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いい人ランキング  吉野万理子   



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いい人ランキング [ 吉野 万理子 ]
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2016年9月発行 あすなろ書房 256p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

人の悪口を言わないし、掃除はサボらないし、「宿題を見せて」と頼まれたら、気前よく見せる人。「いい人」と呼ばれるのは、いいことだと思っていたけれど、実は…?巧妙に仕掛けられた罠。それが、悪意の連鎖を引き起こし、2年1組の空気を変えていく。なす術もなく立ちつくす木佐貫桃は、妹の鞠が「師匠」とあがめる尾島圭機に助けを求めるが…。

【感想】

   クラスで「いちばんいい人」を決める投票の結果、
   第一位に選ばれた
   中学2年生の女の子のお話。

   「いい人」に対する周りのクラスメイトの態度が怖い。

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ロバのサイン会  吉野万理子   



ロバのサイン会

ロバのサイン会
著者:吉野万理子
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2016年3月発行 光文社 262p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

猫、イルカ、鹿、イグアナ、インコ、蝶、犬、ロバ。動物たちの視点で描く、愛することと生きること。テレビで人気の旅するロバが出会った8つの優しい物語。

【目次】(「BOOK」データベースより)

女優のプライド/波乗り5秒前/おれ害獣/うまれないタマゴ/お値段100万円/アゲハひりぼっち/青い羽ねむる/ロバのサイン会

【感想】

   猫、イルカ、鹿など8種類の動物を主人公にした短編集。

   彼らが人間や他の生き物と触れ合いながら考えた
   生きること死ぬこと。

   やさしいお話。
   泣いちゃったよ。

空色バウムクーヘン  吉野万理子   



空色バウムクーヘン

空色バウムクーヘン
著者:吉野万理子
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2015年4月発行 徳間書店 314p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

体重42キロのやせっぽち。鏡池若葉の夢はお笑い芸人。高校に入学して待望の相方と出会えた、その直後…ウエイトリフティング部に引きずり込まれるハプニング発生!向いてないよ、こんなスポーツ!!すぐ退部届を出すはずだったのに、新しい出会いがー。

【感想】

   高校に入学して、
   お笑いコンテストに出るための
   相方を探していたはずが
   ウエイトリフティング部に入部してしまった
   女子の日々。

   ウエイトリフティングという競技って
   そうなってるのか~と
   ふむふむ。

   恋の風味もあります。

時速47メートルの疾走  吉野万理子  ☆   



時速47メートルの疾走

時速47メートルの疾走
著者:吉野万理子
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2014年9月発行 講談社 253p

【内容情報】

体育祭でビリになった緑組の応援団長・町平直司が、逆立ちで校庭2百メートル一周することになった。
全国模試4位の成績優秀な伊集院慶一は「俺のせい?」と後ろめたくなり、母親の再婚話をうとましく思う美鈴は「もしかして、私を助けてくれたの?」と動揺し、野球部の四番の大門勝也はとまどいながらも「こいつを応援したい」と思う。

「チーム」シリーズ、「100%ガールズ」シリーズで人気の著者が描く中学生のリアルな青春群像小説。

【目次】

第一章 立ちすくむ人
第二章 見守る人
第三章 見守りたくなかった人
第四章 疾走する人

【感想】

   よかった。
 
   なんか中学生たちのいじらしさが
   愛おしくて泣けた。

   体育祭の罰ゲームで
   校庭を逆立ちで一周することになった町平と
   その周りにいる子たちの、
   恥ずかしいことを隠そうとし、
   かっこつけようとし、
   そして、っていう
   心の動きと振る舞いが、
   もうもう。

連れ猫  吉野万理子  ☆   

連れ猫

連れ猫
著者:吉野万理子
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2013年2月発行 新潮社 264p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

二匹の名は、いい孤独・ソリチュードと悪い孤独・ロンリネス。恋人に暴力をふるうDV男、好きでもない男と契約結婚する女、整形して過去を捨てた青年。貰われる先々で二匹は、寂しさで破裂しそうなヒトという生き物を見つめる。ふたつの「孤独」から、生きる真理を問いかける。心揺さぶる、最新長編小説。

【感想】

   これはやられました。

   ソリチュードとロンリネス。
   
   「孤独」という名を持つ二匹の猫が
   出会った人々の話と猫自身の話。

   彼らの孤独や寂しさに
   胸がつぶれそうにつらくなったけれど
   「いい孤独」と「悪い孤独」という考え方に
   救われもする。

   とてもとても心に残る一冊。

   猫目線で人間を観察して語る部分もあり、
   うちにいるのはワンコだけど
   思わずそのしぐさに
   「どういうことが言いたいの?」と
   聞きたくなりました。

恋愛映画は選ばない  吉野万理子   



恋愛映画は選ばない

恋愛映画は選ばない
著者:吉野万理子
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2012年11月発行 実業之日本社 252p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

目黒花歩里、39歳独身。彼氏ナシ。40歳へのカウントダウンの一年間で彼女が選んだこと、選べなかったこと。人生の“選択”に惑うアラフォーのゆれる女ゴコロをリアルに、ちょっぴり辛口に描く。

【感想】

   目黒花歩里、39歳独身。彼氏ナシの会社員。
   そういう人たちの生活や感じ方ってこんな感じなのかぁと
   自分の歩んでこなかった生活をふむふむと読む。

   でもいつしか、傍観していた私に
   花歩里の選ばなかった過去への後悔、
   選べない未来への躊躇がひしひしと迫ってきて、
   胸が痛くなりました。

   一年を経て40歳になった花歩里。
   いろいろな経験を経て
   ひとつ上のステージに立てたのかな。

   途中、胸が痛くなったけれど、
   これからは自分が選んだ道で頑張って!って
   素直に応援できるラストでした。

今夜も残業エキストラ  吉野万理子 ☆ 




今夜も残業エキストラ

2012年1月発行 PHP学芸文庫 309p
 
【内容情報】(「BOOK」データベースより)

キャラクタービジネスを手掛ける小さな会社に転職した紺野真穂。26歳。大手企業の下請け業務が中心で、プロジェクトの主役にはなれず、いわば「エキストラ」ですけど、それが何か?社会の隅っこにいたって会社の下っ端だって、意地とプライドでいい仕事、目指しますから!憧れの先輩、面倒くさい同僚、困った後輩と共に、さあ今日もお仕事ですっ。共感度ピカ・イチのワーキング・ガール小説。

感想 

   若い女性の明るいお仕事小説。
   
   自分はエキストラだと思っていたけど、
   納得のいく仕事をしようと心がけていくうちに
   舞台の中央へ。

   ミーハー心や恋心が仕事動機に紛れ込んでるのが
   おかしく微笑ましい。

   読み終えて元気がもらえるお話でした。


海岸通りポストカードカフェ  吉野万理子 ☆ 



再開発進む横浜・みなとみらい地区でひっそりと営業する一軒の喫茶店。その店は客から送られてきたポストカードを壁一面に貼っている。葉書でしか伝えられない思いもある。そしてここに永遠に残る。地元で教師をしている五月雨丈司など、常連たちの人生が浮き上がる。心温まり、読後感の爽やかな連作集。


海岸通りポストカードカフェ

2012年1月発行 双葉社 306p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

いらっしゃいませ。コーヒーをお飲みになりますか?それともポストカードを読みますか?大切な人からの想い、当店が責任もっておあずかりしております。会いたい気持ちをさよならの言葉をたった一枚の葉書に託してあて先は、港の片隅の喫茶店。

【目次】(「BOOK」データベースより)

差出人は誰でしょう/どうしても葉書を捨てたい男/葉書の埋葬許可、下りました/返信を出せない男/いつか…葉書を待ち続ける女/葉書に遺言を刻んだ男/いまさら文通はじめませんか/いつか…葉書を送りたい男/葉書に遺言を刻んだ男の家族/書きましょう、会いたくありません/葉書を守りたかった男/葉書は世界遺産だと誰かが言った

感想

   書き手の想いをのせた絵葉書だけど
   直接相手に送るのはちょっとためらわれる。
   相手の住所がわからない。
   
   そんな絵葉書が送られてくる
   ポストカードカフェ。
   その店の壁には多くの絵葉書が飾られている。

   別れた恋人。
   先生とかつての教え子。
   妻と家を出て行った夫。
   父親と疎遠になった娘。
   
   絵葉書だからこそ伝えられる想い。
   そこから始まる関係。
   それを守り届ける人々。
   あたたかいなぁ。

   私は誰に絵葉書を書きたいかな?
   とちょっと考えました。


想い出あずかります  吉野万理子  ☆   



嬉しいのに涙が出て、傷ついても信じてみたい。初めて感じたこの気持ちを、私は忘れない! あの頃の特別な日々がきらきらと蘇る、胸を打つ長編小説。


想い出あずかります

2011年5月発行 新潮社 251p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

海辺に住む不思議な女性と女子高生の、切なくも幸せな出会い-。嬉しいのに涙が出て、傷ついても信じてみたい。自分にそんな感情があることを、初めて知ったあの日。こんなに大事な想い出も、人は忘れてしまうもの?毎日が特別だったあの頃が、記憶の海からよみがえる。

感想 

   その海辺には 想い出を預かってくれる
   質屋さんがありました。
   想い出を預けると もうそれは
   自分のものではなく 思い出すこともない。
   そして 20歳になると質屋さん自体の存在さえも
   思い出さなくなる。

   友情や恋愛や親子問題や。
   つらかったり、悔しかったり、悲しかったりする
   思い出を預けて
   子供は前に進む気持ちを取り戻す。

   そんな中、質屋に出入りしながらも
   ひとつも思い出を預けなかった里華は
   すべての出来事をきちんと自分で受け止め
   成長していく。

   それぞれ二つの方法で 年を重ねていく
   子供たち。
   どちらが正しいというわけではなく
   どちらも 逃げ場所として
   質屋を利用しているのは同じ。
   そういう居場所があるっていうのは
   子供たちにとって 大きいですよね。

   ファンタジーのような設定と
   リアルな10代女子の成長と。
   そして けっこうシビアな子供たちの生活と。
   ちょっと不思議な味わいのお話。
   
   私だったら 恥ずかしかった想い出を
   預けたいな。

99通のラブレター  吉野万理子   

事故で重体となった恋人。彼が目を覚ますと信じ、枕下で手紙を読み話しかけ続ける女性。京王線沿線を舞台にした「せつない愛の物語」。


99通のラブレター

2010年1月発行 PHP研究社 221p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

京王線に息づく男女の現在、よみがえる過去─。不慮の事故に遭い眠りつづける恋人・涼に、眞夕子が書きつづけたラブレター。愛するただひとりに贈る真珠色のラブ・ストーリー。

感想

   事故で眠り続ける恋人に書いた手紙で
   恋人の過去を次第に明らかにするという
   構成のお話。

   ふたりが出会う前は 彼はどんな性格だったのか
   出会った後も 彼女に見せていなかった姿はどんなものだったのか
   など 徐々に恋人の姿がはっきりしてきて
   それを 理解し受け入れる眞夕子なんですが・・・。

   手紙という形で 真実を明らかにしていくという形は
   新鮮で面白く ふたりの結びつきの強さを
   知ることもできて よかったのですけれど
   う~ん、ラストがねぇ。
   こうじゃない方が私は好みかな。