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リバーサイド・チルドレン  梓崎優   



リバーサイド・チルドレン

リバーサイド・チルドレン
著者:梓崎優
価格:1,680円(税込、送料込)
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2013年9月発行 東京創元社 328p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

カンボジアの地を彷徨う日本人少年は、現地のストリートチルドレンに拾われた。「迷惑はな、かけるものなんだよ」過酷な環境下でも、そこには仲間がいて、笑いがあり、信頼があった。しかし、あまりにもささやかな安息は、ある朝突然破られるー。彼らを襲う、動機不明の連続殺人。少年が苦難の果てに辿り着いた、胸を抉る真相とは?激賞を浴びた『叫びと祈り』から三年、俊英がカンボジアを舞台に贈る鎮魂と再生の書。

【感想】

   カンボジアのストリートチルドレン。
   仲間たちが結束して生きていたけれど
   一人、また一人と殺されていく。

   殺したのはだれ?
   殺したのはなぜ?
   というミステリーなんだけど、

   それよりも子供たちの生きている状況、
   カンボジアのむせ返る風景が
   厳しく醜悪なはずなのに
   美しい文章で描かれ、
   それがひたひた胸に迫ってきてまいりました。

   ほんとうにこういう世界があるのでしょうか。
   なんだか、もう…。

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叫びと祈り  梓崎優  ☆   


叫びと祈り

2010年2月発行 東京創元社 284p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

砂漠を行くキャラバンを襲った連続殺人、スペインの風車の丘で繰り広げられる推理合戦、ロシアの修道院で勃発した列聖を巡る悲劇…ひとりの青年が世界各国で遭遇する、数々の異様な謎。選考委員を驚嘆させた第五回ミステリーズ!新人賞受賞作「砂漠を走る船の道」を巻頭に据え、美しいラストまで一瀉千里に突き進む驚異の連作推理誕生。大型新人の鮮烈なデビュー作。

【目次】(「BOOK」データベースより)
砂漠を走る船の道/白い巨人/凍れるルーシー/叫び/祈り

感想

   海外ジャーナリストの青年・斉木が行く先々で遭遇した
   殺人事件・失踪事件に関する推理小説。

   それぞれの真相に あっと言わされました。
   特に最初の「砂漠を走る船の道」にはやられましたわ。

   外国が舞台になっているので
   その土地の風習や観念や宗教がベースにあって
   それが 解決へと導く手掛りとなるところも
   それぞれのお話に個性を与えていて
   楽しめました。

   しかし 行くところ行くところで事件が起こるとは
   なんとも過酷な運命をもっている斉木です。

   ラストのお話 親友の友情に感動。
   無事に斉木が帰って来て また次の取材旅行にいけますように。

   作者の名前は「しざき・ゆう」と読みます。