過酷な運命に翻弄されながらも立ち向かい、受け入れる、名もなき人々の美しい魂を描く短篇集。

【目次】(「BOOK」データベースより)

獅子吼/帰り道/九泉閣へようこそ/うきよご/流離人/ブルー・ブルー・スカイ

【感想】

   時代や運命によって
   ままならない生き方を余儀なくされる人たちを描いた短編集。

   これぞ、浅田節!って感じ。 

   泣かせにきているわ~。

わが心のジェニファー  浅田次郎   



わが心のジェニファー

わが心のジェニファー
著者:浅田次郎
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2015年10月発行 小学館 364p

【内容情報】(出版社より)

浅田次郎が描く、米国人青年の日本珍道中!

日本びいきの恋人、ジェニファーから、結婚を承諾する条件として日本へのひとり旅を命じられたアメリカ人青年のラリー。ニューヨーク育ちの彼は、米海軍大将の祖父に厳しく育てられた。太平洋戦争を闘った祖父の口癖は「日本人は油断のならない奴ら」。
日本に着いたとたん、成田空港で温水洗浄便座の洗礼を受け、初めて泊まったカプセルホテルに困惑する。……。慣れない日本で、独特の行動様式に戸惑いながら旅を続けるラリー。様々な出会いと別れのドラマに遭遇し、成長していく。東京、京都、大阪、九州、そして北海道と旅を続ける中、自分の秘密を知ることとなる……。
圧倒的な読み応えと爆笑と感動。浅田次郎文学の新たな金字塔!

【感想】

   日本びいきの恋人に言われて
   初めて日本旅行にやってきた米国青年が出会い驚く
   日本の景色・風習・料理、日本人の行動。

   そして自分のルーツに思いをはせる。

   ちょっぴり皮肉っぽく日本のことを描いていて
   浅田先生、面白いね。

   結末も浅田先生らしいね。

ブラックオアホワイト  浅田次郎   



ブラックオアホワイト

ブラックオアホワイト
著者:浅田次郎
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2015年2月発行 新潮社 298p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

あのバブルの夜、君はどんな夢を見ていた?経済の最前線で夢現の境を見失ったエリート商社マンの告解がいま始まる。近代日本の実像に迫る渾身の現代小説!

【感想】

   商社マンが赴任先で見た夢を通じて
   日本経済成長の光と闇を見せてくれている小説。

   黒い枕を使ったときは悪夢を、
   白い枕を使ったときはよい夢を
   見るようになっている。

   夢が現実のビジネスに影響を与えたりして、
   ちょっと怖い。

神坐す山の物語  浅田次郎   



神坐す山の物語

神坐す山の物語
著者:浅田次郎
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2014年10月発行 双葉社 250p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

奥多摩の御嶽山にある神官屋敷ー。少年だった著者が聞いた、伯母の怪談めいた夜語り。それらは怖いけれど、惹きこまれるものばかりだった。切なさにほろりと涙が出る極上の連作短編集。

【目次】(「BOOK」データベースより)

神上りましし伯父/兵隊宿/天狗の嫁/聖/見知らぬ少年/宵宮の客/天井裏の春子

【感想】
 
   奥多摩の御嶽山にある神官屋敷で、
   少年が見たり、伯父伯母から聞いたりした、
   神様に近いところにある場所で、
   神様に仕える人々の間に起こった、
   ふしぎで怖くてきれいでせつない話7編。

   「聖」がいちばん好き。

   山の清い空気が
   感じられるような一冊でした。

   内容紹介によると
   少年は著者(浅田次郎さん)とのことだけど、
   ということは、これは実話で
   浅田さんは「見える」人ということなのかな。

   なんと。

一路  浅田次郎  ☆   



一路(上)

一路(上)
著者:浅田次郎
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一路(下)

一路(下)
著者:浅田次郎
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2013年2月発行 中央公論新社 上巻347p 下巻330p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

小野寺一路、十九歳。父の不虜の死を受け、御供頭を継いだ若者は、家伝の「行軍録」を唯一の手がかりに、江戸への参勤行列を差配する。いざ、江戸見参の道中へー。

江戸参勤は実に行軍である。雪の和田峠越え、御殿様の急な病、行列のなかで進む御家乗っ取りの企み。着到遅れの危機せまるなか、一行は江戸まで歩みきることができるのか。江戸までの中山道で繰り広げられる悲喜こもごも。


【感想】

   やー、やっと読めた!
   評判通り面白かった!

   父が急死し参勤交代御供頭をいきなり継いだ
   若侍の災難から始まった旅立ち。

   藩主から足軽、そして馬までが一体となり、
   道中の障害や家中権力争いを乗り越え
   江戸を目指す波乱万丈、
   そして笑いあり涙ありの物語。

   若侍は勿論、御家来衆一人ひとり、御殿様、そして馬。

   蒔坂家の面々が
   馬鹿正直で忠義者で
   それぞれの職分を全うする姿がよかったなあ。

   道中起こる障害もバラエティ豊かで
   毎度毎度ハラハラしながら読み、
   それを鮮やかに
   笑いとせつなさをちりばめつつ
   くぐり抜けていく行列に拍手!

   スピードスケートのパシュートを髣髴とさせる
   場面には爆笑!

   私としては
   乙姫のその後や
   一路と許嫁の新生活がちょっと読めたら、
   なおうれしかったかも。

   それにしてもこの物語ののちの家茂公の
   孤独と悲運を思うと
   胸を突き後を引くなあ。

天切り松闇がたり 第五巻 ライムライト  浅田次郎   



大人気シリーズ、9年ぶりの最新刊! ご存知、目細の安吉一家が昭和初期の東京で大活躍。チャップリン来日を巡る陰謀とは・・・? 江戸っ子の粋を体現した伝説の怪盗たちによる、痛快ピカレスクロマン。

天切り松闇がたり 第五巻 ライムライト

天切り松闇がたり 第五巻 ライムライト
著者:浅田次郎
価格:1,575円(税込、送料込)
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2014年1月発行 集英社 261p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

五・一五事件の前日に来日した大スター、チャップリンの知られざる暗殺計画とはー粋と仁義を体現する伝説の夜盗たちが、昭和の帝都を駆け抜ける。人気シリーズ、9年ぶりの最新刊。表題作「ライムライト」ほか5編を収録。

【目次】(「BOOK」データベースより)

男意気初春義理事/月光価千金/箱師勘兵衛/薔薇窓/琥珀色の涙/ライムライト

【感想】

   9年ぶりの最新刊。

   天切り松が、
   大正時代に仲間たちと活躍した話を五編、名調子で語る。

   今回も粋な人情話なんだけど、
   あれ? 

   これまでのようにぼろ泣き出来ないのはどうして。

   9年たって私がすれてしまったのかしら。