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火定  澤田瞳子   



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火定 [ 澤田瞳子 ]
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2017年11月発行 PHP研究所 414p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

時は天平。藤原四兄弟をはじめ、寧楽の人々を死に至らしめた天然痘。疫病の蔓延を食い止めようとする医師たちと、偽りの神を祀り上げて混乱に乗じる者たちー。生と死の狭間で繰り広げられる壮大な人間絵巻。

【感想】

   天平時代、天然痘が蔓延する寧楽の都で、
   なんとか治療をしようとする者たち、
   人心を惑わす者たち、
   自分の命が惜しい者たち…。

   病気で倒れていく人や荒れる都の
   容赦ない描写の中、
   様々な人たちの思いが胸をうち、
   生と死の意味にまで思いをはせられる迫力ある一冊。

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与楽の飯 東大寺造仏所炊屋私記  澤田瞳子   



与楽の飯

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著者:澤田瞳子
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2015年8月発行 光文社 305p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

奈良時代ー国家の威信をかけた大事業、東大寺大仏建立。そこで働く名も残さぬ多くの若者たち。彼らの心と身体を支えるのは、一膳の飯だった。人の生と死を食の視点から描く、熱きドラマ!

【目次】(「BOOK」データベースより)

山を削りて/与楽の飯/みちの奥/媼の柿/巨仏の涙/一字一仏/鬼哭の花

【感想】

   奈良時代、
   大仏建立の現場で働く仕丁たちと
   彼らに食事を出す炊屋の炊男を、
   ひとつの謎を絡めながら描く。

   有名でなくても
   建立に携わる人たちそれぞれに
   人生や思いがあったんだと、
   また、
   「仏とは」という高らかな到達点に、
   胸が熱くなる。

若冲  澤田瞳子   



若冲

若冲
著者:澤田瞳子
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2015年4月発行 文藝春秋 358p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

「世に二つとない絵を描く」画人、その名は伊藤若冲ー池大雅、円山応挙、与謝蕪村、谷文晁、市川君圭…絵師たちの運命が京の都で交錯する。著者渾身!至高の芸術小説。

【目次】(「BOOK」データベースより)

鳴鶴/芭蕉の夢/栗ふたつ/つくも神/雨月/まだら蓮/鳥獣楽土/日隠れ

【感想】

   奇想の画家、若冲が
   どうしてあのような絵を描き続けたのかを、
   妹の目を通して描く。

   母や妻や義弟への思いが
   彼に筆をとらせ続けたとの設定に納得。

   中でも折々に現れる義弟のはたらきが面白い。

   若冲の絵のように
   ずっとずっと暗く陰鬱な熱がこもっている感じの小説。

泣くな道真ー大宰府の詩ー  澤田瞳子   



泣くな道真

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著者:澤田瞳子
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2014年6月発行 集英社文庫 246p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

右大臣だった菅原道真が大宰府へ左遷された。悲憤慷慨する彼にお相手役の保積もお手上げ。そこへ美貌の歌人恬子が現れ、博多津の唐物商へ誘う。道真は、書画骨董の目利きの才を発揮し、生気を取り戻す。その頃、朝廷に出す書類に不正が発覚し、府庁は窮地に。事態を知った道真は、自ら奇策を…。朝廷を欺き、意趣返しなるか!日本史上最も有名な左遷された男の活躍をユーモアのなかに描く歴史小説。

【感想】

   大宰府に左遷され
   世を捨ててたかのような道真が
   大宰府役人たちの助けを得て…という話。

   道真や大宰府役人たちが生き生きとしているし、
   あちこちユーモラスで、
   面白かった!

   ほんとうに道真がこんな風に
   大宰府で暮らしていたのならいいなあ。