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絵金、闇を塗る  木下昌輝   



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2018年7月発行 集英社 336p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

江戸末期に土佐に生まれ、幼少より絵の才能を発揮し、狩野派の技法を信じがたい短期間で習得した天才絵師ー通称“絵金”。免許皆伝を得て帰郷し、土佐藩家老のお抱え絵師となるも、とある事件により追放される…。市川團十郎や武市半平太、前村洞和など、その絵に人生を左右された男たちの生きざまから、絵金の恐るべき芸術の魔力と底知れぬ人物像が浮かび上がる、傑作時代小説。

【感想】

   江戸末期、土佐に生まれた異端の天才絵師・絵金を、
   彼の絵に惑わされた人物たちを描くことによって
   浮かび上がらせる。

   木下さんの作品は血が匂い、闇が輝くような、
   アクのある味わいで癖になる。

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宇喜多の楽土  木下昌輝   



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2018年4月発行 文藝春秋 352p

【内容紹介】

父・直家の跡を継ぎ豊臣政権の覇者となった秀家。関が原で壊滅し、八丈島で長い生涯を閉じるまでを描く傑作長編。

【感想】

   豊臣家の五大老の一人・宇喜多秀家の一生。

   侍としては優しすぎる気質で、
   どのように激しい時代を生きていったのか。
   彼が夢見ていたのは何だったのか。

   『捨て嫁』とは違ってストレートな話運びが、
   直家とはまた違う秀家なりの強さを表しているようだった。

兵(つわもの)  木下昌輝   



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2018年3月発行 講談社

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

「この世で一番の兵を探している」捷足の達人・道鬼斎は、天下に静謐をもたらす男を探し諸国をめぐる。勇敢な猛将も、臆病な天下人も、愚直な武士もいた。桶狭間の戦いから大坂の陣まで、戦国の六大決戦を渡り歩いた道鬼斎が辿り着く、“まことの兵”とは。

【目次】(「BOOK」データベースより)

火、蛾。/甘粕の退き口/道鬼斎の旅 壱/幽斎の悪采/槍よ、愚直なれ/道鬼斎の旅 弐/怪僧恵瓊/日ノ本一の兵/道鬼斎の旅 参

【感想】

   桶狭間の戦いから大阪夏の陣まで。
   武将たちの闘いを描く6編(『決戦!』シリーズなどに発表済みのもの)と
   その全てを見届けた道鬼斎という人物の物語3編(書き下ろし)からなる短編集。

   ばらばらだと思っていた短編が
   ひとつながりになって新たな面白さ。

   木下さんらしい、
   癖のある主人公が活躍する、ダークな趣を堪能しました。

秀吉の活  木下昌輝   



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2017年11月発行 幻冬舎 536P

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

織田への就活、寧々との婚活、天下人への転活、朝活、妊活、終活…。乱世を駆け昇った秀吉の“活きた”仕事とは?天下人の一生を10の活動時期に分け、新たな切り口で描く、豊臣秀吉の出世道!!

【感想】

   「生きる」より「活きる」を大切にした秀吉の一生を
   就活、婚活、昇活、凡活、勤活、転活、天活、朝活、妊活、終活という
   10の区切りで描く。

   コミカルで読みやすく楽しい。

   義父・竹阿弥(従来のイメージとは違う)や
   前田利家とのやりとりにぐっときた。

敵の名は、宮本武蔵  木下昌輝  ☆   



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2017年2月発行 KADOKAWA 296p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

自らの命と引き替えに、その強さを知ったー剣聖と呼ばれた男の真の姿とはー。7人の敗者たちから描く、著者渾身の最新歴史小説。

【目次】(「BOOK」データベースより)

有馬喜兵衛の童討ち/クサリ鎌のシシド/吉岡憲法の色/皆伝の太刀/巌流の剣/無二の十字架/武蔵の絵

【感想】

   面白かった~。

   宮本武蔵と剣を合わせた武芸者たち6人の話。

   武芸者たちはもちろん、
   その向こうに武蔵の生涯が見える。
   そして、あと一人の人物の生涯も。

   というか、
   だんだんその人物に焦点が当たってきて
   ぞくぞくした。
   その凄惨な生き方がたまらない。

戦国24時 さいごの刻  木下昌輝   



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戦国24時 さいごの刻 [ 木下昌輝 ]
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2016年9月発行 光文社 268p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

時を惑い。時を追われ。時を喰らう。時代小説界若手の実力者が、歴史の大事に至るまでの一日を濃密に描く、6つのどんでん返し!大坂夏の陣で、豊臣秀頼が死ぬまでの24時間。伊達政宗が父、輝宗を射殺するまでの24時間。桶狭間にて、今川義元討ち死にまでの24時間。武田信玄の家臣、山本勘助戦死までの24時間。将軍足利義輝、御所で闘死するまでの24時間。そして、乱世の終幕、徳川家康最期の24時間。

【目次】(「BOOK」データベースより)

お拾い様/子よ、剽悍なれ/桶狭間の幽霊/山本勘助の正体/公方様の一ノ太刀/さいごの一日

【感想】

   豊臣秀頼・伊達輝宗・今川義元・
   山本勘助・足利義輝・徳川家康の
   死ぬまでの24時間を描く短編集。

   劇的な人生を送ったはずの
   彼らの最後の24時間だけを描くとは
   なんてクール! 

   そして、その最後の24時間も
   また劇的で驚きに満ちていて、堪能。

   

天下一の軽口男  木下昌輝   



天下一の軽口男

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2016年4月発行 幻冬舎 400p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

時は江戸時代中期。大坂の生國魂神社の境内には、芝居小屋や見世物小屋が軒を連ね、多種多様な芸能が行われていた。笑話の道を志した米沢彦八は、役者の身振りや声色を真似る「仕方物真似」、滑稽話の「軽口噺」などが評判となり、天下一の笑話の名人と呼ばれ、笑いを大衆のものとした。彦八は何故、笑いを志し、極めようとしたのか?そこには幼き頃から心に秘めた、ある少女への思いがあったー。

【感想】

   上方落語の始祖の米沢彦八の一代記。

   木下さんの前二作とは違い、
   鬱々とした血生臭さはなく、
   笑いにあふれているけれど、
   彦八の芸を追求する、
   紆余曲折の人生が胸に迫って、
   なぜかせつなくなる。

   人を、
   特にあの少女を笑わせたいという
   彦八の思いが、ずっしりと重い。

人魚の肉  木下昌輝  ☆   



人魚ノ肉

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2015年7月発行 文藝春秋 374p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

坂本竜馬、芹沢鴨、近藤勇、土方歳三、沖田総司、斎藤一、岡田以蔵…想像を絶する幕末京都伝!人魚の肉を食めば、妖に憑かれるー。時代小説界の麒麟児、書き下ろし野心作。

【感想】

   人魚の肉を食べると妖に憑かれるという言い伝えを、
   狂気ともみえる活動をした新撰組と組み合わせるという発想、
   そしてその出来栄えが見事。

   血のにおいがするような、
   そして妖や人の怖ろしさあふれる、
   ぞくぞくどろどろの連作短編集。

   ひきこまれました。

   最後のまとめの章は
   それまでにくらべて
   ちょっと物足りないかなあ。

宇喜多の捨て嫁  木下昌輝  ★   



宇喜多の捨て嫁

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2014年10月発行 文藝春秋 349p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

娘の嫁ぎ先を攻め滅ぼすことも厭わず、下克上で成り上がる戦国大名・宇喜多直家。その真実の姿とは一体…。ピカレスク歴史小説の新旗手ここに誕生!!第92回オール讀物新人賞受賞作。

【目次】(「BOOK」データベースより)

宇喜多の捨て嫁/無想の抜刀術/貝あわせ/ぐひんの鼻/松之丞の一太刀/五逆の鼓

【感想】

   ほんとだ、こりゃあ面白いや!

   戦国の梟雄・宇喜多直家や
   その周りの人々を描く
   連作短編集。

   権謀・裏切り渦巻く
   それぞれの短編のもつ緊迫感がただならない。

   そして、
   直家のもつ一般的なイメージから始まり、
   だんだん違う顔を見せてくる
   短編の並びが秀逸でした。