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擬宝珠のある橋  髪結い伊三次捕物余話  宇江佐真理   



擬宝珠のある橋

擬宝珠のある橋
著者:宇江佐真理
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2016年3月発行 文藝春秋 398p

【内容情報】(出版社より)

惜しまれつつ亡くなった作家の、人気シリーズ最終巻
宇江佐真理氏がデビュー以来書き続け多くのファンを獲得してきた「伊三次シリーズ」最終巻。文庫書下ろしの「月は誰のもの」も収録。

【目次】(「BOOK」データベースより)

月夜の蟹/擬宝珠のある橋/青もみじ/月は誰のもの

【感想】

   前作の『竃河岸』を出された直後に亡くなられたので、
   もうお別れかと思っていたら、
   あと1冊出た! 

   文庫『月は誰のもの』プラス雑誌掲載分三話。

   読めてよかった。

   でもこれで本当にお別れ。
   寂しい。
   ありがとうございました。

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竈河岸 髪結い伊三次捕物余話  宇江佐真理   



竈河岸 髪結い伊三次捕物余話

竈河岸 髪結い伊三次捕物余話
著者:宇江佐真理
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2015年10月発行 文藝春秋 275p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

伊三次が仕える不破友之進の息子・龍之進も、自らの小者を持つことに。真っ先に頭に浮かんだのは、かつて自分が捕えられなかった男だった。

【目次】(「BOOK」データベースより)

空似/流れる雲の影/竃河岸/車軸の雨/暇乞い/ほろ苦く、ほの甘く

【感想】

   シリーズ第14弾。
   読み終えてしまった。

   雑誌掲載分が何話かあるそうだけど、
   ついにこれでお別れなのかな。

   伊三次が大人になり、
   子どもたちの時代となって、
   これから先もまだまだ読んでいたかった。

   18年間、
   ありがとうございました。

昨日のまこと、今日のうそ 髪結い伊三次捕物余話  宇江佐真理   



伊三次が直面する、息子や弟子の転機

不破龍之進ときいとの間に長男が生まれ、伊三次一家も祝いのムードに包まれる。一方、絵師としての才能に疑問を感じ始めた伊与太は、当代一の絵師、葛飾北斎のもとを訪れる。



2014年9月発行 文藝春秋 268p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

松前藩の若君に見初められ、側室に望まれた茜。一方、絵師になるべく修業中の伊与太は、葛飾北斎と出会いー。

【目次】(「BOOK」データベースより)

共に見る夢/指のささくれ/昨日のまこと、今日のうそ/花紺青/空蝉/汝、言うなかれ

【感想】

   シリーズ13作目。
   子供世代が中心で、
   お話も以前のような粋な感じが少なくなったような。

   ちらっと登場するお文が
   昔ながらの気風のよさで嬉しい。

   不破に孫が生まれ、すっかりいいお爺ちゃんに。

   伊予太と茜の今後が気になるところ。

名もなき日々を 髪結い伊三次捕物余話  宇江佐真理   



絵師を目指す、伊与太が迎える転機とは?

伊三次の息子、伊与太が秘かに想う幼馴染みの茜。だが彼女の奉公先、松前藩の若君も茜に好意を持ち始めていた。人気シリーズ12巻。

名もなき日々を

名もなき日々を
著者:宇江佐真理
価格:1,607円(税込、送料込)
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2013年11月発行 文藝春秋 266p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

伊三次とお文に支えられ、絵師修業を続ける息子の伊与太。一方、女中奉公に出た茜の運命は、大きく動きはじめ…「家族」の意味を問いかける、人気シリーズ第12弾。

【目次】(「BOOK」データベースより)

俯かず/あの子、捜して/手妻師/名もなき日々を/三省院様御手留/以津真天

【感想】

   シリーズ12作目。

   伊三次・お文・不破友之進の世代から
   子供たちの世代へと話の中心が移ったので
   主人公とすべき人物が多くなり
   どうしても話があっちこっちに飛ぶのだけど、
   親戚の若い子を見守るような
   温かい思いで読めました。

   その若い子らも進む道が決まりつつあり、
   うれしいのだけど
   茜、茜だけが心配です。

   その茜に伊与太がかけた言葉には
   胸がいっぱいになりました。
   はぁ~茜はどうなるんだろう。

明日のことは知らず 髪結い伊三次捕物余話  宇江佐真理   

大人気シリーズ「髪結い伊三次捕物余話」11巻目。江戸に起きる事件を通して、伊三次をとりまく人々の心温まるふれあいを描きます。

明日のことは知らず

明日のことは知らず
著者:宇江佐真理
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2012年8月発行 文藝春秋 269p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

息子・伊与太が慕う相手は松前藩主のお屋敷勤めに。一方、弟子の九兵衛には思いもよらぬ縁談が持ち上がる。若い世代の成長を見つめる伊三次、お文夫婦の温かいまなざし。廻り髪結いの伊三次とその女房で日本橋芸者のお文、夫婦の周りで巻き起こる心揺さぶられる事件の数々。

【目次】(「BOOK」データベースより)

あやめ供養/赤い花/赤のまんまに魚そえて/明日のことは知らず/やぶ柑子/ヘイサラバサラ

【感想】

   もう11巻目ですか?!
 
   ここ暫くは伊三次があまり表に出ていなくて
   寂しかったのだけれど、
   今作は伊三次頑張ってました。

   周りに起こるあれこれの話を解決するばかりで
   伊三次自身や弟子や子供たちの将来については
   不安の種をちりばめるだけで
   何も先に進まないのが凄く心配ではあります。

   でも、こうやって毎日誰かのために心を砕いていると
   きっといい日が来るよね。
   そう信じて、いつかくる完結の日を待っています。

酒田さ行ぐさげ  宇江佐真理 




酒田さ行ぐさげ

2012年1月発行 実業之日本社 253p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

日本橋の廻船問屋の番頭・栄助の前に現れたのは、以前同じ店で働いていた愚図でのろまの権助だった。権助が庄内酒田の出店の主に昇格したと聞いて驚きと同時に嫉妬の情が湧きあがり…名手が日本橋に生きる人びとの悲喜交々を描く傑作短篇集。

【目次】(「BOOK」データベースより)

浜町河岸夕景/桜になびく/隣りの聖人/花屋の柳/松葉緑/酒田さ行ぐさげ

感想 

   短編集なのでお話が短いからしかたがないのか、
   もうちょっと深く人の心の動きを
   伝えてほしかったなぁ。

   


古手屋喜十為事覚え  宇江佐真理  



浅草のはずれで古着屋を営む喜十。嫌々ながら北町奉行の手伝いをするはめになり、今日も江戸の町を駆けずり回る・・・ほろりと泣かせる新シリーズ、開幕!


古手屋喜十為事覚え

2011年9月発行 新潮社 253p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

浅草は田原町の喜十の店に、今日も北町奉行所隠密廻り同心の上遠野平蔵がやってきた。べっとりと血の痕がついた黄八丈を指し、事情を知らぬかと問うてくる。汗をかきかき聞き込みを重ねる喜十の前に、水茶屋から身を落とした娘の影がちらついて…。

【目次】(「BOOK」データベースより)

古手屋喜十/蝦夷錦/仮宅/寒夜/小春の一件/糸桜

感想 

   古手屋って古着屋さんのことです。
   そこの主人が同心の手伝いをして6つの事件の解決にかかわる。
   衣服を手掛りにするというのが興味深かった。

   もう少し主人公に魅力があればよかったのにな。
   愚痴っぽい人だったので
   あまり応援する気持ちになれなかったのが残念。

   相棒の同心もいい人じゃなかったし、
   読んでいて もやもやしました。

心に吹く風 髪結い伊三次捕物余話  宇江佐真理  




心に吹く風

2011年7月発行 文藝春秋 269p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

伊三次とお文夫婦にまたまた難題発生。一人息子の伊与太が修業先をとびだし家に戻ってきた。心配する二人をよそに、奉行所で人相書きを始めるが…。

【目次】(「BOOK」データベースより)

気をつけてお帰り/雁が渡る/あだ心/かそけき月明かり/凍て蝶/心に吹く風

感想 

   すっかり世代が変わり
   伊三次とお文夫婦の息子・伊与太や娘・お吉、
   不破家の息子・龍之進とその新妻・きい、
   そして娘の茜が
   話の中心。

   龍之進ときいは祝言をあげて
   だいぶ落ち着きましたが
   伊予太や茜はまだまだこれから。

   それぞれがあちらこちらにぶつかりながら
   自分の行く道を探していくのを
   微笑ましく読みました。

   伊三次とお文が時々、
   ぴりっと厳しいことを言うのが心地いい。

   昨日の「しゃばけ」シリーズと同じく
   こちらのシリーズもまだまだ楽しんでいきたいです。
   
   できれば子供世代の男性陣が
   もう少し色気があって
   華があればいうことなしなのですが(笑)。


通りゃんせ  宇江佐真理  


通りゃんせ

2010年10月発行 角川書店 310p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

小仏峠の滝で気を失った二十五歳の青年サラリーマン・大森連は、介抱してくれた時次郎とさなの兄妹から、ここは武蔵国中郡青畑村で、今は天明六年だと告げられる。驚きつつも江戸時代を懸命に生き抜こうとする連に、さなは想いを寄せていく。いっぽう連の歴史知識から幕閣の政変を知った時次郎は、村の領主である旗本・松平伝八郎の立場を守ることに成功。時次郎はいったい何者なのか?天明の大飢饉が迫る中、村の庄屋が殺害される事件が起こる。現代の知識だけで人々を幸せにすることはできない…。江戸へ向かった連は、思いがけない再会を果たすが。連の運命は、そして元の世界には戻れるのか?時間を超えた、感動の長編時代小説。

感想

   現代から江戸時代・天明の時期にタイムスリップした連が
   たどりついた青畑村で 生活習慣の違いに苦労しながら
   村のために何か出来ないか 奮闘する物語。

   江戸時代の人々との交流や恋心があって・・・
   というお話なんですけれど
   なんだか お話の形を借りた
   江戸時代の百姓の生活についての簡単な解説書のようでもあり。

   ちょっと期待していたものとは違ったかな。


ほら吹き茂平 なくて七癖あって四十八癖  宇江佐真理  


ほら吹き茂平

2010年9月発行 祥伝社 242p 

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

深川の茂平は大工の棟梁を引いて隠居の身。生来の仕事好きには、ひまでひまで仕方ない。そんな茂平、いつの頃からか「ほら吹き茂平」と呼ばれるようになっていた。別に人を騙そうとは思っていない。世間話のついでに、ちょっとお愛想のつもりで言った話がしばしば近所の女房たちを、ときには世話好き女房のお春までをも驚かす。その日は、一向に嫁がない娘を連れて相談にきた母親に、いつもの悪戯ごころが頭をもたげてきて…。(「ほら吹き茂平」より)。やっかいな癖、おかしな癖、はた迷惑な癖…いろんな癖をもった人がいるけれどうれしいときには一緒に笑い、悲しいときには一緒に涙する。江戸の人情を鮮やかに描いた時代傑作。

【目次】(「BOOK」データベースより)

ほら吹き茂平/千寿庵つれづれ/金棒引き/せっかち丹治/妻恋村から/律儀な男

感想

   ほらを吹くのが癖の茂平さんが主人公の連作短編集かと
   思っていたら 違いました。
   ほらを吹くとか 幽霊が見えるとか 金棒引きとか
   せっかちだとか 律儀なのとか
   いろいろな癖を持つ人が それぞれ主人公になっている
   短編集でした。

   幽霊が見えるのが癖っていうのは
   ちょっと無理があるかなぁ。