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告白の余白  下村敦史   



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告白の余白 [ 下村敦史 ]
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2016年11月発行 幻冬舎 309p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

家を出た兄が実家の農地の生前贈与を求めて突然帰ってきた。しかし、「2月末日までに清水京子という女性が来たら土地を譲渡してほしい」という遺書を記し自殺。兄はなぜ死んだのか。そして、女は何者なのか。期限の意味は。死の真相を知るため、弟の英二は一人京都へ向かうがーそこは、虚実入り混じる言葉で築かれた伝統の町。腹黒、嫌味、皮肉に塗れた“告白”が真実を覆い隠す。最後の1頁まで気が抜けない!表裏、黒白、真偽が次々と逆転するノンストップミステリ。

【感想】

   双子の兄の突然の自殺の真相を知るために、
   兄が生前付き合っていたらしい京都の老舗の女性に
   高知から会いに行った弟。

   彼女を初めとする京都人の言葉に翻弄される。
   
   て、そんなイメージなのか京都って。
   そもそも真相を知りたくて遠くから来たのなら
   さっさと聞けよ(笑)

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失踪者  下村敦史   



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失踪者 [ 下村 敦史 ]
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2016年9月発行 講談社 306p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

2016年、ペルー。山岳カメラマンの真田道弘は単身シウラ・グランデ峰を登っていた。10年前、クレバスに置き去りにしてしまった親友・樋口友一を迎えに来たのだ。長い間待たせて悪かったなークレバスの底に降り立ち、樋口を発見した真山だったが、その遺体を前に驚愕する。極寒のクレバスに閉じ込められた遺体は、歳を取ることなく凍りついてしまうはず。しかし、樋口は明らかに10年前より年老いていたのだ!まさか、樋口はあの時生還していたのか?

【感想】

   十年前に
   クレパスの底で亡くなったはずの友人が発見されると
   その顔はその時より年を取っていた…
   という謎から始まる山岳ミステリー。

   であり、
   男の友情のお話。

   いろいろめんどくさい山の男たちがでてきたよ。
   意地とか矜持とか功名心とかライバル心とか。
   たいへん。

難民調査官  下村敦史   



難民調査官

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2016年5月発行 光文社 331p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

29歳の如月玲奈は、東京入国管理局で働く“難民調査官”。補佐の高杉と共に、難民申請者が本当に母国で迫害される恐れがあるのか、調査するのが仕事だ。ある日、ムスタファというクルド人難民申請者が、合法的に来日しながらパスポートを処分し、なぜか密入国者を装っていたと発覚する。その頃、ネットカフェ難民の西嶋耕作は、自分の通報が原因で家族想いのムスタファとその妻子を引き裂いたことを悔いていた。善良そうに見える難民申請者は、一体何を隠しているのか?現在最も注目される乱歩賞作家が難民問題に鋭く切り込んだ、怒涛のポリティカル・サスペンス小説。

【感想】

   東京入国管理局で働く難民調査官が
   クルド人難民申請者に向き合うストーリーを利用して、
   難民と不法滞在者、弱者と強者、
   ヨーロッパに大量に流入した難民の状況、
   日本とトルコの関係などといったことを
   いろいろと教えてくれる。

   ほんとうに難しい問題だ…。

   帯に「驚愕のサスペンス!」とあるけれど、
   それより難民問題を論じる方が
   比重が大きかったかな。

   私が期待していたのはそういうのではないので
   残念。

真実の檻  下村敦史   



真実の檻

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2016年2月発行 角川書店 302p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

大学生の石黒洋平は亡くなった母の遺品を整理中、隠されていた手紙を見つける。そこから洋平は、自分の本当の父親が『赤嶺事件』と呼ばれる殺人事件を犯した死刑囚であることを知る。殺された被害者は、母の両親ーつまり洋平の祖父母だった。被害者の孫で、加害者の息子。事実を受け入れられない洋平は、父が無実である可能性に一縷の望みを託し『赤嶺事件』を調べ始めるー。最注目の乱歩賞作家が“司法の闇”を抉り出す!慟哭のリーガルサスペンス。

【感想】

   自分の実の父が死刑囚で、
   しかもその事件が冤罪かもしれないという事実に
   突然直面した大学生がたどる真実への道。

   真犯人はこの人かな、って
   冒頭で思った人が
   そのままそうだったんだけれど、

   冤罪を産む警察・法曹界の暗闇が
   たいへん怖かったです。

   ちょっとこれまでのに比べて雑な感じかな。

   ずいぶん立て続けに作品を発表されているけれど、
   あまり薄味になってほしくないです。



   

叛徒  下村敦史   



叛徒

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2015年1月発行 講談社 346p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

新宿署の通訳捜査官・七崎隆一は、正義感から義父の罪を告発したが自殺に追い込んでしまい、職場でも家庭でも居場所がない。歌舞伎町で殺人事件が起きた直後、息子の部屋で血まみれのジャンパーを発見した七崎は、息子が犯人である可能性に戦慄し、孤独な捜査を始めるがー家族を巡る贖罪の警察小説は、衝撃の結末を迎える。新乱歩賞作家、2作目の警察小説。

【感想】

   警察の通訳捜査官が主人公。

   「通訳」という立場から
   息子が関与したかもしれない
   中国人殺人事件を追う。

   警察官として真実を追求するか
   父として嘘を重ねるか、
   主人公の葛藤が重く迫る。

   不法滞在や外国人研修生の問題、
   警察内部の不和なども絡み、
   その濃さに息苦しくなった。

闇に香る嘘  下村敦史  ☆   



闇に香る嘘

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2014年8月発行 講談社 334p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

27年間兄だと信じていた男は何者なのか?村上和久は孫に腎臓を移植しようとするが、検査の結果、適さないことが分かる。和久は兄の竜彦に移植を頼むが、検査さえも頑なに拒絶する兄の態度に違和感を覚える。中国残留孤児の兄が永住帰国をした際、既に失明していた和久は兄の顔を確認していない。竜彦は偽者なのではないか?全盲の和久が、兄の正体に迫るべく真相を追うー。第60回江戸川乱歩賞受賞。

【感想】

   盲目の男性が
   中国残留孤児である兄に感じた違和感の
   正体を探りたどり着いた真実は…というミステリー。

   主人公が盲目であるがゆえに、
   読者も不安の中進まざるを得ない流れが
   たまらなく面白い。

   そしてちりばめられた伏線を
   見事に回収していく怒涛のラスト!

   大変密度の濃い一冊でした。