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活版印刷三日月堂 雲の日記帳  ほしおさなえ   






2018年8月発行 ポプラ文庫 335p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

小さな活版印刷所「三日月堂」。店主の弓子が活字を拾い刷り上げるのは、誰かの忘れていた記韻や、言えなかった言葉。仕事を続ける中で、弓子が見つけた「自分の想い」と、「三日月堂の夢」とはー。感動の涙が止まらない、大人気シリーズ完結編!

【目次】(「BOOK」データベースより)

星をつなぐ線/街の木の地図/雲の日記帳/三日月堂の夢

【感想】

   シリーズ完結。

   川越の小さな活版印刷屋を祖父より引き継いだ
   弓子の真摯な歩みは
   多くの人の夢や思いをつないで
   かけがえのないものを生み出していった…。

   あたたかくて素敵なシリーズでした。
   活版印刷で作られたものがほしくなった。

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活版印刷三月堂 庭のアルバム  ほしおさなえ   






2017年12月発行 ポプラ文庫 327p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

小さな活版印刷所「三日月堂」には、今日も悩みを抱えたお客がやってくる。店主の弓子が活字を拾い刷り上げるのは、誰かの忘れていた記憶や、言えなかった想い。しかし三日月堂を続けていく中で、弓子自身も考えるところがあり…。転機を迎える、大好評シリーズ第三弾!

【感想】

   シリーズ第三弾。

   三日月堂で印刷されたものや、
   三日月堂を紹介したもので
   人々がつながり、
   彼らは活版印刷に携わることで
   哀しみや悩みを溶かしていく。

   言葉を大切にしたきれいなお話に癒される。

   最終話では大きな展開が。
   次作が楽しみ。

活版印刷三日月堂 海からの手紙  ほしおさなえ   



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2017年2月発行 ポプラ文庫 331p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

小さな活版印刷所「三日月堂」には、今日も悩みを抱えたお客がやってくる。店主の弓子が活字を拾い、丁寧に刷り上げるのは、誰かの忘れていた記憶や、言えなかった想い…。活字と言葉の温かみに、優しい涙が流れる、大好評シリーズ第二弾!

【目次】(「BOOK」データベースより)

ちょうちょうの朗読会/あわゆきのあと/海からの手紙/我らの西部劇

【感想】

   活版印刷のお店をしている弓子さんのところへ
   お客さんがやってくるシリーズ2作目。

   印刷の話をしていたはずなのに、
   思い悩んでいたことがやさしく解きほぐされていく。

   弓子さんが押し付けがましくないのがいいですね。

   自信が持てない朗読会のプログラム。
   生まれてすぐ亡くなった姉の名前だけの名詞。
   長い間やめていた銅版画を使った豆本。
   生前はわかりあえなかった父親の残した映画コラムを集めた本。

   お客さんが順に繋がっていくのもいい感じ。

活版印刷三日月堂 星たちの栞  ほしおさなえ   



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2016年6月発行 ポプラ文庫 311p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

古びた印刷所「三日月堂」が営むのは、昔ながらの活版印刷。活字を拾い、依頼に応じて一枚一枚手作業で言葉を印刷する。そんな三日月堂には色んな悩みを抱えたお客が訪れ、活字と言葉の温かみによって心を解きほぐされていくが、店主の弓子も何かを抱えているようでー。

【目次】(「BOOK」データベースより)

世界は森/八月のコースター/星たちの栞/ひとつだけの活字

【感想】

   しみじみよかった。

   祖父の残した活版印刷屋を営む
   弓子のところへ来るお客たち。

   一つ一つ活字を拾いあげて
   印刷物を作り上げていく間に、
   こだわりや哀しみが癒されていく。

   中に出てくるレターセットやコースターや栞など、
   ほしいな。

みずうみの歌  ほしおさなえ   



みずうみの歌

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2013年10月発行 講談社 277p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

「すべてはあの町から始まったのよね」母が最期に残した言葉の真意を知るため、独りきりになった少年は母の故郷を訪れる。手がかりは古いモノクロフィルムと未完の小説。町は徐々に陥没がすすんでいて、一部が大きな湖に飲み込まれていた。湖底に残された“思い出の品”を回収する男性・モグリに出会った少年は、しなやかに泳ぐ姿から“サカナ”と名付けられ、彼の仕事を手伝うことに。そのモグリもまた、過去にある秘密を抱えていた。サカナは、聞けなかった母の想いと顔を知らない父の秘密に近付いていく。

【感想】

   母を亡くした少年は
   母の残した写真に導かれその故郷をたずねるが、
   そこは陥没がすすみ、湖に飲み込まれていた。

   そこで知る母とその友人たちの過去、
   その町を舞台にした一冊の本の存在、
   そして夢をもつという意味。

   話の広がりと少年の成長に
   心惹かれる物語でした。

お父さんのバイオリン  ほしおさなえ 


お父さんのバイオリン

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2011年11月発行 徳間書店 242p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

ある事故がきっかけで、バイオリンが弾けなくなった十二歳の梢。亡くなった父との絆に気づき、立ち直っていく少女の姿をみずみずしく描く、さわやかで、ちょっぴり不思議な物語。小学校高学年~。

【感想】

   児童書。

   小学生の梢と母。
   それぞれの事情で疲れ切った二人は
   夏に祖母の家に帰省し、
   祖母手作りの果実のシロップ漬けや
   豊かな自然に癒されて
   次第に自分を取り戻す。

   「ものづくり」と「自然」の持っている力や、
   死と生のつながりを信じたくなる物語。

   お母さんが天然酵母のパンを作ろうとするところが楽しくて、
   梢が小さな男の子に導かれてバイオリンを弾く場面が美しくて、
   それぞれわくわくしました。

   いいね、いいねぇ。

   これから先も障害はあるかもしれないけれど、
   自分の好きなことをこのまま続けていってほしいなぁ、と
   思いました。


夏草のフーガ  ほしおさなえ   



おばあちゃん、どうして13歳に戻っちゃったの?
家族のなかの見知らぬ闇ーー。注目作家の感動長編ミステリ!



2011年7月発行 幻冬舎 308p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

母親とふたりで暮らす夏草は、祖母と同じ私立中学に通うことが憧れだった。願いはかない合格したものの、喜んでくれるはずの祖母は突然倒れ、目を覚ますと、自分を中学一年生だと言い張るようになる。一方、クラス内の事件をきっかけに学校を休みがちになった夏草は、中学生になりきった祖母と過ごす時間が増え、ふと、祖母が以前、口にした「わたしは罪をおかした」という言葉を思い出す。いつもやさしかった祖母の罪とはなんだったのか…?互いのなかに見知らぬ闇を見たあと、家族は再び信じ合えるのか?注目作家の書き下ろし感動長編ミステリー。

感想 

   キリスト教の話が多くあって
   それには詳しくないのですが
   「祈り」や「鎮魂」という言葉が思い浮かびました。

   震災で傷ついた人に捧げられた物語なのかもしれません。
   「震災」というものがお話の中で取り上げられている小説を
   私は初めて読みました。
   まだまだ、お話、とするには生々しい記憶すぎるかもしれません。

   内容紹介には「ミステリー」とありますが
   そういうくくりではないように思いました。
   祖母と母と夏草。
   そして祖父や父やユウジン。
   ヒンメリという北欧の伝統工芸品が繋ぐ家族や命の物語。
   たくさんのことが起こるのだけど静かな物語です。