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バック・ステージ  芦沢央   



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バック・ステージ [ 芦沢 央 ]
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2017年8月発行 KADOKAWA 272p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

新入社員の松尾はある晩会社で、先輩の康子がパワハラ上司の不正の証拠を探す場面に遭遇するが、なぜかそのまま片棒を担がされることになる。翌日、中野の劇場では松尾たちの会社がプロモーションする人気演出家の舞台が始まろうとしていた。その周辺で4つの事件が同時多発的に起き、勘違いとトラブルが次々発生する。バラバラだった事件のピースは、松尾と康子のおかしな行動によって繋がっていき…。

【感想】

   ほお。

   これ作者を見ずに読んだら
   芦沢さんとは絶対にわからなかったと思う。

   上司の不正の証拠を見つけようと
   松尾と康子がコミカルに奮闘する脇で起こっていた
   四つのあたたかな人間模様。

   一つの小説の中で、五つのお話を読めてラッキーという気分。

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貘の耳たぶ  芦沢央   



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2017年4月発行 幻冬舎 360p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

自ら産んだ子を自らの手で「取り替え」た、繭子。常に発覚に怯え、うまくいかない育児に悩みながらも、息子・航太への愛情が深まる。一方、郁絵は「取り違えられた」子と知らず、保育士として働きながら、息子・璃空を愛情深く育ててきた。それぞれの子が4歳を過ぎたころ、「取り違え」が発覚。元に戻すことを拒む郁絵、沈黙を続ける繭子、そして一心に「母」を慕う幼子たちの行方は…。切なすぎる「事件」の慟哭の結末。渾身の書き下ろし!

【感想】

   ほんの偶然と一時の衝動で、
   産んだばかりの我が子を他人の子と取り替えた
   母親の罪を感じながらの子育てと、
   取り替えられたほうの母親父親の話。

   出産直後にかけられた言葉に傷ついたとはいえ、
   なんでそんなことするかなあ。

   子どもがかわいそうすぎて、もう…

今だけのあの子  芦沢央   



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2017年4月発行 創元推理文庫 302p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

新婦とは一番の親友だと思っていたのに。大学の同じグループの女子で、どうして私だけ結婚式に招かれないの…(「届かない招待状」)。環境が変わると友人関係も変化する。「あの子は私の友達?」心の裡にふと芽生えた嫉妬や違和感が積み重なり、友情は不信感へと変わった。「女の友情」に潜む秘密が明かされたとき、驚くべき真相と人間の素顔が浮かぶ、傑作ミステリ短篇集全五篇。

【目次】(「BOOK」データベースより)

届かない招待状/帰らない理由/答えない子ども/願わない少女/正しくない言葉

【感想】

   誤解や思い込みからひびがはいった女の友情。

   どうして自分にだけ結婚式の招待状が届かないのか。
   どうして親友を部屋に閉じ込めたのか。
   など5編。

   不穏な雰囲気のその真相に瞠目する。

   切れ味鋭いミステリと
   女性の心理描写の両面から楽しめました。

   5編で登場人物がちょっとずつつながっています。

雨利終活写真館  芦沢央   



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2016年11月発行 小学館 258p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

巣鴨の路地裏にひっそり佇む、遺影専門の写真館。祖母の奇妙な遺言が波紋を呼ぶ(「一つ目の遺言状」)。母の死を巡る、息子と父親の葛藤(「十二年目の家族写真」)。雨利写真館に残る1枚の妊婦写真の謎(「三つ目の遺品」)。末期癌を患う男性の訳ありの撮影(「二枚目の遺影」)。見事な謎解きで紡ぎ出すミステリー珠玉の4編。

【目次】(「BOOK」データベースより)

一つ目の遺言状/十二年目の家族写真/三つ目の遺品/二枚目の遺影

【感想】

   遺影専門の写真館で撮られる写真や
   そこを訪れる人たちの謎や葛藤を、
   新入りスタッフ・ハナ自身の鬱屈とともに
   解きほぐす連作短編集。

   いいお話系のミステリだけど、
   スタッフが一癖も二癖もあるわりに
   説明がほとんどなくひっかかるのが印象的。

   ハナの抱えているものが重くて、
   この辺が芦沢さんらしいのかな。


いつかの人質  芦沢央   



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2015年12月発行 角川書店 357p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

12年前、誘拐された少女。そして発生した二度目の誘拐事件。目の見えぬ少女はなぜ、再び狙われたのかー。過去と現在を繋ぐのは、誘拐犯の娘。『罪の余白』の新鋭が放つ、戦慄の心理サスペンス!

【感想】

   幼い頃に誘拐された少女が
   長じて再び誘拐された、というお話。

   最初の誘拐の真相も面白かったし、
   二度目の誘拐の動機が新鮮。

   よくこんなこと思いつくな。

   誘拐された少女の物語なのか、
   誘拐犯人の物語なのか。

   私は
   少女のほうの物語が中心のほうがよかったかな。

許されようとは思いません  芦沢央   



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2016年6月発行 新潮社 235p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

かつて祖母が暮らしていた村を訪ねた「私」。祖母は、同居していた曾祖父を惨殺して村から追放されたのだ。彼女は何故、余命わずかだったはずの曾祖父を殺さねばならなかったのか…究極の選択を迫られた女たちの悲劇を、端正な筆致と鮮やかなレトリックで描き出す、ミステリ短篇集の新たなるマスターピース!磨き抜かれたプロットが、日常に潜む狂気をあぶりだす全5篇。

【目次】(「BOOK」データベースより)

許されようとは思いません/目撃者はいなかった/ありがとう、ばあば/姉のように/絵の中の男

【感想】

   全5篇の短編集。
   「驚愕の暗黒ミステリ」と帯にある。

   ホワイダニットが3つかな。

   揺るぎのない端正な文章で
   作品世界にあっという間に引き込まれ、
   短い話なのに翻弄され、
   最後にがつんとくる。

   面白かった。

   表題作で
   開いているはずの扉が閉まっていたのはどうしてなのかな。