FC2ブログ

スタート・イン・ライフ  川島誠   



スタート・イン・ライフ

スタート・イン・ライフ
著者:川島誠
価格:1,890円(税込、送料込)
楽天ブックスで詳細を見る



2013年10月発行 双葉社 405p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

僕は長いこと父とふたりで暮らしてきた。父のもとでトレーニングを重ねてきた。僕の父は「アジアの帝王」。陸上競技、デカスロン(十種競技)のアジア記録保持者にしてオリンピアン。僕はいつも父と一緒だった。だけど今日、僕は決めた。「父のコピーはやめた」。長編青春小説。デカスロンに打ち込む少年の心と体の成長記。

【感想】

   偉大な十種競技者を父に持つ
   継生・18歳。

   父の敷いたレールにしたがって十種競技者になることに
   疑問を持ちトレーニングをやめてしまう、
   から始まるお話。

   勝手に爽やかなスポーツ小説かと思っていたので
   その後の重たい展開にびっくり。

   世界は広い。
   継生だけでなく私も知らないことがいっぱいだ。

   最後三行がとってもよかった。
   継生、これからも頑張れ。
   君の人生はいまはじまったばかり。

スポンサーサイト



神様のみなしご  川島誠 



神様のみなしご

神様のみなしご
著者:川島誠
価格:1,575円(税込、送料込)
楽天ブックスで詳細を見る



2012年4月発行 角川春樹事務所 249p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

『800』『夏のこどもたち』の著者が贈る、海辺の養護施設・愛生園を舞台にした「ワケあり」な少年少女たちの物語。

【目次】(「BOOK」データベースより)

愛生園ー浅田陽一と牧浦郷治の場合/サッカーしてたいー宮本ABの場合/神様のいるところー前川裕貴の場合/内緒だよー再び浅田陽一の場合/カモメたちの歌ー再び前川裕貴の場合/ステンドグラスー谷本理奈の場合/お披露目会ー再び宮本ABの場合/ホームカミングデイ

【感想】

   死別や虐待や育児放棄などいろんな事情で
   親と一緒に住めない子たちが生活する
   「愛生園」という施設。

   そこの子供たちが語る園での生活。

   淡々と今や過去を語る彼らは
   あっけらかんと強くて逞しいな、と思うけれど
   それだからこそ反対に悲しくもなる。

   でもこういう場所があるって本当に大事なんだろうなぁ。
   残念ながら親とは一緒に暮らせなくても
   帰ることができる場所があるっていうのは
   これからの人生の拠り所になるんだろう。

   ここが彼らの家庭。

   虐待されていたゴウジくんが
   だんだん明るく天真爛漫になっていくのが救いです。