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おばちゃんたちのいるところ  松田青子   



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おばちゃんたちのいるところ [ 松田青子 ]
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2016年12月発行 中央公論新社 231p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

追いつめられた現代人のもとへ、八百屋お七や皿屋敷のお菊が一肌脱ぎにやってくるー松田青子、はじける!愉快な連作短編集。

【目次】(「BOOK」データベースより)

みがきをかける/牡丹柄の灯籠/ひなちゃん/悋気しい/おばちゃんたちのいるところ/愛してた/クズハの一生/彼女ができること/燃えているのは心/私のスーパーパワー/最後のお迎え/「チーム・更科」/休戦日/楽しそう/エノキの一生/菊枝の青春/下りない

【感想】

   現代を生きる人の中に
   死んだ人、あるいは転生した人などが混じるお話17編。

   どれも落語や歌舞伎などがモチーフ。

   怖くないよ。
   ユーモアあふれる。
   元気わいてくる。

   こういうふうに
   死者と生者が助け合ってるって考えたら
   素敵やん。

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英子の森  松田青子   



英子の森

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著者:松田青子
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2014年2月発行 河出書房新社 176p

【内容紹介】

彼女たちを「違う世界」へ連れて行ってくれる魔法、それは――
『スタッキング可能』でわたしたちが〈洗脳〉されている「社会」の「不確定さ・不安定さ」と
「個人」の「代替可能性」をシニカルに描いた松田青子が贈る、待望の第2作品集。

【目次】

英子の森/*写真はイメージです/おにいさんがこわい/スカートの上のABC/博士と助手/わたしはお医者さま?

【感想】

   うぉー面白い!
   そして怖い!

   表題作は英語を活かした仕事につきたいと思う英子が
   派遣の仕事に鬱々して、
   家では母親の作った小花柄の森に住んで、っていうお話で
   生き方や働き方を鋭くえぐり出して
   風刺が効いていて面白いんだけど
   わが身を振り返ると怖い!

   その他の短編「*写真はイメージです」「おにいさんがこわい」
   「スカートの上のABC」「博士と助手」「わたしはお医者さま?」も
   現代の風潮についてぐさぐさ刺していて
   「そうそう!」と膝を打ちたくなるほど面白い。

   そしてそれは自分のことでもあり、
   ひえーとさせられます。

   書かれている内容が面白怖いだけでなく、
   文章もリズミカルなのかな、
   とっても調子よく読めました。

   松田青子さん、これからも楽しみです!

スタッキング可能  松田青子   


日本社会を皮肉に照射する表題作「スタッキング可能」をはじめ、雑誌掲載時より話題の「もうすぐ結婚する女」など、たくらみに満ちた松田青子初の単行本が、多くの推薦者により贈り出される!

スタッキング可能

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著者:松田青子
価格:1,575円(税込、送料込)
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2013年1月発行 河出書房新社 187p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

“あなた”と“私”は入れ替え可能?小さかろうがなんだろうが希望は、希望。

【目次】(「BOOK」データベースより)

スタッキング可能/ウォータープルーフ嘘ばっかり!/マーガレットは植える/ウォータープルーフ嘘ばっかり!/もうすぐ結婚する女/ウォータープルーフ嘘ばっかりじゃない!

【感想】

   いちばん最初にタイトルだけ見たときは
   収納の本かと思ってた本(笑)。

   表題作はA田、B田、C川、などと書かれた登場人物が
   エレベーターの階数表示でくぎられた小さな話を繰り広げる。

   最初の頃はこれはこの人で…って思いながら読んでたんだけど
   暫く進んでそういう話ではないとわかり、
   そこに描かれたオフィス内のあれこれを
   ふふふん♪と楽しみました。

   きっちりしたストーリーはないけれど
   こういうのも楽しいね!

   他の話もそんな感じで癖になる面白さ。

   そしてやっぱり言いたい(笑)。

   ウォータープルーフ嘘ばっかり!