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82年生まれ、キム・ジヨン  チョ・ナムジェ   



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82年生まれ、キム・ジヨン (単行本) [ チョ・ナムジュ ]
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2018年12月発行 筑摩書房 192p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

ある日突然、自分の母親や友人の人格が憑依したかのようなキム・ジヨン。誕生から学生時代、受験、就職、結婚、育児…彼女の人生を克明に振り返る中で、女性の人生に立ちはだかるものが浮かびあがる。女性が人生で出会う困難、差別を描き、絶大な共感から社会現象を巻き起こした話題作!韓国で100万部突破!異例の大ベストセラー小説、ついに邦訳刊行。

【感想】

   主人公の女性が幼少期から母になってまでの間に
   遭遇した出来事、考え感じた事柄。

   知ってる!同じだ!と思ったり、
   そうだ…と気づかされたりした。

   最後が救いがなくて、まだまだなのかもしれないけれど、
   でも少しずつは…と信じたい。

   キム・ジヨンの母オ・ミスクが、
   中国投資をしようとした彼女の夫をやりこめる場面は痛快だったけれど。

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おやすみの歌が消えて  リアノン・ネイヴィン  ☆   



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2019年1月発行 集英社 400p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

「パンパンパン」小学校に、銃声と叫び声が鳴り響く。死者十九名。あの日から、全てが変わった。ザックの兄・アンディは「じゅうげき犯」に殺された。母は毎晩のおやすみの歌を歌ってくれないし、父も様子がおかしい。ひとりになったザックは、アンディのクロゼットを自分の秘密基地にするーアメリカで多発する銃乱射事件を、いとけない六歳の子供の視点から描く、衝撃の長編小説。人間の愛と喪失、家族の絆の物語。

【感想】

   銃乱射事件で10歳の兄を失った6歳のザックが
   混乱する両親のもとで
   自身ももちろん戸惑い怒り悲しみながらも
   ひとり家族を再生するために考え歩む姿がけなげでけなげで
   抱きしめたくなったけれど、
   抱きしめられたのは私の方かもしれない。

   全編ザックが語り手で、
   使われている漢字も彼の年齢に合わせて少なくされているので、
   ザックの気持ちがストレートに沁みた。

自転車泥棒  呉明益  ☆   



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2018年11月発行 文藝春秋 440p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

父の失踪とともに消えた自転車。その行方を追ううち、いつしか台湾から戦時下の東南アジアのジャングルへー。壮大なスケールで描かれる傑作長篇。2018年国際ブッカー賞候補作。

【感想】

   年末年始にずっと読んでてその世界にひたっていた。

   父親とともに消えた自転車を追う主人公が思い出す家族の記憶と
   その過程で出会った人たち生き物たち自転車たち台湾の物語が混じりあい
   大河のように流れていた。

   むせかえるような匂いもした。
   素晴らしかった。

リスのたんじょうび  トーン・テレヘン   



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2018年9月発行 偕成社 130p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

ぼくの「たのしい」ときみの「たのしい」がいっしょだと、もっといい。『ハリネズミの願い』の著者がおくる、ともだちとすごす豊かな時間に満ちた9つのちいさな物語。小学校中学年から。

【目次】(「BOOK」データベースより)

リスのたんじょうび/カタツムリのたてまし/ほこりがひとつ/サイのほしいものリスト/ケーキぎらいのためのケーキ/マッコウクジラとカモメ/ごちそうのならんだテーブル/仮装パーティー/小さな黒い箱

【感想】

   リスがたんじょうびにたくさんの友達を招待する話など。

   本屋大賞翻訳小説部門を受賞した
   『ハリネズミのねがい』はネガティブで苦手だったんだけれど、
   こちらはほのぼのしていてかわいくて楽しめた。

変わったタイプ  トム・ハンクス   






2018年8月発行 新潮社 448p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

月旅行を目指す高校時代からの四人組。西部戦線からの帰還兵のクリスマス。変わり者の億万長者とその忠実な秘書。男と別れたばかりの女がつい買ったタイプライター。離婚した父母のあいだをゆききする少年。内戦で祖国を追われ、ニューヨークに上陸した移民。ボウリングでパーフェクトスコアを出し続け、セレブに上り詰めた男ー。世界が驚いた、小説家トム・ハンクスのデビュー作。良きアメリカの優しさとユーモアにあふれ、人生のひとコマをオムニバス映画のシーンのように紡いだ、17の物語。

【目次】(「BOOK」データベースより)

へとへとの三週間/クリスマス・イヴ、一九五三年/光の街のジャンケット/ハンク・フィセイの「わが町トゥデイ」-印刷室の言えない噂/ようこそ、マーズへ/グリーン通りの一カ月/アラン・ビーン、ほか四名/ハンク・フィセイの「わが町トゥデイ」-ビッグアップル放浪記/配役は誰だ/特別な週末/心の中で思うこと/ハンク・フィセイの「わが町トゥデイ」-過去に戻って、また戻る/過去は大事なもの/どうぞお泊まりを/コスタスに会え/ハンク・フィセイのわが町トゥデイ」-エヴァンジェリスタ、エスペランザ/スティーヴ・ウォンは、パーフェクト

【感想】

   あのトム・ハンクスが書いた短編集。

   あたたかくてユーモアがあって会話が面白くて
   人のよきところを充分に信じられる。

   面白かった!
   すてき。

   ただどの短編でも登場人物の一人を
   トム・ハンクスで想像しちゃうのが困りもの(笑)

セーヌ川の書店主  ニーナ・ゲオルゲ   



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2018年7月発行 集英社 416p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

セーヌ川に浮かぶ船上で、悩める人々に本を“処方”する書店主ジャン・ペルデュ。しかし自身の心の傷は治せずにいた。20年前、恋人が彼の元を突然去ってからずっと、凍りついたままだ。だがある日、古い手紙をきっかけに、ペルデュは彼女の故郷プロヴァンスへ行く決意をする。書店主とスランプ中の青年作家、本と2匹の猫を乗せた船は、20年ぶりにうなりを上げたーフランスの美しい川と町を舞台に、いくつもの人生が輝く、世界的ベストセラー。

【感想】

   パリのセーヌ川に係留された船に本を積込み、
   悩む人々に本を処方していた50歳の書店主は、
   去った恋人が残した手紙を読み、
   船で彼女の故郷を訪ねる旅にでて、
   道中出会う人々、出来事により彼の心は前を向いていく…。

   旅に本に料理に恋に人情。

地下鉄道  コルソン・ホワイトヘッド   



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2017年12月発行 早川書房 400p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

コーラはランドル農園の奴隷だ。身よりはなく、仲間たちからは孤立し、主人は残虐きわまりない。ある日、新入りの奴隷に誘われ、彼女は逃亡しようと決意する。農園を抜け出し、暗い沼地を渡り、地下を疾走する列車に乗って、自由な北部へ…。しかし、そのあとを悪名高い奴隷狩り人リッジウェイが追っていた!歴史的事実を類まれな想像力で再構成し織り上げられた長篇小説。世界を圧倒した奴隷少女の逃亡譚。ピュリッツァー賞、全米図書賞、アーサー・C・クラーク賞、カーネギー・メダル・フォー・フィクション、シカゴ・トリビューン・ハートランド賞、レガシー・フィクション賞、インディーズ・チョイス・ブック・アワード受賞!ニューヨーク・タイムズ・ベストセラーAmazon.comが選ぶ2016年のNo.1。

【感想】

   19世紀前半、
   ジョージアの大規模農園で奴隷となっていた
   十五歳の少女コーラの逃亡譚。

   当時、実在した「地下鉄道」という奴隷の逃亡を助ける組織を
   まさしく地下を走る鉄道として描く。

   苦難の末行き着いた地で彼女が新たに直面する現実や、
   彼女の逃亡を助けた人々の運命に、
   200年前にそこにあった事実や
   まだ今にも続くその苦しみを思い背筋が寒くなった。

   けれど読んでよかったとも心から思う。

ファミリー・ライフ  アキール・シャルマ   






2018年1月発行 新潮社 216p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

インドからアメリカに渡り、ささやかな幸福を築いてきた移民一家の日常が、ある夏のプールの事故で暗転する。意識が戻らない兄、介護の毎日に疲弊する両親、そして悲しみの中で成長していく弟。痛切な愛情と祈りにあふれる自伝的長篇。フォリオ賞、国際IMPACダブリン文学賞受賞作。

【感想】

   インドからアメリカに移住した一家。
   優秀で高校入学を目前にした上の子が
   プール事故で脳に障害を持ち、
   彼を介護する家族の長年の様子を
   下の子目線で描く自伝的小説。

   なかなか厳しい状況だけど、
   下の子が自分を確立していく様が胸をうつ。

   最後、下の子がプールを見ながらあることを感じるんだけど、
   それが素晴らしいと思った。

歩く  ヘンリー・ソロー   



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2013年9月発行 ポプラ社 245p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

『森の生活』のソロー、曙光のごとき思想はひとり歩くなかに生まれた。人間と社会の根本基盤を問う晩年の講演エッセイ「歩く」の新訳に加え、「歩かれた世界」を読み解く生前のエピソードを収録。

【目次】(「BOOK」データベースより)

歩く/歩く人ソローについての覚書

悪童日記  アゴタ・クリストフ  ★   



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悪童日記 (ハヤカワepi文庫) [ アゴタ・クリストフ ]
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2001年5月発行 ハヤカワepi文庫 301p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

戦争が激しさを増し、双子の「ぼくら」は、小さな町に住むおばあちゃんのもとへ疎開した。その日から、ぼくらの過酷な日々が始まった。人間の醜さや哀しさ、世の不条理ー非情な現実を目にするたびに、ぼくらはそれを克明に日記にしるす。戦争が暗い影を落とすなか、ぼくらはしたたかに生き抜いていく。人間の真実をえぐる圧倒的筆力で読書界に感動の嵐を巻き起こした、ハンガリー生まれの女性亡命作家の衝撃の処女作。

【感想】

   今頃初読み。

   第二次世界大戦下のハンガリーらしき地、
   祖母と暮らす双子の少年。
   スケッチ風の文で淡々と描かれる残忍で非人間的な状況。

   目を背けたくなるような部分が多々あるお話ではあるけれど、
   面白かった。
   すごく面白かった。