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空に咲く恋  福田和代   



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空に咲く恋 [ 福田 和代 ]
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2017年7月発行 文藝春秋 296p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

女性に触れると呼吸困難に陥る重度の女性アレルギー(おばあちゃん世代なら大丈夫)の三輪由紀。実家の花火屋を継げというプレッシャーから逃れるため放浪の旅に出た。ある日、由紀は交通事故に遭遇。そこで出会ったのは、清倉花火店の跡取り娘清倉ぼたん。なぜかぼたんに対してだけは女性アレルギーが出ず、親近感を抱く。二人の距離は徐々に縮まるが、何と彼女に対してもアレルギーが発症してしまう。おまけにぼたんにアプローチするライバルも出現。さらにせっかく帰った実家では、家出に激怒していた父親に邪魔者扱いされる始末…。由紀は花火師として独り立ちできるのか?恋のゆくえは?

【感想】

   イケメンだけど女性アレルギーの青年が、
   回り道をしながらも家業の花火師に携わるようになり、
   同じ花火師仲間の女性に惚れてしまい、
   さあどうなる。

   「誰しも、自分の道を、自分で引き受けるしかないのだ」 

   ちょっと情けないところもある青年の成長物語。

   途中に何枚かイラストがはさまれているのが、ぎょっとした。
   小説を読むのに邪魔なのに、どうしてそういうことするかなあ。

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火災調査官  福田和代   



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火災調査官 [ 福田和代 ]
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2016年9月発行 東京創元社 336p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

放火現場には必ず、ダ・ヴィンチの模写絵が残されていた。火に魅せられた火災調査官と、正義感あふれるポンプ車小隊長。ふたりが追う、連続放火事件の謎。緻密な取材と圧倒的なリーダビリティで描く、新境地にして渾身の長編ミステリ。

【感想】

   放火が続き、
   そこにはダヴィンチの「岩窟の聖母」の模写が。

   連続放火事件と見られるその真相を
   火災調査官・東が探る。

   次々と明らかになる事柄に興味をひかれて
   ページが進む。

   実際は警察と消防署の住み分けとか
   ややこしそうだけど。

群青のカノン 航空自衛隊航空中央音楽隊ノート2  福田和代   



群青のカノン

群青のカノン
著者:福田和代
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2015年9月発行 光文社 257p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

鳴瀬佳音は航空自衛隊の音楽隊で日夜アルトサックスの練習に励む自衛官。陸海空自衛隊合同コンサートに出演するため浜松へやって来た佳音たちは、リハーサルへ向かう。ところが、バスが駐車場から消えてしまい!?そのバスには佳音たちの大事な物が隠されていた…。そして、佳音と腐れ縁の渡会三曹との恋についに進展が!?なぜかいつもトラブルを呼んでしまう佳音が仲間たちと小さな謎を解き明かす、読むと元気が湧いてくる爽やか青春ミステリ。

【感想】

   シリーズ第二弾。
 
   航空自衛隊の音楽隊を舞台にした
   青春ミステリーなんだけど、
   今回はそこに恋愛要素もかなりプラス。

   若く元気よくて、楽しかった。

   けれど、
   昨今の自衛隊をめぐる情勢を反映したような部分もあり、
   楽しい気持ちに陰がさして、複雑な気持ち。

   現実も、こんなふうに、いつまでも、
   ほんわかと音楽と謎でわいわいできる
   自衛隊の音楽隊でありますように。

天空の救命室 航空自衛隊航空機動衛生隊  福田和代   



天空の救命室

天空の救命室
著者:福田和代
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2015年6月発行 徳間書店 298p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

愛知県・小牧基地にある航空機動衛生隊。医官として医療チームを率いる内村彰吾は、ちょっと頼りなげに見えるのが玉に瑕。そんな周囲の視線を本人もわかっていた。が、任務となれば話は別だ。大型輸送機に積み込まれた“空飛ぶICU”を使って、緊急を要する患者を遠隔地の医療機関へ送り込む。機内で起こる緊急事態。限られた時間。襲いかかるプレッシャー。医療チームと輸送機の機長が連携プレーで、預かった命を守る!頭は冷たく心は熱く!空自のプロたちを描く「命をつなぐ」物語。

【目次】(「BOOK」データベースより)

高度一万メートルの変心/ペガサスとアスクレピオスの杖/心の距離/救える生命と/天翔ける救命室

【感想】

   重症患者を長距離搬送する隊の
   医師を主人公としたお仕事小説。

   面白かったけれど、
   「天空の救命室」っていう話は少なかったよ。

   まあ、毎度毎度
   搬送の度にトラブルがあっても
   困るよね。

東京ダンジョン  福田和代   



地下鉄・地下街に爆弾を仕掛け、「東京の地下を支配した」と宣言する若者たちの目的とは。クライシス小説の旗手が描く緊迫のサスペンス。

東京ダンジョン

東京ダンジョン
著者:福田和代
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2013年5月発行 PHP研究所 349p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

地下鉄の新線開業を間近に控えたある日、保線作業員の的場哲也は、勤務中にトンネルの中で怪しげな人影を見つける。またインターネット上でも、東京の地下に「地底人」が出現するという噂が飛び交っていた。そんな中、的場は母から、弟の洋次が鬼童征夫なる経済学者が主宰する怪しげな勉強会に通っていると相談を受ける。事情を探るために鬼童の講演会に出かけた的場は、そこで意外な人物を見かけるのだが。「東京の地下を支配した」と宣言する、テロリストたちの意外な目的とは何か?複雑怪奇な地下迷宮(ダンジョン)と化した東京の地下を舞台に、クライシス小説の旗手が描く、緊迫のサスペンス。

【感想】

   東京の地下鉄に地底人が現れ、
   ある経済評論家のセミナーが若者に大人気。
   そして
   主人公の地下鉄保線員の勤務先に爆破予告。

   なんか現実にも起こりそうで怖いお話。

   主人公が仕事をまじめにできるだけのことをする、
   というのにすごく励まされました。

   ある登場人物の印象が
   読み終わると180℃変わりました。
   とってもチャーミングだった!
   意外、意外。

碧空のカノン  福田和代   



碧空のカノン

碧空のカノン
著者:福田和代
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2013年2月発行 光文社 295p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

音大卒業後、航空自衛隊の音楽隊に入隊した鳴瀬佳音は、定期演奏会などの任務に向けて練習に励んでいる。自衛隊という未知の世界に戸惑いつつも鍛えられていく。ある日、「ふれあいコンサート」で使う楽譜を用意したところ、佳音が担当するアルトサックスのパートの楽譜が楽譜庫から紛失していた。いったい、どこに消えたのか?ちょっとドジな佳音が呼び込む不思議な“事件”を、仲間たちとともに解決する!テロや大停電などをテーマにしたクライシス・ノベルで注目を集める著者が、軽やかな音楽ミステリに挑む意欲作。

【目次】(「BOOK」データベースより)

ギルガメッシュ交響曲/ある愛のうた/文明開化の鐘/インビジブル・メッセージ/遠き山に日は落ちてー渡会俊彦の場合/ラッパ吹きの休日

【感想】

   吹奏楽団のちょっとドジな女性楽団員を主人公とした、
   わいわいととっても楽しい
   日常謎解き系の青春群像音楽小説。

   それが「自衛隊」を舞台とすることで、
   さらに一味加えたものとなっています。

   自衛隊の生活や業務ってこうなってるんだ~と
   そこも面白く読みました。



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ヒポクラテスのため息  福田和代   


病院が「倒産」寸前ーー急死した父の跡を継いだ新米理事は三ヶ月で経営を立て直せるのか!?病院の裏側がわかる傑作お仕事青春小説!

ヒポクラテスのため息

ヒポクラテスのため息
著者:福田和代
価格:1,575円(税込、送料込)
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2011年9月発行 実業之日本社 299p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

市で唯一の総合病院院長の父親の急死で理事を引き受けることになった風祭翔。ところが、病院が大赤字で倒産間際であることを知り、医療や経営はまったく素人の彼が業務改善に取り組むことに…消えたアンケートの謎、勤務医たちの相次ぐ退職など、トラブル続発のなか、病院と「医療難民」を救う切り札とは…!?病院のウラ側がわかる青春お仕事小説。

【感想】

   急死した父親が残した地方都市の総合病院の
   3ヶ月限定理事になった翔が、つぶれかけ病院を救おうと奔走。

   病院経営について何も知らないからこそ
   愚直に頑張る翔を応援せざるを得ない青春小説。

   周りもいい人が多くて出来すぎかな~と思うけれど
   爽やかだから許せる!

   福田さんの本は『怪物』しか読んだことがなかったけれど
   全然雰囲気が違いました。
   いろいろ感想を読むと、
   こちらの『ヒポクラテスのため息』の方が異色らしいですね。

怪物  福田和代  



怪物は死体を溶かす…緊迫のミステリー長編

物体を跡形も無く溶かせるという、最新鋭のゴミ処理施設の研究者・真崎。定年間近の刑事・香西は、真崎の部屋で強烈な「死の匂い」を感じる。頻発する失踪者たちと真崎との繋がりを探ろうとする香西だが・・・。


怪物

2011年6月発行 集英社 352p 

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

定年間近の刑事・香西の心残りは3か月前に時効を迎えた未解決の幼女誘拐殺人事件。すでに主軸から外されている香西は、失踪者・橋爪の足取りを単独で捜査中、訪れた最新鋭のゴミ処理施設で思いがけず“死”の匂いを嗅いでしまう。その部屋の主は、すべてを溶かす水ー亜臨界水の若き研究者・真崎。彼の過去を知ったとき、香西は…。『TOKYO BLACKOUT』『迎撃せよ』の著者が、満を持して放つ戦慄と慟哭の長編ミステリー。

感想 

   読んでいて怖く、
   読み終わってさらに怖く。

   定年間近の刑事・香西が調べ始めた幼女誘拐殺人事件と
   サラリーマン失踪事件。
   それらはやがて ゴミ処理施設の研究者・真崎に
   つながっていく。

   真崎の周りに漂う”死”の匂い。
   それに気付いた香西はどうするのか。

   香西と真崎の対決に固唾を呑んで
   緊張感を持って読んでいましたが
   読み終えてさらに背筋がぞぞっとしました。

   ”怪物”に飲み込まれてゆく”正義”。
   これが 初・福田作品でしたが
   ほかの作品も似たような感じなのかな。
   私には なかなか読むのに覚悟がいりそうです。