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遊女のあと  諸田玲子 



2008年4月発行 新潮社 413p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

夫を捨てた女は博多から、妻に逃げられた男は江戸から。女は家を飛び出した。男は女敵討ちの旅に出た。質素倹約を強いる将軍吉宗に対抗し、遊興が奨励され、空前の繁栄を謳歌する尾張名古屋へ。男も女も、夢に酔い痴れる。罠が待っているとも知らずに。歴史小説でしか味わえない、壮大な女と男の人間ドラマ。ロマンあふれる時代小説。

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狸穴あいあい坂  諸田玲子 


狸穴あいあい坂

代々、御手先組に属している溝口家の長女・結寿。祖父・幸左衛門の隠居を機に共に麻布狸穴に暮らしてる。かつて火盗改方の与力として豪腕をふるった幸左衛門のもとには、今でも同心や岡っ引が指南を請いにやってくる。元旦の午後、祖父と二人暮らしをする家へ向かったいた結寿は、枯れススキのなかでムジナの穴を探す男に遭遇する。隠密廻り・妻木道三郎だった。彼が追っていたのは幸左衛門がかかわった四十年前の男だった。この事件を機に結寿の心に春の気配が・・・。
そんな二人の前に新たな難問、事件が起きる。「ムジナのしっぽ」「涙雨」「割れ鍋のふた」「ぐずり心中」「遠花火」「ミミズかオケラか」「恋心」「春の兆し」の8編からなる、麻布狸穴町を舞台に繰り広げられる連作時代小説。

かってまま  諸田玲子 




【内容情報】(「BOOK」データベースより)

旗本の娘・奈美江は不義の恋に落ち、相手の子を身篭る。
この事実を隠すため、奈美江は、侍女・伊夜とともに祖母の家で暮らし始める。
やがて生れた女の子は、おさいと名づけられ、伊夜の子として育てられるが、
江戸を襲った火事がもとで、おさいの波瀾に満ちた人生が始まる。
遊女と暮らしたり、女スリと生活をともにしたり…。
いったい彼女の父親は誰なのか?ほろりとする人情話を盛り込み、
時には優しく、時にはしたたかに生きるおさいの運命やいかに。
出会った人たちを少しずつ幸せにしながら、生みの親を探し続けるおさい。
数奇な運命を健気に生きる娘の七つの出会いの物語。