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選んだ孤独はよい孤独  山内マリコ   



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選んだ孤独はよい孤独 [ 山内 マリコ ]
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2018年5月発行 河出書房新社 176p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

地元から出ないアラサー、女子が怖い高校生、仕事が出来ないあの先輩…誰もが逃れられない「生きづらさ」に寄り添う、人生の切なさとおかしみと共感に満ちた19編。情けなくも愛すべき男たちの「孤独」でつながる物語。「女のリアル」の最高の描き手・山内マリコが「男のリアル」をすくいあげた新たなる傑作!

【目次】(「BOOK」データベースより)

男子は街から出ない/さよなら国立競技場/女の子怖い/彼女の裏アカ物語/「ぼく」と歌うきみに捧ぐ/あるカップルの別れの理由/ミュージシャンになってくれた方がよかった/本当にあった話/ぼくは仕事ができない/型破りな同僚/事情通K/「おれが逃がしてやる」/仮想通貨/いつか言うためにとってある言葉/愛とは支配すること/子供についての話し合い/ファーザー/心が動いた瞬間、シャッターを切る/眠るまえの、ひそかな習慣

【感想】

   すべて生きづらさを抱えた男性が主人公の
   短編掌編19編。

   ここにある男性たちの心理は
   想像上のものかもしれないけれど、
   実体をもって迫ってきて刺さるものも多かった。

   「おれが逃がしてやる」がすごくよかった。
   「さよなら国立競技場」も。

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メガネと放蕩娘   山内マリコ   



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メガネと放蕩娘 [ 山内 マリコ ]
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2017年11月発行 文藝春秋 256p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

著者が地元、富山の商店街を徹底取材。なぜ商店街はシャッター通りと化していくのか、止めるためにどんなことができるのか。真摯に向き合って描いた、渾身の社会派エンタメ!街を変えるキーパーソン!?よそ者・バカ者・若者が姉妹の元に集結し、ついに動き出す…!

【感想】

   地方都市のシャッター通りとなった商店街の再生話。

   いくつかそういうの読んだけど、
   これは中心となる、
   商店街の中の一軒の店の娘二人のキャラが
   (特に妹の方のキャラがぶっとんでて)面白かった。

   なかなかうまくいかないところが現実にもありそう。

あのこは貴族  山内マリコ   



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あのこは貴族 [ 山内 マリコ ]
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2016年11月発行 集英社 288p

【内容情報】(出版社より)

東京生まれのお嬢様・華子と、地方生まれのOL・美紀。出会うはずのなかった女二人が同じ男をきっかけに巡り合って──。東京の「上流階級」を舞台に、結婚の葛藤と解放を描く、渾身の長編小説。

【感想】

   東京のいい家の婚活中の箱入り娘と
   地方から東京に出てきた優秀なOL。

   その二人がさらに名家の男性をめぐって出会う。

   けれどどろどろせずに、
   爽快に
   男性と女性、東京と地方、家庭環境の差について
   語っていて面白かった! 

   ぜんぜん自分とは縁のない話だけど楽しかった。

   

東京23話  山内マリコ   



東京23話

東京23話
著者:山内マリコ
価格:1,620円(税込、送料込)
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【内容情報】(「BOOK」データベースより)

街は、とってもおしゃべり。東京23区がそれぞれに語る笑いあり、涙ありの“マイストーリー”。最注目の作家によるユニークな小説集。23区+武蔵野市+東京都の、全25話。

【目次】(「BOOK」データベースより)

ビートルズのいた街ー千代田区/川の思ひ出ー中央区/最高にイカしてるー港区/噂のあいつー新宿区/吾輩は文京区であるー文京区/遅れて来た青年ー台東区/歌川国芳が見た!-墨田区/リトル・マンハッタンー江東区/俺の話は枕が長いー品川区/昭和の竜宮城ー目黒区/失われた町ー大田区/シブヤ殻の恋文ー渋谷区/ああ幻の東京五輪ー世田谷区/ブロードウェイへの道ー中野区/わたしと桃子ー杉並区/ハヤフサヒデトと大都映画ー豊島区/生まれる場所を間違えたー北区/暴れ川ー荒川区/団地への招待ー板橋区/大泉サロンへようこそー練馬区/大黒湯はオレたちのタカラー足立区/架空の男ー葛飾区/日本インド化計画ー江戸川区/いい街の条件ー武蔵野市/東京の誕生ー東京都

【感想】

   東京の23区がそれぞれ人格を持って
   歴史や街の様子、そこで生まれたドラマを
   自分語りをする小説、

   イラストも可愛く
   東京のガイドブックみたいで面白かった。
   それぞれの区にいろんな個性があるのだなあ。

かわいい結婚  山内マリコ   



かわいい結婚

かわいい結婚
著者:山内マリコ
価格:1,620円(税込、送料込)
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2015年4月発行 講談社 216p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

結婚して仕事をやめ、専業主婦になった29歳のひかり。しかし家事能力ゼロのせいで部屋は散らかり放題、ごはんはレトルト。やるべきことは山積みなのに、なんにもしたくない。夫のまーくんとは仲良しだけれど、こんなに嫌いな家事が一生続くなんて…騙された!(『かわいい結婚』)。27歳サラリーマンの裕司がある朝目覚めると、巨乳で可愛い女に変身していた。ハイヒールの痛みと男たちの視線に耐え、泊まる場所を探して身の危険に遭遇しながら、別れた彼女に会いに行くと…(『悪夢じゃなかった?』)。男と女と世界のギャップを可笑しくも鋭く描きだす、山内マリコの痛快小説集。

【目次】(「BOOK」データベースより)

かわいい結婚/悪夢じゃなかった?/お嬢さんたち気をつけて

【感想】

   ふふ。
   おもしろかった。

   3つの結婚についての短編。

   なかなか本質をついているというか、
   皮肉っぽいというか、
   独身の、
   結婚にあこがれている人が読んだら
   夢がこわされちゃうかも(笑)。

   ラストが投げっぱなしなのも、
   いい感じだなあ。

パリ行ったことないの  山内マリコ   



地方や郊外に住む「普通の女の子」たちによる、パリへの憧れが紡がれる小説。大学院まで出たのに思うような職に就けていないあゆこは、2008年のFIGARO japonの映画特集でどうしても見たい映画を見つけた。その映画を見るために、自分の人生を変えるために、パリへの第一歩が「普通の女の子」たちを変える。『フィガロジャポン』連載の人気連作短編小説に、最終章(第13話)を加筆して書籍化!

パリ行ったことないの

パリ行ったことないの
著者:山内マリコ
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2014年12月発行 CCCメディアハウス 196p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

パリに行けば、自分が見つかるの?『フィガロジャポン』好評連載に、書き下ろし「わたしはエトランゼ」をあわせて完結。すべての女性に贈る、10人の物語。

【感想】

   フィガロジャパン連載の短編集。

   見た目とてもおしゃれな本だけど、
   主人公たちはけっしておしゃれではない。

   今いる場所に
   不満、不安を抱えている女性たちが
   すごく身近に感じられてさすが。

   彼女らが「パリ」を得て変わる姿が
   素敵だ。

さみしくなったら名前を呼んで  山内マリコ  ☆   


さみしくなったら名前を呼んで

さみしくなったら名前を呼んで
著者:山内マリコ
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2014年9月発行 幻冬舎 219p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

踊る十四歳、孤高のギャル、謎めいた夫妻、地元を置いてきた女…律儀に生きるから彼らは孤独で、でもそれは美しく見えた。おぼつかない夜の、騒ぐ心をなぐさめる11のショートストーリー。

【目次】(「BOOK」データベースより)

さよちゃんはブスなんかじゃないよ/昔の話を聴かせてよ/大人になる方法/ケイコは都会の女/ボーイフレンドのナンバーワン/人の思い出を盗むな/走っても走ってもあたしまだ十四歳/八月三十二日がはじまっちゃった/Mr.and Mrs.Aoki,R.I.P./孤高のギャル小松さん/遊びの時間はすぐ終わる

【感想】

   とてもよかった。
   
   若い女の子を主人公とした11の短編。

   どの子も
   「ここではないどこか」へ行きたいと思い、
   「自分ではないわたし」になりたいと思い、
   それでもそこにはなかなか近づけない、
   あせりや哀しさが
   たまらなくよかった。

アズミ・ハルコは行方不明  山内マリコ   



アズミ・ハルコは行方不明

アズミ・ハルコは行方不明
著者:山内マリコ
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2013年12月発行 幻冬舎 272p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

地元で再会した3人組が、遊びではじめた人探し。彼女はどうして消えちゃった?大丈夫、わたしが見つけるから。『ここは退屈迎えに来て』で注目の新鋭が書き下ろす、ポップでミステリアスな無敵のガールズ小説!

【感想】

   地方都市の若い男女の行き場のないもやもや。

   仕事や恋愛、
   自分を肯定してほしいという思い、
   そして
   薄っぺらいつながりと遊び。

   それらがスピード感たっぷりに
   また映像イメージ豊かに
   積み重なっていき、
   さいごはぶっとばされる爽快感!

   ひゅー!

ここは退屈迎えに来て  山内マリコ   


ここは退屈迎えに来て

ここは退屈迎えに来て
著者:山内マリコ
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2012年8月発行 幻冬舎 239p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

地方都市に生まれた女の子たちが、ため息と希望を落とした8つの物語。フレッシュな感性と技が冴えわたるデビュー作は、「R-18文学賞」読者賞受賞作「十六歳はセックスの齢」を含む連作小説集。

【目次】(「BOOK」データベースより)

私たちがすごかった栄光の話/やがて哀しき女の子/地方都市のタラ・リピンスキー/君がどこにも行けないのは車持ってないから/アメリカ人とリセエンヌ/東京、二十歳。/ローファー娘は体なんか売らない/十六歳はセックスの齢

【感想】

   田舎の若い女子たちの
   焦りやあきらめや開き直りや夢や希望がつまった連作短編集。

   時を遡る構成も巧くて惹きこまれました。

   こんな女の子たちは実際にいるに違いない、と
   思わされる細部までの描写が凄い。

   そしてやっぱり各話に登場する椎名君がよいわ~。