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サラは銀の涙を探しに  橋本長道   



サラは銀の涙を探しに

サラは銀の涙を探しに
著者:橋本長道
価格:1,512円(税込、送料込)
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2014年10月発行 集英社 268p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

18歳の女流棋士・北森七海は、長年のライバル・護池サラとの女流タイトル戦に挑む。しかし対局当日にサラは欠場し、そのまま失踪。彼女の行方を追う七海は、ある日、ネット上でサラにそっくりの将棋を指すプレイヤー「SARA」を見つけるー。前作『サラの柔らかな香車』から2年、コンピュータ将棋と人間との対局を織り交ぜつつ、人類の限界を超えて勝負に身を投じる棋士の姿を描く、エンターテインメント長編。

【感想】

   『サラの柔らかな香車』の続編である
   将棋エンタメ小説。

   今回は天才を追いかける棋士、
   そしてコンピュータと対戦する棋士、
   というのが大きなテーマ。

   引き込まれ楽しかった~。
   
   前作より軽めな感じ。
   でも将棋に命をかける人々の覚悟が
   伝わってきます。

   表紙がイラストとなり、
   前作の単行本のよりポップな感じになっている。
   なんか中身と合わないような…。

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サラの柔らかな香車  橋本長道 



第24回小説すばる新人賞受賞作!

プロ棋士の夢が破れた男と、金髪碧眼の不思議な美少女が出会う。彼女に将棋を教えるといつしか奇跡的な才能が開花する・・・。「天才とは何か?」厳しくも豊かな勝負の世界を生き生きと描き出す快作。


サラの柔らかな香車

2012年2月発行 集英社 229p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

プロ棋士を目指して挫折した26歳の瀬尾は、自暴自棄に暮らす日々の中で、ブラジル生まれの美少女サラに出会う。コミュニケーションのとれないサラに瀬尾が将棋を教えこむと、彼女は徐々に強くなり、いつしか驚くべき才能が開花する…。謎の美少女サラ、女流棋界のスター・塔子、天才小学生としてもてはやされる七海。3人の女性が指す将棋を巡って、「才能とは何か?」と厳しく問う、青春長編。第24回小説すばる新人賞受賞作。

感想 

   将棋にとりつかれ、挑んだ3人の女性の物語。
   そして彼女らを見守りサポートする男性。

   読み終えてしびれました。

   天才・才能・努力。
   それらが混じりあい昇華するラストが美しい。
   
   駒音が聞こえたり、
   対局姿やサラの脳内イメージが見えたりした気がします。

   著者の橋本さんはこの本がデビュー作で
   奨励会に入会した経験がおありとのこと。
   将棋の知識や思いが熱を持っていて
   将棋に対する愛が伝わってきました。

   p220にあるように、
   熱は光に劣るかもしれないけれど、
   確実に他者に何かを伝えることができるのだと
   思いました。