FC2ブログ

テーラー伊三郎  川瀬七緒   



[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

テーラー伊三郎 [ 川瀬 七緒 ]
価格:1620円(税込、送料無料) (2018/1/5時点)




2017年12月発行 KADOKAWA 336p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

福島の田舎町で、ポルノ漫画家の母と暮らす男子高生・海色。17歳にして人生を諦めていたが、ある日、古びた紳士服店「テーラー伊三郎」のウィンドウに現れた美しいコルセットに心奪われる。頑固な老店主・伊三郎がなぜ女性下着をー騒然となる町内を尻目に、伊三郎に知識を買われたアクアは、共に「テーラー伊三郎」の新装開店を目指す。活動はやがて、スチームパンク女子高生や町に埋れていた職人らを巻き込んでいき…。仕立て職人と少年が“コルセット”で革命を起こす!?灰色の日々を吹き飛ばす、曲者(主に老人)揃いの痛快エンタメ!

【感想】

   ある日寂れた商店街の紳士服店にコルセットが飾られ、
   それに出会った男子高校生と
   コルセットを作った老店主が
   彼らの友人たちを巻き込んで「コルセット革命」を起こす。

   それぞれの得意な面を生かして
   どんどんアイデアをふくらませていくのが楽しい。

スポンサーサイト



潮騒のアニマ  川瀬七緒   



[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

潮騒のアニマ 法医昆虫学捜査官 [ 川瀬 七緒 ]
価格:1620円(税込、送料無料) (2016/12/9時点)




2016年10月発行 講談社 354p

【内容情報】(出版社より)

伊豆諸島の「神の出島」でミイラ化した女性の遺体が発見され、警視庁から岩楯警部補が派遣された。首吊りの痕跡から、解剖医は自殺と断定。死亡推定月日は3ヵ月以上前とされた。第一発見者によれば、島のハスキー犬がミイラを引きずってきたらしい。遅れて島に入った法医昆虫学者・赤堀涼子が、事前に解析した微物と、現場周辺を調べて出した結論は……。

【感想】

   法医昆虫学者シリーズ第5弾。

   今回の被害者は東京の離島でミイラ化した遺体。
   ミイラ化しているのでウジは少なめ。
   ただし凶暴なアリがいっぱい。
   うへえ(笑)。

   離島ならではの自然や風習や人のあり方とかが絡まったストーリー、
   とても面白かった。

   岩楯の今回の相棒は潔癖症で事なかれ主義の若手刑事。
   潔癖症でこの二人についていくって
   たいへんだっただろうなあ。

   彼がだんだん変わっていく様子や、
   岩楯と赤堀の微妙な空気なども、
   読みどころ。


女學生奇譚  川瀬七緒   



女學生奇譚 [ 川瀬七緒 ]
価格:1728円(税込、送料無料)




2016年6月発行 徳間書店 326p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

フリーライターの八坂駿は、オカルト雑誌の編集長から妙な企画の依頼をされる。「この本を読んではいけない…」から始まる警告文と古書を、竹里あやめという女が持ち込んできたのだ。その古書の本来の持主である彼女の兄は数ヶ月前に失踪、現在も行方不明。このネタは臭う…八坂は、タッグを組むカメラマンの篠宮、そしてあやめとともに謎を追う。

【感想】

   「この本を読んではいけない」という
   メモが挟まれた古書の謎を解く
   フリーライター(とカメラマン)が辿りついた真実とは。

   謎めいた古書の文章を挟みつつ
   徐々に不穏の影を濃くしていくストーリー。

   いろいろ怖いものがてんこもり。

   登場人物のキャラが面白い。

   最後が行きなり終わってびっくりした。
   続きが出るのかな。

メビウスの守護者 法医昆虫学捜査官  川瀬七緒   



メビウスの守護者 法医昆虫学捜査官

メビウスの守護者 法医昆虫学捜査官
著者:川瀬七緒
価格:1,620円(税込、送料込)
楽天ブックスで詳細を見る



2015年10月発行 講談社 336p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

バラバラ死体の「虫の知らせ」がおかしい!東京都西多摩で、男性のバラバラ死体が発見される。岩楯警部補は、山岳救助隊員の牛久とペアを組み捜査に加わった。捜査会議で、司法解剖医が出した死亡推定月日に、法医昆虫学者の赤堀が異を唱えるが否定される。なぜ遺体の死後経過と「虫の知らせ」が一致しないのか!

【感想】

   シリーズ第4弾。

   赤堀がバラバラ死体にまつわる真実を虫に聞き、
   岩楯がそれに導かれて捜査するんだけど、
   その過程とたどり着いた先が、
   ひーーっ、ってなるようなもので、
   面白かったのよう!

   (けれどウジを空から降らすのはヤメテ笑)

水底の棘  川瀬七緒   



水底の棘

水底の棘
著者:川瀬七緒
価格:1,620円(税込、送料込)
楽天ブックスで詳細を見る



2014年7月発行 講談社 345p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

水死体からも「虫の声」は聞こえるのか!?第一発見者は、法医昆虫学者の赤堀涼子本人。東京湾の荒川河口で彼女が見つけた遺体は、虫や動物による損傷が激しく、身元特定は困難を極めた。絞殺後に川に捨てられたものと、解剖医と鑑識は推定。が、赤堀はまったく別の見解を打ち出した。岩楯警部補はじめ、捜査本部は被害者の所持品から、赤堀はウジと微物から、それぞれの捜査が開始された!

【感想】

   法医昆虫学捜査官シリーズ第三弾。
   荒川河口で見つかった水死体をめぐる捜査。

   赤堀、岩楯をはじめとして、
   鰐川など、多くのプロフェッショナル達が大活躍。
   (ヤな奴もいるけど)

   特に、
   昆虫から海洋生物までを視野に入れた赤堀の執念、
   それに応える岩楯の奮闘に拍手!

   今回は犯人捜しよりも、
   水死体の身元確認と、死因、死亡場所解明のほうが
   主だった。

   ちょっと結論はわりきれないけれど、
   そこに至る過程を楽しむ本なのだろうな。

   そして、ロマンス要素はほどんとなし。
   わたしはロマンス要素が不要だな~と思っていたので、
   これは大歓迎。

   ところで
   携帯電話をかけるときって
   耳に押し当ててから番号を押す? (175p)

桃ノ木坂互助会  川瀬七緒   



桃ノ木坂互助会

桃ノ木坂互助会
著者:川瀬七緒
価格:1,680円(税5%込、送料込)
楽天ブックスで詳細を見る



2014年2月発行 徳間書店 311p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

のどかだった町は、すっかり変わってしまったー。移り住んできたよそ者たちの度重なるトラブルに頭を抱えていた桃ノ木坂互助会会長の光太郎。元海自曹長でもある彼は、悪い芽は早く摘まねばと、町に害を及ぼす人物を仲間たちとともに次々と町から追放することに。次なるターゲットは、大家とトラブルを起こしていた男、武藤。しかし、男を狙っていたのは光太郎たちだけではなかった。とある事件を機に、互いの思惑は狂い始め…。江戸川乱歩賞作家の新機軸ミステリー。

【感想】

   面白かった~。

   町の昔ながらの良さを守ろうと
   ルールを守らない新規住民を
   町から追出す活動をしている老人たち(おいおいw)。

   次のターゲットを決めて活動を始めたものの、
   それを狙っている別の人物が現れ、
   っていうスリリングなお話。

   過去への郷愁と未来への展望を
   どのように両立させるかって、
   どの町にも、
   そしてどの年代の人にとっても
   難しく大切なことなんだな。

   老人たちの意気盛んな様子や
   別の人物の冷静沈着な様子との対比が面白く、
   またそれが対決し迎えたクライマックスが
   手に汗握る展開でよかったよかった。

   ラストで話し合っている二人の今後の幸せを
   やったことから考えると
   願ってはいけないのかもしれないけれど、
   それでも願っちゃうな。

シンクロニシティ 法医昆虫学捜査官  川瀬七緒   

東京・葛西のトランクルームから女性の腐乱死体が発見された。全裸で遺棄された遺体は損傷が激しく、人相はおろか死亡推定日時の予測すら難しい状態だった。捜査一課の岩楯警部補は、若手刑事の月縞を指名して捜査に乗り出した。検屍を終えてわかったことは、死因が手足を拘束されての撲殺であることと、殺害現場が他の場所であると思われることの2点だった。発見現場に蠅とウジが蝟集していたことから、捜査本部は法医昆虫学者の赤堀涼子の起用を決定する。赤堀はウジの繁殖状況などから即座に死亡推定日時を割り出し、また殺害状況までも推論する。さらに彼女の注意を引いたのは、「サギソウ」という珍しい植物の種が現場から発見されたことだった。「虫の知らせ」を頼りに、法医昆虫学者が事件の解明に動き出した。

シンクロニシティ

シンクロニシティ
著者:川瀬七緒
価格:1,575円(税込、送料込)
楽天ブックスで詳細を見る



2013年4月発行 講談社 345p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

女性捜査官・赤堀涼子が駆使する「法医昆虫学」。乱歩賞作家の最新書き下ろし長編。

【感想】

   シリーズ第2弾。
   今回も面白かった!

   腐乱死体の身元を探り、犯人を捜すのに
   昆虫学者・赤堀(小柄な30代女性。ヘルメットが似合う)が
   大活躍。

   刑事・岩楯とのコンビも息があってきました。

   辺鄙な村の伝説などとも絡めたストーリーも◎。

   ただし虫(ウジ虫を含む)が
   うじゃうじゃ出てくるので苦手な人は要注意。
   私も苦手ですがなるべく
   そういう方面の場面では映像を想像しないように
   注意しました(笑)。

   でも虫がそんなにいろんなことを教えてくれるなんて
   ビックリかつワクワクでもあります!

147ヘルツの警鐘  川瀬七緒  ☆   


焼け焦げた遺体の腹部から、信じ難い物体が発見される。警視庁は操作の切り札に、日本で初めて「法医昆虫学者」の起用に踏み切った!

147ヘルツの警鐘

147ヘルツの警鐘
著者:川瀬七緒
価格:1,680円(税込、送料込)
楽天ブックスで詳細を見る



2012年7月発行 講談社 346p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

炭化した焼死体の腹部から、異様な「虫の塊」が見つかった。難事件に際し警視庁は、法医昆虫学者・赤堀の起用に踏み切る。死体の周りの虫から犯行を分析するという、日本初の捜査方法とは。

【感想】

   放火殺人事件を
   刑事と昆虫学者がそれぞれの観点から捜査して、
   次第に真相に到達するのが面白かった!

   ウジとかハチの子とかちょっとひくけれど、
   昆虫ってこんなにも雄弁なんだ~と感心。

   それを見つける昆虫学者の赤堀が凄いんだけれどね。
   続編希望!

   刑事の岩楯も優秀で、被害者の人間関係から
   怪しいところを見つけ出すのが小気味よかった。

   けれど妻に対する態度がいただけないな~。
   深く考えずに結婚した結果があの態度で、
   新たな恋に落ちるって許せないわ。

   もし続編があるのならそこは改心してくれますように(笑)。

よろずのことに気をつけよ  川瀬七緒 


よろずのことに気をつけよ

よろずのことに気をつけよ
著者:川瀬七緒
価格:1,575円(税込、送料込)
楽天ブックスで詳細を見る



2011年8月発行 講談社 347p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

被害者は呪い殺されたのか!-謎が謎を呼ぶ、呪術ミステリーの快作。変死体のそばで見つかった「呪術符」の意味は?呪いと殺人の謎に文化人類学者が挑む!第57回江戸川乱歩賞受賞作。

【感想】

   変死体のそばにあった呪術符から犯人を探る
   被害者の孫(女子大生)と年若い文化人類学者(男性)。

   呪術符が何を表しているのか。
   文化人類学が徐々に真実を明らかにしていくのに
   緊張しつつ読みました。

   呪術風習が興味深い。
   グロテスクな表現もあり、真相は哀しいけれど、
   孫と文化人類学者の反発しあいながらも息の合った関係は面白く
   惹きこまれる本でした。