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ピンクの神様  魚住直子 ☆ 




ピンクの神様

単行本版 2008年6月発行 講談社 212p 
文庫本版 2012年4月発行 講談社文庫 246p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

年齢も職業も性格もバラバラの女性たちが主人公の7つの物語。共通点は、みな周囲の同性との関係に悩んでいるということ。この本は、ちょっと不器用な人、人間関係に悩んだことがある人たちにとって、きっと心優しい“女友達”になってくれる。講談社児童文学新人賞作家が初めて大人の女性に贈る珠玉の短編集。

【目次】(「BOOK」データベースより)

卒業/首なしリカちゃん/ピンクの神様/みどりの部屋/囚われ人/魔法の時間/ベランダからキス

感想 

   女性のいじいじとした嫌な面を描いた7つの短編。
   なんだか自分にも思い当たる節があり居心地が悪い。

   でも、本人にとっては大変な状況でも、
   少し見方を変えれば明るい兆しも見えてくる。
   その転換が気持ちよく、
   前向きになれる終わり方が心地よかったです。

   登場人物が少しずつかぶっているのが楽しい。
   最後まで読んだ後、
   どこにどんな人が出ていたのか探しながら
   再読しました。


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大盛りワックス虫ボトル  魚住直子  




大盛りワックス虫ボトル

2011年3月発行 講談社 204p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

無気力で存在感の薄い江藤公平。ある日、目の前に突然現れた小さな虫みたいな生き物は公平に、「ひとを1000回笑わせろ」と命令する。いったいなぜ?それまで接点のなかった中2男子3人は、それぞれの理由から、トリオを組んで文化祭のお笑いステージに挑む。

感想 

   ジャンルは児童書。
 
   以前読んだ『園芸少年』もそうだったけれど
   こちらも少年たちが生き生きしていて可愛い!

   やる気・存在感のない中学生・公平の目の前に
   突然現れた ペットボトルに生息するヘンな虫。
   そいつが「誕生日までに人を1000回笑わせろ」
   と突然無理難題を押し付けてくる。

   無視していると なぜかしゃべる言葉が
   ミュージカル風になってしまい
   公平は仕方なく 人を笑わせる方法を探し始める。

   ひとりでは難しいので
   仲間として 食べ物大盛りが大好きな三輪くんと
   ヘアスタイルをいつも気にしている日比野君を
   誘って 精進の日々。

   これまで友人のいなかった3人が集まって
   何かを成し遂げようとする姿が
   いじらしくって 応援せざるをえないです。

   他人から強制されたことでも
   自分なりに一生懸命取り組むと
   そこに喜びや楽しみを見つけることができる。
   そしてそれを通じて
   新たな自分の力を生み出すことができる。

   そんなことを かわいい男の子たちの奮闘に
   教えてもらいながら読みました。
   

   

   

園芸少年  魚住直子 ☆  


園芸少年

2009年8月発行 講談社 156p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

高校生活をそつなく過ごそうとする、篠崎。態度ばかりでかい、大和田。段ボール箱をかぶって登校する、庄司。空に凛と芽を伸ばす植物の生長と不器用な少年たちの姿が重なり合う、高1男子・春から秋の物語。

感想

   高1男子3人がかわいい~。
   ひょんなことから 園芸部に入り花作りにのめりこむ
   男の子の姿になごみました。

   花作りについての豆知識もあります♪