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チェンジ  柴田よしき   



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2018年7月発行 ハルキ文庫 274p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

御坂嘉晃はドラフト三位でプロ入りして八年目の三十歳。自己ワースト記録を更新し二軍落ちを言い渡された。代わりに一軍入りした二年目の上杉は、打撃はいいが守備は下手らしいー。そんな中、御坂は二軍コーチの西内から外野をやってみないかと打診され…(「コンバート」より)。コンバート、怪我、フォームの改造、引退勧告など、野球選手には常に様々な問題が降りかかる。それぞれのポジションの選手が直面する苦悩、決断、友情など、心の機微が胸に響く、ヒューマン野球短編集。

【目次】(「BOOK」データベースより)

コンバート/背番号/やり残したこと/四分の三/友

【感想】

   コンバート、背番号変更、引退勧告など
   転機を迎えた5人のプロ野球選手たちの
   生き様、覚悟の決め方を描く短編集。

   モデルとして誰かが思い浮かぶわけではないけれど、
   現実の選手たちもこんなふうに
   悩んだり決断したりしているんだろうなぁと思えた。

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ねこ町駅前商店街日々便り  柴田よしき   



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ねこ町駅前商店街日々便り [ 柴田よしき ]
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2017年11月発行 祥伝社

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

赤字ローカル線の終点・根古万知。駅前は、わずか八店舗ほどが細々と営業するシャッター商店街である。数年前、猫の町「ねこまち」としてブームになりかけたこともあったが、それも一時のこと、以来、ジリ貧状態だ。離婚を機に、そんな町に戻ったラーメン店の娘・愛美は、緑色の大きな目と灰色の毛が愛らしい拾い猫を飼うことになった。ノンちゃんと名付けたその猫が、ひょんなことから一日猫駅長を務めると駅は再ブレイク、商店街にも観光客が訪れる。愛美は久しぶりに賑わう光景を見て、今度こそ、元気いっぱいだった頃の根古万知を取り戻したいと動き出すが…。

【感想】

   赤字ローカル線の終点・根古万知駅前の
   シャッター通りとなった商店街再生物語。

   一直線の成功物語ではなく、
   いろんな年代・立場の人たちが
   様々な意見・アイデアを出し作り上げていくのが
   読んでいてわくわく。

   ミステリ風味も柴田さんならでは。

風味さんのカメラ日和  柴田よしき   



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2017年8月発行 文春文庫 224p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

東京を離れ洋菓子屋を営む実家に戻った風味は、幼馴染の頼みでカメラ講座に通うことに。いつも写真がボケてしまう老人、寂しくない写真を撮りたい中年女性などが集う中、講師の知念大輔は、カメラマンを挫折した天然なイケメン。だが、彼はレンズを通して受講生の心を癒していく。カメラ撮影用語解説もついた文庫書き下ろし。

【目次】(「BOOK」データベースより)

バッテリーの残量が不足しています/記念にならない記念写真/寂しい写真、寂しくない写真/1足す1は/風味のカメラ撮影用語解説

【感想】

   田舎町の無料のカメラ講座に参加した風味さんが、
   講師が受講生たちの悩みを解決するのに立ち会う。

   最初の話は技術的な問題だったのが、
   次第に心の問題へと変わっていったよ。

   ボーっとしているようで、やるな、講師。
 
   撮影のヒントもいっぱい。

   まだ取り上げられていない受講生はたくさんいるし、
   講師自身の謎もあるようだし、
   続編ありそう。
   ていうか、出てほしい。

さまよえる古道具屋の物語  柴田よしき   



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2016年12月発行 新潮社 408p

【内容情報】(出版社より)

やがて買い主は、店主が選んだ品物に、人生を支配されていくーー。その店は、人生の岐路に立った時に現れる。さかさまの絵本、底のないポケットがついたエプロン、持てないバケツ……。古道具屋は、役に立たない物ばかりを、時間も空間も超えて客に売りつけ、翻弄する。不可思議な店主の望みとは何なのか。未来は拓かれるのか? 買い主達がその店に集結する時、裁きは下され、約束が産まれる。

【目次】(「BOOK」データベースより)

さかさまの物語/金色の豚/底のないポケット/持てないバケツ/集合/幸福への旅立ち/そして、プロローグ


【感想】

   客が望んでいない古道具を売りつける
   神出鬼没の古道具屋。
   そこで得た品物で人生が変わる登場人物たち。

   最初の方はいい方に変わるお話だったのに、
   途中から悪い方へと…。

   きゃー、どうなるの、と思ったら、
   最後はきれいにまとまってさすが。

あおぞら町 春子さんの冒険と推理  柴田よしき   



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2016年8月発行 原書房 240p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

ゴミ集積所に花を捨てようとしている男を見つけた春子さん。まだ咲いてるのもあるし、そもそも土に植えられたまま捨てたらいけないし。それに…。ちょっとしたことから男に声をかけた春子さんだが、その時点ではもちろん、秘められた真実に気づくことはなかった。一生懸命真っ直ぐな春子さん、ご近所だって冒険にあふれてる!

【目次】(「BOOK」データベースより)

春子さんと、捨てられた白い花の冒険/陽平くんと、無表情なファンの冒険/有季さんと、消える魔球の冒険

鉄道旅ミステリ (2) 愛より優しい旅の空  柴田よしき   



愛より優しい旅の空

愛より優しい旅の空
著者:柴田よしき
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2015年11月発行 角川文庫 482p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

鉄道の旅を愛し、突然姿を消した叔父。そのゆくえを探し、一心に列車に乗り続ける香澄だが、いつしか各駅停車旅の醍醐味を味わっていた。京急の歌う電車に秘めた技術者の願い、南阿蘇鉄道で出会った美しい蝶、小海線の大カーブをめぐる考察…やがて、新たな情報に導かれ、今なお震災の爪痕が残る東北へ向かうことになるのだがー線路がつなぐ人々の想いが心揺さぶる、鉄道旅ミステリ第二弾!文庫オリジナル。

【感想】

   シリーズ第2弾。

   失踪した叔父の行方を捜しながら
   各地の鉄道に乗る。

   鉄道と現地のネタと謎が面白いシリーズ。

   それと今回は
   東日本大震災についても
   かなりのページが割かれている。

   長距離の鉄道に乗りに行きたくなった。

風のベーコンサンド 高原カフェ日誌  柴田よしき   



風のベーコンサンド

風のベーコンサンド
著者:柴田よしき
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2014年12月発行 文藝春秋 301p

【内容情報】

空腹警報絶対注意”の高原カフェを舞台に奇跡が起こるーー。
百合が原高原に一軒家カフェ「Son de vent(ソン・デュ・ヴァン)」を開業した奈穂。かつてペンションブームに沸いたこの高原も、今はやや寂びれ気味。東京の女性誌編集部で働いていた奈穂が、冬には雪深く寒さの待ち受けるこの地へ移ってきたのには、深刻な理由がーーエリート銀行員の夫・滋のモラスハラスメント(精神的虐待)に堪えかねて極度の自律神経失調症に陥り、これまでの生活すべてを変えるためだった。
夏は美しい自生の百合の花が咲き、秋は紅葉が見事なこの高原には、「ひよこ牧場」のバターやミルク、ソーセージやベーコン、「あおぞらベーカリー」の自家製天然酵母のパン、村役場に勤める村岡涼介の口利きで手に入るようになった有機野菜など、自然豊かな恵みがいっぱい。「高原のチーズクリームシチュー」「ひよこ牧場のベーコンサンド」「百合が原ポークソテー」「野生きのこのオムレツ」など、当日の仕入れでメニューを組む奈穂の料理は地元客からも好評で、観光シーズンにはお客を集めるようにもなる。
そんな奈穂のカフェを訪れるのは、ひとりの作業員風の男(『風音』)、離婚に決して応じてくれない夫(『夕立』)、ご近所の農家のお嫁さん(『豊穣』)、海外帰りの美しい経済アドバイザー(『融雪』)ら、それぞれが事情を抱えていた。奈穂の料理は彼らの人生を何か変えることができるのか? 実は奈穂自身が抱える現実も厳しい。スキー場が閉鎖され、新規ホテルに客が集中する状況で、奈穂は初めての冬を凍れる高原に留まって奮闘する。そして二度目の夏の訪れを前に、カフェ「Son de vent」に奇跡が訪れる!
女性を主人公に多くのベストセラーを輩出してきた著者が、自らレシピを試して「絶対においしいものだけ」がぎっしり詰まった連作集は、読者に栄養をたっぷり届けます。

【目次】(「BOOK」データベースより)

風音/夕立/豊饒/夢鬼/融雪/花歌

【感想】
  
   東京から百合が原高原にやってきて
   カフェを開いた奈穂の一年間。

   温かく楽しかった。

   そして、
   地域の食材を使ってつくりあげるお料理の
   なんと美味しそうなこと!

   レシピが詳しく書かれているので
   作れる人はきっと作りたくなるはず!

激流  柴田よしき   



激流(上)

激流(上)
著者:柴田よしき
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激流(下)

激流(下)
著者:柴田よしき
価格:800円(税込、送料込)
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2008年3月発行 徳間文庫 上巻422p・下巻494p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

京都。修学旅行でグループ行動をしていた七人の中学三年生。知恩院に向かうバスで、その中の一人の女生徒・小野寺冬葉が忽然と消息を絶ったー。二十年後。三十五歳となった六人に、突然、失踪した冬葉からメールが送られてくる。「わたしを憶えていますか?」運命に導かれて再会した同級生たちに、次々と不可解な事件が襲いかかる…。

十五歳の記憶の中の少女はいつも哀しげにフルートを吹いていた。冬葉は生きているのか?彼女が送ったメッセージの意味は?離婚、リストラ、薬物依存、不倫…。過去の亡霊に、次第に浮き彫りにされていく現実の痛み。苦悩しながらも人生と向き合う、六人の三十五歳の闘い。「今」を生きる、すべての人に贈る、渾身のサスペンス・ミステリー。


【感想】

   ふー。
   900ページ超の大長編。
   読み応えたっぷりで一気読み。
   面白かった!

   中学校の修学旅行中に友人が失踪。
   二十年後その友人からメールが届き、
   仲間の身辺には不穏な事件が続発。

   仲間が次第に
   過去を思い出し、友情を取り戻し
   自分たちで真相を探るのがよい!

   なかでも女性陣の人間観察の鋭さと洞察力には
   感服。

   15歳のころの幼くても正義感溢れる感じと、
   35歳になって現実に疲れる部分があっても
   自分の信じていることは譲らない感じが
   すごい響いてきました。

夢より短い旅の果て  柴田よしき   



夢より短い旅の果て

夢より短い旅の果て
著者:柴田よしき
価格:1,575円(税込、送料込)
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2012年6月発行 角川書店 317p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

四十九院香澄は“その道では有名な”鉄道旅同好会に入会した。鉄道に興味はなかったが、彼女には同好会に絶対に入らなければいけない理由があった。急行能登、飯田線、沖縄都市モノレールゆいレールに、こどもの国、越後湯沢、雨晴、日光…。一つの線路、一つの駅に集う多くの人々、様々な人生と交錯する中、彼女自身も自分のレールを敷きはじめていく。ありふれた日常をちょっぴり変える、珠玉の鉄道ロマン。

【目次】(「BOOK」データベースより)

夢より短い旅に出るー横浜高速鉄道こどもの国線/夜を走るー急行能登/非行少女の時をゆくー北陸鉄道浅野川線/絶景へと走りこむー氷見線/いつか終わる旅ーJR日光線/長い、長い、長い想いー飯田線/新しい路ー沖縄都市モノレールゆいレール/旅の果て、空のかなたーJR常磐線


【感想】

   失踪した叔父の行方を捜すため
   大学の鉄道旅同好会に入った香澄。

   同好会の活動で全国の鉄道に乗るうちに
   次第に叔父の真の姿に近づいて行く。

   各鉄道や駅や沿線風景についての薀蓄も詳しく楽しく、
   読んでいると無性に鉄道の旅に出かけたくなる。

   飛行機よりも車よりも
   鉄道派の私にはうなずけることたくさん。
   でも、鉄道に興味がない方も楽しめると思います。

   出てきた路線の中では特に飯田線と氷見線に乗ってみたい。
   続編があるようなので楽しみです。

   次は東北の旅になるそうです。

クロス・ファイヤー  柴田よしき 



プロ野球チームに、女性選手が入団。プレイに、恋に、大奮闘。目指すは、先発完投型の投手! 人気作家が挑戦する、野球小説。


クロス・ファイヤー

2012年2月発行 徳間書店 261p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

天才ピッチャーでスターの麻由とくらべたら、わたしは等級の劣る地味な星。でもそんなわたしの方が、素質が上だなんて…。日本プロ野球のチームに、女性選手が入団。東京レオパーズ所属の楠田栞は、左腕でアンダースローの中継ぎ投手。客寄せパンダと陰で囁かれつつも、同僚で親友の早蕨麻由と励まし合いながら、プレイに、恋に、奮闘中。プロ野球は、才能と運、その両方を掴んだ者だけが成功できる過酷な世界。時にはくじけそうになりながらも、女であることも「幸運」のひとつなのだと、栞は自らに言い聞かせている。そんなある日、栞は臨時投手コーチの雲野と出会う。雲野は言う。おまえの恵まれた体と素質を活かせ、一流になれ、と。そして、とある目標のための特別指導が始まった…。

感想 

   プロ野球好きの柴田さんならではの小説。
   なんと女性選手が日本のプロ野球で活躍する、という
   わくわくしたストーリー。

   でも荒唐無稽ではない。
   女性であるが故の利点や苦しみなどが
   プロ野球のシステムをきちんとふまえたうえで
   生き生きと描かれていました。

   いつかは日本のプロ野球でも
   女性選手が活躍するようになるのかしら。
   それよりも今3チームある女子プロが
   もっと大きく発展するほう現実的かな。

   栞や麻由がこの物語の後、
   さらに大きく羽ばたく姿を期待し、応援しています。
   ガンバレ!