FC2ブログ

図書室のピーナッツ  竹内真   



[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

図書室のピーナッツ [ 竹内 真 ]
価格:1728円(税込、送料無料) (2017/4/5時点)




2017年3月発行 双葉社

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

資格を持たない“なんちゃって司書”として直原高校の図書室で働く詩織。サンタクロースは実在するのか?伝説の酒飲み小原庄助の正体は?オザケンの幻の本『うさぎ!』とは?村上春樹とスヌーピーの関係は?などなど、今日も難問珍問が生徒たちから持ちこまれる。はたして、怠け者のキリギリスは2年目の春を迎えることができるのか!?恋の気配と共に綴られる、ハートフルブックストーリー第2弾。

【目次】(「BOOK」データベースより)

サンタクロースの証明/ハイブリットの小原庄助/ロゼッタストーンの伝言板/ピーナッツの書架整理

【感想】

   資格のないまま高校の図書室で
   司書として働く詩織の
   一年目の冬から二年目。

   生徒たちの調べものに付き合う中で
   市立図書館の司書と知り合い、
   その資格の果たすべき役割に気づき
   勉強を始め成長をする。

   読者も詩織と一緒にそのあたりのことが知ることができて
   楽しい。

スポンサーサイト



ホラベンチャー!  竹内真   



ホラベンチャー!

ホラベンチャー!
著者:竹内真
価格:1,728円(税込、送料込)
楽天ブックスで詳細を見る



2016年3月発行 双葉社 341p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

開祖が吹いたホラ話で山を高くした褒美に、殿様から姓を賜ったという洞山家。その末裔である洞山真作は、30歳、現在無職。法事で帰省中に親戚たちに煽られ、ついベンチャー起業を宣言してしまう。でまかせだったのに「大言壮語は洞山の男の甲斐性」と、やんやの喝采を浴び、勢いのまま起業という荒波に漕ぎだすことに…。一族に語り継がれてきた数々の昔話を胸に、真作は幾多の困難に立ち向かっていくがー。戦国から平成まで縦横無尽なホラ話。痛快!エンターテイメント起業小説。

ぱらっぱフーガ  竹内真   



ぱらっぱフーガ

ぱらっぱフーガ
著者:竹内真
価格:1,728円(税込、送料込)
楽天ブックスで詳細を見る



2015年3月発行 双葉社 318p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

有人と風香は中学の吹奏楽部でアルトサックスを吹く恋人同士。高校でも共に全国を目指そうと、名門・旺華高校を揃って受験した。が、有人がまさかの不合格、吹奏楽部がない羽修館学園に進学する羽目に…。一方、風香は全国大会金賞常連の名門の洗礼を入学早々に浴びてしまう。前途多難な恋と吹奏楽への情熱をハートフルにコミカルに奏でた青春組曲。

【感想】

   同じ中学校吹奏楽部にいた恋人同士が
   名門吹奏楽部のある高校と
   吹奏楽部のない高校へと別れて進学、
   違うやり方で吹奏楽と向き合っていく…。

   お互い影響しあったり
   それぞれのいいところを伸ばしたり。

   ふたつの立場のお話が同時に読めるって
   楽しくて新鮮。

   吹奏楽部のない高校のほうのお話が
   はちゃめちゃで元気があって好感が持てるけれど、
   名門には名門である理由となるよさがあって、
   わかるわかるーって感じ。

   どっちの高校も両方、生徒たちがかわいい。
   何かにうちこんでいる若者の話ってやっぱりいいねえ。

図書室のキリギリス  竹内真   


図書室のキリギリス

図書室のキリギリス
著者:竹内真
価格:1,680円(税込、送料込)
楽天ブックスで詳細を見る



2013年6月発行 双葉社 336p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

バツイチになったのを機に、学校司書として働きはじめた詩織。人には言えない秘密を抱える彼女のもとに、さまざなな謎が持ちこまれる。本にこめられた想いと謎を読み解くブックミステリー。

【目次】(「BOOK」データベースより)

司書室のキリギリス/本の町のティンカー・ベル/小さな本のリタ・ヘイワース/読書会のブックマーカー/図書室のバトンリレー

【感想】

   高校図書室の司書となった詩織が
   新しい仕事・人に出会って
   新たな世界を広げていく
   楽しいお仕事小説。

   学校司書の業務や
   学校図書室の行事などの様子が
   とっても興味深いし、
   多くの本が紹介されていて
   そちらの面からも楽しい。

   生徒たちの成長もgood!

   でも詩織が好きになれなかったんだけれど(^^ゞ。
   彼女の行動のいくつかが疑問に思えました。

   そうそう、作中で
   『アンのゆりかご』をNHKの朝ドラにしてほしい!
   って書かれていて、
   これってNHKの発表前に書かれてるはずだから
   すごい!って思いました。

続きを読む

イン・ザ・ルーツ  竹内真    





2011年3月発行 双葉社 412p(2段組)

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

「よーし、今から俺の形見分けをするぞ」と、サニー多田良が孫たちに宣言して取り出したのは、トランペットケースいっぱいの根付。歩、進、望の三兄弟は、それぞれひとつずつお宝を手にする。どれも曰くつきの品で、深い物語が込められているらしい。やがてサニーは、ラスベガスへの博打旅行に勇躍出かけるが、搭乗した飛行機が墜落したという報せが届く。そして、数年後…。祖父の形見に秘められた謎と向き合う三兄弟の十二年間を描いた成長小説。

感想 

   祖父から受け継いだ根付の物語を
   自分たちの個性にあった方法で探る
   3人の孫の物語。

   それは祖父の物語でもありました。

   「浦島太郎」「骸骨」「ふくら雀」といった
   根付に込められた祖父の思いはなんだったのか、
   祖父はどのような人生を歩んできたのか、
   それをさぐるうちに
   孫たちは 自分の立ち位置を見つけ
   今度は自分の物語を紡ぎ始める。

   祖父の、根付の、孫たちの、膨大な物語。
   重層的にからみあい
   それが最後に結実。
   飄々としていて 型破りな祖父がなんとも魅力的。
   孫たちも彼の根付とともに その魅力を受けついで
   いい男へと成長しそうです。

   ものに込められた思い。
   家族をつなぐ思い。
   読み終えて あたたかな気持ちになれました。

   かなり長いお話なので
   じっくり読める時間があるときに。

自転車冒険記 12歳の助走  竹内真




自転車冒険記

2011年2月発行 河出書房新社 251p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

昔、東京から日本海まで自転車で行こうとした父さんは、夜、道に迷っても北斗七星を道しるべにして走り抜いた。だから、僕の名前を北斗と名付けた。『自転車少年記』の昇平の息子・北斗が、はじめての、自分だけの旅に出た。

感想 

   『自転車少年記』は読んで感動した。
   これは その主人公であった昇平の息子・北斗が
   小学校卒業直後に東京から大阪に向かって
   自転車で一人で行こうとする物語。

   それまでも 自転車ラリーにも出ていたけれど
   これほどの長距離を走るのははじめて。
   親の了解を得るのに苦労したり
   準備に工夫したりして いよいよ出発。

   初日は熱海までの100キロ超。
   なぜそこに一日目のゴールを決めたかというと
   空に向かって100キロ行くと宇宙に届くから
   それと同じ距離にしたかったとのこと。
   とてもロマンがありますね。

   道中 結局車で伴走することにした昇平や
   北斗自身にも 様々なトラブルが降りかかる。
   そして 昔の仲間や新しい触れ合いも生じて
   波乱の一日が終了。
   そして・・・というお話。

   風をきって自転車で走る北斗の高揚感や
   息子を心配する昇平の 
   どれほど息子に手助けしていいのかという悩み・葛藤が
   リアルに伝わってきました。

   副題に「助走」とあるとおり 
   本当に助走で終わっちゃって ちょっと物足りないかな。
   もっとがっつりとした形で 北斗の冒険を読みたかったです。

   『自転車少年記』は文庫になったときに 内容が削られてしまいました。
   単行本の方で読むほうが感動的でオススメです。

   
   
   

文化祭オクロック  竹内真    


文化祭オクロック

2009年7月発行 東京創元社 245p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

東天高校文化祭初日、ブラスバンド部のオープニング曲終了とともに、突如校内放送から謎の男の声が流れてきた!DJネガポジと名乗る男は、リクエスト曲を流しつつ携帯電話でのリレーインタビュー企画を進めていく。文化祭実行委員会と生徒会の合同企画だというが、どこか怪しい。DJの軽快な喋りに沸く生徒たちを尻目に、二年生の古浦久留美はDJの正体を探り始めるが─。華やかな文化祭の裏で静かに進行する陰謀と、謎のDJの目的とは?青春の一ページを生き生きと描いた青春ミステリの決定版。

感想

   文化祭で ラジオ放送。
   毎時に携帯を使ったリレーインタビューを敢行しつつ
   元野球部エース・山ちゃんをたきつけて
   長らく停まったままの時計台の時計を
   動かすイベントを実施。
   古浦久留美は そこに何らかの作為を感じ
   斉藤優理は 山ちゃんをたきつける動機に使われたことに怒りを感じ
   ふたりでDJネガポジの正体と 本当の狙いを探し回ることになります。

   文化祭でにぎわう校内の様子が活写され
   謎解きの内容も楽しめたのですが
   そもそも そこまで 謎解きを頑張る必要を感じなかったような。

   また初日のイベントは 時計を動かすことだったわけですが
   予定されていたという二日目のイベントが 
   私には 何かわからないんです。
   古浦久留美は わかったようですが・・・。
   DJネガポジの本来のターゲットには 思わぬ形で
   思わぬことが起こりましたけれど。

   でも 山ちゃんはかっこよかった~。
   こんな子に告白されたら すぐOKしちゃうけどな~。

シチュエーションパズルの攻防  竹内真   



2008年6月発行 東京創元社 222p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

大学入学を機に、叔母がママを務める銀座の文壇バーでアルバイトをすることになった了。その店は、人気ミステリー作家・辻堂珊瑚朗先生ご贔屓の店だった。普段は店のホステスにちょっかいを出しながら、バーボンと葉巻を楽しむサンゴ先生だが、ひとたび不思議な謎に出合うと、鮮やかな推理をさりげなく披露する。ミステリー作家は本当に名探偵なのか?文壇バーで毎夜繰り広げられる推理ゲームと、サンゴ先生の名推理。気鋭の作家が初めて挑戦する、安楽椅子探偵ミステリー連作集。

ビール・ボーイズ  竹内真 



2008年2月発行 東京創元社 316p(2段組)

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

北海道の新山市で、正吉ら十二歳の少年たちは秘密基地に集った。ビール工場の閉鎖で、家族と町を離れることになった少女をしのんで―四人の仲間が十二歳から三十歳までの多感な時期に、ビールをはさんで結んだ友情の軌跡。気鋭の著者が贈る、『カレーライフ』『自転車少年記』『ワンダー・ドッグ』につづく、ビールの飲み口のように爽やかなフード系成長小説。ビールのことがもっと分かる、コラム付

感想

   ビールの薀蓄がちょっと多かった印象がありますが
   竹内真さんの描く 少年群像はいい!
   

ワンダー・ドッグ  竹内真  ★ 



2008年1月発行 新潮社

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

高校一年生の甲町源太郎が拾った一匹の子犬。ワンダーと名づけられたその犬を学校で飼うために、甲町はワンゲル部に入り、頭の固い先生たちを相手に大奮闘を演じる。三年後、千草由貴はワンダーの自由のために初めてのクライミングに挑んだ。六年後、教育実習生として高校に帰ってきた甲町。彼らのそばにはいつも、茶色くて人懐っこい犬がいた。少年と少女と犬の十年間を描いた極上の成長小説。

感想

   ワンダーがかわいいです!ワンちゃん好きにはたまらないお話です。
   少年・少女たちの奮闘もほほえましく読めます。