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卒業するわたしたち  加藤千恵   


卒業するわたしたち

卒業するわたしたち
著者:加藤千恵
価格:1,470円(税込、送料込)
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2013年2月発行 小学館 187p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

理由もなく、当たり前のように会えていた日々や、無条件に一番近い場所にいて、気軽に誘い合っていた日々は、何をどうしたって戻らない。卒業は学校だけのものじゃない。様々な「その瞬間」を描きとる13ストーリーズ。

【目次】(「BOOK」データベースより)

胸に赤い花/未知の思い出/スタートラインすら遠く/母の告白/三月に泣く/にじむオレンジ/春の雨/屋上で会う/全て/流れる川/最低のホットケーキ/引力に逆らって/ニューヨークは遠い

【感想】

   学校からだけじゃない、
   いろいろなものからの卒業が13。

   次の世界へ進むための一つの儀式。
   そこにはせつない哀しみのほかに
   喜びや開放感があるものも。

   各章の最初には短歌がおかれていて、
   それを小説を読んだ後に再読すると
   また胸がきゅんとします。


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あかねさす 新古今恋物語  加藤千恵  



恋する気持ちは今も昔も変わらない 初恋、片恋、燃える恋……新古今和歌集に歌われた古人の恋心が千年の時を超えて現代のラブストーリーに生まれ変わる! 最強恋愛小説家による最新作。


あかねさす

2011年10月発行 河出書房新社 173p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

恋する想いは、今も昔も変わらない。みやびな20首の“恋うた”から生まれた、現代の恋物語。『ハニービターハニー』の加藤千恵が贈るせつなさあふれる恋愛小説集。

【目次】(「BOOK」データベースより)

あの人を待つこともなく/願っても桜は散ったし/触れた熱さがいとおしい/何かが不足している/雪が溶けるみたいに会えなくなった人/ためらううちに/想像はしょせん想像/君は続いていく/気づかないうちに終わって/忘れられない自分/揺らしたら溢れてしまう/愛とも恨みとも/わたしに似てくるあなたの心/遠く深い場所まで/君と一緒に生きていきたい/さっきまで俺に向けてた唇/本当のことも言えない/月はどっちの空に/どんな景色を見ているの/誰かが言ってくれたなら

【著者情報】(「BOOK」データベースより)

加藤千恵(カトウチエ)
1983年北海道生まれ。歌人、作家。2001年、歌集『ハッピーアイスクリーム』で高校生の時に、デビューする。現在は、小説、エッセイなど様々な分野で活躍する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

感想 

   約二千首の新古今和歌集から二十首を選び、
   加藤さんがそこから想像した恋物語と
   加藤さんご自身の短歌を付けた短編集。

   はぁ。どの短編も「きゅん」ときて、
   一つ読み終わるたびに溜息をついていました。

   たった三十一文字なのに
   これほど強く深く広い想いがこめられているとは 感嘆。
   それを想像した加藤さんの力に脱帽。

   とても興味深い一冊でした。