FC2ブログ

マリー・アントワネットの日記 Rose/同 Bleu  吉川トリコ   



[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

マリー・アントワネットの日記 Rose (新潮文庫) [ 吉川 トリコ ]
価格:594円(税込、送料無料) (2018/9/14時点)




[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

マリー・アントワネットの日記 Bleu (新潮文庫) [ 吉川 トリコ ]
価格:637円(税込、送料無料) (2018/9/14時点)




2018年7月発行 新潮文庫 272p/320p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

ハーイ、あたし、マリー・アントワネット。もうすぐ政略結婚する予定www 1770年1月1日、未来のフランス王妃は日記を綴り始めた。オーストリアを離れても嫁ぎ先へ連れてゆける唯一の友として。冷淡な夫、厳格な教育係、衆人環視の初夜…。サービス精神旺盛なアントワネットにもフランスはアウェイすぎたー。時代も国籍も身分も違う彼女に共感が止まらない、衝撃的な日記小説!

え、あたしがフランス王妃とかwwwウケるってかんじなんですけどー。1774年5月10日、ルイ15世が崩御し、夫・ルイ16世が国王に。だが、アントワネットへの世間の風当たりは強まる一方だった。取り巻きたちとの夜遊び、膨大な服飾費、授からない子ども、根も葉もない噂。そして、本当の恋。だが革命が起こり、すべては終わるー。王妃の最期の言葉に、涙があふれるクライマックス!

【感想】

   マリーアントワネットが
   嫁入りが決まってから断頭台に昇るまでを日記にしたためた、
   っていう小説だけど、

   その文体が!
   現代のネット用語使いまくりで!
   内容も!
   史実に忠実だけど現代の女性問題等の視点を持ち!
   たいへん面白かったです。

   ベルばら世代なので、
   各場面でベルばらのシーンが思い浮かびそこも楽しかったなぁ。

スポンサーサイト



こんな大人になるなんて  吉川トリコ   



こんな大人になるなんて

こんな大人になるなんて
著者:吉川トリコ
価格:680円(税込、送料込)
楽天ブックスで詳細を見る



2016年4月発行 徳間文庫 284p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

お嫁さんになったら自然と家事ができるようになるんじゃないの?思っていたのとぜんぜん違うんだけどー(「だれかの奥さん」)。借金して、地元に帰って、初体験の相手と不倫する。この先、どうやって生きていったらいいのか途方に暮れるー(「ずくもない」)。あのころ思い描いていた未来に立ってない、ぜんぜん立ってない!いつのまにか遠くまできてしまった、私たちのための作品集です。

【目次】(「BOOK」データベースより)

1996年のヒッピー/冷やし中華にマヨネーズ/寄生妹/夏の草/ポルノ姫/ずくもない/だれかの奥さん

【感想】

   わー。苦い、苦いわ。
   そして切ない。

   アンソロジーや文芸誌に掲載されたものや
   書下ろしを7編集めた短編集。

   既読のものもあるけれど、
   このタイトルを与えられて、
   初読時より、
   胸へぐりぐりっと差し込んでくる具合が強くなったように思う。

光の庭  吉川トリコ  ☆   



光の庭

光の庭
著者:吉川トリコ
価格:1,944円(税込、送料込)
楽天ブックスで詳細を見る



2016年2月発行 光文社 296p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

地方に暮らす仲良し五人組は高校卒業と同時にそれぞれの道を歩んだ。大学受験に失敗し、ぶらぶらしながら孤独を感じていた三千花。大学卒業後にライターとなるが挫折して地元に帰ってきた志津。短大を出て母の言いなりで市役所に勤務した麻里奈。奔放な美人で社長と結婚した後も不倫の日々をブログに綴る理恵。20歳でできちゃった結婚をし、三人の子供を育てながらネット中毒となった法子。成人式の数日後、三千花が少年グループに拉致され、バラバラ死体で発見される。16年後、志津は「三千花に何が起こったのか」をテーマにルポを書こうと、口を閉ざしていた友人たちに取材する。そこには女たちの深い闇と絶望が渦巻いていた…。

【感想】

   すごく面白かった!

   高校時代の仲良し五人組のうち一人が
   成人式後、殺人事件の被害者となり、
   16年後、別の一人であるライターが
   そのとき何があったかを探り始める。

   当たり触りなく生きている内側で
   蠢いているものが
   切実に迫ってきて、
   しんどいけど面白かった!

名古屋16話  吉川トリコ   



名古屋16話

名古屋16話
著者:吉川トリコ
価格:1,620円(税込、送料込)
楽天ブックスで詳細を見る



2015年8月発行 ポプラ社 289p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

さまざまな家族や友情のかたちを描いた「名古屋16話」に加え、東海・中部の都市を舞台にした8つの物語「8の旅」、著者による地図コラムや名古屋在住のカメラマン三浦知也氏による写真も収録!名古屋在住の作家が、名古屋市の16の区を舞台に悲喜こもごもの物語を紡ぐ珠玉のショートストーリー集。

【目次】(「BOOK」データベースより)

名古屋16話(中区ーさよならなんて言わないで/北区ー失恋温泉/中川区ーハムくんは宇宙人/港区ーナゴヤからの手紙/東区ーいつか見た夢は満塁ホームランでサヨナラだ/名東区ー名東パン通りにて/守山区ーいつかの晴れた週末に/昭和区/名前なんかいらねえよ/49番目の星/天白区ークリスマスまであとすこし/瑞穂区ーとある書店の一日/西区ー恋人たちの距離/中村区ー忘れられない味/千種区ー今池ハードコア/南区ーあの娘といた夜/熱田区ー夏休みの思い出)/8の旅(長野ーちくたくちくたく/静岡ーそろそろ真面目な話をしよう/滋賀ー僕がふみこになった理由/三重ーリヨンの夜/尾張ーオールドガール/福井ー三人/三河ー真面目な話をしたあとは/岐阜ー五月につづく道)

【感想】

   名古屋の16区+αを舞台にして
   家族や恋人などを描く小説。

   山内マリコさんの『東京23話』と
   同じ切り口?でも
   こんなに違う本ができるのね!

   それぞれの区の
   ストレートな紹介ではないけれど
   ひとつひとつのお話の色合いが違って
   その場所の雰囲気が伝わってきました。

ミドリのミ  吉川トリコ   



ミドリのミ

ミドリのミ
著者:吉川トリコ
価格:1,620円(税込、送料込)
楽天ブックスで詳細を見る



2014年6月発行 講談社 255p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

重田ミドリ、小学3年生。住み慣れた街を離れて父・広の新しい恋人ー平野源三ーの家に転がりこんだ。そんな事実を受け入れられないミドリの母・貴美子。だから離婚話もなかなか進まない。でも進まない理由はそれだけではなくー。よのなかにあふれる“ふつう”からほんの少し外れたところにいるミドリたち。口に出してしまったら、何かが変わってしまう、何かが壊れてしまう、そんなおそれを抱きながら生きる彼らに訪れた、幸せの結末とは。

【感想】

   なんかすごくよかったわ~。

   「ふつう」とは少し外れた、
   級友から「へん」って言われちゃう
   ミドリ(小3女子)の家族。

   それでもそこにあるのはまぎれもなく「愛」。

   人が人を愛おしく思う気持ちは
   とめようがないんだよな。

   みんな楽しそうでいいじゃないか!

   「そうせねばならない」と思って続ける生活よりも、
   「そうしたい」と思って続ける生活。

   なかなか難しいことだけど、
   わたしも少しでもそれに近づければいいな。

   そして、
   「ふつう」とか「常識」とかにとらわれないようにしたいな。

   登場人物がこれから先、
   幸せでありますように。  

ぶらりぶらこの恋  吉川トリコ   



ぶらりぶらこの恋

ぶらりぶらこの恋
著者:吉川トリコ
価格:1,470円(税込、送料込)
楽天ブックスで詳細を見る



2013年8月発行 幻冬舎 253p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

唯一の人と添い遂げる、幸福と倦怠。ときめきを追い求める、快楽とリスク。女性の幸福を鋭く探る、極辛・恋愛小説。

【感想】

   ピアニストのるり子・31歳の恋。

   ああ~なんかあほやなあ。
   なんでなんで、と思いながら読みました。

   真面目に恋に向き合うことが怖くて、
   ふざけていて、
   そしてその結果。

   共感は決してできないけれど、
   るり子の心はとても伝わってきてひりひりします。

   でてくる料理・食事が
   どれも美味しそうでした。

   登場人物の話す名古屋弁が私には
   新鮮で面白かったです。

   ときどき地の文にも名古屋弁がまじってたみたいだけど
   「カビまるけ」って「カビだらけ」ってことでいいのかな。

   読み終えてピアノが弾きたくなってます。

14歳の周波数  吉川トリコ  ☆   



14歳の周波数

14歳の周波数
著者:吉川トリコ
価格:580円(税込、送料込)
楽天ブックスで詳細を見る



2013年4月発行 実業之日本社文庫 283p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

田舎くさい町に、いやいや引っ越してきた鮎子。けれどおせっかいなアネゴ、小生意気な美月、モデルのリリィという仲間に囲まれて町での生活に馴染んでいくー。14歳の小さな世界で起きる数々のドラマと少女の過剰な自意識をガールズ小説の名手が活写。誰もが通り過ぎた時代の、恥ずかしくも懐かしく、切なくも愛おしい瞬間を詰め込んで、あらゆる世代に贈る青春小説。

【感想】

   すっごくよかった!

   田舎の中学へ転校した鮎子が
   2年2組で過ごした1年間。

   最初は馴染めなかったけど
   次第に友達を増やし楽しい毎日へと。

   幼くて、背伸びをして、
   それでもしっかり一人の人間で。

   彼女らの無敵な感じがまぶしくて
   羨ましくなる。

   「西の空に座った大きな入道雲に向かって
    真っすぐ突き進んでいく彼は、
    まるで夏の終わりから逃げてるみたいだった。」
    (153ページ)

東京ネバーランド  吉川トリコ   



東京ネバーランド

東京ネバーランド
著者:吉川トリコ
価格:1,260円(税込、送料込)
楽天ブックスで詳細を見る



2012年7月発行 実業之日本社 253p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

波多野一人、通称ヒトリ。ふしぎな男。どうしようもなく恋しい男。五人の女性たちが出会ったひとときの夢物語。

【目次】(「BOOK」データベースより)

デリバリーサンタクロース/漂泊シャネル/東京タイガーリリー/ウェンディ、ウェンズデイ/ティンカーベルは100万回死ぬ/屋根裏のピーターパン

【感想】

   出会った女性全てを虜とする美青年・ヒトリが
   後腐れなく女性を幸せにしてくれるお話が続く。

   私もこんな素敵な男性に幸せにしてほしい、と憧れつつ、
   悪趣味なお話だな~と ちょっと鼻白む。

   でも、最後まで読んだら
   ヒトリの寂しさ・哀しさがぐさりとささり印象的。

少女病  吉川トリコ   




少女病

2011年8月発行 光文社 209p


【内容情報】(「BOOK」データベースより)

この家には男はいない。ぶっ飛んでいる母と三人の娘たち。夢見る女たちの葛藤を描く、リアル「若草物語」。

【目次】(「BOOK」データベースより)

長女 都/次女 司/三女 紫/母 織子

感想 

   少女小説家の母親(53歳)と
   それぞれ父親の違う3人の娘(30歳超~高校生)。
   赤毛のアンの家に似た洋館で暮らす
   彼女らの独立しているようでいて
   お互いを思いあう生活が素敵です。

   現実には織子さんのような母親は嫌だけど、
   いいお話だったなぁといえる、
   不思議な一冊でした。

   織子さんと母親との確執には胸につまされました。
   織子さんの母親みたいに 
   娘を自分の支配下においておきたい人っていますよね。

   でもこの本を読んで母と娘って難しいけれど
   楽しいんだとも思いました。
   彼女たちがこれからもお互いをけなしつつも
   仲良く幸せであってほしいな、と思います。