FC2ブログ

人生のピース  朝比奈あすか   



[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

人生のピース [ 朝比奈あすか ]
価格:1620円(税込、送料無料) (2018/12/30時点)




2018年11月発行 双葉社 320p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

中高女子校で共に過ごした潤子、みさ緒、礼香。ただいま34歳。「彼氏いない歴=年齢」だった礼香が、見合い結婚することになった。潤子はにわかに焦り、結婚相談所に入会、みさ緒もダメ男と手を切ってマンションを買おうとする。ありがちな選択をした彼女たちが紡ぐ、ありがちではない自分だけの婚活ストーリー。

【感想】

   34歳独身女性が仕事をしながら
   友人2人とともに結婚について考えたり行動したり。

   何が人生の正解なのかわからないし、
   自分なりの人生のピースを見つけられるよう
   生きていくしかないんだねっていうメッセージを感じた。

   ある仕掛けにはだまされたわ。

スポンサーサイト



みなさんの爆弾  朝比奈あすか   



[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

みなさんの爆弾 (単行本) [ 朝比奈 あすか ]
価格:1674円(税込、送料無料) (2018/6/3時点)




2018年4月発行 中央公論新社 304p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

生きづらさも涙も、明日の力こぶに変わる。はち切れそうな女たちの不器用な愛。全六篇収録。

【目次】(「BOOK」データベースより)

初恋/譲治のために/メアリーとセッツ/官能小説家の一日/世界裏/戦うなと彼らは言った

【感想】

   女性作家が主人公の短編6つ(それぞれ別人物)。

   きゅんとするものや不気味なものなど、様々な色合い。

   それぞれの爆弾を作品へとつなげていく主人公たちの姿に、
   実在の作家さんたちもこんな感じなのかなと想像してしまった。

   6編のうち好きなのは
   『初恋』『官能小説家の一日』『戦うなと彼らは言った』の3編でした。

人間タワー  朝比奈あすか   



[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

人間タワー [ 朝比奈 あすか ]
価格:1620円(税込、送料無料) (2017/11/8時点)




2017年10月発行 文藝春秋 280p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

「わたしは人間タワーには反対だけど、人間タワーをやらないことにも反対」無数の人々の思いを巻き込んで、想像を超えた結末が訪れる…幾何学のように精緻に組み立てられたノンストップ群像劇!組体操をめぐって展開する人間たちの物語。

【感想】

   運動会の人間タワーが伝統の小学校で
   それが失敗した年の運動会から
   一年後の運動会までを描く連作短編集。

   人間タワーに対し賛否両方の各年代の人物が主人公。

   いろんな視点・気持ちがあって
   各話ぐいぐい抉られるわ~と思ってたけど、
   結末はそうきましたか!

   登場人物みんなにしあわせになってほしいと思う。

   印象的な場面が多い中、
   病気で家で倒れているかもしれない子どもを心配して
   職場から急いで帰ってきた母親のとる態度、
   それに気づいた教師にぐっときた。

   第五話と第六話の間に何があったんだろう。

少女は花の肌をむく  朝比奈あすか   



少女は花の肌をむく [ 朝比奈あすか ]
価格:1620円(税込、送料無料)




2016年6月発行 中央公論新社 239p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

自由奔放な野々花。プライドの高い阿佐。繊細な感性をもつ咲。一瞬で過ぎ去ってしまう少女たちの“性と生”の彷徨を掬いとった傑作長篇。

【目次】(「BOOK」データベースより)

十歳/二十歳

【感想】

   3人のタイプの違う女の子。
   10歳の時と20歳の時。

   それぞれの気持ちが執拗に描かれていて息苦しい。

   わかる、と思う反面、
   わたしはこんなに大変じゃなかったとも思う。

   でも、
   他人からどう思われているか気になる子は
   すごく私に似ている。

自画像  朝比奈あすか   


自画像

自画像
著者:朝比奈あすか
価格:1,620円(税込、送料込)
楽天ブックスで詳細を見る



2015年10月発行 双葉社 306p

【内容情報】(出版社より)

男子による女子ランキングなど、ヒエラルキーが形成された中学の教室で、ひとり孤高を保つ少女がいた。少女は容赦ない方法で、担任教師の行いを告発し、学校から追放する。それは、ある長い闘いの序章だったーー。緻密な心理描写、胸を抉る衝撃の真実、祈りにも似た希望が立ち上るラスト。圧倒的な熱量を孕んだ傑作長編!

【感想】

   これは!衝撃作!問題作! 

   読みはじめのころは
   自分の外見に劣等感をもつ女子中学生の、
   クラスの中での痛々しい立ち居振る舞いを描いたお話かな、
   容赦ないわあと思って読んでいたらららら、
   その後の展開が。

   ちょっとすごいものがつきつけられましたよ。

天使はここに  朝比奈あすか   



天使はここに

天使はここに
著者:朝比奈あすか
価格:1,620円(税込、送料込)
楽天ブックスで詳細を見る



2015年4月発行 朝日新聞出版 250p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

ファミレスの契約社員・真由子。働きづめの毎日を送るなか、心のよりどころは常連客やスタッフとの交流だったがー。仕事で人生を切り開いていくことへの希望と喜びをすがすがしく描いた、働く女子の青春小説!

【感想】

   ファミレスの契約社員として
   朝から晩まで働く真由子。

   働きっぷりは素晴らしいけれど…って
   思っていたら、
   トラブルがあれこれ起こる中、
   自分だけが頑張るんじゃなくて、
   だんだん周りのことに配慮できるようになっていくのが
   よかったなあ!

あの子が欲しい  朝比奈あすか   



あの子が欲しい

あの子が欲しい
著者:朝比奈あすか
価格:1,512円(税込、送料込)
楽天ブックスで詳細を見る



2015年1月発行 講談社 166p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

新進IT企業「クレイズ・ドットコム」の採用プロジェクト・リーダーに抜擢された志帆子。「ブラック企業」の汚名を返上して学生を確保すべく、情報戦と心理戦を駆使して成果を上げていく彼女だったが…。「就活」の裏側を超リアルに描く注目作!

【感想】

   企業の側から見た就活、ってことで
   採用最前線で働く女性の
   奮闘、葛藤を描いた小説なんだけど、
   そこは朝比奈さん、
   ふつうのお仕事小説ではありません!

   あの子とは誰だったのか。
   あの子は手に入れられたのか。
   彼女が得たものは。

   なかなか苦い小説です。

不自由な絆  朝比奈あすか  ☆   



不自由な絆

不自由な絆
著者:朝比奈あすか
価格:1,836円(税込、送料込)
楽天ブックスで詳細を見る



2014年9月発行 光文社 316p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

仕事に生きてきた洋美と専業主婦のリラは、乳児の予防接種会場で再会した。同級生だった彼女がまさか自分と同じ時期に同学年の男の子を産んでいたなんて。頼もしいママ友ができたと好ましく思っていたが、こども同士の諍いをきっかけに、悩み苦しみ傷つき葛藤する。やられるばかりの息子が歯がゆい、乱暴な息子を愛せない。女たちの心の叫びを描く、著者会心の書下ろし長編。

【感想】

   読んでいていたくていたくて、
   途中で何回も深呼吸をしました。

   同級生の子供がまた同級生となり、
   ママ友になれたと喜んだのもつかの間、
   お互いの子の間にいじめがはじまり…。

   母親が自分の子を愛せない気持ち、
   うまく友人関係が築けない気持ちが
   シビアでリアル。

   でも、
   いたいんだけど、
   自分だけじゃなかったんだ、という
   心強い気持ちにもなれました。

   親子の絆、友人の絆。

   なかなか自分の思う通りにはうまくいかないけれど、
   この本を読んだらほんの少しでも
   前向きになれるような気がします。

憧れの女の子  朝比奈あすか  ☆   

憧れの女の子

憧れの女の子
著者:朝比奈あすか
価格:1,470円(税込、送料込)
楽天ブックスで詳細を見る



2013年2月発行 双葉社 260p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

「次は女の子を産むわ」そう宣言して産み分けに躍起になる妻。「本当にどうしても女の子を産まないと駄目なのか」妻の意志に、違和感が濃くなってゆく夫。お互いに心揺れる日々を過ごすなか、新たな命を授かる。果たして、その性別は?そして、夫婦がたどった道はー(表題作)。男女の日常に生じたさざ波から見える、人間の愛おしさ、つよさー。深々とした余韻が胸に響きやまぬ傑作五編。

【目次】(「BOOK」データベースより)

憧れの女の子/ある男女をとりまく風景/弟の婚約者/リボン/わたくしたちの境目は

【感想】

   女性男性の揺れ動く心模様が
   濃く丁寧に描かれた短編5つ。

   その視点の新鮮さ・鋭さ、
   登場人物たちの真摯な思いに触れ、
   自分の考えの偏狭さに気づかされた心持ちです。

   女性であること。
   男性であること。

   これに対する考え方ってひとつじゃないんだもの。
   自分の価値観で相手を測ってはだめだよね。

   女性、男性であることを超えて
   人間であること。

   それを大切にしなければ。
   
   そんな気持ちにさせてくれる一冊。

   これまでの朝比奈さんの作品にあった
   「イヤな感じ」は控えめで
   温かな余韻が残りました。
   
   短編の中のひとつは
   とてもとても切れ味鋭いです。
   どうぞ、不意をつかれて
   心から驚いてくださいませ。


   

プールサイドの彼方  朝比奈あすか   

恋愛、就職、結婚、出産、離婚、そして…。「出産前と出産後」という二つの人生と「女」の圧倒的な本音を抉り出す、新鋭の長編意欲作!

プールサイドの彼方

プールサイドの彼方
著者:朝比奈あすか
価格:1,680円(税込、送料込)
楽天ブックスで詳細を見る



2012年9月発行 実業之日本社 304p

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

ひとりの少女が恋をして、仕事に就き、母になるまでの二十数年間。濃密な日々-。要注目の新鋭が「母と娘」の圧倒的な本音をえぐり出した、著者初の長編小説。

【感想】

   1989年に大学1年生になった石川ひとみが
   その後たどった2012年まで+αの半生。

   恋に仕事に結婚に出産に育児に…
   彼女の選択・奮闘・やるせなさに
   女性が自分の生きたいように生きることの難しさを感じ、
   共感したり悲しかったり。

   語られる世相・情報機器・ネットの変遷も興味深かった。
   あの頃予想もしなかった地点に
   私達はいるのかもしれないけれど、
   女性が仕事を続けることの難しさは
   あまり変わらないような気もする。

   仕事を頑張ることと家族に罪悪感を持たなくていいことが
   両立すればいいのに。

   ひとみは娘のりんにずいぶん我慢させたり、
   悲しい思いをさせたりして、
   そしてある結果が訪れる。

   それはある意味、ひとみにとって
   残酷な出来事かもしれないけれど、
   それでもひとみがあの日、
   プールサイドで水着になったことは幸せのスタートだったと思いたい。