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夢の猫 古道具屋 皆塵堂  輪渡颯介   



夢の猫 古道具屋 皆塵堂

夢の猫 古道具屋 皆塵堂
著者:輪渡颯介
価格:1,620円(税込、送料込)
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2016年5月発行 講談社 246p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

父親が亡くなり天涯孤独の身となったおきみは、後ろ足の先だけ白い黒猫が出る夢を見るようになる。すると夢と同じ出来事が実際に起こるのだ。残された借金返済のため根付を売りに皆塵堂へ行ったおきみだったが、たいした金額にはならず、女郎屋に売られることに。皆塵堂・主人の伊平次は一計を案じるのだが…。そしておきみが夢で見た黒い子猫は何者なのか?面白さ抜群の「人情怪談騒動記」ついに完結!!

【目次】(「BOOK」データベースより)

猫の夢/硯箱の中から…/幽霊屋敷 出ても構わぬ/にこやかな男/夢の猫

【感想】

   いわくつきの品を扱う古道具屋の
   居候たちと
   そこに現れる怪異と
   なぜか集まる猫を描く
   ユーモラスなシリーズの第七弾にして最終巻。

   完結させるためにか、
   これまでの居候たちが登場し楽しいけど、
   その分、
   タイトルの夢の猫の扱いが小さかったかな。

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影憑き 古道具屋皆塵堂  輪渡颯介   



影憑き 古道具屋 皆塵堂

影憑き 古道具屋 皆塵堂
著者:輪渡颯介
価格:1,620円(税込、送料込)
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2015年11月発行 講談社 236p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

円九郎、菊三郎、金吾は、立派な店の倅たちだが、遊び歩いてばかりの放蕩息子。親から金を渡されなくなった三人は、賽銭泥棒をしてしまう。しかし人の形をした黒い影に襲われそうになった円九郎が叫び声をあげ、悪事が露見。円九郎は家を追い出され、皆塵堂に預けられたが、何をやっても失敗ばかり。そこで店主の伊平次は、「荒療治」に踏み切ることに…

【目次】(「BOOK」データベースより)

三人の放蕩息子/欠けた水瓶/留守番の夜/幽霊の不思議/襲う影

【感想】

   シリーズ第6弾。

   今回の皆塵堂の居候は
   大店の放蕩息子。

   死人の悪口を言ったため
   その幽霊にとりつかれ、
   また幽霊の姿も見える質ということで
   大騒ぎ。

   これまでの皆塵堂の居候たちが勢揃いして
   彼を救おうとするけれど
   いたぶっているようでもあり。笑。

祟り婿 古道具屋皆塵堂  輪渡颯介   



祟り婿

祟り婿
著者:輪渡颯介
価格:1,620円(税込、送料込)
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2015年5月発行 講談社 255p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

曰くつきの古道具が揃う皆塵堂で働き始めた連助は、幽霊や呪いの話をまったく信じていない。そのため同じ道具屋で、幽霊が見えるという太一郎のことを敵視している。ある日、質草を仕舞っている蔵から妙な音がするというので、皆塵堂の店主・伊平次らとその質屋に泊まることとなった連助。その音の正体は?そして連助が幽霊を信じないのも、ある祟りが…とぼけた笑いとあと引く怖さ。人気急上昇の「人情怪談騒動記」!

【目次】(「BOOK」データベースより)

質屋蔵/衝立から覗く顔/幽霊屋敷ー出ても見ぬ振り/六連屋と妖刀/刀を折る者

【感想】

   シリーズ第五弾。
   今回も面白かった!

   今回、皆塵堂に居候するのは、
   婿が早死する祟りがあると言われる商家に
   婿入りすることになった、
   けれども本人は幽霊の類を一切信じていない男。

   そんな彼が
   皆塵堂に持ち込まれる怪異と相対して
   みんなで大騒ぎ。

   このシリーズの面白いところのひとつは、
   これまでの皆塵堂の居候たちがみんなでてきて、
   それぞれの働き場所を得て活躍すること。

   このまま、
   どんどん登場人物増えていくのかな~。
   なんだか猫も増えそうな気配だし(笑)

ばけたま長屋  輪渡颯介   



いわくつき長屋の住人たちの大騒動!
女の幽霊が出るという長屋に引っ越してきてしまった指物師の弦次は、同じ長屋の先輩住人の三五郎、町絵師の朔天とともに、さまざまな幽霊事件に巻き込まれる羽目に。お江戸下町なぞとき物語!

ばけたま長屋

ばけたま長屋
著者:輪渡颯介
価格:1,512円(税込、送料込)
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2014年12月発行 KADOKAWA 220p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

浅草の裏長屋に仕事場を構えた指物師(木工職人)の弦次。ところが長屋は空き部屋ばかり。どうやらある部屋に女の幽霊が出るせいで、誰も居つかないらしい。恐がりだが根が真面目な弦次は、不真面目な先輩住人の三五郎、幽霊画を描くのにどうしても本物を見たい町絵師の朔天とともに、原因究明という名のおばけ退治に乗り出すが…!?痛快!傑作!江戸怪談ミステリ。

【感想】

   空き部屋ばかりの長屋に住む
   指物師と遊び人と幽霊の絵を描きたいと熱望する絵師。

   その絵師の望みを叶えようと
   江戸で幽霊話を探してあちこちに出かけるが…。

   幽霊話だけど楽しい連作短編。

   それぞれの話も面白いけれど、
   ひとつにつながったオチもよかった!

迎え猫 古道具屋皆塵堂  輪渡颯介   



迎え猫

迎え猫
著者:輪渡颯介
価格:1,620円(税込、送料込)
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2014年3月発行 講談社 234p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

魚屋・巳之助の知り合いである幸七の仲間が次々と首を括った。祟りに怯える幸七は、以前皆塵堂に居候していて幽霊が見えるという太一郎を頼るが、太一郎の態度に異変が。一体何が見えた?幸七はどうなる?一方、猫に囲まれて暮らすのを夢見る巳之助のまわりに、続々と猫が集まってくる。巳之助は野望実現のため一計を案じるが…猫好きにも大満足の「人情怪談騒動記」!

【目次】(「BOOK」データベースより)

次に死ぬのは/肝試しの後に/観音像に呪われた男/煙草の味/三途の川で釣り三昧

【感想】

   シリーズ第四弾。

   五つの怪異話が入ってますが、
   一つ一つの話ごとに皆塵堂に猫が増えます!

   もちろん
   猫好きの魚屋巳之助がメイン。

   でもこれまでの登場人物もたくさんでてきて
   にぎやか。

   今回は怪異は薄め。
   人情味あふれる感じであったかかったなあ。

蔵盗み 古道具屋皆塵堂  輪渡颯介   



蔵盗み

蔵盗み
著者:輪渡颯介
価格:1,575円(税込、送料込)
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2013年3月発行 講談社 235p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

小間物問屋橘屋の手代だった益治郎は、濡れ衣を着せられ店を追い出された。三日後の夜、店の様子を見にいって若旦那に追いかけられた益治郎を、甚左という名うての盗人が助ける。甚左は益治郎に、意趣返しに自分が橘屋から金を盗むから、お宝ありと目をつけた古道具屋を調べるため、働くように頼む。その古道具屋とは、曰く品ばかりが集められた皆塵堂だった…。

【目次】(「BOOK」データベースより)

水底の腕/おいらの机だ/幽霊屋敷 出るか出ないか/人形の囁き/蔵の中

【感想】

   曰くつきの古道具を扱う皆塵堂シリーズ第三弾。

   今回、店にやってきたのは
   元の店で濡れ衣を着せられて
   盗賊の仲間となった手代・益治郎。

   思惑を隠して
   店主の伊平次たちと道具を扱う毎日の行く末は。

   今回も面白かった!
   いろんなものが繋がっての結末が気持ちいい!

   益治郎が盗みのためとはいえ、
   まじめに店の品物を片付け、
   売りに出すのが可笑しかった。

   それにこれまでの登場人物もみな登場してきて
   それぞれの個性を生かした働きをするのも
   嬉しいところ。

   これからもこういう風に
   次々と店に新しく人がやってきて…という
   流れになるのかな。

   冷静に考えると
   血まみれの死体が何体もでてくる屋敷とか
   首くくり死体が見える蕎麦屋とか
   怖いんですけれどね。

   でもそこにある人の思いは切なくもあたたかい。

   これから先も楽しみです。

猫除け 古道具屋皆塵堂  輪渡颯介 



叔父に騙され、失意の日を送る庄三郎が辿り着いたのは皆塵堂。曰くつきの品が集まる古道具屋で繰り広げられる人情怪談騒動記の第2弾

猫除け

猫除け
著者:輪渡颯介
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2012年4月発行 講談社 248p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

故郷の田畑を失った庄三郎は失意のまま江戸に赴き、神社で寝泊まりをしていた。ある晩、女が藁人形に五寸釘を打ち付けているのを見て、恨みから自分も丑の刻参りをしようと考え、道具一式を皆塵堂で買う。だが、その古道具屋に集まるのはあいも変わらず「曰く品」ばかり。呪いは本当に効くのだろうか。

【感想】

   シリーズ第二弾。
   今回は叔父に騙され母や田畑を失った庄三郎が
   皆塵堂に居候。

   伊平次をはじめとする皆塵堂の面々と
   曰くつきの古道具に対峙する。

   今回も古道具にまつわる怪談話が半端なく怖いのですが、
   (詳しく描写しすぎ!笑)
   登場人物のゆるさ加減がよく、楽しめます。

   前作で主人公だった太一郎もしょっちゅう出てきて、
   幽霊が見えるという特技(?)を生かして
   問題の解決に大きな役割を果たすのが
   たくましく、その成長が嬉しい。

   世をはかなんでいた庄三郎も、
   そんな皆塵堂の人たちと暮らすうちに
   新たな生き方を見つけて行きます。

   何が何でも、と力こぶを作らなくても
   幸せになる方法はあるんだなぁと
   伊平次の生き方を見ていると思えてくるから不思議。

   幽霊の凄惨でグロい様子と
   (今回は猫の虐待もあるので猫好きの方、注意)、
   ゆるい登場人物たちとのギャップが楽しいシリーズ。
   続編待ってます。

古道具屋皆塵堂  輪渡颯介  ☆ 



古道具屋皆塵堂

古道具屋皆塵堂
著者:輪渡颯介
価格:1,575円(税込、送料込)
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2011年2月発行 講談社 256p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

実家の道具屋を継ぐため、太一郎は曰くつきの品が集まる「皆塵堂」で修業することになった。だが幽霊なんて信じないとうそぶく太一郎の周りで、痩せ刀や美しい蒔絵櫛などにまつわる不思議な出来事が次々と巻き起こる。店主の伊平次や幼なじみの巳之助に助けられ、太一郎は思い出せない自らの過去を追うがー。商売道具は“憑き物”だらけ。幽霊なんか、大っきらいなのに!切なくて、ほんのりおかしい人情怪談騒動記。

【目次】(「BOOK」データベースより)

道具屋には向かない男/鰻の住み処/鈍刀が切る縁/その娘はやめておけ/猫屋敷に棲むもの

【感想】

   面白かったです!

   幽霊が見えてしまう太一郎は
   曰くつきの品を扱う古道具屋・皆塵堂で修業を行う。

   品物についているのが付喪神じゃなくて幽霊なのが
   怖いのですけれど、
   幽霊の出てくるわけを
   太一郎が怯えながらも親身になって
   解きほぐしていくのがいいです。

   皆塵堂の主人・伊平次、小僧・峰吉、地主・清左衛門、
   そして太一郎のおさななじみ・巳之助もよいキャラクターで、
   彼らのやり取りも楽しいです。

   続編の『猫除け 古道具屋皆塵堂』も
   この4月に出ているので読んでみよう。
   幽霊の描写は怖いんですけれどね(←しつこいw)。