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その名もエスペランサ  徳永圭   



目指すは「派遣のプロ」。しかし今度の職場もハズレ……? ボイルドエッグズ新人賞作家が放つ、お仕事小説より深い「生き方小説」。本郷苑子29歳、黒縁めがね、生マジメ、独り暮らし、日課は通い猫のエサやり。前の職場で受難、三ヶ月ぶりの新たな派遣先は……英文事務のはずが、作業服で部品係とトラブル処理班も兼務、しかもチャラ男に仙人、いびりの鬼がいた。こんなエンジン工場から「希望」は生まれるのか? 大注目『片桐酒店の副業』の新鋭の傑作長篇。

その名もエスペランサ

その名もエスペランサ
著者:徳永圭
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2014年3月発行 新潮社 304p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

前の職場で受けた心のキズが癒えぬまま、苑子が向かった新たな派遣先は…英文事務のはずが、作業服(きな粉おはぎ色)で部品係を兼務!トラブルを喜ぶチャラ男、枯れてない仙人や鬼に囲まれ、初の海外プロジェクトの一員に!?

【感想】

   派遣社員の苑子29歳が
   英文事務という契約でエンジン工場で働き始めたが、
   なんと現場の部品係も兼務することとなる。

   慣れない仕事、
   個性的な同僚に
   音を上げかけたものの…というお話。

   さくさく読めるお仕事小説+ちょっぴり恋愛。

   楽しかったです。

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片桐酒店の副業  徳永圭   


片桐酒店の副業

片桐酒店の副業
著者:徳永圭
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2012年6月発行 新潮社 277p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

法に触れない限り、何でもお届けします。冴えない酒店の片手間仕事のはずが、最近、ワケあり注文が多い。「アイドルに贈り物を手渡して欲しい」「上司に悪意を」などの難題に直面する無愛想な若き二代目店主、片桐章。彼もまた胸の奥に大きな遺失物を抱えていた…。ボイルドエッグズ新人賞作家が放つ、可笑しく、ほろ苦く、心温まる感動長篇。

【感想】

   本業の傍ら配達便をしている片桐酒店。
   
   わりとどんなものでも引き受けるので
   そこから人間関係の儚さ、怖さなども
   垣間見えてくる連作短編集。

   途中まではそれぞれの短編がぶつ切りな感じで終わるので、
   はて?と思っていたのですが
   それらの短編がのこした棘が
   店主の問題に収束していくと、
   そこに素晴らしいパワーが生まれ、カタルシスが。

   すっきり。

   途中で読むのをやめなくてよかったです。