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海とジイ  藤岡陽子   



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2018年11月発行 小学館 228p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

漁師として生き、若くして自分の息子を海難事故で失ったジイ。末期ガンを抱えているが、ある日ひ孫の優生が訪ねてくる。優生はいじめが原因で不登校。饒舌に元気に振る舞うジイと優生が交わした、二人だけの約束とは…(『海神』)。長年開業してきた診療所を閉院する決断をした老医師のジイ。そんな彼を長年支えてきた48歳の看護師。閉院間近のある日、老医師は失踪する。看護師が探したどり着いたのは瀬戸内の島。もう戻らない、というジイの覚悟とは。(『夕凪』)。たたき上げで会社社長にまでなった後、潔く退職し島で石の博物館を営むジイ。大晦日、現実逃避でやって来た孫に、自分の半生を語り始める。それは、誰にも語ったことのない自身の青春時代、親友、そして、唯一の後悔だった…(『波光』)。

【目次】(「BOOK」データベースより)

海神ーわだつみ/夕凪ーゆうなぎ/波光ーはこう

【感想】

   瀬戸内の小さな島に住む老人が
   若い世代へと語り伝える言葉と見せる生き様。

   美しい風景が目に浮かんだ。

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この世界で君に逢いたい  藤岡陽子   



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2018年7月発行 光文社 264p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

目の前にあるかけがえのないものに、気づいていますか。この世の見えない仕組みに挑む、熱い感動必至の物語。

【感想】

   生まれ変わりをテーマにしたお話。
   
   生まれ変わった君に逢うのではなく、
   今の君に逢わねば、ということを伝えるお話なんだけど、
   え、あなたの探していたのはそれなの?と、
   予想できたとはいえちょっとびっくり。

満天のゴール  藤岡陽子   



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満天のゴール [ 藤岡 陽子 ]
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2017年10月発行 小学館 296p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

舞台は星空が美しい医療過疎地。人生どん底のシングルマザー、人生に責められ続ける医師、人生をあきらめている老女、3人の出会いが、人生を変えてゆくー希望をもたらす、人間味あふれる医療小説。

【感想】

   過疎地の老人独居、医療、人生の終末の迎え方に、
   夫から離婚を切りだされ
   小学生の息子を連れて実家に帰った看護師の主人公が直面する。

   舞台となっている地域を知っているけれど、
   これだけの広さを
   たったこれだけの医療従事者で担うのはそれはたいへんだ。


テミスの休息  藤岡陽子   



テミスの休息

テミスの休息
著者:藤岡陽子
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2016年4月発行 祥伝社 270p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

沢井涼子は一人息子の良平を引き取り、横浜・鶴見に居を構えて八年。離婚した夏、雑居ビルに楽しげに荷物を運び込む青年を見かけ、なぜか話してみたいと思った。それが弁護士・芳川有仁との出会いだった。開設された事務所に採用されて以来、誠実に最善を尽くす芳川のために頑張っている。今日もまた、苦しみを抱えた新たな依頼人が…。

【感想】

   弁護士一人・事務員一人の
   小さな弁護士事務所を舞台にしたお話六編。

   小さな事案でもないがしろにせず、
   誠意を持って対応する弁護士と事務員に依頼人が救われていく、
   まっすぐな小説で気持ちがいい。

   弁護士と事務員のほのかな恋模様もほほえましく
   よい印象。

おしょりん  藤岡陽子   



おしょりん

おしょりん
著者:藤岡陽子
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2016年2月発行 ポプラ社 335p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

明治三十八年、福井県麻生津村。増永五左衛門はこの地に産業を根付かせるべく苦闘していた。そんな時、弟の幸八が村でのめがね枠製造を提案する。村人たちの猛反対の中、二人は困難な道を歩み始めるのだったー。めがねで世界を変えた、兄弟の魂の物語。

【感想】

   『下町ロケット』の原点がここに。

   明治時代、福井の地で
   眼鏡の枠作りを始めた人たちのお話。

   夢と信念と先を見通す力を持つ経営者、
   
   それを信じて己の技術を磨き
   よりよいものを作ろうと粘る職人たち。

   そしてその家族。

   しずかな、でもムネアツなお話でした。

晴れたらいいね  藤岡陽子   



晴れたらいいね

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著者:藤岡陽子
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2015年7月発行 光文社 242p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

現代の看護師が、従軍看護婦に異動。2015年東京の総合病院から、1944年マニラの日赤救護班へ。託されたのは彼女たちの決意。今の日本を変えられる、小説の圧倒的な凄み!

【感想】

   昭和19年8月のマニラの
   日赤救護班にタイムスリップした看護師・紗穂。

   戦争状況や従軍看護婦たちの様子を
   紗穂を通じて描くことで
   戦争の愚かしさが際立ちやるせない。

   でも、真摯にやるべきことを全うする
   従軍看護婦たちの姿は凛としていて
   胸をうたれた。

   また、私たちは紗穂のように
   命を大切にすること、戦争がいけないことを
   知っているんだと、
   あらためて心を強くしました。

闇から届く命  藤岡陽子  ★   



闇から届く命

闇から届く命
著者:藤岡陽子
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2015年2月発行 実業之日本社 305p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

都内の産婦人科病院に勤める有田美歩は、助産師になって六年目。勤務先にはやや問題があるものの、有能な先輩や同僚に恵まれ、充実した日々を送る。ある日、新生児室から一人の男児が消え…。使命感に燃える助産師たちが生まれくる命のために奔走する!

【感想】

   すごくよかった!

   産婦人科病院での
   「緊迫の医療サスペンス」としてだけではなく、
   そこで働く助産師たちの
   とんでもなく忙しい中でも
   生まれてくる命や生み出す母親に対する真摯さ、
   そして命の大切さに
   あつく胸を打たれました。

   読み終えてただただ感動しています。

波風  藤岡陽子   



波風

波風
著者:藤岡陽子
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2014年7月発行 光文社 295p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

母はなぜあんな冴えない男と再婚したのだろうか(「鬼灯」)。結婚式を控えた青年がいちばん感謝を表したかった女性(「月夜のディナー」)。高校野球の天才投手が右手を失った(「テンの手」)。86歳の男性は、なぜ、女性ばかりの着付け教室に通ってくるのか(「結い言」)。現実世界はとっくに引退していたつもりのアイドルヲタが受ける衝撃(「真昼の月」)。思考を止めなければ生きていけなくなった女性が、選んだ町で(「デンジソウ」)。「一生に一度の頼み」と、女性は親友をある旅に誘った。独身36歳の一大決心ー悩める人たちの活路を開く七話。

【目次】(「BOOK」データベースより)

波風/鬼灯/月夜のディナー/テンの手/結い言/真昼の月/デンジソウ

【感想】

   7つの短編。
   すべて泣かされたわー。
   
   まいったまいった。

   なんて涙腺を刺激するのがうまいの!

   少々やりすぎの話もあったような気がしますが
   (それはどの話か、読んでのお楽しみであります)、
   ささやかだけれど大切な
   人と人との心の触れ合いに
   見事にしてやられました。

手のひらの音符  藤岡陽子   



手のひらの音符

手のひらの音符
著者:藤岡陽子
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2014年1月発行 新潮社 259p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

不器用でもいい、間違いでもいい。ひたむきな全力が、私を強くした。45歳、服飾デザイナー、独身。バブルから現在を生きる女性の、仕事と恋。

【感想】

   しみじみといいお話。
   そして静かに胸が熱くなる。

   45歳にして転職を余儀なくされることになった水樹が
   自分の少女時代からを振り返り、
   大切に思うこと、
   大切に思う人を再認識していく、
   丁寧にまっすぐに描かれる
   その過程に励まされる。

   それにしてもいい男ばっかりでてきたよ。
   惚れるよ。

ホイッスル  藤岡陽子   



ホイッスル

ホイッスル
著者:藤岡陽子
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2012年9月発行 光文社 332p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

平穏に暮らしていたはずの両親。その父が突然いなくなった。思い出の詰まった実家も売却されていた。何一つ身に覚えのない母は、なぜと叫びながらも、答えを手繰り寄せていく。不倫・離婚・裁判、家族の再生の物語。

【感想】

   初老の夫婦。
   夫が20歳も年下の女性に入れ込んで
   全ての財産を持って家出。
   残された妻は、その娘は、その姪は…というお話。

   いや~容赦なかった。
   人の悪意はこれほどまでに人の幸せを破壊する。
   だからこそ正義のためのホイッスルを
   吹かねばならないんだなぁ。

   出てくるいくつかの家族の夫が
   こりゃまたもう、というやつばっかり。
   読んでいていらいらしたり哀しくなったりした。

   でも、このお話の中でホイッスルを吹く役目の弁護士が
   本当に良い人で救われる心持ち。

   そして最後に自分自身でホイッスルを吹く力を手に入れた妻が
   強く美しいわ。

   いつまでも続くと思われた平穏な生活も
   いつどこで崩れるかわからないもんだねぇ。
   私の人生の最後はどんな形をとるのかな、と
   考えさせられてしまいました。

   表紙のイラストはお洒落すぎて
   内容と合っていないように思います。