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はじめての沖縄  岸政彦   



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はじめての沖縄 (よりみちパン!セ) [ 岸 政彦 ]
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2018年5月発行 新曜社 256p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

沖縄って、何だろう。沖縄って、どういう場所なのだろう。私たちは、沖縄をどう語るのだろう。若き日に、うなされるように沖縄に恋い焦がれた。やがて研究者として沖縄に通い始める。そこで出会った不安と心細さ、はじめてみた孤独な風景。何度でもくり返し、その風景に立ち戻りながら、沖縄で生まれ育った人びとが語る人生の語りを記録し、そこから沖縄の「歴史と構造」へと架橋する。かつてない、はじめての“沖縄本”。著者撮影の写真多数収録。

【感想】

   沖縄について語りながら、
   その語り方についても考え続けている一冊。

   記号化せずに「沖縄」を、
   そしてその周りにある「境界線」を届けようとする、
   ご自身の迷いも隠さない、
   真摯な文章がとてもよくて、ときどき泣きそうになった。

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街の人生  岸政彦   



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街の人生 [ 岸政彦 ]
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2014年5月発行  勁草書房  306p

【内容紹介】

本書には5名のライフヒストリーが収録されています。子どものころに南米から日本に移住し、やがてゲイとしての自分に気づいた人。夜の世界でなんとか自分の生きる場所を切り開いてきた「ニューハーフ」。満州で生まれ、波瀾万丈の人生の果てに大阪でホームレスをしていた男性。さまざまな人たちが語る、「普通の人生」の物語です。

【目次】(「BOOK」データベースより)

ルイスー国、家族、愛/りかー「女になる」こと/マユー病い、尊厳、回復/よしのーシングルマザーとして、風俗嬢として/西成のおっちゃんー路上と戦争

【感想】

   外国籍のゲイ、
   ニューハーフ、
   摂食障害だった女性、
   シングルマザーの風俗嬢、
   ホームレスの男性に対して、
   彼らの人生に関して行われたインタビューを、
   基本そのまま記録した本。

   人ひとりひとりに
   その人しか辿れない人生があるのだと、
   改めて思う。

ビニール傘  岸政彦   



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ビニール傘 [ 岸 政彦 ]
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2017年1月発行 新潮社 128p

【内容情報】(出版社より)

共鳴する街の声ーー。気鋭の社会学者による、初の小説集! 侘しさ、人恋しさ、明日をも知れぬ不安感。大阪の片隅で暮らす、若く貧しい?俺?と?私?(「ビニール傘」)。誰にでも脳のなかに小さな部屋があって、なにかつらいことがあるとそこに閉じこもる。巨大な喪失を抱えた男の痛切な心象風景(「背中の月」)。絶望と向き合い、それでも生きようとする人に静かに寄り添う、二つの物語。

【目次】(「BOOK」データベースより)

ビニール傘/背中の月

【感想】

   表題作と「背中の月」の二篇収録。

   どちらも、ひらひら、ひらひらと、
   ちょうど今の桜が散っているように、
   寂しさが舞い降りてきた。

   大阪の人、暮らし。

   よくあるにぎやかな大阪ではなく、
   そのかげにあるうらぶれた、けれど切実な。

断片的なものの社会学  岸政彦  ☆   



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断片的なものの社会学 [ 岸政彦 ]
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2015年5月発行 朝日出版社 241p

【内容情報】(出版社より)

路上のギター弾き、夜の仕事、元ヤクザ……
人の語りを聞くということは、ある人生のなかに入っていくということ。
社会学者が実際に出会った「解釈できない出来事」をめぐるエッセイ。

【感想】

   断片的なものについて社会学者が書いたエッセイ。

   一節一節が強く響いて
   自分の中にうまく受け止められず、
   少しずつ、半年ほどかけて読了。

   断片的なものは断片のままに、
   そのまま尊重する、ということの美しさにうたれて、
   なぜか泣けてくる。

   それはもう、「泣ける小説」よりも。

   この感覚・視点を忘れたくないから、
   これから先も度々読み返したい一冊。