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ジャパン・トリップ  岩城けい   



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ジャパン・トリップ [ 岩城 けい ]
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2017年8月発行 KADOKAWA 280p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

オーストラリアのローランド・ベイ・グラマー・スクールに通うショーンは、大好きな祖母と離れてはじめてのジャパン・トリップへ。ステイ先の和菓子職人のオトーチャン・オカーチャンに優しくされて日本を満喫するショーンだけど、秘めた目的を達成するために大事件を起こしてしまう!一方、引率として久しぶりに故郷・日本へ帰ってきた山中光太朗は、様子のおかしい女子生徒・ハイリーのことが気がかりでー。

【感想】

   オーストラリアから日本に
   ホームステイにきた子どもたちが体感した
   異国の言葉を持つ人とのふれあい。

   そして得た言葉の果たす役割の重要さ。

   それらが
   とても生き生き描かれる子どもたちによって伝わってきた。

   すごく新鮮な思いをさせてもらった。

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Masato  岩城けい  ☆   



Masato

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2015年9月発行 集英社 228p

【内容情報】(出版社より)

親の都合でオーストラリアに引越し、現地の小学校に通うことになった真人。言語の壁を乗り越え逞しく成長するが──。『さようなら、オレンジ』から2年。注目を集める新人作家の、新作長編!

【感想】

   小学生の真人が
   父親の転勤に伴いオーストラリアに移り住み、
   言葉や風習の違い、
   オーストラリアに溶け込めない母親との衝突を経て、
   成長していくお話。

   とても丁寧に丁寧に真人の気持ちが書かれていて、
   すごくよかった。

   すごく感情移入できた。

さようなら、オレンジ  岩城けい  ☆   


さようなら、オレンジ

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2013年8月発行 筑摩書房 166p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

オーストラリアの田舎町に流れてきたアフリカ難民サリマは、夫に逃げられ、精肉作業場で働きつつ二人の息子を育てている。母語の読み書きすらままならない彼女は、職業訓練学校で英語を学びはじめる。そこには、自分の夢をなかばあきらめ夫について渡豪した日本人女性「ハリネズミ」との出会いが待っていた。第29回太宰治賞受賞作。

【感想】

   すごくよかった。

   アフリカ難民として、
   また日本から夫の海外赴任について、
   それぞれオーストラリアにやってきた女性2人。

   母国語ではない英語に取り組み奮闘することで、
   つらい経験から閉じ込めてきた「自分自身」を
   再発見し解き放つ過程がぞくぞくさせられ、
   そして彼女らが辿りついた地平に
   心広がる思いが。

   周囲の人間とうまくコミュニケーションできる言語を
   もたないということの困難は
   私にはとてもとても想像がつかないけれど、
   この本を読んで
   「言語」の持つ力に
   改めて思いを馳せさせてもらいました。

   「慣れないことに骨を折りながらも、
    知らない事への恐怖が知ることの歓びに
    かわるのを夜の静けさの中で味わった。」
     (本書46ページ)

   第29回太宰治賞受賞作です。